私の名前はジロギン。

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会社の「受電対応」は自分から積極的にするべきなのか?


私の名前はジロギン。


私の会社では、社外の方から会社に電話が入ると、全員の電話機が鳴る。
一番早く受話器を取った人が対応することになる。「受電」というやつだ。


恐らく受電をすることになるのは新卒の社員だろう。初めての業務といっても過言ではにかもしれない。
私も経験した。というより今も2年目であるため、受電はよくする。
受電は誰がしても良い。入社1年目の新卒がしても、入社10年目の社員がしても変わりない。
しかし、受電は基本的に「雑務」に該当するため、新卒の仕事になることが多いだろう。

 


私が新卒の時、受電がものすごく嫌だった。
理由は単純。
「誰がとっても同じである受電を自分がする必要はないし、電話を取ったらお怒りの電話で、関係のない自分が怒られることもあるから」
であった。とばっちりを受けるのが嫌だったのだ。

 

1年目の前半はそんな感じで受電を全くしなかった。受電しなくてもいいように逆にテレアポをしまくっていたのを思い出す。
それで訪問のアポイントが取れれば、社内にいないため受電はしなくても済む。
そう考えていた。

 

しかし1年目の後半から一時的に営業から内勤に近い形になった私は、社外に出ることが無くなり、会社に人がいなくなる年末年始などは受電をせざるを得ない状況になった。
内勤の中では私が一番若手だったので、私が全ての電話に出ていたといっても過言ではない、
もはや受付と化していた。社歴がある人たちもちょっとくらい手伝ってくれてもいいだろ!と思ったものだ。

 

以来受電をするようになったというか、電話が鳴ったら体が反応してし受話器を取るようになってしまった。
反射神経だ。「受電反射神経」という望まれない反射神経が出来てしまったのである。
2年目になった今でもこの神経はまだ働き、受電してしまう。

 

 

果たして受電はするべきなのか否か。
意見は分かれると思うし、私自身受電に良い思い出がないが、
私は受電するようになってから会社での居心地が良くなったので、するべきだと思っている。

 

社内に受電している人がいる中で自分は受電しないというのは、なんとも肩身が狭かった。
1回当たりの受電時間はものの1分ほどかもしれないが、10回出れば10分、20回出れば20分作業時間を削っていることになる。
そういう人もいる中で、自分はのうのうと受電せずにいるのは申し訳なく感じていた。
電話に出ればとばっちりを受けるかもしれないが受電してみたところ、そういう肩身の狭さから解放された。


受電をしない人の中には私のように感じている人がいるかもしれない。
受電が嫌なのではなく、受電しない自分が嫌になってしまうのだ。それは悲しいことだ。

 

 

あと受電をしまくるとめちゃくちゃ電話対応が上手くなる。
これは仕事以外の場でも大いに役に立つ。
電話での予約や営業電話への対応などすべてがスムーズにいくようになる。
私は電話対応の上手さになら自信がある。これは受電で培ったものだ。電話対応のうまさ選手権があれば、地区大会ベスト16くらいには残れるだろう。

 

 


バンバン積極的に受電する必要はないものの、人並みにやっておいた方が自分の役には立つ。
また受電すると「彼(彼女)はよく受電してくれる」と周りの人も認めてくれるようになり、評価も上がる。
クレーム電話を出てしまう以上のメリットが実は受電にはあると私は思う。
だから私は受電をしていくべきだと思うのである。

 

 

…でもうらやましい…電話を受付で一手に受けている企業がうらやましい…
受電しなくていいってことだもんなぁ…
あと各社員に内線番号が振られている企業もうらやましい…
受電はやった方がいいが、やりたくはない作業であることには変わりない。

 

 

 

 

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