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【ガンツ】ステルス機能があまり使われなかったのは何故?西くんのように使いまくるべきだったのでは?

ガンツを読んでいて疑問に思うことがあります。

かなり多くの方が、同じような疑問を抱いているのではないでしょうか?


ガンツの武器の一つに「ステルス機能」というものがあります。

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ステルス機能とは、自分の体を周りの景色と同化させる機能です。ステルス迷彩ともいいますね。

コントローラーと呼ばれる装備で周波数?を操作し、自分の体の色を背景と同じように変えます。


ステルス機能を使えば、敵の星人に見つかりにくくなるため、不意打ちで強力な攻撃を仕掛けることも可能です。

 

ステルス機能はかなり強力な装備である上、100点を取らなくても最初から使用可能な初期装備の一つです。

使用制限も特になさそうなのでバンバン使っていくべきだと思うのですが、登場するキャラクターでステルス機能を使っているキャラクターはかなり限られています。

なぜガンツのキャラクターたちはステルス機能をあまり使わなかったのか、今回はその理由を考えてみました。

西くんはステルス機能使いまくり

主人公・玄野よりも前からガンツのミッションに参加していた、西くんこと西丈一郎。
90点を獲得したものの、ガンツからの解放目前で田中星人に殺されてしまいました。

西くんはその後、大阪編直前で復活しますが、以降の戦いはステルスを使いまくりで、不意打ちかけまくりです。

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西くんはだいぶ序盤で死亡し、以降の戦いに参加していませんでした。ブランクがあるのです。

しかし、突如として星人の数が増え、星人の強さも上がった大阪編でも75点を稼いでいました。

恐らくステルス機能を駆使して、不意打ちで星人を倒していたのでしょう。正面切って戦える装備も力も西くんにはなかったと思いますので。


長いブランクがあっても高得点を残せるくらい戦えるくらい装備としての質の高さがあるステルス機能。

これは他のメンバーも積極的に使うべきだったと思うのです。

さすが!7回クリアの岡八郎はステルス機能を使っていた!

大阪メンバー最強の岡八郎もステルス機能を使っていました。

しかも自身を隠すだけでなく、巨大ロボットそのものにステルス機能を施していました。

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巨大ロボットは並みの星人なら一撃で倒せますが、大きいのでどうしても目立ちます。

そのロボットを隠すためにステルス機能を使っていました。

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圧倒的戦績を誇る岡八郎は、装備を最大限に駆使する戦略を取っています。

その中でもステルス機能は、「星人の出方を伺う」という岡の戦略にはうってつけのようです。

特に大阪メンバーは岡の戦い方を見習うべきだったのでは?

誰もステルス機能は使っていませんでした。

好戦的な彼らにはステルス機能を使ってのコソコソした戦いは好ましくなかったのでしょうか?

なぜステルス機能があまり使われなかったのか?

では本題!

西くんや岡などステルス機能を使うキャラもいましたが、ほとんどのキャラがステルス機能を使わずに戦いに臨んでいました。

星人に対してかなりの有利を取れそうなステルス機能ですが、なぜあまり使われなかったのでしょうか?

その1:ステルス機能を看破する星人がいるから?

星人の中にはステルス機能を看破できる星人がいました。初期に登場した田中星人すら看破していたので、後半の敵はボス以外の星人でも見破れる奴が多かったのかもしれません。

自分ではステルス機能で星人に姿が見えていないと思って近づいたら、実はばれていて逆に攻撃されてしまうことも考えられます。それを恐れて使わないキャラが多かったのかもしれません。

その2:実はそんなにうまく隠れられていないから?

本来ガンツに参加しているメンバーは、周波数が変わって一般人にとっては常時ステルス機能を発動しているような状態になり、視認できません。

ステルス機能で周波数を変えると、星人には見えませんが、一般人に見えてしまうこともあります。

途中から何をしなくても一般人にも丸見えになりますが。


玄野にとっての最初のミッションであるネギ星人編の時の事。

玄野は一般人に近づかれた時、本来姿は見えないはずなのに、「何かいる!」と言われていました。

ステルス機能に一般人でも接近すれば「何かいるな」くらいは分かる程度の性能しかないとすれば、そんなに使い勝手のいい装備ではなかった可能性もあります。

ステルス機能さん涙目。

その3:マンガ的に…

これを言ってしまうと元も子もないのですが、「キャラクターの姿が見えなくなる」ってマンガとして致命的ですよね…

キャラクターたちがみんなステルス機能を使ってしまったら、何が起こっているのか読者にはわかりません。

これではマンガを読む意味がないですね。キャラクターのかっこいい見せ場も作れないです。


マンガ的にステルス機能は非常に相性が悪いと言えます。

みんなステルス機能を使ってしまったら、キャラクターの描かれていない手抜きマンガみたいになってしまいます。

マンガの都合的に、ステルス機能を使いまくるわけにもいかなかったのです。

結論:メタ的な理由でステルス機能は控えめになった

ガンツでステルス機能が使われない理由で有力なのは3つ目の理由でしょうね。

何とか作中の設定の中でこじつけたかったのですが…どうしても思いつかない!

だって本当にステルス機能が使えたら、使わない理由がないんですもん!


自分としても不本意な結果ですが、ガンツでステルス機能があまり使われない理由は、『マンガの都合のため』ということでフィニッシュです。

西くんみたいにみんなガンガン使っていくべきだったのになぁ。

 

 復活したイケメン西くんの活躍が見られるのは、ガンツ24巻!

 

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