私の名前はジロギン。

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ヨシキリザメについてざっくり学ぶ


私の名前はジロギン。

 

各地で捕獲されているサメ。人間にとって危険な種も多いため、ハンティングは欠かせない。
サメと一括りに言ってもその種類は多種多様だ。私はサメが好きでサメについてよく調べているのだが、先ほど知ったこんなサメについての情報は聞いたことがなかった。


水揚げされたサメの胎児の中に「双頭(頭が2つに分かれたサメ」が発見されることが稀にあるそうだ。
原因は不明で、突然変異やウイルス、乱獲による遺伝子への影響など様々な説がある。
双頭のサメ…まるでB級映画にでも出てきそうだが、そんなサメが本当にいるのか…もしこのサメが水揚げされることなく成長していたらと思うと、かなり強く感じる。


ただ、わかっていることとして、この双頭のサメはヨシキリザメの胎児である場合がほとんどだということだ。

 


「ヨシキリザメ」と言われてもピンとこない方が多いかもしれない。ヨシキリザメについてなら私も知っている。
僭越ながらサメ好きとして、今回はヨシキリザメについて少しだけ紹介できればと思う。あくまで娯楽としての知識をつける程度に読んでもらいたい。

 

 

 

ヨシキリザメとは?

 

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Wikipediaより引用


メジロザメ科に属するサメで、かの有名なホホジロザメなども広い視点で見るとヨシキリザメとは仲間に当たる。


全長は2-3mほどで、サメの中では中型といったところだろう。個体によっては全長4m、体重200kg以上のラージサイズのものもいる。ここまでくるとサメの中でも大型の部類に入る。こんなやつに海で襲われたらもう死あるのみだろう。


日本では最も水揚げされる量の多いサメでもある。ということは日本近海にもバンバン生息しているサメだ。もちろんヨシキリザメは人を襲うタイプであるため、できれば出くわしたくないサメでもある。後述するがかなり危険なサメでもある。


大体4〜6年ほどで成体となる。交尾期以外はオスは南の海、メスは北の海で暮らすが、交尾期になるとメスが南下してオスと交尾をする。
この様子は、まるで社会人になって出会いを失った30歳前の女性が婚期を逃すまいと焦って合コンに行き始める様子に似ている。
もう少し夢のある言い方をするならば、中学まで同じだった男女がお互い男子校、女子校に進むが、卒業後の同窓会で出会うようでもある。
後者の例えの方がいいかな?

 

 

 

デンジャラスサメ四天王


ヨシキリザメは最も危険なサメの一種でもある。サメの中では危険なサメとして代表的な4種のサメが挙げられる。そう、「デンジャラスサメ四天王」がいるのだ。


もちろん1番危険なサメは映画「ジョーズ」のモデルとなったホホジロザメだ。体長は大きなもので5mほどになり、強靭なアゴと巨体を駆使して多くの人間を襲ってきた。四天王最強に相応しいだろう。

 


2番目に危険なサメはイタチザメだ。
以前記事にもしたが、好奇心旺盛なサメで、近くにあるものはとりあえず食べてみるというハングリー精神の持ち主だ。

 

 

ヨシキリザメは3番目か4番目に危険なサメだ。やはり人を襲ったり、他の海洋生物を捕食する。しかしヨシキリザメの天敵は四天王最上位のホホジロザメさんであり、手も足も出ない。こんな感じになる。


ホホジロザメ
おいっ!ヨシキリザメ!お前俺のいないところで随分イキがってるらしいなぁ、イタチザメから聞いたぞ。

 

 

ヨシキリザメ
ひいっ!すみません…何でもするので許してください…

 


ホホジロザメ
何でもするか…よし、じゃあ今すぐアザラシ10匹捕まえてこいよ、ダッシュでな。

 


ヨシキリザメ
へ、ヘイ!承知しましたであります!

 


というような関係なのだ。
四天王の中にも格差はある。


ちなみに四天王最後の1匹は、オオメジロザメと呼ばれるサメで、こいつはデカイし淡水でも生きられるそうなので、ヨシキリザメより強いかもしれない。
ヨシキリザメは他の四天王たちから

「奴はデンジャラスサメ四天王の中でも最弱!」

と言われているかもしれない。頑張ってもらいたい。

 

 

 

子だくさん


ヨシキリザメのメスは大体35匹ほどの赤ちゃんを産み、多い個体だと100匹ほどの赤ちゃんをを産むこともある。かなり子だくさんなサメなのだ。
しかも卵生ではなく胎生のため、お腹の中で育ててから出産する。
100ッ子とは大変だ。お母さんの苦労は想像を絶するだろう。「あっ!今蹴った!」どころの騒ぎではない。100蹴りされる可能性すらあるのだ、しかも体内から。死ぬよそんなの。


ただ、サメの子供に多いのだが、お母さんのお腹の中で成長して生まれてくるタイプのサメは、お母さんのお腹の中にいる時から喰い合いが始まり、生き残った個体だけが生まれてくる場合がある。もうお母さんのお腹の中にいる時点で弱肉強食の世界がスタートしているのだ。
ということは、お母さんのお腹の中には一時的に100匹どころではない数の赤ちゃんがいることもあるってことか…わたしは男だが、想像を絶する苦しみなのではないかと思う。

 

 

 

 

 

ヨシキリザメを少しわかりやすくなるよう例えを交えながら紹介したがいかがだっただろうか?飲み会でちょっと面白い話ができる程度の知識はついたかと思う。
ただ私はサメの専門家ではなくただのサメ好きであるため、娯楽としてのサメの紹介がせいぜいだ。本当にサメの知識をつけたい方は、図鑑などをたくさん読むと良い。

 

 

 

美しき捕食者 サメ図鑑

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