私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

池袋西口「麺や寵児」の油そばは私の心を掴んで離さない…


私の名前はジロギン。


学生時代は、大学があった池袋で飲むことが多く、飲み会の前後で池袋にあるラーメン屋、つけ麺屋、油そば屋さんにはよく足を運んだ。
池袋はラーメン激戦区とされていて、大学に通っていた4年間のうちに新しくできるお店もあれば、撤退してしまったお店も数多くあった。


先週の土曜日に行ったお店は、少なくとも私が初めて行った時から今までずっと激戦区を生き残ってきたお店だ。初めて行ったのはもう5年くらい前のことだ。

 

池袋西口から出て、マツモトキヨシのさらに先、徒歩5分くらいにある油そば屋さん


麺や寵児


に行ってきた。
メインメニューは油そばではあるが、つけ麺などもメニューにある。
カウンター席が9つくらいと2人席が3つ、4人席が1つのお店。広くはないが、店内が薄暗くこじんまりしていて、1人で入っても全然恥ずかしくない。

 

私が注文したのは、


油そば特盛(360g)720円

 

f:id:g913:20161115074649j:image


並盛から特盛まで同料金なのがありがたい。
特盛にしないわけがない。私はこればかり注文する。


寵児の油そばはタレが独特で、他のお店の油そばとは全然違う。もう別ジャンルなんじゃないか?ってくらい違う。
油感がそんなになく、「特製タレそば」みたいなイメージだ。


私がこの世に産み落とされて初めて食べた油そばが寵児の油そばだ。
鳥の赤ちゃんは卵から生まれて初めて見たものを親と思い込むそうだが、同じように私にとっての油そばは寵児の油そばだ。他のお店の油そばを食べても、なんだか物足りなさを感じてしまう。
むしろ寵児以外の油そばが好きな方は、別次元の体験ができるかもしれない。


麺は「モチモチ麺」「ゴワゴワ麺」の2種類から選べ、モチモチ麺は柔らかく、ゴワゴワ麺は少し硬い。大きく差はないが、私はモチモチ麺にすることが多い。歯ごたえが欲しい時はゴワゴワ麺にするが、9:1くらいでモチモチ麺だ。これは好みの差だろう。

 

トッピングなしでの具材は、ネギ、海苔、メンマ、ブロック状のチャーシュー。
私は余計なものは入れない。酢もラー油もいらない。スタンダードなタレと具材で十分なのだ。
何も足さない、何も引かないのだ。

 

 


消費税が8%に引き上げられる前は、並盛から特盛まで全て680円で、特盛は420gという素晴らしいコスパのお店だった。値上げしてしまったが、一時期750円だった気がする…少し下がったのかな?


昔の私は完全に寵児の油そばジャンキーになっていて、事あるごとに行っていた。いや通っていたと言っても過言ではなかった。
友人と行った時、飲み会の後だったのだが、特盛420gを食べてもお腹いっぱいにならず、大盛280gも食べ、計700gを食べたことがある。20歳くらいの頃だったかな。食欲のピークとジャンキーが重なると、特盛だけでは抑え込めなくなってくる。

 


好き好きがあると思うが、油そば好きならば一度は足を運ぶべきお店だと思う。
麺や寵児…あー、あの時の私が蘇ってきそうだ…今日もまた行ってしまいそうだよ…