私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

髪の毛が一部だけ薄くなっている理由

髪の毛の生え方って、全体的に均一ではないですよね?
毛量に差があるところがあると言いますか…まぁ触ると薄い部分があるんですよ。
もちろんつむじのあたりは薄くて当然なのですが、私は右側頭部の弱冠後ろ側の髪が他の部分と比べて少ないです。

ハゲている…のだろうか…
しかしそんな様子はない…
そういう生え方をしてしまう体質なのか…



と思いを巡らしていたのですが、心当たりがありました!多分このエピソードが起因しているかも…



あれは20年以上前…わたしが3歳の頃の出来事です。本当にギリギリ記憶にあります。もはやわたしの記憶はこの出来事から始まっていると言っても過言ではありません。

当時わたしが住んでいた近所に、わたしと同じくらいの年の子を持つ家族が数世帯住んでいたのです。家族ぐるみの付き合いをしており、その子たちとも毎日のように遊んでいました。

ある日、その家族たちとスキーに行ったのです。
当時のわたしたちはあまりにもちびっこ過ぎたのでスキーなんて出来ません。
安全な雪山の麓にある、プラスチック製の小さなすべり台などで遊んでいました。

大人たちは滑り終え、わたしたちが遊んでいる場所に近い休憩所にいましたが、大人などお構いなしにわたしたちは遊んでいました。特にわたしは狂ったようにすべり台で滑っていたのです。

何十回目かにすべり台に登ろうとした時でした。わたしはすべり台に積もる雪に足を取られ、後ろにすっ転んでしまいました。
それが運の尽き、すべり台の近くにあった、休憩所の看板に頭をぶつけたのです。

正確には看板の縁で頭を切りました。
雪の上に滴る血。雪の白と血の赤が混ざる。

わたしは泣くこともなく…というより出来ないんですよね!頭の中がわけわからないことになっていて、泣くという機能が発動しないのです。
とにかく親に報告せねばとわたしは休憩所の中に向かいました。

途中で別の子のお父さんとすれ違いました。

お父さん「おう!ジロギンちゃん!もう遊ばなくていいの?」

ジロギン「いや…まぁ…ちょっと…」

お父さん「そうか、どうしたん?」

ジロギン「いや…ちょっと…」

という、まるで上司の飲みの誘いを断るサラリーマンのようなわたしでしたが、
わたしの歩いてきたあとが血に染まっていたことにそのお父さんが気づき、わたしは即医務室に運ばれました。

頭は血管がたくさん通っているので怪我すると血がピューピュー出ちゃうんですよね。




その時頭を切った場所が、まさに右側頭部の若干後ろ側、髪の毛の薄い部分なのです!
もしかしたらよく見ると傷口があるかも…
子供の頃の怪我だからほとんどわからないほど小さくなってるかもしれませんが、わたしの頭には間違いなく傷があるはずなのです。
ゆえに薄毛!ここだけ薄毛!




…当時のことはよーく覚えていますねぇ。多分人生初の大怪我だったと思います。
あの怪我さえしなければ、髪の毛も均一に生えたのに…
あともうちょっと頭も良かったはずなのに…