私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

ちょっと奇妙な話「二重夢」

今朝の寝起きは良いとは言えなかった。

夢のせいだ。
 
悪夢といえば悪夢なのだろうが、非常に体と頭が疲れた。ん?頭も体の一つか。
とりあえず夢の内容から話そうと思う。
 
実は一度目が覚めていた。
時刻は朝の5:52
あと1時間は寝ていられる。
そう思って二度寝を開始した。
アラームは7:00にセットしてあるから安心して眠った。
 
しかし次に目が覚めた時、時刻は7:52
2時間も経っていた。
アラームが鳴ったのに気がつかなかったのか…とにかく会社に遅刻してしまう時刻。
急いでテレビをつけた。だがテレビに表示された時刻は7:27…見間違いかと思い他のチャンネルに切り替える。すると他のチャンネルでは7:37。
 
私は気がついた。この時間の錯綜はまだ夢の中だと。限りなく日常に近い夢の中だと。
 
強引に目を覚ました。
 
やはり夢だった。私は布団の中にいた。
携帯で時刻を確認する。3:50…
戻った?最初の5:52から時間が戻っている?
 
ここで生まれる2つの仮説。
 
1つは、5:52の時点からすでに夢の中で、3:50が現実の時間。
 
もう1つは3:50はまだ夢の中。5:52が現実の時間。
 
答えは後者。意識が戻り時刻は6:42…
約50分間の二度寝だった。しかし、夢の中で起きたはずがまだ夢の中にいるといういわゆる「二重夢」を見てしまった。
 
延々と逃れることのできない夢のループに囚われてしまったような気分だった。
週の初めからこれはキツイ。
心身ともに疲れてしまった。
 
 
 
 
夢占い的に、「遅刻する夢」は精神的に時間に追われている時に見やすい夢ではあるものの、「二重夢」についてはどんな条件下で見るのかはイマイチ答えがはっきりしていない。
 
疲れている時に見るとも言われているが、果たしてどうなのだろうか。
 
 
 
二重夢は不思議な気持ちになる。
まるで幻術にかけられているかのような。
しかしその幻術を解いたとしても、重ねて幻術にかけられていて抜け出すことができないような。
 
もしかしたら誰かが戯れに幻術をかけていたのかもしれない。ある種の呪いなのかも。
 
少し考えると怖いことだ。
起きても夢、また起きても夢。
そう考えると今こうして文章を書いている今も夢の中かもしれない。
 
とりあえず頬っぺたをつけってみる。
ニキビが出来ている。痛い。