私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

筋子を買ってイクラ丼を作ってみよう!

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今日の昼ごはんをかうために、お昼にスーパーに買い物に行きました。
いっつもコンビニで済ますか、つけ麺ばかり食べている私がスーパーに行くのは珍しいことです。本当に食生活が乱れすぎていて、いつか巨大ないぼ痔になり、高血圧で血管が炸裂してしまいそうですね。これは考えなければなりませんな。

スーパーで真っ先に買ったものは私の大好きな納豆です。納豆とご飯があれば私は大丈夫なので、6パック確保しておきました。
納豆は本当に私の心の友達です。リアルに友達のいない私には心を許せる唯一の存在ですから、冷蔵庫にいてくれないと不安になります。

納豆さえあればまぁ十分なのですが、最近「魚介類」を全く食べていないことに気がつき、鮮魚コーナーに向かいました。
何を食べようかと考えていたところ、「筋子」が目にとまりました。
私はお寿司の中でもいくらが好きで、お寿司屋さんでは必ず食べます。サザエさんでもいくらちゃんが好きです。あの人の言うことを全く聞かない性格が私に近い部分があり、親近感を覚えます。

そこで考えたのが、

「この筋子(1パックに2房?と言えばいいのかな?とりあえず2本分)全てをご飯にぶっかけてよぉ〜、イクラ丼にすればうまいんじゃあねぇかなぁ〜」

ということでした。
いくらのお寿司は好きなのですが、不満点はやはり「小さくて少ない点」です。いくらのお寿司なんて一口で食べられます。あぁ、お寿司は2つで1つだから二口はかかるか。まぁすぐ食べ終えてしまいます。
ならばこの筋子を購入し、ご飯の上にかければ則ち巨大ないくらのお寿司になる。
そして不満だった小ささ、少なさを解消できるではないか。これこそが私の追い求めていたいくらの満足な食べ方に違いない!!!



そして私は筋子と、レンジでチンするタイプのご飯を買い、「もしこの筋子を狙って大勢の鳩たちが群がってきたらどうする?」などと考えたり考えなかったりしながら無事帰宅。

早速ご飯をレンジでチン、そして筋子をライドオンさせ、完成。
食べてみると…

うまいっ!

想像通り、巨大ないくらのお寿司を食べているようだ!
ちょっと醤油の味が濃すぎるし、筋子の状態だから粒々がまとまっていて噛みちぎるのに苦労するけど、まぁうまい。
これは成功だ!100人いたら53人がうまいというだろう。過半数がうまいと言えば、うまいんだ!と思いながら食べていました。



するとなんということでしょう、

「うん、まぁ、結構食べたけど…ダメだ、これ、私今日をもっていくらのこと嫌いになったかもしれない」

味の限界を迎えてしまったのです。
体が「もう無理だよいくらはぁ!全然食えねぇよ!本当に!これ以上食べるとアレルギーになるよ!アレルギー!怖くないか?」と叫んでいるのが聞こえそうなのです。

同じものを食べ過ぎると、どんなに好きなものでも一周回って嫌いになってしまうことがあると聞いたことがあります。多分味に飽きてしまうのです。その状態というか、ゾーンに突入してしまいました。

あのパックで売っている筋子って、1人で食べると、その人の人生の中でのいくらにおける致死量みたいなもんで、「俺の体の中では、もういくらなんて奴は何度も葬ってきて、もう嫌になってるよ」ってなってしまう量なんですね。つまり1人で食べちゃいけない量だということです。

私は筋子をなんとか2本食べましたが、いやもういくらは向こう12年は食べられない気がします。後半はちょっと泣きそうになりながら食べてました。まさかたかが筋子にこんなにも追い詰められるなんて午前中は想像もしておりませんでした。あの頃に帰りたい。




あんなにも好きだったのに、突如として嫌いなものになる。それはまさに新婚の夫婦が時間経過とともにお互いの存在が煩わしくなってしまう、そんな感覚に似ているんでしょうね。
今日1日で結婚から倦怠期までの数十年を味わった気分です。

ただ自分の中でやってはいけないことは吐き出すことだなと思いました。
ちょっと食事中の方には失礼になりますけど、そんなこと気にせず書きますね、多分筋子がいい感じに「カエルの卵」みたいになって、「口からカエルの卵を吐き出すモンスターフロッグマン」状態になってしまうと思ったからです。
これだけは気持ち悪すぎるから絶対にやってはいけないなと思い、すべて胃の中で押さえ込みました。





あと、筋子の醤油漬けみたいなやつってすごい塩分量ですね。これは一度に摂取しちゃあいけない量なんじゃないかなと思います。
食生活が乱れている私ですが、スーパーで買い物をしたところで結局大幅に乱れた食材を購入してしまうようです。

なぜいくらがお寿司の量で提供されることが多いのか、それは、その量が適量だからなんですね。イクラ丼にしても、きちんといい感じの量に調整されているんですね。体でもって学びました。もうこんなことはしないなんて言わないよ絶対。

皆さんも筋子の食べ過ぎにはお気をつけください。



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