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【ハンターハンター】ゼノ=ゾルディックのプロフェッショナル〜仕事の流儀〜

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暗殺一家ゾルディック家。
ハンターハンターの世界では超有名な殺し屋の一族で、その自宅は観光地になっているほど。
またゾルディック家の面々は巨額の懸賞金が懸けられており、彼らが写っている写真だけでもかなりの値段で取引されるとされています。


現在の当主シルバ=ゾルディックの父、そしてその子であるキルア=ゾルディックの祖父にあたるのが


ゼノ=ゾルディック

 

です。

 

 

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ゼノはすでに60代後半という年齢ながら「生涯現役」を掲げ、未だに殺し屋として活動をしています。
作中でも幾度かゼノの仕事の様子を描くシーンがありました。それらのシーンではゼノの仕事の流儀、まさにプロフェッショナルな信念や覚悟が感じられるのです。

 

今回はゼノ=ゾルディック、殺し屋としての仕事の流儀を紹介したいと思います。
プロの在り方みたいなものを学べますよ!

 

 

 


信用ある仲間とのみ仕事を成し遂げる


ヨークシンシティ編にて。
幻影旅団がオークションに出品される財宝を狙っているという情報が流れ、十老頭呼ばれるマフィアのボスのような人たちは複数の殺し屋たちを雇い、幻影旅団の暗殺を依頼します。


そこに参加したシルバ、そしてゼノ。
殺し屋たちは悪名高い幻影旅団と戦うには共闘する必要があると考え、各自本名ではなく色でコードネームを決めて呼び合うことを提案します。
しかしゼノは「まるでごっこじゃの。」とその提案を一蹴!共闘しない方針を示しました。
ゼノは誰とも組まず、息子のシルバとのみ共闘します。


これはゼノがいわゆるコミュ症だからというわけではなく、クラピカが言ったように「拙い連携は混乱を招くだけ」という考えに則ってのものだと考えられます。
息子のシルバとは数十年の付き合いで幾度も仕事を共にしている仕事仲間でもあります。
お互いにどのような能力を持ち、考え方をしているのかをしっかり理解しているので、強力な連携ができるでしょう。


しかし、この場で初めて合った者同士では、互いの理解が足りず、勝てる戦闘も勝てなくなってしまう場合も考えられます。不安要素はあらかじめ取り除いておくのです。


その場にいた団長の手刀を見逃さなかった人なども連携することには「互いに流儀も考え方も違う」と反対していることから、実力ある者にとっては信頼できる者以外との連携は、逆に足を引っ張り合うだけということを理解しているのです。


あくまで仕事は信頼できる仲間とのみ実行し、成功率を100%に近づける。
これがゼノのプロフェッショナルとしての考え方です。

 

 

 

同業者への挨拶は欠かさない


先述のように、ヨークシンシティに集まった殺し屋たちに「ごっこ」と侮蔑に近い言葉を浴びせたゼノ。
しかし、彼らも同業者。別の機会でまた仕事を共にしたり、場合によっては情報交換ができる可能性もあります。
そのため、ゼノは


自分の名刺を渡す


そして


仕事の依頼は3割引で請け負う


という営業活動まで行っておりました。
抜け目ないというか、さすがは自営業、ここぞという機会は逃さない。
ただ仕事を請けるだけでなく、次回以降の仕事も獲得しようとする姿、これはプロですね。


ちなみにシルバは最後まで冷たい姿勢でした。
お父さんに営業は任せているということでしょう。まだ甘えが見えます。

 

同業者を見下すのは自分にとって不利になる可能性もある。そういうことを考えて先回りできる、これもゼノのプロフェッショナルとしての考え方です。

 

 

 

 

殺し=仕事


またもヨークシンシティ編。
幻影旅団団長・クロロの居場所を突き止め、戦闘になったゼノとシルバ。
クロロの能力は未知数でしたが、ゼノの命を賭した攻撃とシルバのサポートでクロロを追い込みます。


同時刻に、クロロはゼノと同じゾルディック家で孫にあたるイルミ(その弟のカルト、そしてゼノの祖父にあたるマハも同行)にゼノとシルバの雇い主にあたる十老頭の暗殺を依頼していました。
ゼノとシルバがクロロを始末するより早くイルミたちが十老頭を始末してしまったため、実質的にゼノとシルバの雇い主はいなくなりました。

 

すると早々戦闘を止め、その場を立ち去ろうとするゼノとシルバ。
クロロは不思議がり「殺らなくていいの?」
と聞きますがゼノは


「お主ワシらを快楽殺人鬼と勘違いしとらんか?これはビジネスじゃ。ワシはタダ働きもタダ死にもまっぴらじゃ。」

 

と言い残します。
ゼノたちにとって殺しとはあくまでも仕事に過ぎない。ターゲットに個人的な感情は抱かず、依頼主の指示通りに始末するのみ。それ以上でも以下でもない。
そう割り切っているので、依頼主が死んだ段階で、ゼノたちにとってターゲットを狙う理由は無くなるのです。

 

無闇に力を振るわない。もちろん私情に任せて使えば強力な力を持っているのですが、仕事にしか使わない。
殺しは仕事に過ぎず、そのためにしか能力を使わないと割り切っているあたりはまさにプロフェッショナルと呼ぶべきでしょう。

 

 

 

 

 


仕事を安請け合いしない


キメラ=アント編にて。
ハンター協会会長ネテロは、王・メルエムと1対1での戦闘に臨むため、王を守る護衛軍たちと王を分断するため、ゼノに仕事を依頼します。


直接護衛軍と戦闘するわけではなく、あくまで分断するだけの仕事でしたが、作中では、ネテロは


巨額をはたいてゼノに依頼した


と明示されていました。
ネテロはゼノよりもだいぶ年上です。ゼノが乳飲子の時からジジイだったそうなので、相当年上ですね。
さらにゼノはネテロに「毎回泣かされる」と言わしめるほどの実力差もあります。


年上で腕っぷしも上の相手に対しても、巨額の依頼金を請求するゼノ。
普通そんな相手にならば、間違いなく値引きするか、もはやタダで請けてしまうとのろですが、ゼノはしっかり相当な額を取りました。

 

先述の同業者に対する値引きの件もありますので、知人であるネテロにも値引きしている可能性はあります。しかしネテロ的にも巨額と感じるだけの金額を請求しています。
これはいかに知り合いだとしても1人値引きしてしまうとその噂が広がって次々に値引き交渉をしてくる輩が増えるためです。
まるで1匹の野良猫にエサをあげると次々と他の野良猫たちが寄ってきてしまうように。


たとえ知人だとしても安請け合いすれば、次々安く仕事を請けることになり、結果安い給料で高度な依頼を請けなければならないことになる。
それはプロとは言えません。駆け出しの頃にやることです。
自分の質を落とさないためにも、誰であっても安請け合いはしない、これがプロの流儀です。

 

ちなみに、
過去にゾルディック家の次男・ミルキが父のシルバに


「15人殺るから150億ほど貸してくれ!」


と相談を持ちかけています。
ミルキは引きこもりっぽいタイプで、そんなに暗殺の仕事をしているとは思えませんが、15人殺せば150億貰えるだけの殺しのテクニックがあるとあうことです。


ゾルディック家がどの家族が担当するにしても一律で同じ額で請け負っているのか、それとも各自の技量に応じて金額が変わるかどうかわかりませんが、現役で戦闘を行うゼノの方がミルキより高い金額で請け負っていると考えるのが自然です。
しかもキメラ=アントの上位実力者たちと相対するということは150億では済まない金額を請求している可能性が高いですね。

 

 

 

 

 

本当に仕事以外の殺しはしない


ネテロの依頼でキメラ=アントたちの根城となった城に「龍星群(ドラゴンダイブ)」で無数の龍の矢を落としたゼノ。


この龍の矢に、念能力を使えない一般人であるコムギが当たってしまい、瀕死の重傷となってしまいます。
仕事を終え、帰ろうとしていたゼノ。
そこに現れたキメラ=アントの1匹、ヂートゥに


「家業を継いで初めて一般人を殺してしまったかもしれない」

 

とショックを隠しきれない様子で、ネガティヴな気持ちを吐露していました。
敵であるキメラに心情を打ち明けるあたり、これは相当ショックだったと見えます。


家業を継いで以来ということは、ゼノもキルア同様10代から殺し屋として働いていたとすると50年以上ターゲットのみを始末し、それ以外の人たちには手を出さなかったということになります。50年積み上げてきたことが崩壊するというのは非常にショックです。私は50年生きていないのでわかりませんが、1年でも積み上げてきたものが崩れるのは嫌な気分になると思います。例えるなら長年育てたペットが死んでしまうという感情に似ているかもしれません。


快楽殺人鬼ではなく、自分は殺し屋という自覚
のもと仕事として以外は殺しは行わない。
そういう価値観を50年以上持ち続けてきた、ゼノのプロとしての一面が垣間見れたシーンでした!

 

 

 

 

まとめると、ゼノのプロとしての流儀は、


・信頼ある仲間とのみ仕事を成し遂げる
・同業者への挨拶は欠かさない
・殺し=仕事
・仕事を安請け合いしない
・本当に仕事以外で殺しをしたことはない


ということになります。
ゼノの仕事は殺し屋という特殊なものですが、この仕事を皆さんの今行っている仕事に当てはめれば、参考になる部分があるのではないかと思います。


特に自営業の方なら参考になるのではないかなとか個人的には思います。

 

しかし…しかしです…
残念なことに、作中でゼノは…


一度も任務遂行出来ていないのです…


幻影旅団暗殺も依頼主死亡のため途中断念。
王と護衛軍の分断もそれほど苦労せず行え、コムギという一般人を負傷させる。

作中描写ではゼノの任務遂行率は0%…
これはプロとしてはどうなのかなと…
おそらく描かれていないところでの仕事はとても高い成功率でこなしているんでしょうね!うん!そう!そうに違いない!!!

 


プロ意識というのはなかなか持ちにくいものだと思います。
自分は何かのプロなんだという意識は大切です。普通の方でも、「今やっている仕事や趣味のプロである」という意識を持つと、成果が出たり、今以上に頑張ってみようという気持ちになれると思います。


私も、まぁ程遠いですが、プロのブロガーのような気持ちでブログを書こうと思います!!

 

ゼノの強さが見れるのは11巻!

 

 


こちらの記事もどうぞ!!

 

g913.hatenablog.com