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【ハンターハンター】キルアのかっこいい暗殺術をまとめてみた!

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ハンターハンターにおけるバトルといえば念能力を駆使したものが目立ちますが、念能力だけではなく単純な「技術」としての技も見所だと私自身は思っています。確かに目立たないものの「かっこええ・・・」と憧れてしまうような技も多いのです。

その代表格となるのがキルアが随所で見せた「暗殺術」の数々です。念能力ではなくキルアが幼い頃から暗殺者として培ってきた訓練によって得た技は読者の中二病を全開にしてくれます。なんなら、私はキルアの暗殺術を見てハンターハンターを好きになったくらいです。それくらいかっこいいのです。

そこで今回はキルアの念能力ではなく

キルアのかっこいい暗殺術

についてまとめてみようと思います。

 

 

 

キルア=ゾルディックとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 21巻129P/冨樫義博)

幼い頃から、超一流の暗殺者である祖父、父、そして兄の熱心な教育によってキルアも暗殺者として育ちました。初登場時は主人公のゴンと同じく12歳だったものの、その戦闘技術は一級品で、合格するのが非常に難しいとされるハンター試験をゲーム感覚で楽しむ余裕があるほどでした(さすがに念を使えるヒソカやイルミには敵いませんでしたが)。「キルアの暗殺者としての才能はゾルディック家始まって以来だ」と家族全員が期待していたのですが、キルア自身は暗殺者として生きることに嫌気がさしており、家族の元を離れてゴンとともに自分の生きる新たな目的を探して旅をしてきました(今はアルカとラブラブ旅行中のようですが)。

キルアの念能力は自分のオーラを電気に変化させて攻撃や反応スピードを上げるなど電気の性質を幅広く応用する能力です。基本の念の技術に加え「発」も体得したことでキルアはキメラアントも余裕でなぎ倒すくらいに強くなりましたが、元はと言えば厳しい暗殺の訓練に身を投じていたために身についた強さです。生まれた時から電流を浴びて拷問に耐えられるようになっていたり、毒を飲んでも体に異常が見られぬほどの耐性をつけていたりと、描写こそなかったものの、想像を絶するほど険しい訓練を積んできたと思われます(さすがのビスケもキルアの才能を評価しつつもその背景にある境遇に心痛めていました)。

キルアの暗殺技術はいびつとも言える訓練の末体得した「悲惨の結果」であると思いますが、それでもやっぱりかっこいいなと思ってしまう魅力があるのです。

それではキルアの念能力以外のかっこいい暗殺術をまとめてみようと思います。

 

 

 

肢曲(しきょく)

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(引用:HUNTER×HUNTER 2巻101P/冨樫義博)

キルアがネテロの対して使用した暗殺技術です。足運びに緩急をつけることで残像を生じさせ、敵を惑わします。「暗歩(あんぽ)」という無音歩行術を応用した高等技術です。キルアは「音を殺して動く」のが癖になっていますので、ほぼ完璧なレベルで肢曲を使いこなせています。その技術の高さにはネテロも驚くほどでした(ただ闇商売の専売特許のような技なので、ゴンに対しては「(どうやってやるか)知る必要はない」と言っていましたので、ネテロ自身も異常に高い暗殺技術を持つキルアの境遇に対してそれほど好感は持ってなかったと思われます)。

相手を惑わすための技なので、肢曲で直接敵を倒せるわけではありませんが、敵の隙を生み、確実に攻撃をヒットさせる意味では暗殺の補助として使い勝手のいい技術だと思います。序盤に登場した肢曲ですが、グリードアイランドではサブを幻惑し「雷掌(イズツシ)」を当てることに成功していましたので、かなり実力の高い的にも有効な技でもあります。

 

 

心臓を盗む

もはやキルアの代名詞的なシーンになっていると思います。ハンター試験三次試験、トリックタワー内にて凶悪な殺人鬼「解体屋ジョネス」の心臓をすれ違いざまに抜き取った技術です。ジョネスは一瞬何があったかわからないほど音もなくスムーズにキルアは心臓を盗みとってみせました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 3巻80P/冨樫義博)

キルアは肉体を操作し、指を変形させ「ナイフ以上に切れる」と称する鋭い爪を形成できます(これは念能力ではありません)。

関連記事:【ハンターハンター】キルアの爪はシンプルな能力だけどかっこいい! - 私の名前はジロギン。

この爪によってキルアは心臓を盗みやすくしているのです。いくらジョネスが危険な犯罪者だとしてもさすがに心臓を取られて握りつぶされたら死にますね。「纏」が使える念能力者や硬い外殻を持つキメラアントには効かないかもしれませんが、並の相手であれば一発で倒せます。まさに暗殺の名にふさわしい技術です。

ただ、キルアの心臓盗みはまだ不完全なようです。ジョネスの心臓を盗んだ際、ジョネスの左胸あたりから出血が見られましたが、キルアの父・シルバは血を一滴も出さずに盗めるそうです。心臓を抜き取って血が出ないというのはどういう原理なのかわかりませんが、キルアの暗殺術にはまだまだ伸びる余地があるみたいですね。

 

 

毒・電気が効かない

先述の通りですが、キルアには毒や電気は効きません。電気は正確に言うと「我慢できる」だけで痛いとは感じているみたいです。暗殺技術というより暗殺者としての性能みたいな話になりますが、いつ捕まって尋問、拷問を受けるかわからない暗殺者としてはこう言った耐性をつけておくこともまた技術の一つだと思います。

キルアはハンター試験開始直前に新人を潰そうと考えていたトンパの下剤入りジュースを大量に飲みましたが、顔色一つ変えずに「毒じゃ死なない」と一蹴しました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 1巻130P/冨樫義博)

天空闘技場でリールベルトと戦った際には、リールベルトの鞭から放たれた100万ボルトの電流が直撃しても余裕の表情で耐え切っていました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻97P/冨樫義博)

攻撃面だけでなく防御面でもキルアは常人離れした能力を持っています。殺す技術だけでなく耐える技術を体得するのも一流の暗殺者ということでしょう。

 

 

手刀

 天空闘技場の低層階で、キルアは対戦相手に対して手刀のみで戦っていました。天空闘技場は世界各国から腕自慢たちが集まる闘技場で、低層階といえども油断ならないのですが、6歳の時点で200階クラスにまで到達していた経験のあるキルアにとって敵になるような相手はいないのです(念能力を支えたズシ以外)。ということでキルアは手刀だけで相手を気絶させ続け、会場では「手刀のキルア」とまで呼ばれてました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 6巻28P/冨樫義博)

キルアの手刀も暗殺訓練の賜物でしょう。ただ力強く攻撃すればいいのではなく、体のどこを攻撃すれば一発で相手の意識を奪えるのか把握している必要があると思います。一発で敵を仕留める暗殺を生業としてきたキルアですから、人体の急所も心得ているはずです。

ただ、手刀といえば幻影旅団団長のクロロですよね。手刀でネオンを気絶させていましたが、クロロの手刀は「団長の手刀を見逃さなかった人」と「セメタリービルの監視カメラ」以外では見逃してしまうほどのスピードです。キルアの手刀は天空闘技場の実況のお姉さんや観客にも見えていましたから、一般人にも見切られてしまうスピードです。クロロの手刀は基本的には目に見えず、ネオンが気絶したのを体調不良に装えるほどですからスピードが全然違います。威力は・・・微妙ですね。クロロの手刀は本気で打てばネオンの首を切り落とすほどの威力のようですが、ネオンは念能力者といえど戦闘用の念は使えない普通の女の子です。一方でキルアが手刀で気絶させていた相手は弱いと言っても格闘に自信のある屈強な男達でした・・・う〜ん悩む!今度「クロロの手刀とキルアの手刀はどちらが強いのか?」っていうテーマで考察しますね!

 

 

 

関節外し

これも攻撃に使う暗殺技術というよりは補助的な技術です。ヨークシンシティで幻影旅団を追跡中に見つかってしまったゴンとキルア(正確にはクラピカの身代わりにわざと見つかりました)。2人はマチの糸によって両腕を縛られた状態になり、身動きが取れませんでした。

クラピカが計画したゴンとキルア救出作戦が実行される中で、キルアは両腕の関節を外し、マチの糸をすり抜けていました。その後外した関節を一瞬ではめ直し、パクノダに攻撃するという慣れた動きまで見せました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 12巻146P/冨樫義博)

キルアの関節外しは間違いなくマチに捕まった時のような状況を想定して会得した技だと思われます。捕獲されても隙をついて逃げられるように。

子供の頃「俺、自分で関節外せるよ。」と言っている子がクラスに一人くらいいたものですが、その200倍くらいすごくしたのがキルアの関節外しです。肩、肘、手首、3カ所の関節を外して瞬時にはめてましたからね。

こんなにすごい暗殺技術を持つキルアですが、この時マチに攻撃した際は、心臓を狙おうとしたのか胴体に爪を突き立てました。しかしマチの筋肉で止められ急所まで届きませんでした。挙句の果てにマチからは「狙うなら首だよ」とアドバイスされる始末。この時ばかりはキルアも判断ミスをしてしまったようです。まだ暗殺者として未熟な部分はあるみたいです。

・・・いや、それともどさくさに紛れてマチのおっ・・・いや、何でもないです。キルアのナイフより切れる爪を腹筋か胸筋だけで止められるマチの筋力はどうなっているのでしょうかね・・・

関連記事:【ハンターハンター】幻影旅団のマチの可愛さや魅力について紹介する! - 私の名前はジロギン。

この関節外しですが、一度だけキルアは攻撃にも応用していました。

 

 

蛇活(だかつ)

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(引用:HUNTER×HUNTER 19巻91P/冨樫義博)

関節外しを応用したとみられる攻撃用の技術がこの「蛇活」です。蚊のようなキメラアントと戦う時に使用しました。関節を外しグニャグニャになった両腕を鞭のようにしならせ、キメラアントの腕を破壊していました。キルアの高速の手さばきと、この時点では念をかなり高いレベルで使えるようになっていたことがあり、オーラで強化された攻撃力とが相まってキメラアント相手でも容易に攻撃が通る強さになってしました。

この「蛇活」ですが、何の前触れもなく登場する技なので、読者としては「蛇活?何それおいしいの?」とクエスチョンマークが出てしまいますが、あまり深く考えずに「キルアの暗殺術の一つなんだろうな」くらいに読めばいいと思います。

 

 

 

ヨーヨー

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(引用:HUNTER×HUNTER 18巻40P/冨樫義博)

キルアはグリードアイランド後半〜キメラアント編までヨーヨーを武器にして戦っていました。それまでキルアの攻撃手段は基本的に素手でした。このヨーヨーはただのヨーヨーではなく「アニキ特製の合金」(このアニキとはおそらくミルキの事だと思われます)でできており、重さは1個50kg。そんなヨーヨーを2個所持していました。

ほんの手のひらサイズのヨーヨーが50kgの重さを誇ってるなんて、わけのわからない合金ということはさておき、これはまさに暗殺に使えそうな武器、すなわち「暗器」と呼べますね。携行も容易ですし、当たればまず死にます。50kgの金属が頭に直撃でもしたら・・・考えるだけでおぞましいです。

キルアはこのヨーヨーを異常なほどのスピードで振り回します。その速度はシュートですら手が出せないほど速く、キメラアント(と言っても弱い兵隊ですが)2体の頭を一瞬で破壊するほどのスピードです。50kgの金属を超高速で振り回す・・・これも歴とした暗殺術ですよ、ええ。

しかしこのヨーヨーはキメラアント化したパームによって破壊されてしまいました。もう登場することはないかと思いますが・・・キルアは「神速(カンムル)」で作中屈指のスピードを手に入れてますので、さらにヨーヨーまで加わったら強すぎますからね。パームによってキルアの強さに調整がかけられたものと思われます。

 

 

キメラアントの首や頭を攻撃

キメラアントは頭を破壊しなければ数日生きていられるほどの生命力を持っており、無力化するためには少なくとも胴体と身体を切り離す必要がありました。カイトもゴンに頭を狙うように指示していましたね。

キルアは序盤からキメラアントに対して頭や首を攻撃していました。やはり暗殺の技術を心得ている者としては首から上を狙うのが最も効果的だと知っていたのでしょう(マチにアドバイスされた影響もあるかもしれません)。キルアも念を習得してさらに攻撃力が上がっていることもあって紙をむしるかのようにキメラアントたちの首を切断していました。

ただですね、このキルアの攻撃力ですが、あまりにも高すぎる気がするのです。キルアはキメラアントの兵隊長であるラモットの首を切断し、頭部を片手で潰していましたが、ラモットって念が使えない状態でもゴンのジャンケングーを耐えきるだけの防御力がありました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 21巻132P/冨樫義博)

そんなラモットを一撃で倒せるキルアの攻撃力はおかしいレベルです。念を覚え、イルミの針も取り、暗殺技術がさらに向上したキルアではありますが、主人公の必殺技を耐え抜く敵をこうもあっさり倒していいのかな・・・?いいか。キルアもほぼ主人公ですし。

 

 

 

キルアは念能力が使えない時からでも持ち前の暗殺技術があったので、そんじょそこらの敵には負けませんでした・・・ってそんなこと今更言わなくてもハンターハンター読者の方ならわかってますよね。さらにこの高度な暗殺技術があった上で「雷掌(イズツシ)」「落雷(ナルカミ)」「神速(カンムル)」などもありますからね、今のキルアに勝てるキャラはほとんどいないような気がします。

 

正直私は、作中序盤を読んでいた時はキルアへの家族の期待値に対して

「何でキルアが天才扱いなの?イルミの方が強いし、一生懸命家族のために働いてるし、イルミの強化に力を注いだ方が良くない?キルアは言うこと聞かないし。」

と思ってました。弟のカルトも早々に念を使えるようになってましたし。でも今考えると、12〜13歳くらいで高度な暗殺技術を多数会得し、念能力も星持ちのハンターたちが高く評価するレベルで扱えるようになり、キメラアントの護衛軍と正面切って戦っても生き残っているのがキルアなんですよね。そりゃゾルディック家揃って期待するわけです。私の見る目が腐っていたようです。すみませんでしたキルアさん。

 

アルカをめぐるイルミとの戦いではキルアはイルミと相対して涙していました。イルミに対しては戦って勝てるかどうかということ以上に幼い頃に施された教育からのトラウマが少なからずキルアの中に残っているのではないかなと思います。ただ能力的にはキルアがイルミに勝てる可能性は十分にありそうなんですよね。それでも戦わなあったのはアルカを守るためでもあるし、イルミが家族だからということもあるし、イルミに対する恐怖心もあったからだと思います。針を取ってもイルミに対する恐怖心はなかなか取れなそうですよね。普通にイルミ怖いし。

ただイルミも悪気があってキルアに恐怖心を抱かせるような接しているわけではなく、全てはキルアのため、ゾルディック家のためなんですよね。歪んだ家族愛ではありますが、イルミも自分が正しいと思ったことをしているわけで、ゾルディック家的にはイルミの行動こそ正しく望むべき行動でありますから、キルアとしてもイルミを完全な敵とみなすことはできなさそうです。

 

キルアの暗殺技術は家庭環境が生んだ悲しい産物ではありますが、こういう地味だけど戦いを有利に進めてくれるような、漫画に登場する技が私は本当に大好きです。できるようになりたい!まぁゾルディック家の教育を受けてたら間違いなく私は死んでますが、独学でなんとかできるようになりたい!

さて、そろそろ「肢曲」のお稽古しなきゃ!

 

 

キルアの衝撃的な暗殺術炸裂!ハンターハンター3巻!