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【ハンターハンター】ウイングの塾・サロン運営が理想的すぎる件!

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ハンターハンターの主人公・ゴンとその親友・キルアの師匠に、ウイングという人物がいます。寝癖頭でメガネで華奢な、一見すると全く強くなさそうな男性ですが、れっきとしたプロハンターであり、念能力者でもあります。

ウイングは天空闘技場にお金稼ぎでやってきたゴンとキルアに、もともと教え子だったズシとともに念の基礎を教え込みました。

このウイングの念の指導教室、塾と言った方が良いでしょうか、これが本当に理想的な運営をしていると思うのです。今回は

ウイングの理想的な塾やサロン運営!

という観点で書いていこうと思います!

f:id:g913:20170816203705j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 7巻107P/冨樫義博)

 

 

 

プロハンターという肩書き

先述の通りウイングはプロのハンターです。きちんとハンターライセンスを持っています。プロハンターになるためのハンター試験には毎年何百、あるいは何千人という受験生が参加します。が、あまりにも厳しい試験内容のため、合格者が1人も出ない年も珍しくないほどです。プロハンターにはなりたくてもなれるものではありません。

つまりウイングが「プロハンター」という肩書きを掲げるだけで、念の先生としてはこれ以上ない存在なのです。プロハンターは念能力にも長けていますので。言ってみれば、プロハンターという肩書きは「東大卒の塾講師」みたいなものです。ウイングが「今でしょ!」と言えば門下生もみんな「今でしょ!」というくらい信頼を集められます。

実績や肩書きがある人が運営する塾は、それだけで生徒としても安心感や信頼感を持てますので、かなり効果的な集客が見込めるでしょう。

 

 

対象者は初心者

ウイングが指導している門下生たちは、おそらくゴンやキルアのように天空闘技場に挑戦してきた者たちでしょう。当時念を使えなかったゴンとキルアも念なしで200階クラスに到達することはできました(この2人はもともとずば抜けた戦闘センスを持っていましたが)。しかしそこから先は、皆当然のごとく念を使うので、念を知らないままいけばまず死は確実でした。

そこでウイングの出番です。念を知らない天空闘技場の挑戦者を相手に念を教えるのです。教えてもらう側は、自力ではまず体得不可能な念を教えてもらうために何でもするでしょう。ウイングの言うことも素直に聞くはずです。あの捻くれ者のキルアですらウイングの指導は素直に受けてましたからね。初心者は情報やスキルが0なので、何でも素直に聞いてくれます。これは指導者としては非常に楽で望ましい状況です。

f:id:g913:20170816203829j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 6巻79P/冨樫義博)

また、ウイングがゴンとキルアに教えたのは念の基本技術のみでした。2人とも時間の制限があったためでもありますが、ウイングとしては念の基礎だけ教えるのであればそっちのほうがいいはずです。なぜなら楽だからです。

初心者にとっては基礎的な技術を身につけることすら大変ですが、ある程度技術を身につけた者にとって基本技術は息をするように簡単なこと。それを教えるのであればとっても楽なはずです。ウイングは天空闘技場にやってきた初心者に指導することで、自分にとっても楽に指導できる状況を作り出していたというわけですね。

 

 

開業費、維持費ほぼ0ジェニー

念の修行は精神を鍛える面が強いです。トレーニングマシンでいくら鍛えたところで念を使えるわけではありません。精神を研ぎ澄まし、自分の身体を流れるオーラを感じ、操ることで習得できます。

逆に言うと、念の修行は静かに心を研ぎ澄ませせる場所でならどこででもできるのです。クラピカなんて山の中で修行してましたし。ですので念の修行に当たって備品を語り場所を用意するなどの初期投資や開業費は0ジェニー!強いて言うならハンター試験を乗り越えて、裏試験までクリアすることが課題となりますが、それらも交通費と生活費くらいで実質0ジェニーでやろうと思えばできます。

それに伴い、場所や器具もいらないので固定費、維持費なども0ジェニー!これは魅力的なビジネスモデルですね。初期費用もいらず、維持費もいらないなんて最高すぎるビジネスです。

f:id:g913:20170816203925j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 7巻107P/冨樫義博)

もちろん肉体的なトレーニングも必要ですが、筋トレなら器具がなくてもできますし、実際の戦闘を行うのもウイングの指導環境ならば可能です。そう、世界中のバトルマニアたちが集まる天空闘技場の麓で指導しているので。

 

 

即実戦できる環境

前の項目につながっていますが、ウイングは天空闘技場付近で念の指導をしているので、門下生がある程度念をマスターしたら、腕試しということですぐに実戦に取り掛からせることができます。

しかも天空闘技場は強さによって階層が分かれているので、門下生は同レベルの実力者と実戦できます。同レベルのものと競うことで実力が上がったかどうかもわかりやすいです。

何事も勉強しただけでは身につかないんですよね。勉強はあくまで理屈を学ぶもの。念の修行も実戦で行うとなれば修行とは勝手が違います。敵は自分の命を狙ってくるし、戦いながらオーラを練ったりオーラを使う配分を考えたりと、ジッとしながら行う修行とは別物です。

実戦の中で使えて初めて実力です。勉強も同じで、理解したつもりでも試験で点数を取れなければ実力ではありません。「学ぶ→実践」するという流れはとても大切です。それが即できる環境で教えているあたりも、ウイングの塾運営の巧みさが垣間見えます。

 

 

門下生に受講料を稼がせる

天空闘技場は、勝てばファイトマネーとしてお金がもらえます。キルアの話では、190階クラスで勝つと1戦するだけで2億ジェニーのファイトマネーがもらえるそうです。門下生は、ウイングに習ったことを実践しながらお金まで稼げてしまいます。しかも数千万から億単位で。

f:id:g913:20170816204007j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 6巻7P/冨樫義博)

これは門下生にとっても嬉しいことですし、ウイングにとっても嬉しいことです。なぜなら受講料を取りやすくなるからです。2億ジェニー丸々ふんだくるのはアコギすぎますが、例えば定額で毎月20〜30万ジェニーくらいを受講料として提示しても払う人はいるでしょうし(何せプロハンター様にご指導いただけるわけですから)、天空闘技場で上の階にに登れば余裕で払える金額です。ただ、これだとウイングがあまり儲かりませんね。ゴンとキルアとズシ3人を教えたとしても月60〜90万ジェニーほど。だったらウイングが天空闘技場に挑戦した方が稼げます。

ウイングが稼げて、門下生も納得してくれそうなお金の取り方は、

天空闘技場で勝利した時のファイトマネーの5%を受講料としていただく

というような形式ですかね、成果がない以上は門下生たちは受講料を払わなくていいですし、受講料をもらうためにウイングも必死で教えます。その結果キルアのように190階クラスまで勝ち上がる門下生が出れば、ウイングは2億ジェニーの5%なので1000万ジェニーが懐に入り、残りの1億9000万ジェニーは門下生のものになります。

これならば両者納得がいきそうですね。成果報酬型の塾です。成果が出なければ受講料無料の塾なんて入って損なことがないですね。

 

それでもウイングが天空闘技場で戦った方が稼げそうではありますが、ヒソカやクロロみたいなやつが挑戦してくることもあるので、ウイングは自分で戦うのは避けて、指導側に回っているのかもしれません。

 

 

 

ウイングの指導力も確か

ウイングの実力は作中で明らかになりませんでした。しかし超ベテランのトッププロハンターのビスケがウイングの師匠です。ビスケの修行は作中にもあった通りで非常に過酷を極めますが、それを乗り越えたウイングは間違いなく高い念の実力を持っていることでしょう。決してプロハンターの肩書きを使って詐欺を働いたり、念の初心者だけを狙って適当に指導するようなことを積極的にしているわけではないです。

f:id:g913:20170816204051j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 14巻152P/冨樫義博)

さらに、ゴンとキルアの場合は事情と本人たちの希望によって、本来ウイングとしては不本意な方法で、強制的に一瞬で念を使える状態にしましたが、これは危険な行為で、場合によっては死に至る方法でした。通常ウイングの指導方針としては「1ステップずつ着実にクリアしていくこと」がモットーで、基礎からじっくり教えてくれる先生です。

しかもウイングは本当にいけないことをしない限りはとても穏やかで優しい人ですので、教え方も非常に丁寧です。

十分な実力を備え持ち、基礎から手取り足取り教えてくれて、しかも優しい・・・こんなウイングの指導力、学校や塾だったら絶対人気の先生ですよね。

 

 

超優秀な生徒を輩出

ウイングがゴンとキルアを指導することになったのは、ウイングが画策したことではなく、偶然による部分が強いです。どのみちゴンもキルアも念の存在には気がついたでしょうが、そのきっかけがウイングかどうかはわかりませんでした。

ただ結果的に、ウイングは確かにゴンとキルアに念の指導をした師となりました。そしてゴンとキルアはウイングの指導を受けた後、グリードアイランドクリアやキメラアント事件の解決に協力するなど世界規模で話題になるような功績を立ててくれました。ウイングとしてはもう大喜びですよね。なぜなら「あのプロハンター・ゴンとキルアは、この私、ウイングの元で念を学び、育ちました」とアピールできるからです。

念の存在は世間に知られてはいけないので、あまり公にはできませんが、念を学びたいと思っている新人プロハンターや天空闘技場の挑戦者を呼び込むにはこの上ない説得力を持つ実績です。

 関連記事:【ハンターハンター】ゴンとキルアは功績からしてシングルハンターになってもおかしくないはず! - 私の名前はジロギン。

例えると、「ノーベル物理学賞を取った〇〇さんが学生時代に通っていた塾です!」とアピールしているような感じです。これを聞けば、自分も優秀になれるだろうと、子供達やその親からの入塾希望が殺到しそうです(予想ですが)。

ゴンとキルアが頑張って功績を立ててくれたおかげで、ウイングもさらに先生としての名を上げることができたわけですね。生徒の功績も塾運営に利用できます。

 

 

 

まとめ

ということで、ウイングの理想的な念の塾運営を構成する要素としては

・肩書き

・初心者向け

・開業費、維持費0ジェニー

・実践(実戦)できる環境

・門下生にも収入あり(結果それが受講料にもなる)

・確かな指導力

・生徒も実績を上げている

以上7つがあるかと思います。

 

世の中にはこう言った塾だったり、セミナーだったり、近年はサロンやnoteなどを運営し、自分の持っているノウハウを希望者に教えている人も多いかと思います。そういった人たち全員がこのウイングのような要素をすべて網羅しているわけではないと思います。ウイングの場合は正直指導者としてありえないくらいハイスペックですし、環境や運に恵まれてもいます。所詮漫画ですので。

むしろウイング並みにすべての要素を揃えるのはまず難しいでしょう。まぁ全部の要素がなくても塾などは運営できると思います。

 

ただ塾などの運営をするのであれば、ウイングの持つ要素は素人目に見ても理想的なものばかりだと思いました。漫画の世界のことではありますが、意外と現実にも共通する指導環境を作り上げていたウイングの紹介でした。

 

 ウイングの理想的な塾やサロン運営のコツが読めるのはハンターハンター6巻と7巻

 

 

一応, ガチのサロン運営などをまとめた書籍はこちら