私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

「サラリーマンってすごいな」と考え直した話

 

私の名前はジロギン。

 

今回は

サラリーマンってすごいな

と考え直す事があったので、その話をしたいと思います。

 

私は現在、サラリーマンであり、ブログを書くブロガーです。

SNSでは他のブロガーとやりとりする事が増えてきています。

すると、

 

「サラリーマンなんてやりたくない!」

 

「サラリーマンみたいな働き方はクソだ!」

 

みたいな、サラリーマンに対するネガティブな意見を聞く事が多いです。

 

私もサラリーマンが嫌で、「絶対にやめてやる」と思ってブログを書き始めた人間です。

が、よくよく考えてみると、

長年サラリーマンやっている人って、やっぱりすごいなと思うのです。

 

 

 

月収20万円稼ぐこと

私のサラリーマンとしての月収はだいたい20万円です。

正直20万円では貯金するほどの余裕はないのですが、ギリギリ1ヶ月生活することはできます(奨学金ェ・・・)。

 

1ヶ月生活できる金額が20万円。

この20万円をブログだけで稼ぐというのは並大抵のことではないです!

私も月間100万PV超えてようやくブログだけの月収が20万円超えた感じです。

 

しかも20万円超えたのはその月だけで、翌月は20万円を下回っています。

1ヶ月だけ20万円を超えることもハードルは非常に高いですし、持続させるのはもっとキツイです。

 

一方でサラリーマンは、会社に入社してクビにさえならなければ月20万円をもらい続けることができます。

ブログに比べると安定していますよね。

 

だからこそ

ブログで20万円稼ぐことは、サラリーマンが20万円稼ぐことよりすごいこと

という理屈は十分わかります。

 

もっと言うと、ブログは同じ作業時間でも、サラリーマンの給料を大幅に上回る収入を得られる可能性もあります。

同じ時間をかけるのならば、ブログの方がいいと考えるのも当然と言えば当然ですよね。

 

サラリーマンも給料は年々上がりますが、微々たるもの。

可能性(ブログ)を取るか安定(サラリーマン)を取るかで分かれます。

 

まぁ多くの人が楽で安定しているサラリーマンを取ると思います。

けれども!

サラリーマンも月20万円もらえるだけの苦労はしていると思うんですよね。

果たしてサラリーマンでいることは安定と言えるのでしょうか・・・

 

 

プレッシャーの問題

収入だけで見れば、確かにサラリーマンは安定しています。

しかし、働いてみるとわかりますが、サラリーマンは

時間的、あるいは人的プレッシャーがすごいです。

あらゆる仕事に制限や条件が付いていて、それを守りながら仕事をしなければなりません。

もちろん、守れなければ超怒られます。

社内の人からも社外の人からも・・・

その結果、心身ともに負担がかかり過ぎてしまい、ギブアップしてしまう人も多いです。

 

こういったあらゆる方向からのプレッシャーを耐え抜くからこそもらえるのが月20万円というサラリーマンの給料なのだと思います。

心身を傷つけてしまうリスクを考えると、実は安定しているとも言えない気がするんですよね。

 

個人的には、ブログで試行錯誤して月20万円稼ぐより、サラリーマンとして精神的プレッシャーを受けながら月20万円稼ぐ方が何倍も嫌だと感じてしまいます。

 

だって、仕事のことはもちろん

「言葉遣いがなってない」

とか、

「元気がない」

とか、そんなことで怒られたりしますからね。

まぁできてないのは自分が悪いとしても、ブログを書いて生活できていればこんな風に怒られることまずないです。

そう考えると、結構理不尽なことで怒られている気がします。

 

私としては、こういったプレッシャーに耐えながらお金を稼ぐサラリーマンより、作業は大変かもしれませんがのびのび仕事ができるブロガーの方がいいなと思います。

 

だからこそ、

サラリーマンやっている人ってすごいよな!

と感じるのです。

 

 

「俺たちにはこれしかない」という覚悟

つい最近まで私は、自分がブログを書いて副収入を得ていることから、他のサラリーマンたちを見たときに、

 

「なんで暇な時間を使ってブログを書いたり、副収入を得たりしないのかな?

会社に禁止されているのもあるかもしれないけど、副収入得てるならクビにされても生活できるし、

普段の給料に+αでお金が入ってきて、生活も裕福になるじゃん!」

 

と思っていました。

 

そんな私の考えが変わったのは、会社の後輩と話していた時でした。

後輩が私との会話中に

「会社辞めたいとは思いますけど、じゃあ今の自分に何ができるかというと、何もないから、サラリーマンをやるしかない」

と言ったのです。

 

長年サラリーマンをしている人はこの考え方をしてるんだなと思いました。

俺にはサラリーマンの道しかない」

と覚悟しているんだろうなと思いました。

 

これを「覚悟」と取るか「諦め」と取るかは個人差があると思いますが、私は「覚悟」だと思います。

サラリーマンの道を選ぶ覚悟は、向こう40年間仕事に関連するあらゆるプレッシャーに耐え続けるという覚悟です。

 

自分の力を信じるのであれば、ブログでなくても自力で稼ぐ道を選ぶべきだとは思います。

しかしそれができないことをきちんと認め、自分に最適な働き方を選んでいるのはとても潔いと言いますか、大人な考え方だなと思いました。

 

そもそも私だって、現状ブログだけの収入で生きていくのは無理ですからね。

私の方が後輩より、ブログで独立を夢見ている子供のような考え方をしているなと実感させられました。

 

私はたった3年弱働いただけで根を上げかけているサラリーマンの道を、40年歩こうとする覚悟・・・これは凄いことじゃないですか?

 

私が「絶対に嫌だ」と感じているサラリーマンの道だからこそ、その道に進もうとする人々は凄いなと感じてしまいます。

 

 

 

君のお父さんはすごいんだぞ!

私は改めて、サラリーマンとして何年も働いている人たちの凄さを感じました。

何年も何年も人から怒られ続けて、頭を下げ続けて、媚を売り続けて・・・

地獄ですよこんな生活!!

 

今サラリーマンをやっている人の多くが、子供の頃の夢を人生のどこかで押し殺してサラリーマンにならざるをえなくなっている・・・悲しき景色だなとも思います。

 

そういう、お父さんたち、あるいはお母さんたちの姿を見ると、子供たちは

サラリーマンになりたくない!

僕は私はYouTuberになる!

と言い出してしまうのでしょう。

 

いいかい?キッズたち!

サラリーマンをやっているお父さんお母さんはすごいんだぞ!

多くの人が逃げ出してしまう道で何十年も走り続けているんだ!

給料は低いかもしれないけど、なかなかできることじゃないよ!

そこをわかってあげてほしいな。

 

なんてね、私たちのような若手のサラリーマンのみならず、将来の社会を支える子供たちにも、

サラリーマンになったことが、自分の人生を諦めたことだと思ってほしくないなと思います。

 

 

・サラリーマンを続けるには「諦め」ではなく「覚悟」がいる

・その覚悟は私ではできない覚悟

 

この2つのことから、私はサラリーマンってすごいなと改めて感じました。