私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】天空闘技場時点のキルアとカストロはどっちが強かったのか?

 

私の名前はジロギン。

 

否、

 

ジロロ=ルシルフルだ!

元気だったかな?

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今回からはただコスプレをするだけでなく、ハンターハンター考察も書いていくつもりだ。

そう、オレの能力・・・

 

考察の極意

(HUNTER×HUNTERハンター)

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を使ってね。

(ハンターハンター考察を本に閉じ込め、自在に引き出せる能力)

 

今回の考察は

天空闘技場時点のキルアとカストロはどちらが強かったのか?

についての考察だ。

 

ぜひ読んでもらいたい。

キルア=ゾルディックとは

伝説の暗殺一家・ゾルディック家の一人で、主人公・ゴンの親友です。

12歳の時にはすでに一流の暗殺者として活動し、家族全員から将来を期待されていました。

 

しかし、暗殺稼業に嫌気がさし、母のキキョウと兄のミルキを傷つけて家出。

ハンター試験で出会ったゴンとともに旅をすることにしました(現在は弟(妹?)のアルカと旅行中)。

 

キルアは6歳の頃に、修行として天空闘技場に挑戦しました。

約2年間で200階クラスまで到達し、一度リタイアした経験を持っています。

200階クラスで戦ったことはなかったものの、190階クラスでは1回勝っただけでファイトマネーとして2億ジェニーもらえたとのこと。

当時からただの子供ではありませんでした。

 

作中ではゴンと一緒にお金稼ぎのために天空闘技場に再挑戦。

ウィングによる念の指導を受けつつ、ほとんど苦労せずに200階クラスまで到達。

以降も念能力者を相手に余裕の戦いを見せました。

 

ただ、天空闘技場でのキルアはヒソカやカストロといったフロアマスター(200階クラスのさらに上の階にいる闘士たち)クラスの敵とは戦いませんでした。

ほとんどの試合で本気を出さずに勝っており、どのくらい強かったのかはよくわかりませんでしたね。

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カストロとは?

天空闘技場200階クラスの闘士です。

髪の長いイケメンで、性格も真面目。真剣に戦いに挑む姿が印象的でした(ヒソカ相手に舐めプしようとしていましたが)。

 

作中時間の2年前、カストロは天空闘技場でヒソカと戦い、善戦したものの半殺しにされてしまいました。

ヒソカは将来的に強くなる見込みのない相手は容赦なく命を奪います。しかし、カストロには少なからず才能を見出しており、命を奪わずに再戦のチャンスを与えました。

 

その後、カストロは200階クラスの念能力者たちを相手に9戦全勝。

ヒソカとの戦いに備え独自に念能力を習得していました。

 

ヒソカへのリベンジを果たすべく再戦したカストロ。

序盤は念能力と得意技の「虎咬拳(ここうけん)」(手のひらを虎の牙や爪に見立てて攻撃する拳法。達人が使うと大木をも真っ二つにする)で試合を優勢に進めました。

 

しかし、ヒソカに能力の正体と弱点を見抜かれ、さらに「奇術」によって試合のペースを握られた結果、カストロは敗北。

成長は見られたものの、ヒソカの期待には到底及ばなかったようで、今度は命を取られてしまいました。

 

カストロの念能力は「分身(ダブル)」

自分そっくりの分身を具現化する能力で、敵を翻弄しながら攻撃ができます。

しかし、弱点の多い能力でもありました。

 

念能力で人間を具現化するのは、他に何もできなくなってしまうくらい念の容量(メモリ)を割きすぎてしまい、分身(ダブル)を見抜かれると対処できなくなってしまいます。

 

「分身(ダブル)」は具現化系と操作系、放出系の複合技だと思われます。

しかし、カストロは虎咬拳を使うことからも、体術を強化できる「強化系」が得意系統だと思われます。

強化系は具現化系や操作系と離れた系統なので、分身(ダブル)を作るには不向きな系統です。それも容量を使いすぎてしまう原因だったとみられます。

 

さらに、「分身(ダブル)」はカストロの自分自身のイメージを反映してしまうため、服の汚れなど細かい部分まで再現できていませんでした。

分身(ダブル)の方があまりにもキレイだったため、ヒソカはどちらが本体かわかってしまったのです。

 

弱点はありましたが、「分身(ダブル)」は単純に2対1に持ち込める能力でもあり、使い勝手の良い能力でした。

カストロはヒソカとも善戦できていたはずなのですが、ヒソカの奇術でペースを握られたことも敗北の原因となりました。

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では、キルアとカストロどっちが強かったのか考えていきます。

分身(ダブル)を見抜けなかったキルア

キルアはカストロの分身(ダブル)を見抜けませんでした。

カストロの控え室に行った時は、分身(ダブル)をカストロ本人と見間違えたスキを突かれ、一瞬で背後を取られていました。

 

また、キルアはヒソカとカストロの戦いを観戦していた時も、ヒソカが「分身(ダブル)」のネタ明かしをするまで、見抜けていませんでした。

 

分身(ダブル)が見抜けないのはカストロとの戦いにおいてかなり致命的だと思います。

分身(ダブル)を囮に背後を取られてしまいますからね。

 

カストロに背後を取られるのは、実質ほぼ即死ルートだと思います。

カストロの使う虎咬拳は、一瞬でヒソカの図太い腕を切り落とすほどの威力がありました。

虎咬拳を首や胴体に食らったとしたら、まず死ぬでしょうね。

 

カストロは分身(ダブル)を囮にして背後に回り込み、即死攻撃を仕掛けられるという、実は強キャラなのです。

キルアが分身(ダブル)を見抜けなかった以上、カストロの「即死コンボ攻撃」の餌食になってしまう可能性が高いですね。

ヒソカやキルアが気づかないほどのカストロの気配消し(「絶」?)

分身(ダブル)を囮にしているとはいえ、カストロの「相手の背後を取る力」は非常に高いです。

気配を消す能力も高いと思います。おそらく「絶」も達人クラスなのではないでしょうか?

 

しかも作中で背後を取った相手がヒソカやキルアですからね・・・

ヒソカはいくつもの戦いを経験している歴戦の雑魚専猛者です。

キルアは子供ですが一流の暗殺者。自分の気配を消したり、他人の気配を察知したりする能力は高いでしょう。

 

この2人の背後を取ったカストロ・・・これは強キャラ!

 

「分身(ダブル)」の能力や虎咬拳はもちろんですが、気配消しの能力もカストロの武器になると思います。

キルアは念の初歩しか使えなかった

天空闘技場時点のキルアは、まだ念の初歩しか学んでいませんでした。

使えたのは「練」「纏」「凝」「絶」くらいでしたね。

「発」はなく、キルアにできた戦法は、持ち前の暗殺技術と念を使った戦いでした。

 

キルアの暗殺技術や体術のスキルは非常に高く、当時の時点でもカストロと遜色ないレベルだったと思います。

カストロが虎咬拳のみの使い手だったら、キルアもかなり善戦できたのではないでしょうか。

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ただ、当時のキルアは接近戦主体で、攻撃が単調になりやすかったでしょう。

接近戦ならばカストロも望むところですし、分身(ダブル)がいれば2対1の状況になり、キルアは数で劣勢になってしまいます。

「分身(ダブル)」の対抗策となる念能力がないのは、かなり不利でしょうね。

 

ヒソカは「伸縮自在の愛(バンジーガム)」や「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」といった戦いの補助となる能力を持っていました。

また、ヒソカは武器としてトランプも使います。遠距離攻撃や範囲攻撃もできるので、カストロは不利に立たされました。

 

当時のキルアにはそれがなかったんですよね。

「発」が使えれば、「落雷(ナルカミ)」による遠距離攻撃、「神速(カンムル)」による目にもとまらぬ速攻ができましたが・・・

 

「発」が使えるようになったキルアだったら、カストロさんを瞬殺できたでしょう。

念の初歩しか使えなかった当時だと、カストロを相手にするのはかなり不利だったでしょうね。

キルアも即死攻撃は持っている

カストロの虎咬拳は、即死級のダメージを与える技でした。

ただ、当時のキルアの攻撃も即死級の威力はありました。

 

例えば、ハンター試験の3次試験トリックタワーで、死刑囚の「解体屋ジョネス」相手に披露した「心臓抜き」。

キルアが自身の肉体を操作して爪を鋭く伸ばし、すれ違いざまにジョネスの心臓をえぐり取って見せました(あれどうやってるんでしょうね?念能力並みの技術ですが)。

 

キルアの攻撃は「暗殺術」ですので、一発で相手の命を奪う即死技が多いです。

接近戦での攻撃力は、キルアもカストロも同じくらいだったと思います。

 

ただ、やはり数の面でキルアは不利ですよね。

「分身(ダブル)」によって、カストロの攻撃力が単純に考えて2倍になるわけですから。

 

ヒソカが弱点を指摘しまくってましたが、「分身(ダブル)」って接近戦ではかなり強い能力ですよね・・・

念の基礎くらいしか使えない能力者相手なら、ウボォーギンみたいなガチの強化系とかでない限り、かなり有利に戦えそうです。

「分身(ダブル)」の弱点をキルアが見抜けるかどうかが鍵

接近戦での攻撃力がほぼ同じくらいだと思われるキルアとカストロ。

戦闘経験においては、向かい合っての勝負をあまりしたことがないキルアに比べると、カストロの方が有利かもしれません。

 

しかし、キルアも幼少期に天空闘技場で2年も戦っていました。暗殺の仕事もしてましたし、戦いにまったく不慣れというわけでもないです。

戦闘経験において2人に大幅な差はなかったと言えるでしょう。

 

キルアがカストロの「分身(ダブル)」の能力を見抜けるかどうかが勝負の鍵となるでしょうね。

戦いが始まって、いつまでもキルアが「分身(ダブル)」を見抜けないと、タコ殴りにされてしまう可能性が高いです。

 

分身(ダブル)はオーラでできたものですので、「凝」を使えば見抜けると思います。

当時のキルアは「凝」の修行はしていたので、カストロの攻撃が念によるものだと気がつければ、すぐに「凝」を使って見抜くことはできるはずです。

 

ただ問題点として、当時のキルアもゴンも、「怪しいと思ったら凝を使う」ことが徹底できていなかったんですよね。

ヒソカと戦ったゴンは「伸縮自在の愛(バンジーガム)」が顔についているのを「凝」で見抜くのが遅れていましたし。

 

ゴンとキルアが「凝」を徹底し始めるのは、グリードアイランドでビスケの修行を受け始めてからでした。

(ウィングさんはビスケの弟子なのに、「凝」を使うことを強く指摘してくれませんでしたよね)

 

キルアが「凝」を使えれば勝機はあるかもしれません。

でも、「分身(ダブル)」を見抜けたところで、2人になったカストロを相手に戦えたかというと・・・これもまた微妙!

 

「分身(ダブル)」を使うと、他に何もできないくらい念の容量(メモリ)を消費してしまいます。

とはいえども、カストロは体術でもヒソカと張り合えるくらいには強いですからね。

 

当時のキルアは、ヒソカを相手にしても勝てないことを悟っていました。

このことを考えると、キルア自身、あるいはヒソカと同じくらいの体術の使い手であるカストロ2人を相手にするのはかなりきつかったと思います。

まとめ

ということでこのオレ、ジロロの考察では、天空闘技場時点のキルアとカストロが戦ったら

カストロが勝つ!

 

キルアの潜在能力はカストロ以上なのは間違いないが、まだ当時はカストロには及ばなかっただろうな。

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カストロ・・・なかなかの使い手だ。

「分身(ダブル)」の能力はかなり便利で、使い勝手も良さそうな能力だ。

ぜひ盗みたい!

 

ジロロは仕事をしているからな、「分身(ダブル)」でもう1人の自分を作って仕事をしてもらいたいものだ。

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▼カストロ登場は6巻!▼