私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】団長の手刀を見逃さなかった人に関する記事まとめ

 

今回は、ハンターハンターの考察記事ではなく、

考察記事のまとめ記事にしたいと思います。

 

結構記事がたまってきた時にはこうしてまとめ記事を作っています。

また同じジャンルの記事が増え次第、随時更新!

・・・なんて銘打ってはいるのですが、あまり出来ていません・・・

改めて記事の見直しもしていきます。

 

さて今回まとめるのは、当ブログでイチオシのキャラクター!

団長の手刀を見逃さなかった人

に関する記事です!

f:id:g913:20170915194511j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 11巻54P/冨樫義博)

恐ろしく速い手刀を見切り、クロロとサシで戦い、ぼろ負けした団長の手刀を見逃さなかった人。

登場機会は多くないですが、彼もまた、考察しがいのあるキャラクターなのです!

 

 

 

団長の手刀を見逃さなかった人に強さはどのくらい?

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一番読まれている、団長の手刀を見逃さなかった人に関する記事です。

作中では戦いに自信アリだった団長の手刀を見逃さなかった人ですが、戦闘シーンなく殺されてしまいました。

そんな彼の強さはどれくらいだったのかを考察した記事です。

 

 

クロロはどうやって団長の手刀を見逃さなかった人の存在や力量に気がついたのか?

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クロロは団長の手刀を見逃さなかった人を、あえておびき出すような罠を張っていました。

しかし、もともと両者に面識はなく、クロロは団長の手刀を見逃さなかった人の存在すら知らなかったはずです。

その状況でなぜクロロは団長の手刀を見逃さなかった人を戦い相手に選んだのかを考察した記事です。

 

 

団長の手刀を見逃さなかった人に学ぶ「良い咬ませ犬キャラ」の条件

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この記事は団長の手刀を見逃さなかった人の記事というより、「咬ませ犬キャラ」という概念について考えた記事ですね。

クロロの底知れぬ強さを直接の戦闘描写なく読者に伝えた団長の手刀を見逃さなかった人は、咬ませ犬キャラとしては120点の働きだったと言えるでしょう。

団長の手刀を見逃さなかった人の死ぬ様から「良い咬ませ犬キャラ」とは何か?を考えてみました。

 

 

団長の手刀を見逃さなかった人の「敵をリスペクトする心」はいじめをなくす?

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これが当ブログで初めて書いた団長の手刀を見逃さなかった人に関する記事です。

クロロに対して高評価をし続けた団長の手刀を見逃さなかった人は、かなりいいやつだと思いました。

この心をみんなが持っていたとしたら、いじめがなくなると思い、書いた記事です。

 

 

団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいた刺青の人の強さはどれくらい?

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団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいて、全く触れられずに死んだ刺青の人!

こいつは何だったのか、どのくらいの強さだったのか?

コアファンにしかわからない、当ブログ切ってのマニアック記事です!

 

 

 

はいということで、この5記事が団長の手刀を見逃さなかった人をメインに書いた記事です。

5記事ですか・・・意外と少なかったですね。

 

実は団長の手刀を見逃さなかった人は、これらの記事以外でもちょいちょい触れているのですが、メインで書いた記事となるとこんな感じです。

 

いやいや、もっともっと書ける気がします!

もっともっと掘り下げられると思います!

 

団長の手刀を見逃さなかった人は、私がこの世の漫画に登場するキャラの中でもっとも好きなキャラなので、あと1120記事くらいは書けると思います。

 

今後もお楽しみに!

 

 

【ハンターハンター】修学旅行にヒソカが来てくれると大助かりな件

学生時代の一大行事といえば、修学旅行ですよね!

 

学校によって行き先や宿泊日数に差はあれども、どの学校でも取り入れていると思います。

私は中学時代に京都・奈良に行った思い出があります。

同じような経験をされている方も多いのではないでしょうか?

 

修学旅行も一応「旅」ですので、何らかのハプニングが起こります。

特にまだ未熟な学生が何十、何百人って同時に旅行に行くわけですから、ハプニングが起こらないわけがないのです!

 

しかし!修学旅行で起こりそうなハプニングもヒソカがいてくれたのならば、大体解決できるのです!大助かりなのです!

そう考えた理由を書いていこうと思います!

ヒソカとは?

f:id:g913:20170914200845j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 2巻10P/冨樫義博)

本名:ヒソカ=モロー

常に強敵を求めつつも、そんなに強キャラとは戦おうとしない、ハンターハンター切っての戦闘狂です。

「奇術師」を自称し、トランプと、念能力であるオーラをゴムとガムの性質に変える「伸縮自在の愛(バンジーガム)』、平面に1000以上の質感を再現できる「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」を使い、多くの人間を欺き、殺害してきました。

登場回数の多いキャラではありますが、未だに謎に包まれている部分の多いキャラクターでもあります。

 

こんなヒソカが、修学旅行に居てくれると大助かりなのです。

 

 

トランプを持ち歩いている

先述の通り、ヒソカはトランプをいつも持ち歩き、戦いに使ったり、暇つぶしにゲームやマジックをしたりしています。

修学旅行に来たヒソカも間違いなくトランプを持っているはずです。

 

修学旅行では、数日ある宿泊期間の中でほぼ必ず「部屋でトランプをする」ことになります。例えば就寝前とか、どこか見学に行くまでの待ち時間とか。

 

ですが、トランプは意外と忘れられがちなのです。

「これだけ大人数なら誰かがトランプくらい持ってきているだろう」

と、全員が思ってしまい、誰も持ってこなくなるパターンはあるあるです。

 

こんな時ヒソカがいれば、絶対にトランプを持ってきてくれています。

これなら修学旅行でトランプができなくなることはありませんね。

バンジーガムで先生を部屋に立ち入らせない

修学旅行では、夜は宿に泊まります。

就寝時間が設けられており、その時間を過ぎると先生が見回りを始め、部屋の外に出られなくなります。

 

しかし、血気盛んな学生達が夜の9時10時に寝るわけがないです。

部屋の電気は消しても、間違いなく起きています。

そこで大体、

男子1「おいお前誰が好きなんだよ!?」

 

男子2「いねーよバカ!」

 

男子3「嘘付け!いるべ?」

 

男子2「いねーって!」

 

男子1「じゃあ全員でせーので言おうぜ!」

 

男子3「いいぜ!」

 

男子2「・・・それならOK!」

 

男子1「行くぞ!せーの・・・」

 

男子2「水谷かお・・・言えよお前ら〜!!」

 

というような恋バナをします。男子はこんな感じ。

しかし盛り上がりすぎると見回りの先生が部屋にやってきてしまい、

 

「うるさいぞー、早く寝ろー」

 

と注意されます。

 

そんな時、部屋にヒソカがいれば、

「伸縮自在の愛(バンジーガム)」で部屋の扉を閉じた状態でベタベタに貼り付けてもらい、先生の侵入を防げます。

 

「伸縮自在の愛(バンジーガム)」は常人ではまず剥がすことはできませんので、並の先生では部屋に入れないでしょう。

これでゆっくり恋バナができます。

異性の肌の質感を再現してもらう

青春真っ只中な学生諸君はですね、興味の90%くらいが異性に向いています。

そんな中で同じ屋根の下、数日異性と過ごせる修学旅行は、もう大興奮なわけです。

・・・共学だったらですけどね。

・・・いや、共学に限定するのは良くないか。

 

特に男子は何とかして女子に接触しようと策を練ります。

しかしここでも先生が立ちふさがり、作戦は大体失敗に終わります。

 

こんな時にヒソカがいると大助かりです!

 

例えば、

まず蒸しパンを2つ買ってきますよね。

その2つの蒸しパンに、ハンカチを巻いて

女子の肌の質感を再現してもらうのです。

はいこれでアレの出来上がりですね。胸部の出来上がりですよ。

これを触れば、男子はある程度満足できます。

 

女子もできますよ。

夕食のバイキングで出た大きめのソーセージを持ってきて、

ハンカチを巻いてヒソカに男子のあの部分の質感を再現してもらえば、

アレの完成ですね。スティックの出来上がりですよ。

ミートボール2個を添えるのもありかもしれません。

 

好きな異性のブツの大きさに合わせて、蒸しパンをメロンパンにしたり、大きめのソーセージをたこさんウィンナーにしたりと、臨機応変に使い分けましょう。

不良に絡まれない

ネット上では馬鹿にされがちなヒソカ。「雑魚狩り」とか「ピエロ」とか言われたい放題です。

 

しかし、ヒソカは

身長:187cm

体重:91kg

と、むちゃくちゃガタイがいいのです!

フィジカルエリートです!

ヒソカの本職は格闘家みたいなものですからね、体格は現実世界の格闘家さながらです。

 

こんな大男が歩いていたら、同じタイミングで修学旅行に来ていた他校の不良たちも、まず道を開けますよ。

身長はヒソカくらいある学生もいると思いますが、体重91kg、しかもほぼ筋肉で91kgというヒソカばりのガタイをしている子はまずいないです。

甲子園出場校の野球部のエースくらいじゃないですか?

 

ヒソカと同じグループで行動していれば、不良に絡まれる心配がないです。

絡まれたとしてもヒソカもさすがに学生には負けないはずですので、安心ですね。

味方になると頼もしいヒソカさんなのでした。

f:id:g913:20170914201614j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 17巻77P/冨樫義博)

 

修学旅行中のヒソカくんは輝いていた…

このように考えると、ヒソカは修学旅行の時に、1校に1人、いや1クラスに1人くらいの割合で欲しい逸材ですね。

ヒソカは自称・人見知りなので、普段の学校生活ではずっとトランプで遊んでいる妙にデカイ陰キャラに過ぎないでしょが、修学旅行の時は一躍ヒーローですね。

 

修学旅行の時はみんなの人気者になれるヒソカ。

ヒソカが学生の時、修学旅行の前日は楽しみで眠れなかったんじゃないかな・・・?

f:id:g913:20170914201719j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 7巻134P/冨樫義博)

 

【ハンターハンター】幻影旅団の「入団志望者が在団員を殺せば交代」ルールの謎

ハンターハンターに登場する幻影旅団。

幻影旅団は常時13人のメンバーで構成されています。

もともとは団長のクロロを筆頭に、流星街出身者で結成されていましたが、途中から参入したメンバーも多数います(コルトピやボノレノフなど)。

 

幻影旅団のメンバーは、上限は13人までのようですが、以下2つの方法でメンバーが入れ替わります。

・クロロが新しいメンバーを勧誘する

・入団志望者が在団員を殺す

「クロロが新しいメンバーを勧誘する」のはメンバーが死ぬあるいは脱退するなどして欠員が出た場合。

作中ではカルトがヒソカの抜け番として入団していました。

 

「入団志望者が在団員を殺す」というルールに関しては、作中でヒソカがこのルールで旅団に入った以外に描写がありませんでした。

f:id:g913:20170910092915j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 9巻94P/冨樫義博)

ただ、クラピカと旅団の関係性を考えると、この「入団志望者が在団員を殺すと入れ替わり」ルールには謎が残るんですよね。

 

この謎について考察したいと思います。

クラピカが所属するマフィアを攻撃した幻影旅団

作中で、マフィアに所属したクラピカは、単独で幻影旅団員のウボォーギンを殺害しました。ウボォーギンがクラピカによって殺されたことはすぐに旅団も把握し、クラピカ及びクラピカが所属するマフィアへ報復を仕掛けました。

 

しかし「入団志望者が在団員を殺したら入れ替わり」のルールが旅団にある以上、クラピカがウボォーギン殺害を理由に入団してくる可能性だってあったと言えます。

そのクラピカが所属しているマフィアを攻撃してしまったら、クラピカを殺してしまう可能性がありますよね。

 

旅団内で定められたルールは絶対です(団員同士のマジギレ禁止、揉めたらコイントスで決める、生かすべきは旅団全体など)。

だとしたら在団員を殺したら入れ替わりのルールについても守らなければならないと思います。

そのルールを無視してクラピカを殺しかねない行動に出た旅団・・・この点が大きな謎なんですよね。

クロロはクラピカを仲間にしかった?

ウボォーギンの死を悟った旅団は、クロロの指示でメンバーが二人一組に分かれてクラピカを探し始めました。

 

作中ではノブナガとマチのペアの動きが描かれましたが、その時にマチは「クロロはクラピカを仲間にしたがっている」と推測していたんですよね。

 

それ以降もマチの勘や予想はよく当たるとノブナガ、クロロが認めていることからも、このマチの勘は概ね正しかったと思います。

f:id:g913:20170910093155j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 10巻109P/冨樫義博)

クロロがクラピカを探すように指示した理由は不明で、考えらえるものとしたら

・マチの予想通りクラピカを仲間にしたかった

・クロロが直接クラピカを殺したかった

・クラピカの能力を盗みたかった

・クラピカからマフィアの情報を聞き出したかった

この4つだと思います。

 

クロロは仲間想いではありますが、固執している感じはないので直接クラピカを殺そうなどとは思ってなかったと思います。マフィアを攻撃したのち、クラピカを殺そうとせずすぐにヨークシンから去ろうとしていたことからも。

 

マフィアの情報を聞き出すにも、クラピカがノストラード組の構成員であることは旅団もわかっていましたし、ノストラード組がそれほど大きくない組織であることも承知していました。そのため、ただの構成員であるクラピカから情報を聞き出せることも期待していなかったと思います。

 

残るは「仲間にしたかった」「能力を盗みたかった」の2つ。

どちらにしてもクロロが直接クラピカと面会する必要があります。

この2つが目的なら、クロロがクラピカを探させた理由もわかります(旅団のルールではただ「探してこい」という命令の範囲内では生死は問わないみたいですが)。

クラピカの能力が戦闘に絶対的な自信を持つウボォーギンを殺せるほどのならば、もしクロロに盗めるものならば盗み、盗めなければクラピカを仲間にしようとしていたのではないでしょうか。

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クラピカは入団志望者ではなかったから例外?

ウボォーギンを殺したクラピカですが、クラピカは旅団に入団する意思は全くありませんでした。

ルールでは在団員を殺して入団できるのは、「入団志望者」です。ヒソカはクロロと戦う機会をうかがうために入団志望者として前任者を殺したようですが、クラピカは違います。ですのでルールの適応外となったのかもしれません。

 

でもクラピカが入団志望かどうかの意思確認をしていませんでしたからね。

マフィアに攻撃し、報復するのは尚早だった気がします。

 

それか、入団志望の場合は、在団員と戦う前にクロロに事前申告がいるのかもしれませんね。「入団したいから、誰かと戦わせてくれ〜」って感じで。

それで在団員が了承した場合のみ、ルールが適応されると。

でもこれだと、戦いにおいてはルール無用で残虐な旅団にしては、逃げ腰なルール設定だとも思えますので、考えにくい気がします。

時間制限がある?

クラピカがウボォーギンを殺害し、旅団がマフィアに攻撃を仕掛けるまでの間は、だいたい1日ほど経っています。

クラピカがウボォーギンを殺した翌日、ゴンとキルアが値札競売市に行ったり、旅団に捕まったりし、その晩に旅団がマフィアを攻撃しています。

 

入団志望者が在団員を殺害後、例えば

「24時間以内に入団志望の意思表明をしなかった場合、入団の権利がなくなる」

といった条件があるかもしれませんね。

 

でも、旅団は何年もの間捕まらずに逃げ続けており、クロロの行方は超粘着質なストーカーであるヒソカですらつかめないほどです。

それでもヒソカは入団できたみたいですが、もし在団員を殺せても、旅団のメンバーを決める権利を持つクロロのもとに24時間以内にたどり着くのが無理ゲーでしょうね。

 

時間制限があるとしたら、「在団員を殺したら交代」ルールはあってないようなものだと思います。

手順は「クロロに申告→戦闘」?

もし入団までに時間制限があるのだとしたら、手順としては

まずクロロをなんとかして見つけて、仲間になりたい意思を申告

その後クロロが指名した旅団メンバーと戦う

という流れを踏むしかない気がします。クロロを探すのは難しすぎますからね。

ヒソカもこの手順で入団したのかもしれません。

 

ただ、そもそもこのルール自体、ヒソカがクラピカに「とりあえず旅団の概要説明だけしとくね」程度に話したルールですので、その他に様々な条件があった可能性は大いにあります。

任務を優先したのでクラピカは例外?

クラピカの件については、旅団もいつもと状況が違ったと思うんですよね。

旅団はマフィアのオークションを狙い、出展されるお宝を盗むつもりでした。ただ、陰獣やクラピカとあれやこれや戦っている間にオークションの開催日時になってしまったわけです。

 

制限時間があったのは旅団の方だと思います。最優先なのはクラピカを仲間にすることではなくオークションのお宝を盗むことでした。

そのため、マフィアに対してはウボォーギンの報復にかかわらず攻撃を仕掛けなければならなかったはずです。

任務のついでにウボォーギンの報復をしただけで、クラピカもろとも殺そうというよりは、ただ任務を優先しただけだと考えられます。

 

個人的にはこの理由が一番しっくりきます。

顔も名前もわからないクラピカを、マフィアごと攻撃するローラー作戦で殺すことが目的だったのではなく、どのみちマフィアと交戦することになるのであれば、ウボォーギンの報復もやっておこう的な感じではないかと。

 

もしマフィア攻撃中にクラピカを見つけた場合、できればクロロのもとに連れてくるような指示は継続中だったこともありえます(でも生死は問わないので、殺しちゃったら仕方なし)。

クラピカを殺したがっていたのはノブナガくらいで、他の団員はマフィアに攻撃時点でもう報復は終わりにしようとしていたので、やはり任務を優先したのだと思います。

クラピカの目的判明したから仲間にしなかった?

クロロはクラピカが、過去に旅団が滅ぼしたクルタ族の一員で、旅団抹殺を狙っていることに気がつきました。

旅団の存続が一番の目的である以上、クラピカを仲間にすることは絶対にしてはならないことです。

 

クラピカがただの入団志望者だったならば、マフィア襲撃後もクラピカを仲間に受け入れることはしたと思います(ノブナガはブチギレそうですが)。

しかし、クラピカの危険性を考えると、潰しておいたほうがいいとクロロも判断したわけですね。

 

マフィアとのドンパチが目立ってしまった以上、クロロは居場所がバレないよう早めにヨークシンを去りたかったでしょうが、「天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)」の占いで旅団がクラピカに殺される占いが出た以上(本当はヒソカが捏造した占いをクロロが信じてしまっただけで、ヨークシン去るべきでした)、クラピカの始末を優先したのでしょう。

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まとめ

だいぶ長くなってしまいましたが、ここまでの考察を私なりにまとめます。

 

「入団志望者が在団員を殺したら入れ替わり」というルールは、おそらくクロロへの事前申告の必要も制限時間も、本来ないと思います。

 

クラピカがこのルールに適応されずに旅団に狙われたのは、

・旅団の目的であったマフィア主催のオークションのお宝を盗むまでの時間が短かったこと

・わがままなノブナガがウボォーギンと仲が良く、仇を取りたがったこと

・クラピカが旅団の抹殺を狙っていたこと

が主な理由となり、仲間にするのではなく始末するべきだと判断されたためだ思います。

 

もしクラピカが旅団の抹殺などを掲げておらず、普通の入団志望者だとしたら、クロロは仲間に招き入れた可能性もあったということです。

 

クラピカは旅団との接触を狙っていたわけですので、ヒソカのように身分や目的を隠して旅団に入ってしまった方が、全滅のために動きやすかったと思います。

クラピカがそうしなかったのは、プライドが許さなかったためでしょうね。

仲間を殺した集団に嘘とはいえ入るのは嫌だったのでしょう。

 

クラピカのケースは例外で、本当の入団志望者の場合、在団員を倒して時点で入団する資格が与えられると考えていいのではないかと思います。

まぁその描写もなかったので、100%そうとも言い切れませんが。

 

とか言っておいて旅団が

「はいお前俺たちの仲間殺したー!報復にお前殺すー!」

って感じで、ルールを無視して入団志望者を叩き潰していたとしたら・・・ちょっと残念ですね。

 

 

【ハンターハンター】ノブナガとフェイタンが剣だけで戦ったらどちらが強いのか?

熟練のハンターでも迂闊に手出しできないほど危険な盗賊団である幻影旅団。

幻影旅団のメンバーには剣を使って戦う者が2名います。

ノブナガフェイタンです。

 

作中で明らかになっていないだけで、実は剣を使うメンバーは他にもいるかもしれませんが、剣(刀)を常備しているのはノブナガとフェイタンだけでした。

 

今回は、もしノブナガとフェイタンが、剣だけで勝負したらどちらが強いのか?

気になったので考察してみたいと思います。

 

・・・その前にまずは前提条件!

今回の考察は、あくまで剣の腕前での強さを競うものとします。

ですので念能力の強さを比較するわけではありません。

 

ノブナガの剣術

ノブナガの剣術は、剣を鞘に収めた状態から一瞬で抜き、相手を斬りつける、いわゆる抜刀術(ばっとうじゅつ)などと呼ばれる剣術です。

居合抜きと言った方がポピュラーですかね?

f:id:g913:20170906194827j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 12巻125P/冨樫義博)

達人のスピードとなれば目にも留まらぬ速さで、常人では避けられないでしょう。

真っ二つにされそうです。

youtu.be

自分から相手に向かって斬りつけに行くのではなく、自分は待ちの姿勢で、接近してきた相手を斬るカウンター型の剣術という感じでしょうかね。

フェイタンの剣術

一方でフェイタンがザザン戦で見せた剣術は、ノブナガとは打って変わり、自ら斬りつけに行く攻撃的な剣術でした。

f:id:g913:20170906195025j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 22巻69P/冨樫義博)

ただ、フェイタンの剣術はしっかりと型があるものというよりは、不意をついて斬ったり刺したりするような暗殺術に近い気がします。

なんとなく、剣は攻撃のために振り回している感じも否めなかったと思います。

 

剣自体、傘の柄の部分に仕込んである「仕込み刀」でしたから、剣術ではなく暗殺術に近いですよね。

両者とも斬り結ぶことは考えていない?

「斬り結ぶ」とは剣と剣が「カキン!カキン!」と音を立ててぶつかり合うことです。

ノブナガもフェイタンも敵の剣と斬り結ぶことは考えていないように思われます。

 

ノブナガの居合抜きは、抜刀した瞬間に相手を斬る剣術ですから、刀をむやみに振り回すスタイルではありません。

剣と剣がぶつかり合うことは、ノブナガとしては敵を一発で仕留め損ねたことになると思いますので、居合の使い手としては斬り合いたくはないのではないでしょうか。

 

フェイタンも傘に剣を仕込んでいることから、敵の不意をついて一発で仕留めることを狙っていると思います。

そのため剣も細身ですし、「硬」を使ってザザンに攻撃しようとした時は、剣が折れてしまいました(ザザンが固すぎたのもありますが)。

 

フェイタンの戦い方や剣の細さからして、敵と斬り結ぶことは避けたいのではないかと思います。まぁザザンの尻尾攻撃を剣で防ぎまくっていましたが。

 

お互い真正面から剣で斬り合う想定はしていないと思います。

ですので、互いにスキを見せた瞬間一撃で仕留めるような戦いになると想定できます。

 

ノブナガとフェイタン、どちらが強い?

ノブナガはしっかりと抜刀術として剣術を収めています。

一方でフェイタンの剣術はどこか剣を振り回している感じがしないでもない、剣術と呼べるかも怪しいものでした。

ということで、剣術の腕だけで考えた時、強いのは・・・やっぱりフェイタンだと思いますw

 

最初は、私もノブナガかなと思ってたんです。

フェイタンは剣を使いますが、かなり細身な剣ですし、「発」は剣と関係ないものですし、それほど剣術に精通しているわけでもなさそうなのでノブナガの方が強いかなと。

 

しかもフェイタンがザザン戦でみでた超高速移動は、旅団員ならカルト以外見切れる速度でしたから、ノブナガでも見切れるのではないかと。

 

でも、ザザン戦のフェイタンの動きって、観戦していた旅団メンバーたち曰く「本調子じゃない」んですよね。

何体もの残像を生み出しながら動いてましたけど、あれ以上の速度でフェイタンは動けるということです。

f:id:g913:20170906195441j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 22巻79P/冨樫義博)

カウンター型の剣術を得意とするノブナガならば、フェイタンが超高速で近づいてきても斬り殺せそうですが・・・ノブナガはヨークシンシティで不意打ちではあったものの、シズクの背後からの攻撃を避けられずに食らって気絶してるんですよね。

 

しかも旧アニメ版だとこの時のノブナガは、自分の周囲のものを感知する「円」を使った状態でやられています。

f:id:g913:20170906195550j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 22巻181P/冨樫義博)

このことからすると、フェイタンが本調子のスピードでノブナガの背後から攻撃してきたらノブナガは対応しきれない可能性が高いです。

特に、お互い念でなく剣だけで強さを比べるとしたら「円」を使えないノブナガはフェイタンの速度に対応できないでしょう。

 

フェイタンがノブナガに対して異常にナメた態度を取っていたのも、自分よりノブナガが弱いことをわかっていたからだと思います。

フェイタンにとって、ノブナガの動きはスキだらけで、一撃で仕留めることも不可能ではないと。

 

「剣術」としての腕前や技量はノブナガが上かもしれません。

しかし「剣を用いて戦う」となったら、身体的なスペック差でフェイタンがノブナガを上回ると思います。

 

作中でのフェタンにとっての剣は遊びと言いますか、念をろくに使わず戦う舐めプ用の武器という印象を受けました。

ザザンに対しても、初めは準備運動感覚で戦ってましたからね。

 

ノブナガについても、強さは未知数といえば未知数なのですが、まだ念の基礎しか知らないゴンとキルアに出し抜かれたり、先述の通り、非戦闘員であるシズクに気絶させられたりと、あまり強い印象がないんですよね。

ですので、今回の結果としました。

 

これはですね、「発」を出し惜しみしたノブナガさんが悪いですよ。

「発」が剣を使っためちゃくちゃ戦闘向けのものだったら、ノブナガさんの剣術に対する印象もガラッと変わり、今回の考察結果もノブナガさんに傾いたかもしれません!

 

ノブナガさんは早く「発」を披露しましょう!

でないと、もっと評価が下がっちまいます。

 

・・・まさか・・・ノブナガさん・・・「円」が「発」ってことないよね?

「円」は念能力者なら割とできる人多いけど・・・

ちゃんと「発」は別にあるよんだよね?

期待していいよね!?ノブナガさん!?

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【ハンターハンター】第1王子私設兵・ヒュリコフの強さや能力、目的を考察してみた!

また休載が確定してしまったハンターハンター・・・

年内に1度再開すると冨樫先生本人のコメントがありましたが果たしてどうでしょうかね・・・

ただ待つしかないようです。

 

さて休載前最後もまた気になる展開で終わることになりました・・・

クラピカのもとに集まり念を教わりにきた各王子の護衛たち。

その中には今後の動向が気になるヒュリコフも参加しています。

 

今回は、わかっている限りではありますが、ヒュリコフの強さや能力について考察してみようと思います。

 

ヒュリコフとは?

f:id:g913:20170905191359j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ35号/冨樫義博)

カキン帝国第1王子・ベンジャミンの私設兵の一人です。もみあげから顎にかけてヒゲのようなものが生えています。

クラピカの所に派遣された、同じく第1王子私設兵のバビマイナがクラピカの能力などを把握したのち、ヒュリコフが、おそらく暗殺の実行部隊として派遣される予定でした。

運良くクラピカが他の王子たちの護衛を招く機会を設けたので、ヒュリコフも参加することになりました。

ヒュリコフも念能力者ですが、まだ能力は明らかになっていません。

ヒュリコフの目的は?

おそらくヒュリコフは、全王子の護衛の中で最も頭が切れ、最も厄介なクラピカを暗殺することが目的だと思います。

 

しかし、クラピカのもとに集まった護衛の中には念能力を使えることを隠している者もいて、すでに能力を使って護衛の暗殺を開始し、かく乱と同時にクラピカの暗殺も狙っているようです。

関連記事:【ハンターハンター】「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力考察! - 私の名前はジロギン。

 

ヒュリコフは念を使ってクラピカ、および他の護衛たちの暗殺、ヒュリコフ自身の目的の邪魔を企てる者に対して「防衛権(という名の暗殺権限)」を行使しようとしています。

f:id:g913:20170905191538j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ39号/冨樫義博)

あくまでヒュリコフはクラピカの命を狙っているようですが、場合によっては他の護衛たちの暗殺もしかねないようです。

ヒュリコフの強さや能力は?

ヒュリコフも軍人なので、もともとの体術は常人と比較にならないほど強いでしょう。さらに念も加われば、かなりの強さになるはず。ただ、相手が同じく念能力者だった場合、その限りではありませんが。

そしてヒュリコフは異常に念能力者の特徴を見極める知識に長けていました。

 

・念能力者を横から見ると眼球周辺に揺らぎが生じる

・クラピカが銃を利き腕と逆の手で構えたことから具現化か操作系と見積もる

・クラピカの右手の「纏」が強いことから、能力の発動に関係しているものと判断し、具現化系と見切る

・強化系・変化系は手練れほど攻撃部位の「纏」が弱く(静かに)なる

・放出系・操作系は「纏」で覆うオーラの体積が多くなりやすく、意図的に縮めようとするとオーラの色が濃くなる

 

など、これまでにないほどの念の知識量でした。

これだけの心得があるということは、念能力者としてもかなりの手練れのはず。

おそらく服毒自殺したビンセントよりは厄介な相手になりそうですね。

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こういううんちくを垂れるあたり、ヒュリコフは、変化、操作、特質系くさいですね。

変化系のヒソカも戦闘中でもうんちくを垂れますし、操作系は総じて理屈屋、特質系のクロロもヒソカ戦では(かく乱目的でもありましたが)能力の説明を全てしていましたからね。ヒュリコフもこんな気配がします。

 関連記事:【ハンターハンター】クロロはヒソカに戦うのを諦めて欲しかったのかな? - 私の名前はジロギン。

 

ヒュリコフがクラピカの暗殺に乗り出したということは、攻撃的な能力ながらも変化、操作、特質ならではなの搦め手系の能力を使いそうです。

 

私は最初「11人いる!(サイレントマジョリティー)」がヒュリコフの能力かと思っていましたが違います。

ヒュリコフは「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の座敷人形(黒ぼっこ)の存在を把握していなかったので。

f:id:g913:20170905191843j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

ヒュリコフの能力も気になります。

 

クラピカとヒュリコフの共闘もあり得る?

クラピカは「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力を見て、招集した護衛の中に暗殺者がいることを見抜きました。

同じくヒュリコフも、念を使えるのに隠している者たちの存在に気づいており、自分の任務の邪魔をする場合は「防衛権を使う」と決めていました。

 

となると、「潜んでいる暗殺者を探し出す」という意味では、クラピカとヒュリコフの利害が一致するんですよね。共闘するかもしれません。

バビマイナはだいぶクラピカに肩入れしているようですので、バビマイナが説得すればヒュリコフも一時的にクラピカの見方をする可能性はあります。

意外と、敵だと思っていたベンジャミン側の勢力がクラピカの味方になるかも・・・?

ヒュリコフは「あの人」を彷彿とさせる

ヒュリコフのセリフにこんなものがありました。

「オレだから気付けるくらいの違いだがな・・・」

f:id:g913:20170905192004j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

あれ?これと似たようなセリフを聞いたことがあるような、ないような・・・

 

・・・なきゃ見逃しちゃうね・・・

 

 

レでなきゃみのがしちゃうね・・・

 

 

恐ろしく早い手刀、オレでなきゃ見逃しちゃうね

 

そう、団長の手刀を見逃さなかった人と同じこと言ってるよヒュリコフさん!

関連記事:団長の手刀を見逃さなかった人に学ぶ「良い咬ませ犬キャラ」の条件 - 私の名前はジロギン。

 

この妙な自信は、ハンターハンターだと死亡フラグなんですよねぇ・・・

咬ませ犬の匂いがプンプンするヒュリコフさん。

もしかしたらヒュリコフさんは第2の団長の手刀を見逃さなかった人になるかもしれません。

だとしたらこれからも色々と考察しがいがありそうです。

 

ヒュリコフの行く末がとてもとても気になります。

冨樫先生、早く戻ってきてくれぇ!

 

【ハンターハンター】「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力考察!

休載前最終話で、なかなか異形な能力が登場しましたね。

能力名は「11人いる!(サイレントマジョリティー)」

f:id:g913:20170904171223j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

なんだかどこかで聞いたことのあるような名前ですが、おどらく冨樫先生がはまっているのでしょう。

 

クラピカに念を教わりにきた者、およびクラピカを始末するために何者かが発動した能力です。しかし、まだ誰が発動した能力なのかはわかりません。

情報がまだ足りない部分はありますが、「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力について考察してみたいと思います。

11人いる!(サイレントマジョリティー)の能力

まずは現在明らかになっている「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力をまとめます。

 

・術者は座敷人形(黒ぼっこ)と蛇のような生き物・呪唇白蛇(ツチボッコ)を操り攻撃を仕掛けます(具現化系、操作系、放出系能力の併用か特質系)。

f:id:g913:20170904171310j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

・座敷人形(黒ぼっこ)が見えるのは術者自身と座敷人形(黒ぼっこ)が取り付いた者(現在は第10王子・カチョウの従者であるロベリー)の2名だけ。

・攻撃をするのは4体の呪唇白蛇(ツチボッコ)。対象者を締め付け、体についた口で血を吸う。1匹で44秒、4匹で11秒で人間一人の血を吸い尽くす。

・座敷人形(黒ぼっこ)が一人も殺害できないと術者に呪いが返ってくる(術者が命を失うのかなど、具体的にどうなるのかは不明)

 

こんな感じです。

かなり暗殺に向いた能力ですね。座敷人形(黒ぼっこ)が術者と取り憑かれた人にしか見えない点からも、堂々と暗躍できそうです。

イメージとしてはクラピカのイルカに近いかもしれませんね。

 

ただ、呪唇白蛇(ツチボッコ)は第3王子・チョウライの警護兵・サカタも視認できていたので、術者や呪われた人、念能力者以外でも見ることができるようです(サカタは非念能力のはず)。

f:id:g913:20170904171516j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

ウッディーを襲ったのは呪唇白蛇(ツチボッコ)?

血を吸って対象者を殺害する呪唇白蛇(ツチボッコ)。

そういえばブラックホエール号の出港直後に血を抜かれて死亡したキャラがいましたね。

そう、ウッディーです。

f:id:g913:20170904171634j:plain

(引用:HUNTER×HUNTER 34巻176P/冨樫義博)

しょっぱなから殺されていました。

ウッディーの死に方は今回死んだ第13王子・マラヤームの警護についていたバリゲンと同じような死に方でした。

ウッディーは第14王子・ワブルの念獣が無意識に敵と捉え(ウッディーは他の王妃が送り込んだスパイでした)、殺害したものと思われていました。

しかし今回明らかになった呪唇白蛇(ツチボッコ)の攻撃方法を考えると、念獣の仕業ではなく「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の使い手による攻撃だったのかもしれません。

「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の使い手は下級王子を狙っている?

もしウッディー含むワブルの護衛を序盤に複数名殺害したのが「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の使い手だったとすると、下級の王子から狙っている可能性が高いですね。

今回死んだバリゲンも第13王子・マラヤームの護衛でした。力が弱く、人材も揃っていない下級の王子から始末しようというハラがあるように思えます。

 

ただ、この使い手は、クラピカのもとに集まった能力者たちも殺す気満々みたいです(第1王子の部下・ヒュリコフに対しても強気な姿勢でしたので)。

下級の王子から狙っているものの、結局は全王子の暗殺または戦力の削減を狙っているものと思われます。

 

誰が「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の術者なのか?

「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の術者が誰なのかは今の所わかりません。

ヒュリコフとバビマイナの能力でないことは間違いなさそうですが、ヒントが少なすぎます。

 

ただ、クラピカの「念能力を使える者は挙手しろ」という問いに対してヒュリコフと、殺害されたバリゲンと同じく第13王子の護衛についていたハンター協会員のベレレインテが手を挙げていました。その場で念能力を使えば自分が怪しまれる可能性がありますので、ベレレインテが能力者の可能性も低そうです。

 

しかし、クラピカとバビマイナ以外はどの王子かの念獣の仕業だと思っているので、発動してもごまかせなくもないですが・・・ハンター協会員は護衛を依頼されているだけで、危険を覚悟で暗殺に乗り出すメリットはあまりないんですよね(金で暗殺の依頼までされていたら別)。

となると、ヒュリコフ、バビマイナ、ベレレインテ(まだ暫定)、そして呪われている第10王子・カチョウの従者ロベリー以外の人物が能力者となりそうです。

 

が・・・まだ候補者が十数人いるので誰だかわかりませんね。

ただヒュリコフはすでに自分とベレレインテ以外に念能力を使え、それを隠している人物4人を見切っているみたいなので、その4人の誰かの能力でしょうが、まだノーヒント同然で、この状況で術者を見つけるのは無理でしょう。

ただ術者の1人称は「オレ」のようですので、男だと思われます。

「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の元ネタ

「11人いる!(サイレントマジョリティー)」はいろんなネタを詰め込んでいますね。

まず「11人いる!」というのは、そういうタイトルの漫画が昔あったみたいです。SF系の漫画ですね。

11人いる! - Wikipedia

さらに「サイレントマジョリティー」とは襷坂46の曲です。テレビなどでもよく流れています。「物言わぬ多数派」という意味の言葉です。

また座敷人形(黒ぼっこ)というのは宮沢賢治さんが書いた「ざしき童子のはなし」が元ネタのようです。童子と書いて「ぼっこ」と読みます。

その中で、「子供達10人が手をつないで座敷でぐるぐる回っていたら1人増えて11人になっていた」という話があります。この部分を基にしたのだと思われます。

バビマイナが今回の一件を受けて動じなかったクラピカを「一所懸命」と評していまいしたが、これも「ざしき童子のはなし」の中にあるフレーズです。

 

結構いろんなネタが詰め込まれています。冨樫先生の興味の幅が広すぎますね。

人気漫画家は情報量が違うなぁ・・・

 

「11人いる!(サイレントマジョリティー)」を取り巻く要素は複雑

いやぁ・・・ややこしい笑

ややこしすぎるよこれは!

もう自分で書いてても誰が誰だかわからないし、「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力も複雑すぎるでしょ!何食べたらこんな能力を作ろうと思うのだろうか・・・

 

何にしてもまた面白くなりそうな場面で休載になってしまいましたね。

「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力しかり、バビマイナやヒュリコフの動向しかり、気になることが多すぎます。

それに加えて王位継承戦がどんどん複雑化してきていますので、わかりやすくなるような記事も書こうかなと思います。

 

君の名は。バナー

 

【ワンピース】アーロンが最弱の海・イーストブルーに攻め込んだのは部下が弱すぎたから?

ナミの故郷ココヤシ村を襲撃し、長年にわたり支配し続けてきたアーロン一味。

アーロン一味のボスであるアーロンはもともと偉大なる航路(グランドライン)で魚人海賊団の一員として暴れていた猛者です。

そんなアーロンはグランドラインを後にし、「最弱の海」とも呼ばれる東の海(イーストブルー)にあるココヤシ村を根城にしました。

グランドラインで暴れていたアーロンが根城にするにはあまりにもレベル差がありすぎるような気がしました。

 

アーロンがイーストブルーに目をつけ、攻め込んだ理由には部下たちの弱さがあったのではないかと思います。その点について考察してみました。

ジンベエと喧嘩別れしたアーロン

アーロンは、元魚人海賊団の船長「フィッシャータイガー」の死後、人間に復讐するべく単身で海軍を襲撃しました。しかし当時海軍中将だった黄猿に逮捕されてしまいました。

結果、フィッシャータイガーの後を継いで船長となったジンベエが七武海に加盟したことと引き換えにアーロンは釈放されたのですが、人間に媚びを売るようなジンベエのやり方が気に食わなかったアーロンはジンベエと喧嘩。魚人海賊団から独立します(この時アーロンはジンベエにボコボコにされました)。

関連記事:【ワンピース】なぜアーロンの懸賞金は2000万ベリーと低額だったのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

魚人海賊団はフィッシャータイガーの理念に賛同した魚人達で結成されており、その理念をジンベエは肯定的に受け継いでいました。

一方でアーロンは否定的に解釈し、人間達に復讐することを目標としてしまいました。アーロンについてきたメンバーは、ジンベエのやり方に賛同できなかったメンバーだと思われますが、おそらくごく少数だったのではないでしょうか。

フィッシャータイガーの意志を継ぎ、さらに人徳もあるジンベエについていこうとする仲間が大半だったはず(しかも強いし)。

アーロンについてきた仲間はかなり限られていた上、人材的に優れたメンバーもいなかったものと思われます。

念には念を入れたアーロン

アーロンの傲慢な性格を考えれば、根城とする島はグランドラインの序盤の島にでもしそうなものです。自分が敵わない人間がいるなどと認めたくなさそうですので、それなりに海軍の警備が厳重な島などをあえて選びそう・・・

かと思いきや、最弱の海・イーズトブルーにまで戻り、さらに海軍が張っていないココヤシ村をターゲットにしていました。かなり安全面に配慮している気がします。

 

島民から搾取するのであればローグタウンなど大きくて人も多い島をターゲットにした方が儲かりそうだと思います。しかしローグタウンはグランドラインのふもととも言える島でしたので、海軍の監視も厳しい島でした。

あえてリスクが低そうな島を根城にしたことからも、アーロンは海軍などを相当警戒していたと思います。

でもアーロンの部下たちの弱さを考えると仕方がない気もします。

手負いのゾロに負けるはっちゃん

魚人島でナンバー2の実力を持つタコの魚人はっちゃん。6本の刀を操り、ゾロと交戦しました。

ゾロはその前に鷹の目のミホークと戦っており、黒刀で斬られ全治2年の超重傷を負っていました。しかもそれを自分で縫合していたというのだから恐ろしい。

 

重傷でふらふらの状態のゾロが相手でしたが、はっちゃんは致命傷を与えることもできず敗北しました。全快状態のゾロだったら手も足も出なかったと思います。

f:id:g913:20170903082118j:plain(引用:ONE PIECE 10巻82P/尾田栄一郎)

魚人島ナンバー2の剣士という割には、かなり弱かったと思います(そもそも魚人島にそんなに剣士がいなかった可能性大)。

 

絶対的に有利な状況を覆されたクロオビ

魚人空手40段という、すごいのかすごくないのかよく分からない肩書きを持つエイの魚人クロオビ。当時ルフィの仲間になったばかりだったサンジと戦いました。

サンジはクロオビと戦いながら海に沈められたルフィを救助するため、あえて魚人に有利な水中戦に持ち込みます。

 

クロオビは水中という絶対的に有利な状況でサンジをボコボコにし、追い詰めましたが、サンジの料理人ならではの知識(魚はエラに空気を入れられると死ぬ)で、逆転され、結局陸でサンジの足技コンボをくらい、敗北しました。

f:id:g913:20170903082233j:plain(引用:ONE PIECE 10巻107P/尾田栄一郎)

サンジの生命力が化け物じみてますが、魚人に有利な水中ですら仕留められなかったクロオビは、サンジと陸で戦い続けていたら普通に負けていたかもしれません。

戦闘経験ほぼ皆無のウソップに負けたチュウ

口からピストルのごとく水を飛ばすキスの魚人チュウ。チュウはウソップと戦いました。

当時のウソップは、キャプテン・クロ率いるクロネコ海賊団と戦ったくらいしか戦闘経験がありませんでした。しかもその時も雑兵にすら手も足も出ないくらい弱かったです。

 

チュウも、もちろんアーロンとともに魚人海賊団としてグランドラインで戦った経験があるはず。序盤は戦闘経験の差を見せつけウソップを圧倒しましたが、ウソップの策にはまりまくり、敗北しました。

f:id:g913:20170903082359j:plain(引用:ONE PIECE 10巻132P/尾田栄一郎)

この時のウソップは、チュウに酒をかけてアルコールに引火させるなど、キレッキレの頭脳戦を見せていましたが、ほぼ戦ったことのないウソップに振り回されまくったチュウの実力には疑問が残ります。

多分チュウは・・・かなり弱かったでしょう。

 

それでも部下思いだったアーロン

重傷を負っていたり、あえて不利な状況に追い込んだり、戦闘経験に乏しかったりとある意味ハンデ戦だった麦わらの一味。

一方でアーロン一味は特に手負いではなく、元から人間の10倍以上の力を持つ魚人族の集団。本来ハンデを抱えた人間たちなら一捻りで倒せるはず。しかし麦わらの一味に対し全敗を喫してしまいました。

 

アーロンは自分たちを高尚な種族だと自負していたようですが、冷静に部下たちの実力を考えると

「こいつらかなり弱いな・・・強い海賊や海軍、賞金稼ぎがいる海に攻めこめば負けかねないぞ・・・安全を考えて最弱の海イーストブルーに行こう」

と、かなりハードルを下げていたのかもしれません。

 

この場合、アーロンの考え方は逃げ腰とも言えます。しかし、確実に勝てる相手と戦うという考え方は正しいです。結果としてアーロンは長きにわたりいい暮らしをできていたので。

無理に強い相手に挑まなくてもいいんですよね。金があるなら相手は弱いほどいい。海賊らしい考え方です。

 

もし部下たちが強ければもっと島民が多く、より搾取できる場所を選べたかもしれません。アーロンは部下に恵まれていなかったと言えます。

しかしアーロンはそんな部下たちに対しても、傷つけられれば怒りをあらわにしていました。意外と部下思いだったんですよね。

f:id:g913:20170903082631j:plain(引用:ONE PIECE 10巻112P/尾田栄一郎)

確かに弱い部下たちでしたが、魚人海賊団に反発し、独立したアーロンを支えてくれた部下たちはアーロンにとって、とても大切なものだったのかもしれません。

強さに変えられない絆がアーロン一味にはあったのでした・・・(たぶん)

 

【ハンターハンター】ナックルがユピーを強制「絶」にできても勝てなかったんじゃない?

ハンターハンターを読み返していると、やっぱりキメラ=アント王直属護衛軍の強さは際立っているなと感じます。

真っ向勝負で勝つには、ネテロかゴンさんが全力でやりあうくらいしかなかったと思います。

 

個人的に特に強いなと思うのが、モントゥトゥユピーです。ユピー強すぎるんですよ。正直、念能力なしでもすでに怪物です。

ゴンたち討伐隊の作戦では、シュートが時間を稼ぐうちにナックルの能力「天上不知唯我独損(ハコワレ)」でユピーを強制的な「絶」の状態にして無力化を図ろうとしていました。

 

でもですね、ユピーを「絶」にしたところで勝てなくね?と思えるほどユピーは強いのです。そんなユピーの強さについて書いていこうと思います。

ユピーは魔獣との混成

作中で登場したキメラ=アントたち、特に師団長以上の上位種たちはキメラアントと人間が合わさってできた新たなるキメラ=アントでした。ですので人の言葉を話せたり、念能力を使えたりします。

 

ユピーの場合は例外的にキメラ=アントと人間ではなく、キメラ=アントと魔獣の混成生物なんですよね。

f:id:g913:20170901060804j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 25巻132P/冨樫義博)

魔獣はハンターハンターの世界に存在している生物のことで、一説には暗黒大陸から来たともされています。種によっては人間では太刀打ちできないものもいるでしょう。

 

ユピーを構成している生物がすでに人間のポテンシャルをはるかに上回る魔獣でしたので、普通に戦っても異常な強さを誇っていたはずなのです。

さらに獰猛なキメラアントと混ざることでより凶暴性を増していたと考えると、ユピーは戦闘に特化したキメラアントだったと言えます。強いはずですね。

ユピーの攻撃は念能力?

ユピーは自分の体を変形させ、多彩な攻撃を仕掛けてきました。

この攻撃が念能力によるものなのか、ただユピーがキメラアントとして持っている能力なのかについての言及はありませんでした。

 

ただ、ユピーがナックルたちとの戦闘で後半に見せたオーラの放出は念能力によるものだと思われます。

ユピーの能力と性格からしても放出系っぽいので、自分の体を変形させるのが念能力だった場合、放出系の範疇ではない気がします。

放出系と隣り合う強化系の能力の可能性もありましたが、個人的にユピーの体の変形は念ではなくユピーがキメラ=アントとして持っていた能力だと思うんですよね。

例えると、蜘蛛が糸を出したり、サソリが毒を持っていたりというような生物特有の能力ではないかと。

2023年追記

ユピーは変化系の能力者でした。

 

もちろんユピーもオーラを扱えるので、キメラ=アントとしての能力にオーラを付加して威力を強化していたとも思います。でもオーラを抜きにしたとしてもめちゃくちゃ強いです。

シュートに使った針攻撃なんてシュートじゃなければ避けられなかったと思います。

f:id:g913:20170901061034j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 26巻36P/冨樫義博)

そもそも「絶」にするのが現実的ではなかった

ナックルはこれまでに5,000回以上の戦闘経験を誇ります。その経験値と能力の関係から、殴ってポットクリンをつけた相手のオーラ量を感覚的に数字化できます。

ナックルはユピーのオーラを感じ取り「底が見えねぇ」と絶望していました。ユピーのオーラ量はこれまでナックルが戦ってきたどの相手を以ってしても足りない量だったのです。

f:id:g913:20170901061454j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 27巻174P/冨樫義博)

幸いにもユピーはオーラの大量放出を技として身につけてくれたため、ナックルの能力としては追い風になりましたが、それでも「絶」にするまでには及びませんでした。

 

おそらくオーラ量だけで言えば、護衛軍の中で最も多いのがユピーだと思います。

魔獣との混成ということや、オーラで周囲を吹き飛ばすという技を使うことからも人間との混成のキメラ=アントでは保有できない量のオーラがあったと思います(万単位の人間を操作できるプフと、何日もの間2km範囲の「円」を張り続けられるピトーのオーラ量も化け物クラスですが)。

 

ユピーを「絶」にする作戦を成功させること自体現実的ではなかったと思います。

なぜユピーを「絶」にする作戦を取ったのか?

モンスター級のオーラを持つユピーを「絶」にするのは悪手とも取れる作戦だったと思います。

しかし、討伐隊にはユピーに関する事前情報がほとんどなかったんですよね。

 

護衛軍たちの強さは、人間に白旗を上げたコルトからモラウとノヴがなんとなく聞いていました。

コルトも把握していたのは護衛軍の中でも早く生まれたピトーとプフくらいだったでしょう。ユピーは最後に生まれたので、コルトも情報を持っていなかったと思います(姿形くらいは知っていたはずですが)。

 

さらに、ユピーは何をやっていたのかわからないくらい、キメラアント編序盤では活動していません。囲碁や将棋のプロをメルエムのもとに連れてくるくらいしかしていませんでした。

ピトーは「円」を張っていたことと、直接接触したゴンとキルアの話から強さの想定はできますし、プフもノヴが「円」に触れてその強さに直面していますので、プフについても情報があります。が、ピトーに関しては事前に誰も接触してませんし、強さを測るきっかけがなかったんですよね。

 

事前情報がなかったので、ユピーを「絶」にするという策を打ってしまったのだと思います。キメラアント編はそう言った「誤算」が連続する点が面白味でもありますが。

 

ユピーを無力化するにはどうすればよかったのか?

ユピーを「絶」にしたところで、素の戦闘力だけでもシュート、ナックル、モラウ、メレオロンが協力したところで負けていたと思います。

シュートは真っ向勝負で致命傷を負い、ナックルは決定打となる技がなく、モラウは満身創痍、メレオロンは攻撃能力がない。いやはやきついですね。

 

個人的には、メレオロンの「神の不在証明(パーフェクトプラン)」で気配を消すのをナックルではなくシュートにし、シュートが見えないところからユピーの体をどんどん「暗い宿(ホテル・ラフレシア)」で抉り取っていく作戦が良かったのではないかなと思います。

 

ナックルの逃げ足があればユピーから逃げるのは問題なくできていたので、囮役をシュートとナックルが交代すれば良かったのではないかなと。

関連記事:【ハンターハンター】シュートとメレオロンが組めばユピーを無力化できたんじゃない? - 私の名前はジロギン。

 

たらればで語ればなんとでも言えるんですけどね。問題点はユピーの強さが規格外過ぎたという点。

ハンターハンターの世界観的に、ユピーのようなパワーでゴリ押しタイプの敵は搦め手に弱いというのがセオリーです。同じくゴリ押しタイプのウボォーギンはクラピカの策と搦め手によって敗北しました。

 

シュートもナックルもモラウも搦め手のような能力を使い、ユピーをかく乱しましたが、それでもパワーで押し切ってしまったユピーは作中のセオリーをぶち破るほどの強さだったわけですね。ユピーにはそもそも勝つ、あるいは無力化するのは無理でした。

 

念能力者同士の勝負で強制的な「絶」にされてしまうのは致命的。ほぼ負け確実ですが、「絶」にされたところでモラウらの一流ハンターたちを相手取り、勝てるほどの強さを持ったユピーは文字通り怪物だったと思います。

 

ただ忘れてはいけないのが、討伐隊は名ばかりで、実際の所メルエムと護衛軍を分断し、その隙にネテロがメルエムを仕留められれば、王を失った護衛軍は存在意義すらなくなるので、実質人間側の勝ちでした。

ネテロがメルエムを爆撃するまでの間に、メルエムの元に辿りつけなかった時点でユピーは人間側の策に敗れていたとも考えられます。

 

ハンターハンター休載決定!?冨樫先生・・・本当なのか・・・?

冨樫先生ぇぇぇぇぇぇぇぇXYサイアSJSふおDじゃお!!!

冨樫先生・・・

 

嘘だろ・・・嘘だって言ってくれよ・・・

これは夢だよな?夢を見てるんだよな俺は?

news.nicovideo.jp

ハンターハンター

休載決定!?

 

そんな・・・あんまりだぜ・・

 

6月26日に再開して、まだ2ヶ月ちょっとしか経ってないぜ・・・

もう休載なのか・・・まるで夢のように・・・あっという間に過ぎて行ってしまったな。

本格的な発表は来週のジャンプに載ってるみたいだけど、かなり確かな情報っぽいよなぁ・・・

 

また、人生の楽しみが一つ減っちまう。

毎週月曜日を楽しみにしていたこの2ヶ月・・・仕事があるのに、「早く月曜日こないかな」って待ち遠しかった2ヶ月・・・夢のような時間だった・・・

 

ハンターハンターを読んでいると元気づけられるんだ。

キルアとかヒソカとか、一見陽気でノリが軽そうなキャラなんだけど、実はほとんど友達がいない陰キャなんだよ・・・

でもああやって堂々としているキルアやヒソカを見ていると、陰キャの私も、

もっと胸を張って生きていいんだ!

って、元気になったし、自信をつけられたんだ・・・

 

今、ストーリーのメインにいなっているクラピカは、何事も自分一人で抱えがち・・・これも陰キャ、いや、世の中生きている人たちみんなが共感できる性格。

みんな人にものを頼むのって苦手なんだよね。

無条件で信頼できる人間なんていないんだよね。

それでもいいんだ!

それでも十分戦えるんだって、毎週毎週勇気付けられてきたんだ・・・

 

でもごめんなさい冨樫先生ぇぇぇぇJさほいHPドアじゃ甥がほい!!!

カキンの王子たちの継承戦じゃなくて暗黒大陸編が読みたいって思ってしまってごめんなさい・・・

継承戦も面白いんだ本当は・・・派手なバトルはないけど、推理と推察で進んでいくストーリーは、ヨークシンシティ編を思い出す・・・

冨樫先生の真骨頂は、動きがなくてもおもしろいところにある・・・

それを吐き違えていた・・・ごめんなさい・・・

 

休載期間中の冨樫先生はなにをするのだろうか?

ドラクエかな?ドラクエ11かな?

ドラクエは本当におもしろいから私も好きだ。

でも冨樫先生の描くハンターハンターはもっと好きだ!

作り手は、インプットも必要だから、冨樫先生には十分に休みを取ってもらって、またおもしろいハンターハンターを書いてもらいたい。

その期間だと思えば、休載もなんのそのさ。

 

 

むしろ前向きに考えよう。

今回の休載までに書いたストーリーは10話になるから、

単行本35巻は発売されるはず!

いつになるかはわからないし、33巻発売から34巻発売までの期間は長かったけど、35巻は間違いなく発売される!

 

そして冨樫先生はどうやら

2017年内に連載再開してくれる

みたい。

チャージ期間のあった冨樫先生はきっと面白いストーリーを作ってくれるはず!

 

さらに今回の休載期間は、

改めてハンターハンターを読み返す期間にすればいいんだよ。

王位継承戦の話も難しいし、休載期間中にもう一度読み直して、しっかり把握しよう、ストーリーを。

ハンターハンター読んだことない人はぜひ読もう!

今からでも全然間に合う!1巻から読んでも間に合う!

ハンターハンターはそういう珍しい作品!休載期間があるからこそ、新規参入もしやすい作品!

 

今回の休載は私たちにとってももう一度ハンターハンターを理解する時間にしようじゃあないか。

冨樫信者の私は、冨樫先生の復活を心より待ってます。

 

 

【ハンターハンター】天空闘技場のフロアマスターたちの強さはどれくらい?

 

ハンターハンターの世界には「天空闘技場」と呼ばれる場所があります。

世界中のバトルマニアたちが集まり、ファイトマネーや名誉をかけて日夜戦いを繰り広げています。

 

天空闘技場を勝ち上がり、最高階である200階クラスで10勝すると、そのさらに上の階に君臨するフロアマスターに挑戦することができます。

その存在については明かされていたものの、実際にフロアマスターとして出てきたキャラはヒソカとクロロだけでした。

 

しかしこの2人は戦いの場が欲しくてフロアマスターになっただけで、フロアマスターとしては例外的な強さだったと思います。

 

そこで今回は

フロアマスターの強さはどれくらいなのか?

について考えてみようと思います。

 

 

 

 

フロアマスターとは?

f:id:g913:20170830070223j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 6巻90P/冨樫義博)

 

まずはフロアマスターについて簡単に説明します。

フロアマスターとは、天空闘技場の230階〜250階の各階層を独占している21人の闘士のことです。

200階クラスで10勝するとフロアマスターへの挑戦権を獲得し、その時のフロアマスターと戦って勝利すると、新たにフロアマスターとして認定されます。

 

フロアマスターになると、2年に1度開催される「バトルオリンピア」に参加できます(バトルオリンピアの詳細は完全に不明)。

このバトルオリンピアで優勝すると天空闘技場の最上階を自分の家にできるなどの特典が付いてくるそうです。

 

世界中の腕自慢が集まる天空闘技場のフロアマスターになるということは、格闘家としては名誉なことです。その名誉を賭けて1日平均4000人もの腕自慢たちが、天空闘技場にやってきます。

 

 

ヒソカとクロロは強すぎる

先述の通り、ヒソカとクロロは互いにフロアマスターとして(ヒソカはフロアマスターだったのか謎です)、天空闘技場で戦いました。

 

しかし、天空闘技場全体のレベルを考えても、この2人は強すぎると思うんですよね。

熟練のプロハンターでも手が出せない幻影旅団の団長・クロロと、そのクロロがガチで仕留めるために作戦を練り、能力を使いまくる必要があったヒソカ。

こ2人の戦いは念能力者としてもトップクラスの戦いだったと思います。この2人と真っ向からやりあえるのなんてトッププロハンターくらいでしょう。

 

クロロやヒソカレベルの人間が天空闘技場のような参加資格不要の野良大会に挑んでいるとは考えにくいですね。プロハンターになる方がよっぽど名誉もあり、お金や待遇としてもいいはずですから。

 

それにヒソカは、フロアマスターに挑戦していなかったか、フロアマスターになっても特に戦っていなかったようで、どのみち天空闘技場でのバトルに興味を失っているようでした。

2018年7月追記:カキン帝国マフィアの話で、ヒソカはフロアマスターだということが言及されました。

 

関連記事:【ハンターハンター】クロロ戦の時のヒソカはフロアマスターだったのか?考察してみた! - 私の名前はジロギン。

 

このことからも、フロアマスターと言ってもヒソカのお眼鏡に敵うレベルではなかったと思われます(フロアマスターたちが強すぎてヒソカが戦意喪失した可能性もありますが)。

 

ヒソカは作中で「すでに実力はフロアマスタークラスか?」などと言及されていましたが、そもそもヒソカは天空闘技場では全力で戦っていないようでしたので、この評価はむしろ過小評価と言えると思います。

 

ヒソカとクロロの強さをフロアマスターの強さを測る物差しにするのは無理がありそうです。

 

 

キルアに対するカストロの評価

天空闘技場でヒソカに殺されてしまった闘士、カストロ。

当時、200階クラスでヒソカと戦おうとしていたカストロは勝つ気満々でした。

キルアはそのカストロの自信が本物かどうか確かめるべくカストロの控え室に侵入を試みたことがありました。

 

その時にカストロはキルアのオーラなどを見て、

「バトルオリンピアで待っている」

「君なら来れる」

とキルアを高く評価していましたね。

f:id:g913:20170830070256j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 6巻153P/冨樫義博)

 

確かにカストロの評価は正しく、キルアはその後、キメラアントとも余裕で戦えるほど強くなりました。

しかし、当時はまだ念の基礎修行中で、キルアよりもっと強い人間は天空闘技場内にもいたはずです。

このカストロのキルアに対する評価を考えると、念を修行中のキルアでもフロアマスターになれるレベルなのかもしれません。

 

あるいは、カストロが今後のキルアの成長性を見切っての発言だったとも取れます。

が、カストロもすでに「バトルオリンピアで待ってる」などとフロアマスターになったつもりでいたので、そんなに高いレベルをキルアに求めていたわけでもないかと思います。

 

 

 

新アニメ版の映画だとズシがフロアマスターになっている

新アニメ版の映画「ラストミッション」ではゴンとキルアとともに修行していたズシがフロアマスターになっています。

ズシはまだ念の修行中で、作中では200階クラスにもたどり着いていませんでした。

 

ゴンとキルアの影響を受けて急速にズシが強くなったことも考えられますが、まだ念の基礎を習得中だったズシでもなれてしまうのがフロアマスターの強さだと考えると、やはりフロアマスターがめちゃくちゃ強いということはないと思われます。

 

ただ、新アニメ版の映画は外伝的な要素が強いので、原作の設定と比べるのは違うかなと思います。

 

 

200階クラスの連中が「フロアマスターになれる」と思えるレベル

結局のところ、カストロやサダソ、リールベルト、ギドなどの200階クラスで戦っていた闘士たちが「なろうと思えるレベル」がフロアマスターの強さだと思うのです。

 

カストロはヒソカに重傷を負わせるほどの強さを持っていたので、200階クラスでも飛び抜けて強い方だったとは思います。

しかしそれ以外の闘士たちは念の基礎を学んだだけのゴンとキルアに手を抜かれても負けるレベルでした。

 

サダソたちは、念について知らないまま200階クラスにやってきたルーキーたちを脅して勝ち星を上げていたようですが、フロアマスターになるには、正々堂々フロアマスターと戦わなければなりません。

脅してもサダソたちより強いのは確実なので屈しないと思います。

 

ということは、サダソたち的にフロアマスターとは戦っても勝てる何らかの勝算があったはずです。

サダソたちですら勝てる可能性を見いだせるのがフロアマスターの強さだと思われます。

 

そう考えると・・・やっぱりそんなに強くないかも。

ヒソカが興味を失うのも何となくわかります。

 

 

 

強さはカストロレベル

カストロがフロアマスターになったような気でいたことや、200階クラスではヒソカ以外に負け無しだったことを考えても、フロアマスターの強さは

カストロと同じくらい

だったのではないかと思います。

 

カストロとしてはフロアマスターの強さは「こいつらなら私でも十分やりあえるわ」と感じるレベル。

一応念能力者で、キルアの実力も見切っていたカストロならば、フロアマスターの評価も正しく出来ていたと思います。

 

しかしカストロは、ゴンやキルアと出会う前のヒソカとしては、過去には戦いたい対象ではあったものの、もっと強くなる人間たちの存在を知ったら見放すレベルでした。

ヒソカとしてはフロアマスターも同じだと思います。「ちょっと戦いたかったけど、もういいや。」的な。

 

ただ、カストロレベルといっても、ハンターハンターの世間一般の基準で考えるとかなり強いです。

ヒソカの両腕を引きちぎるほどの大ダメージを与えたのはカストロとクロロくらいですので(カストロと戦っていたヒソカは遊び半分でしたが)。

 

ヒソカが一時は成長性を認めたことからもカストロは格闘家として十分強いと言えます。

カストロに勝てる格闘家も非常に限られていると思いますので、一般の格闘家からすると、カストロもフロアマスターも化け物のように強いはずです。

 

ハンターハンターは超天才であるゴン、キルアとそれを取り巻くあらゆる分野の超天才たちの視点で進んでいきます。

そもそも念を使える時点で人類の中でもごくわずかな、稀有な存在です。

そんな超天才たちばかりを見てしまうので、私たち読者としてはカストロや天空闘技場編で登場したキャラクターたちに物足りなさを感じてしまいます。

が、カストロたちも本当はめちゃくちゃ強いのです。

 

ただフロアマスターの強さとしては、

念の基礎を習得している

できれば自分だけの必殺技「発」を習得している

この2つの条件が揃えば、十分勝てそうな相手だと思います。念なしだと難しいでしょうね。

 

カストロだったり、陰獣あたりの強さがフロアマスターの強さに近いかなと個人的には思っています。

陰獣も世界中のマフィアが誇る武闘派集団ですので、超強い設定なんですけど。

関連記事:【ハンターハンター】カストロと陰獣が戦ったらどちらが強いのか? - 私の名前はジロギン。

 

 

【ハンターハンター】シルバのペットのドラゴンに乗って暗黒大陸には行けないのか?

着々と暗黒大陸に向かうブラックホエール1号。

ブラックホエール1号は海を進み、約8週間で仮装新大陸に到着します(それ以上の渡航は危険なので、カキンの王子や乗組員、乗客にはこの仮装新大陸が暗黒大陸だと伝えてあります)。

暗黒大陸はさらにその先にあるので、たどり着くまでに非常に時間がかかるのです。

 

海路で行くから時間がかかるのであり、空路で行けばより時間は短縮できるはず。

船の進むスピードより飛行船の進むスピードのほうが早いでしょうから。

しかし、それができない理由として、空路で行くと強風や竜巻に見舞われたり、飛行生物の攻撃を受けて墜落してしまう危険性があるので海路を選ぶしかないのです。

 

だったら竜巻や飛行生物に負けないくらい強い魔獣に乗って行けばいいのではないかと思いますよね。

空を飛べて強そうな魔獣・・・あっ!

シルバのペットのドラゴンちゃんがいました!

f:id:g913:20170828194924j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 26巻165P/冨樫義博)

このドラゴンちゃんに乗って暗黒大陸には行けないのか?考察してみました!

シルバのペットのドラゴンとは?

キメラ=アント編において、ネテロ会長の依頼でキメラアント護衛軍とメルエムの分断をしにやってきたゼノとシルバが乗っていたドラゴンです。

作中では「怪鳥」と呼ばれていましたが、鳥というよりはドラゴンな気がします。

 

このドラゴンは作中で特に活躍することはなく、シルバとゼノを運んできただけでした。が、見るからに強そうではあります。

このドラゴンに乗れば暗黒大陸まで行けるのではないかと思ったのです。

食事の問題

仮装新大陸まで船で約8週間、さらにその先に暗黒大陸があるので、暗黒大陸到着までには数ヶ月単位で時間がかかると思われます。

ドラゴンで飛んでいけば多少早く着くかもしれませんが、それでも1ヶ月近くかかってしまうでしょう。

となると、ドラゴンの食事も持っていかなければなりません。あれだけ大きなドラゴンですから、食事量はゾウ以上だと思われます。

ドラゴンが1ヶ月以上食いつなぐだけの食料を持っていくのは不可能です。何百トンもの食料を運ばなければなりません。

 

道中の飛行生物を食べたとしても、そう簡単に狩りが上手くいく保証もなし。

しかも、ペットのドラゴンなので自然の世界での狩りに慣れていないかもしれません。

ドラゴンの食事のことを考えると、暗黒大陸まで食いつなぐのがかなり難しそうです。

 

一応ドラゴンと言いつつも、「鳥」のようなので、渡り鳥の要領で、不眠不休、無飲無食で飛び続けられたとしたら、食事はなくても大丈夫そうではあります。

そんなに強くない?

あのドラゴンがそれほど強くない可能性もあります。

確かに腕もちっちゃいし、おとなしくシルバらの言うことを聞いているところを見てもそれほど獰猛というわけでもなさそうです(ゾルディック家の番犬・ミケのようにゾルディック家に謎の服従を誓っている可能性は大いにあり)。

関連記事:【ハンターハンター】スクワラはゾルディック家の番犬ミケも操れるのか? - 私の名前はジロギン。

 

人間たちが住む世界に近い場所を根城としている飛行生物たちに対しては、シルバのドラゴンでも勝てるかもしれません。

ただ、暗黒大陸側の生物相手となると太刀打ちできない可能性があります。

暗黒大陸の生物は考えられないほどデカイので。

f:id:g913:20170828195543j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 33巻80〜81P/冨樫義博)

意外とあのドラゴンはそんなに強くなく、あくまでシルバとゼノの移動に用いられるドラゴンちゃんなのかもしれません。

暗黒大陸の生物ともやり合えるくらい強かったら、あのドラゴンちゃんが護衛軍を薙ぎ払ってればキメラアント編は終わりでしたからね。

実は伏線?

これまで「あのドラゴンでは暗黒大陸に行くのは無理ではないか?」というスタンスで話を進めてきてしまいました。

しかし、作中描写がないだけで、あのドラゴンは暗黒大陸に行ける可能性も十分に秘めているんですよね。

ゼノとシルバ、そしてネテロがドラゴンに乗って護衛軍らに奇襲を仕掛けた際、ドラゴンははるか雲の上を飛んでいました。

f:id:g913:20170828195754j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 25巻45P/冨樫義博)

雲の上ということは、ほとんど天候に左右されない高さです。曇っている日に飛行機に乗って上空に行くと晴れているあれと同じです。

天候に左右されない高さでも飛べるのであれば、暗黒大陸までの道中で発生した竜巻などは回避できそうです。

あとは飛行生物に注意すればいいわけですが、背中に乗っているのがゼノやシルバであれば、並大抵の生物であれば撃ち落とせそうです。

 

もしゴンとキルアが暗黒大陸に行くとしたら、急ぎになると思います。

飛行船では暗黒大陸に渡れないとなると、シルバのドラゴンちゃんが最も有力な移動手段となりそうなんですよね。

ゴンはジンとの関係がありますし、キルア始めゾルディック家はアルカ(ナニカ)の関係があるので暗黒大陸に行く理由はあります。

そうなった場合、ドラゴンちゃんが移動手段にいなる可能性は高そうです。

キメラアント編で登場したのはその伏線かもしれませんね。

ドラゴンちゃんの負担がデカい

ドラゴンちゃんの最高移動速度の問題もあるかと思います。

もし凄まじい速度での飛行が可能であれば、暗黒大陸に休憩や食事なしでつけるかもしれません。

しかし、だとしたらジンをはじめとするプロハンターたちが暗黒大陸に行く「手段」を持ち合わせていないことの辻褄が合わないんですよね。

ジンもでかいドラゴンを手なづけていたようですから、シルバのペットくらいの魔獣の1匹や2匹手なづけていて、暗黒大陸に行く手段として確保していたとしてもおかしくない気がするのです。

 

この観点から考えると、シルバのペットのドラゴンちゃんで暗黒大陸に行けるかというと難しいのではないかなと思います。

プロハンターたちが勢ぞろいしているにもかかわらず、海路を選んでいるのもその証拠ではないかと。

 

だとしたら、ゴンとキルアはどうやって暗黒大陸に行くのやら・・・

正直、暗黒大陸の方が気になるのですが、なかなかカキン王子たちの争いが進みませんね・・・本当にドラゴンちゃんみたいな生物に乗って、暗黒大陸まで直行して欲しいところです・・・泣

 

【ハンターハンター】プロハンター、意外とハゲが多くてハゲほど有能説

自称・プロハンターである私、ジロギン。

富み、名声、力、何もかもを手に入れた象徴とも言えるプロハンターではありますが、それでもなお欲しいものがあります。それは・・・髪の毛です。

私は髪が薄く・・・常に髪を求めている「ヘアハンター」でもあります。

www.g913-jiro.com

なんとかして髪を生やしたい・・・髪を手に入れたい・・・

と思っていたのですが、ハンターハンターの作中に登場するプロハンター達を見てみると、意外とハゲているプロハンターって結構いるんですよね。

今回はプロハンター、意外とハゲ多い説というテーマで、ハゲているハンターたちを紹介してみたいと思います。

ネテロ(加齢によるハゲ)

まずは、最強の念能力者であったアイザック=ネテロ!

f:id:g913:20170826090732j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 27巻159P/冨樫義博)

ネテロは頭頂部のみ髪が残っているという珍しいタイプのハゲでした。

もしかしたら、あえて頭頂部だけ残し、チョンマゲのような髪型にしていた可能性もありますね。

息子(と自称している)ビヨンド=ネテロが、割と年を食っているにもかかわらず凄まじい毛量であることを考えると、ネテロもハゲではなかったのかもしれません。

 

ただネテロは齢120歳(自称)ほどとのことでした。ネテロの薄毛が体質的なものだとしたら、原因は加齢によるものでしょうね。

120年も自分の髪を維持し続けるのは難しいです。まず枯れ果てるでしょう。

むしろネテロはかなり髪が残っていた方とも言えます。うまく維持したものです。

ネテロは最強の念能力者であり、最強のハゲだったかもしれません。

師匠として崇めたいほどです。

ハンゾー(スキンヘッド)

ハンターハンターを代表するハゲといえばハンゾーがいます。

f:id:g913:20170826090927j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 4巻161P/冨樫義博)

初登場時点で18歳、現在20〜21歳ほどのハンゾーがハゲるのはかなり早いです。

作中で言及はなかったですが、おそらくハンゾーは意図的に髪を剃っただけでしょう。体質的なハゲではないと思います。

忍者という仕事の関係上、髪があると邪魔だっったので剃ったのかもしれません。

確かに身動き取るにも髪がない方が動きやすそうですからね。

センリツ(事故によるハゲ)

センリツは「闇のソナタ」という楽曲を演奏した際に、現在の見た目になってしまったそうです。

「闇のソナタ」の詳細は明かされていませんが、演奏したり、聞いたりしたものを死に追いやる危険な楽曲のようですね。

f:id:g913:20170826091037j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 8巻181P/冨樫義博)

センリツは体質的なハゲではなく、「闇のソナタ」を演奏したことで発生した事故によるハゲだと推測されます。経緯が非常に悲しいものなのです。

ハゲた原因はハゲの数だけあります。センリツのような場合はあまりハゲハゲいうのはやめてあげて欲しいですね・・・私のハゲは完全に遺伝と不摂生などによるものだから身から出た錆なのですが・・・

センリツさんは実は超美人説に期待!

ノヴ(ストレスによるハゲ)

忘れてはならないハゲのプロハンターといえばそう、ノヴさんですね。

f:id:g913:20170826091204j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 27巻191P/冨樫義博)

ノヴは作中時間の経過とともに急速にハゲてしまいました。進行形のハゲでしたね。

ノヴはキメラ=アント護衛軍プフの「円」に接近した際、そのオーラの異常さを感じ心が折れてしまい、参加中であったキメラ=アント討伐任務の続行が不可能になってしまいました。

心が折れた直後に髪がすべて白髪になってしまうほど、強いストレスを感じてしまっていたようです。

確かにキメラ=アント護衛軍のオーラは人間では考えられない異質なものでしたので、ノヴほどの熟練のハンターといえど、直面すれば心的外傷を折ってしまいかねないものだったのです。PTSDと呼ばれるものに近いと思います。

戦争体験者などが、当時の経験がトラウマとなって生活が困難いなったり心身に異常をきたしたりしてしまう症状をPTSDと呼びます。

 

討伐作戦中は前線を離れサポートに回っていたノヴでしたが、終盤に負傷したシュートとナックルを救助しに、討伐隊と護衛軍が戦闘中の前線に顔を出しました。

しかし戦闘真っ最中の空気はノヴにさらなる心的負荷をかけ、結果すべての髪が抜け落ちることになってしまいました。

ノヴは完全にストレスによるハゲです。ノヴのように強烈なストレスがかかると精神の状態などから髪が急激に抜けてしまうこともありますが、日常的にちょっとずつストレスがたまるのも髪が抜ける原因になります。

イライラすると男性ホルモンが多く分泌され、それが毛細血管を細くする物質へと変わり、髪に栄養が送られなくなってしまうのだそうです。

 

 

意外と強キャラが多い?

プロハンターの中で「ハゲといえばこのキャラ!」と思いつくキャラをあげてみました。

正直自分も薄毛であるため、ハゲをネタにするのは心苦しいです。が、あえてネタにすることで、前向きに捉えられるようにしたいのです(キリッ)

 

でも今回挙げたハゲキャラを見てみると、意外と強キャラが多くないですか?

ネテロは言わずと知れた最強の念能力者です。ネテロに勝てるキャラはキメラアントの王・メルエムくらいだったことでしょう。

ハンゾーはハンター試験時点で、ゴンやキルアでも敵わない(キルアが本気を出せば別)ほどの実力者でした。念を学んでさらに強くなっていることは間違いなしです。

センリツは戦闘面での強さはないものの、遥か遠くの物音を聞き分けたり、声のトーンや心音からその人物が嘘をついているかどうか聞き分けられたりと、かなり有用な能力を保持しています。

ノヴは、ノヴ以外侵入不可能(ノヴが許可すれば入れる)である無敵の念空間を作り出せる、ぶっ壊れ性能な能力を使います(能力が強力すぎるがゆえに心が折れて強制退場となった説があるほどです)。

 

今回挙げたハゲたプロハンター達は、皆かなりの使い手だと思います。

プロハンターといっても協専ハンターなど、正直プロハンターとは思えないほど低い実力のハンターも多いです。

その中でこのハゲの優秀さ・・・っていうかハゲキャラがかなり強いのがハンターハンターの世界観だと思います。ハゲが優遇されている世界、ハゲに優しい世界です。私も行きたい。

 

と考えると、私もハゲであることはプロハンターとして全く恥じることではない気がしてきました。

ハゲが進行するほどプロハンター、そして念能力者としての実力が上がっていくわけですか・・・

 

いや、やっぱり実力より髪が欲しいです。

 

【ハンターハンター】第1王子私設兵・バビマイナとはどんな人?

2017年8月24日時点、絶賛連載中のハンターハンター。

色々気になるところがあって、まずどこから切り込んでいくべきか悩むところではあるのですが、今回は第1王子・ベンジャミンの私設兵の一人であるバビマイナについて考えてみようと思います。

クラピカの元に派遣されたバビマイナですが、その目的や各行動の意図が不明確な部分が多いです。

現状、バビマイナについてわかっていることをまとめたいと思います。

バビマイナとは?

f:id:g913:20170824062240j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ38号/冨樫義博)

第1王子・ベンジャミンの私設兵の一人です。リーゼントっぽい髪型と刈り上げが特徴的な男性。

第14王子・ワブルとクラピカのもとに、警護の名目でワブルの暗殺にやってきたビンセントという私設兵に代わり、改めて派遣されたのがバビマイナです。

バビマイナもビンセントに近い目的で派遣されているとは思うのですが、その行動には謎が多いのです。

迎撃(カウンター)型の念能力?

バビマイナの念能力については、得意系統などについても言及がなく、まだどういうものなのかわかりません。

ただ作中では「迎撃(カウンター)型」の能力と言われていました。

f:id:g913:20170824062357j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ35号/冨樫義博)

敵から攻撃を受ける、あるいは能力を使われるなどした際に、後出し的に発動する能力と思われます。

代表的なカウンター型の能力というと、これまでに出てきた能力としては・・・

フェイタンの「許されざる者(ペインパッカー)」ですかね。敵の攻撃を受けるほど威力の高い攻撃を発動できる能力でした。

フェイタンの場合「迎撃」というと少し違う気がしますが、敵から攻撃を受けることが能力の発動条件という点で、カウンター型と言えると思います。

フェイタンほど強力な能力とは思えませんが、バビマイナの能力は敵の攻撃を受けて発動するタイプのようです。

目的は暗殺ではなく調査?

バビマイナの前任であるビンセントは、完全にワブル王子の暗殺目的で来てました。

しかし、クラピカたちがビンセントを捕縛、さらにビンセントが服毒自殺を図ったことで暗殺は失敗に終わりました。

関連記事:【ハンターハンター】ビンセントという新しい咬ませ犬キャラの魅力を語る! - 私の名前はジロギン。

 

ビンセントのボスに当たるベンジャミンとしては、クラピカ(とビル)の能力を知りたいところ。そのための調査員としてバビマイナが派遣されたようです。

クラピカの目的が場を膠着状態にさせることにあるとわかったベンジャミンたちは、敵が攻撃する意思を示さない限り念の発動ができないバビマイナを派遣することで、クラピカに警戒されにくくしたのかもしれません。(クラピカはバビマイナの能力を知らないため、バビマイナがやってきただけで警戒してしまうとは思います。が、バビマイナは能力上、ビンセントのように最初から喧嘩をふっかけるような真似はできませんので、クラピカに取り入りやすくはあったと思います)。

 

バビマイナはワブル王子の警護をする中で、クラピカらの能力に関する情報などを調査しようという腹があると見えます。

バビマイナはあくまでも調査が目的。その調査の結果、クラピカの能力が判明した場合、改めてヒュリコフという私設兵が派遣される模様です。

f:id:g913:20170824062636j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ38号/冨樫義博)

ヒュリコフがクラピカの能力を無力化する、あるいは直接ワブル王子を暗殺をする役割を負っているようです。

良い人そう?

クラピカたちの元にやってきた当時、バビマイナは任務達成のため探りを入れる気満々でした。

クラピカたちの一挙手一投足を探るべく部屋に「円」を張るほどでしたからね(ちなみにバビマイナの「円」は部屋の大きさから半径10mほどはありそうです。ノブナガさんよりは広いです)。

 

ただ、ゴキブリの目を使って第12王子・モモゼの暗殺現場を目撃し、動転したオイト王妃の様子を見て、バビマイナは「円」を解除していました。

バビマイナの目的が明確にはなっていないものの、クラピカの能力の調査のために「円」は必要ですし、自分が不意打ちされる可能性を考えても警戒を解くのはバビマイナ自身にとって危険が及ぶと思います。

しかもオイト王妃が能力を使っていることにも感づいていたようでしたので、尚更警戒は解けないはずです。

 

そんな状況でも「円」を解いたバビマイナ・・・より一層バビマイナの行動意図がわからなくなってきました。

ワブル王子を取り巻く状況があまりにも悲惨というか、追い詰められていたので、これ以上追求する必要はないと感じ、「円」を解いたのか、はたまたこれも作戦の内なのか・・・?

表面的に見れば、バビマイナが「円」を解いたことはクラピカらの調査を一時的に止めているということになるので、気を使ってくれたと判断できます。

意外とバビマイナは良い人だったパターンも考えられますね。

イケメン化

バビマイナは初登場からものの数話でイケメン化しました。

ハンターハンターにおけるキャラのイケメン化は、そのストーリーでメインキャラになる伏線である可能性が高いのです。

例えば、幻影旅団も初登場時はだいぶ、個性豊かなお顔をされていました。

f:id:g913:20170824062912j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 8巻153P/冨樫義博)

ナックルも最初は全然顔が違いましたよね。

f:id:g913:20170824062959j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 20巻24P/冨樫義博)

幻影旅団は言わずと知れた人気キャラになり、現在もストーリーの軸に絡んできていますし、ナックルもキメラ=アント編において主要なキャラとなりました。

この法則が当てはまるとするならば、バビマイナのイケメン化も、主要キャラになる伏線かもしれません。

初登場時バビマイナさん。ゴツいおっさんって感じですよね。

f:id:g913:20170824063155j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ33号/冨樫義博)

それから5話経過したバビマイナさん。イケメンすぎる・・・EXILEにいそうです。

f:id:g913:20170824063234j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ38号/冨樫義博)

ベンジャミンの私設兵の人数が15名という多さで、しかも全員が念能力者だと考えると、クラピカが1度に相手取るには多すぎるんですよね。

ですので私設兵の中からベンジャミンを裏切ってクラピカの味方をするキャラが出ると思います。それがバビマイナになるかもしれません。

クラピカと共にワブル王子の護衛につく味方になってくれるかも・・・?

特にベンジャミンが早々に死んだ場合、クラピカ側に付くことは考えられそうですね。クラピカの味方として、バビマイナが主要キャラになる可能性は十分にありえます。

謎多きバビマイナ

バビマイナは行動に謎が多く、現状の情報だけで全てを判断するのは難しいです。

ただ、

「クラピカたちの能力を探りに来た」

「少しずつクラピカたちを気遣うそぶりを見せている」

ということは確かななようです。

 

クラピカらの状況を垣間見たバビマイナが、今後どういう行動を取ってくれるのか、とても気になります。

個人的に、バビマイナはクラピカの味方になって欲しいところではあります。

クラピカにはとにかく人員が必要なのと、諸行動を見る限り、バビマイナはビンセントのような血の気の多いタイプでもなさそうで、意外とクラピカとうまくやっていけそうな気がしますので。

 

【ハンターハンター】ついにハンゾーの本気が見られるか!?

 

今回の記事はネタバレを大いに含みますので、単行本派の方は、ご注意ください。

 

 

ついに来ました・・・ジャンプの今週号となる38号で、ハンゾーさんがブチ切れていました。理由はハンゾーが警護していた第12王子・モモゼが何者かに暗殺されてしまったためです。

f:id:g913:20170821193308j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ38号/冨樫義博)

どうやらモモゼは「おヒマ?」の念獣を動かしすぎた結果、オーラ切れを起こしてしまったようです。元々王子たちは儀式によって自覚なく念獣を使えるようになったので、念の訓練はしていません。中にはオーラ量がかなり少ない王子がいても不思議ではありません。モモゼはオーラ切れを起こし、就寝した隙を突かれ、何者かによって殺害されてしまったようです。

関連記事:【ハンターハンター】モモゼ王子の「おヒマ?」の念獣は可愛いけど能力は微妙・・・ - 私の名前はジロギン。

クラピカの協力要請を受けて、モモゼの警護についていたハンゾー。ハンゾーはあくまでクラピカの目的である「第4王子・ツェリードニヒと接触する」ことを支援するために今回の任務に参加しているにすぎません。

ただ、ハンゾーもプロのハンターです。プロとして警護の仕事を請けた以上は、任務遂行は絶対。警護対象であるモモゼが死んだことはハンゾーにとっては非常に腹立たしいことのはずです。

モモゼを殺した犯人にというよりも、モモゼの殺害を防げなかった自分に腹を立てているのでしょう。凄まじ剣幕でした。

 

 

 

ただハンゾーはすでに犯人の目星はついていると言いますか、ある程度の絞り込みはできている様子です。ハンゾーは次なる犯行を食い止める気でいます。

そして犯人の能力は「分身」を使う能力であるとも予想しているようでした。分身を操ってモモゼを殺害したと。忍者であるハンゾーは何か察しているようです。

そしてハンゾーのこの発言。

f:id:g913:20170821193422j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ38号/冨樫義博)

どうやらハンゾーの能力も分身に近い能力なのかもしれません。ただ、その直後、自在に動かせる分身を具現化させる難易度についても触れていますから、ハンゾーの使う分身はそれほど自在には操れないものである可能性があります。

f:id:g913:20170821193516j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ38号/冨樫義博)

分身を使うからこそ、分身能力を持つ者の犯行と推察したのでしょうね。

 

ちょっと話は変わりますが、ハンターハンターの世界において「分身」の能力はかなり高度といいますか、コスパの悪い能力と考えられているみたいですね。

ハンゾーも、自在に動かせる分身を具現化させるのは相応の制約があると言っていましたし、天空闘技場で「分身(ダブル)」の能力を身につけたカストロに対してヒソカも「メモリの無駄遣い」と指摘し、分身能力を使うと他に何もできなくなってしまうくらい非常にコスパが悪いことを示唆していました(カストロの得意系統との相性もあると思いますが)。

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一方でモラウは煙を使って分身を最大で216体作れました(ただモラウの分身はあらかじめ設定した動きだけを行う分身)し、プフも自身の細胞を使って自在に操作できる分身を作り、かつ自身も自由に行動していました。

おそらく、無の状態からオーラだけで分身、しかも人間のような複雑な生物を具現化するとなると、オーラを割きすぎてしまうのでしょう。ただ煙だったり、自分の体の一部だったり、オーラ以外の物質を媒体にすれば分身を作り、操作するのも手軽になるのだと思われます。

「分身の材料がオーラ以外にあると、オーラを使う量が少なくて済む」というのはなんとなく実感できますね。

 

 

 

少し話がずれました。

モモゼが死んでしまったことに対するハンゾーの自責の念については、心中察するところではあります。しかし私たち読者としては、ついに十数年もの間謎につつまれていたハンゾーの能力や強さが見られる絶好の機会になるかもしれません。これは本当に期待大です!

分身能力のような能力を使うことはハンゾーの口から出ていましたが、本当のところはまだわかりません。早く見たいですね!

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今のハンゾーは怒り心頭に達している状態です。王位継承戦のようなサバイバルゲームでは、だいたい怒りで冷静さを失ったキャラクターは死にます。

しかしハンゾーは、直情型のように見えて、実は冷静で、ハンターとしての資質も高い男です。作中時間でハンター試験編から約2年が経ってますので、さらに経験を積んで、実力も上げていることでしょう。怒りに任せ暴走するという死亡フラグを無効にするだけの潜在能力があると思います。ベテランハンターのビスケも側についていますしね。

 

ハンゾーはモモゼの警護というミッションは達成できませんでしたが、それゆえに、心に火がついて本気モードになってくれたようです。

念を使えない状態でもヒソカとそこそこ戦えるポテンシャルを持っていたハンゾーですので(念を使えないキルア目線)、本気のハンゾーはめちゃくちゃ強いだろうなと思います・・・今後が超楽しみです!

 

 

【ハンターハンター】ヒソカはウボォーギンと戦おうとは思わなかったのか?

 

自他共に認める戦闘狂のヒソカ。ヒソカは長年、幻影旅団の団長・クロロと戦うことを希求し、そのために幻影旅団に入団していました(実際のところ入団したフリ)。

 

ヒソカが戦いたい相手として最優先だったのはクロロでしたが、幻影旅団のメンバーに関しても場合によってはターゲットと見なしていた様子。

幻影旅団メンバーを狩ることにも割とノリノリでした(天空闘技場編時点で旅団を狩るつもりでいたようですが、実行したのは作中時間でその約2年後の模様)。

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幻影旅団全員レベルの高い念能力者でしたので、ヒソカとしても戦う相手として申し分なかったと思います。

 

ヒソカが戦いを挑んで受けてくれろうなメンバーといえば、ウボォーギンが真っ先に思い浮かびます。

ウボォーギンもヒソカ同様かなりの戦闘狂でしたので、ヒソカと戦うのも断りはしないと思うのです。

ヒソカもクロロとなかなか戦えないならば、手始めにウボォーギンあたりと戦っても良かったと思います。でもそうしませんでした。

 

そこで今回は

ヒソカはウボォーギンと戦おうとは思わなかったのか?

という点について考察してみたいと思います。

 

 

 

 

実はかなり強いウボォーギン

ウボォーギンはクラピカに殺害されてしまい、作中序盤に退場となってしまいました。

しかし、ウボォーギンは鋼のように硬い肉体や、直撃すれば体が吹き飛ぶほどの威力を誇る念能力「超破壊拳(ビッグバンインパクト)」などを持ち合わせ、攻防ともに優れた強化系の能力者でしたよね。

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ウボォーギンは人間でしたが、そのポテンシャルの高さはキメラアントと遜色ないレベルだったと思います。未だに登場しても通用する強さを持っていたのではないでしょうか。

関連記事:【ハンターハンター】幻影旅団員・ウボォーギンの強さと魅力を紹介する! - 私の名前はジロギン。

 

ヒソカは一応、より強い者を求めて戦い続けていますので、ウボォーギンもヒソカの「戦いたいターゲット」に入ってもおかしくないかと思います。

 

ウボォーギンの戦い方は基本的にパワーでゴリ押しでしたが、煙幕に「隠」を合わせて自分の居場所をごまかして不意打ちを仕掛けたりなど、頭も使います。

これはヒソカのお気に入りであるゴンにも共通した戦い方だと思いますので、ヒソカとしてもウボォーギンはストライクゾーンだったはず。

 

でも、戦った様子はありませんでした。

 

ヒソカが負ける可能性が高い?

ウボォーギンはパワーでもヒソカを上回っていますし、硬い皮膚はバズーカ砲すらも効きませんから、ヒソカのトランプで攻撃したところで致命傷にはならないでしょう。

 

ヒソカの戦いは「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を利用した頭脳戦が基本ですが、攻撃方法の多くが殴ったり蹴ったりなどの物理攻撃か、カードでの斬撃です。

 

ヒソカがウボォーギンと戦うことになったら、結局は肉弾戦に持ち込まなければなりません。

しかし肉弾戦となるとウボォーギンが圧倒的に有利。ウボォーギンの攻撃は1発1発が即死級の威力ですし、普通の攻撃ではウボォーギンには効きません。

 

ヒソカとしてはかなり相性が悪く、負ける可能性が高い相手とも言えます。そのためヒソカは手を出さなかったとのではないでしょうか。負けるの嫌いそうですし。

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ヒソカがウボォーギンに勝つには「伸縮自在の愛(バンジーガム)」をウボォーギンの顔面に貼り付けて窒息させるくらいでしょうか。

ヒソカ的にこう言う方法で勝つのは嫌いそうですけどね。

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話しかけられなかった

ウボォーギンはノブナガやフランクリンと良く喧嘩していたようですが、これは殺しあっていたというよりはちょっとした小競り合い程度なものでしょう。喧嘩するほど仲がいい的なやつです。

 

そう考えると、ウボォーギンは旅団メンバーとの関係もかなり良好そうでしたね。

他のメンバーからも性格面も能力面も高く評価されていました。

 

言い換えるとウボォーギンは「クラスの人気者」みたいな存在だったと思います。誰とでもコミュニケーションを取り、声も大きく、みんなをリードしてくれる立ち位置だったことでしょう。

 

一方でヒソカは、アルカを殺害する時に、人手が欲しいと言ったイルミに対し「ボク人見知りなんだけど(だから仲間読んでほしくないな)」と言っていました。

ヒソカは結構いろんな人に絡んでいるようで実は結構根暗な性格。イルミくらいとしか交流もなさそうです。

タイプとしてウボォーギンとヒソカは真逆って感じですね。

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ヒソカの根暗な性格ゆえに明るいウボォーギンに話しかけられなかったのかもしれません。

 

ヒソカ「あの・・・ウボォーギンくん?ボク、君と戦いた・・・」

 

ウボォーギン「みんな!サッカーやろうぜ!」

 

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みたいな感じで。

性格が合っていないので、ヒソカとしても戦う気が萎えてしまったのではないでしょうか。

 

幻影旅団のルールを守っていた

実際の理由はこれだと思います。

幻影旅団のルールの中に「団員同士のマジギレ禁止」というものがありますね。団員同士で殺し合うのももちろんダメです。ルールを破った場合いはクロロ自ら制裁に乗り出す可能性があります。

 

クロロが直接ヒソカと戦いに来てくれるのであれば、ヒソカとしては好都合。

だったら、強いウボォーギンと戦ってそこそこ満足し、その後にやってきたクロロと戦うのがベストな気がします。

 

ただ問題点としては、クロロが一人で制裁に来るとは限らない点がありますね。

ヒソカはクロロとタイマンがしたいので、他の旅団員たちと一緒に攻め込まれてしまうとヒソカ的には困りものです。さすがに旅団員を何人も同時に相手にするのは無理でしょう。

 

ヒソカはクロロとタイマンするために、できれば旅団内でおとなしくしておいた方がよかったはずです。そのためウボォーギンに限らず、どの旅団員にも手を出さないでいたのでしょう。

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さいごに

ヒソカはクロロに対して、正直「戦いたい」以上の感情を抱いている感じがします。なんと言いますか、クロロのことが好きなんですよね。

クロロの強さを体感したいのはもちろんですが、クロロの頭のキレやそのカリスマ性に惹かれているようなところもあります。

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ヒソカが戦いたい相手というのは単純に強ければいいというわけではないみたいです。それ以外のいろんな基準があって、それをクリアした人とのみ戦いたいのでしょう。

 

例えるならば、他人を好きになる要素としてかっこいい、かわいいだけでなく、優しいとか、気配りができるとか、背が高いとか、収入がいいとか、いろいろ含んでいるのと同じかと。

 

ヒソカ的にウボォーギンは、いろんな角度から評価して「タイプじゃない」を感じたのでしょう。毛深いのが嫌だったのかもしれませんね。

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