今回はハンターハンターのパームこと
パーム=シベリア
についての記事を書こうと思います。
キメラアント編を読み返してみて、最初は戦闘タイプではなかったパームが、キメラアントになってからはとんでもない戦闘力を誇るようになってしまいました。
その変貌と強さについてまとめたいと思います。
パーム=シベリアとは?
パームはキメラアント編で初登場した女性です。すらっとした体型に、黒い髪が特徴。
最初はかなり根暗でストーカー気質な女性でした。
しかしゴンとの出会いによりイメチェンし、なぜか別人のように可愛くなっていきました。
パームの変遷
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途中変なのが入っちゃった気がするけど…まぁいいか。
突然出てきたキャラクターですが、設定上はキメラアント討伐に参加したノブの弟子にあたります。
ノブのことがかなり好きだったようですが、ゴンの前向きで何事も諦めない精神に魅了され、段々とゴンのことが好きになりました。
キメラアントになってからはゴンの名前しか出てこなかったので、ノブのことは諦めたのかもしれません。
水見式の要領でコーヒーをコップから溢れさせていたので強化系の念能力者であったとされています。
しかし、発と思われる能力は「自分の血を媒介に、水晶で他人の行動を見る能力」と、およそ強化系とは思えない能力。
それにキルアからは「あんたの攻撃なんて眠ってでも避けられる」と言われる始末。
ハンター=戦闘力が高いというわけでもないのでしょうが、ノブさんはパームに何を教えていたのでしょうかね?
(パームはハンターなのかどうかもわかりませんでしたが)
パームがキメラアントになった経緯
東ゴルトー共和国の王宮を占領したメルエム一行。ゴンたち討伐隊は、なんとか王宮に侵入するべく作戦を立てます。
その前に、パームはスパイとして王宮に乗り込み、王や護衛軍への接近を試みます。
しかしプフに捕まり、人間をキメラアントに変える「繭」にされてしまいました。
こうしてパームは以前のパームとは異なるキメラアントになってしまったのです。
パーム強くなりすぎ…
キルアは、キメラアントになったパームと相対します。
パームは念能力が強化され、以前の水晶で他人を見る能力は「淋しい深海魚(ウィングブルー)」という能力になりました。
「淋しい深海魚(ウィングブルー)」は、右目で見た者を額の水晶に記憶し、左目でその人物の行動を監視カメラのように見ることができます。
最大で同時に3人まで監視でき、右目で新しい人を見ると1番過去に見た人間が見えなくなり、新しい人が見えるようになります。
さらに、強化系の能力も発現し、「暗黒の鬼婦神(ブラックウィドウ)」という能力を備えていました。
全身を硬化した髪で多い、打撃の威力を上げることができます。もともと強化系のパームにとっては相性の良い能力のようです。
眠っても避けられるとキルアに言われたパームの攻撃で、キルアの1個50kgのヨーヨーは一発で粉々になり、キルアはタコ殴りにされてしまいました(この時、キルアのメンタルはかなり追い詰められていましたし、相手が仲間のパームということもあり攻撃できなかった可能性は高いです)。
キルアはパームと戦う前に、ユピーを神速(カンムル)でボコボコにしています。
護衛軍を手玉にとれるくらいの力を身につけたキルアですら苦戦するということは、パームがキメラアントになったことでの戦闘力の上がり幅は桁違いということでしょう。
キメラ=アント化したことで、戦闘が得意ではなかったはずのパームですらこれほどの力を持ってしまうのです。
結果としてパームはプフの洗脳が解けて味方に戻ってくれましたが、敵のままでキルアも倒されてたとしたら討伐隊にとってはかなりやばかったでしょう。
ゴンはいないし、モラウとシュートは重症、メレオロンに戦闘力はほぼ無し、イカルゴでは恐らく敵わない。戦えるのはナックルくらいでしたね。
5000体のキメラアントもパーム並?
パームのように繭にされ、キメラアントになりそうな人間が現在5000体ほどおり、その全てを元ハンター協会副会長のパリストンが所有しています。
パームは仮にも元々念能力者だったのでここまで強くなれたのはあるかもしれません。しかし、キメラアント化するということは大幅に戦闘力を上げることになるので、普通の人間でも相当な強さになるのかも…
というより、選別に生き残れるのが限られた人間、おそらく念能力者か念に目覚める可能性のある人間だと思うので、5000体のほとんどが念能力者がキメラアントになった、パームみたいなパターンかもしれませんね。
だとしたら…これからハンターハンター面白くなりそう笑
あまりパームについてフォーカスされることってないなぁと思ったので、書いてみました!
コミックス28巻で全力パームの戦いが読めます!