「羅生門」という作品をご存じでしょうか。かの文豪・芥川龍之介さんが書いた小説です。
国語の教科書で習った方も多いでしょう。私も高校の教科書で読みました。
ざっくりとストーリーを伝えると、
仕事も金もなく、羅生門の下で雨宿りをしていた「下人」の男(下人とは雑務を行う人のことです)。
下人は羅生門の中で雨をしのごうと、中に入ります。
羅生門の中は身寄りのない死体がゴロゴロ転がっている暗い空間になっています。
下人は、暗がりの中で死体から髪の毛をブチブチ抜いている老婆を見つけます。
下人は老婆を問い詰めますが、老婆は、
「こいつらは生前悪事を働いてきたやつらなんだよぉ~。こういう悪いやつらからなら
物を盗んだってよぉ~、許されるだろう?」
と髪の毛を盗もうとしていたことに対して言い訳をします。それに対して下人は、ちょうど金がなかったので、
「俺からしたらさぁ~、あんたも人から物を盗んだ悪人なんだぜぇ~!
あんたの理論に則ればよぉ〜、俺があんたから物を盗んでも、許されるってことだよねぇ~?」
と返答し、老婆の身ぐるみをはいで、どこかに消えてしまいます。
って感じの話です。善悪の価値観ってのは人それぞれなんじゃあないのかい?
って問いかけられている気がします。私は文学の専門家ではないので詳しくは分かりません。
真面目に「羅生門」を考察するより、私らしく「羅生門」を見ていこうと思います。
今回フォーカスしたいのは、
「下人のスキンケア」
についてです。
「羅生門」の作中には、下人のほほのあたりに「大きなにきび」があると書かれています。
若い時に悩まされる、青春の天敵「にきび」ですね。私も昔はにきびがひどくて悩みました。ある物を使ってとても収まったのですが、それまでは本当に自分でも引くくらいヤバかったです。コンプレックスでした。
「羅生門」を読んだ当時の私は高校1年生。
もうマシンガンで撃たれたかのように顔ににきびができていました。
下人のような大きなにきびもありました。
下人もにきびを気にしている描写があり、当時ちょっと気持ちが分かりましたね。
早くにきびを何とかしたくて、除去しようと潰そうとしてしまうのです。まるで段ボールに入っているあのプチプチのように。
先述のある物とは…そう、
私はこの青春にきびを
「プロアクティブ」
で治しました!
Kissをした〜くなってく〜るでしょ〜♪
というCMソングで一躍有名となったスキンケア商品です。当時プロアクティブの薬品を私は顔面に塗りまくってました。
本当に「プロアクティブ様ありがとう」という感じでした!
当時CMをやっていた眞鍋かをりよりきれいになってましたからね。
CM出たかったくらいです。
にきびの悩みが解消された当時「羅生門」を読んで思ったことは、
下人にもプロアクティブを紹介したい!!
ということでした。
プロアクティブなら間違いなく下人のにきびも治る!
あまりいじり過ぎたり、無理矢理潰すと痕になるので、キチンと治療した方がいい!
下人にはプロアクティブできれいになって、
プロアクティブのCMに出演してほしかった!
もし「羅生門」の下人がプロアクティブに出たら?
kissをした~くなってく~るでしょ~♪
下人
「本当ににきびが嫌で~。ついついいじっちゃて、どんどん大きくなっていくんですよ~。
人前に出るのも嫌だったんですよね~。どう見られてるのかはずかしくって~。
そこで僕が出会ったのがプロアクティブ!
半年試してみたら、考えられないくらいきれいになって~。
本当に今まで何してたんだろ?って。
にきびという悪人から脂をとっても、許されるよねっ!?ねっ!?」
という感じでCMを作ったら、プロアクティブバカ売れだったでしょう。
教科書で勉強している高校生と、文学大好きな人間にプロアクティブが大ヒットですよ。
私はプロアクティブの回し者ではないので、ここら辺にしておきましょう。
ブログという形ではありますが、8年前の私の下人に対する気持ちを表現できてよかった!
そう言えば最近プロアクティブのCM見なくなったなぁ…気のせいかなぁ…?
こちらの記事もどうぞ!!!