私の名前はジロギン。

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実体験から感じた平均年齢が若い会社で働くメリットとデメリット

私の名前はジロギン。

 

私が勤める会社は、平均年齢がかなり若い会社だ。正確にはわからないが、恐らく25.3歳くらいだろう。

全社員の半分以上が新卒で入社した20代で構成されている。

設立から十数年経つ会社ではあるが、いわゆるベンチャーっぽさが強い面もある。


今は慣れてしまったが、普通の会社ではなかなかないくらい20代がオフィス内を占めていて、仕事をしていると「他の会社では、こうすんなり稟議が通ったり、自分の意見を言えたりはしないのだろうな」と時折感じることがある。

私は入社2年目で、新卒に近い立場であるが、正直平均年齢が若い会社に入社してかなり恩恵を受けられているなと感じる。

もちろん会社に対して全く不満がないわけではないが。


そこで今回は、私が感じた平均年齢が若い会社で働くメリットデメリットを紹介したいと思う。

なるべく全年齢の方を対象に記事を書きたいが、予め申し上げておくと、

  • 私自身20代で新卒に近い立場であるため、どうしても若い会社員目線になってしまうこと
  • ベテランの社員さんにとってはどうしてもデメリットの方が多い気がしてしまうこと

この2つの要素が強く反映されているので、あくまで参考程度にしてほしい。

平均年齢が若い会社で働くメリット

まずは平均年齢が若い会社で働くメリットとして、私が実感していることを紹介する。

  • 上司の年齢が近い
  • 飲み会で気を遣いすぎなくて済む
  • 社内に張り詰めた空気がない
  • 若いうちから重要な役職に就ける

上司の年齢が近い

私も、私の同期たちも、ほとんどが2〜4歳くらい年上の上司のもとで働いている。

やはり年齢が近いとわからない事や悩み事も相談しやすい。これは本当にありがたい。

新入社員的には、わからない事を聞きやすい上司のほうが毎日会社にも通いやすい。

上司も若いと、自身が新入社員だった時もつい最近の事であるため、新入社員ならではの悩みにも親身になってもらいやすいこと。これが1番のメリットだと私は感じている。

飲み会で気を遣いすぎなくて済む

会社の飲み会のイメージとして、「若手社員はベテラン社員や偉い人にお酒を注いで回る」みたいなものが昔からある。

もちろん私の勤める会社にも役員の方やベテラン社員の方はいるため、飲み会でもある程度気を遣う必要があるのだが、人数は少ないため、極端に気を遣いすぎることはない。

若い社員しかいないような飲み会も多いので、大学時代を彷彿とさせるような飲み会もできる。

社内に張り詰めた空気がない

妙な緊張感というか、「ミスしたら上司に酷く叱られる」みたいな緊張感は社内にない。若い社員同士が伸び伸びと働けている。

変に肩に力が入るとよりミスが増えてしまう。そういう事がないのは若手社員的には働きやすい環境なのではないかと思う。

いくらベテラン社員でも、そんな空気は嫌だろうし。これも大きなメリットだ。

若いうちから重要な役職に就ける

私は2年目にして新卒採用面接をした。すでに部下を持っている同期もいる。

もちろん、それなりに優秀だと上から認められる必要はあるのだが、大手企業よりチャンスは明らかに多い。

多分重要な役職に就いても、給料が大きく跳ね上がるという事は…少ないと思うが、向上心や、やりがいを求めている人にはいい環境になるかもしれない。

平均年齢が若い会社で働くデメリット

続いて、平均年齢が若い会社で働くデメリットを紹介する。私が感じているデメリットは、以下の通り。

  • いい意味で怒ってくれる人が少ない
  • 若手社員の仲が良すぎて友達付き合いに近い部分がある
  • 上司でも経験がなく、対応できない事案が発生する
  • 年下の社員が上司になる事も普通にある
  • 「転職してこの会社の輪から外れてらやっていけないかも…」と不安に感じる

いい意味で怒ってくれる人が少ない

同じ年代の人を怒るのはなかなか難しい。怒る・怒られるの間には、明確な上下関係が必要だ。会社の場合、やはり年齢が明確に上下関係を示す。

時には強く怒られた方が物事の重要性がわかる事もある。そういう意味で言えば、若手が多く、怒ってくれる人が少ないという事が、実は自分の成長を妨げている可能性は大きい。

若手社員の仲が良すぎて友達付き合いに近い部分がある

私の会社でいえば、若手社員同士は仲の良いつながりが多い。私も会社の同期や年の近い先輩、後輩と遊ぶ事も多々ある。

若手社員の仲が良い分、ベテラン社員さんたちはその輪に入りにくさを感じている気がする。

もし自分が40〜50代になったとして、平均年齢の若い会社に入ったら、同じように若手社員たちの輪に入れない疎外感を感じたり、会社の人たちと飲みに行くみたいな事が出来なくなったりすると考えると、寂しいなと感じてしまうだろう。

上司でも経験がなく、対応できない事案が発生する

平均年齢の若い会社は「上司・上長」と呼ばれる人でも、入社4〜5年目くらいの人が多く、大手企業ではまだまだ新人同然に扱われていてもおかしくないキャリアだ。

部下を持ち、責任ある仕事を任せられてはいるが、上司自身経験不足なところがあっても仕方がない。

そうなると、上司1人では判断できない事案が発生する事もしばしば。さらに上のベテランの方がいれば解決するが、いない場合は知恵を出し合い、判断、対応しなければならず、おっかなびっくりな状況になる場合がある。

その危機的状況を超える事も経験にもつながるのだが、。やはり不安に感じる部分は大きい。

年下の社員が上司になる事も普通にある

私が働く会社では、中途で入社する方は30代以上場合が多い。

同じ業界の方なら、そのままひとつのチームリーダー的な立場になる事もあるだろうが、全く未経験の場合、20代社員の部下となるだろう。つまり上司が年下となるのだ。

割り切れるなら問題ないのだが、年下に指示されることを良しとは思わない方には苦痛になるかもしれない。

息子・娘同然の年齢の社員が上司になっても耐えられるだろうか…?

「転職してこの会社の輪から外れてらやっていけないかも…」と不安に感じる

平均年齢の若い会社は、若手社員としては妙な心地良さがあるため、もし転職をしてもっと年齢層が広い会社に勤めたりしたら耐性がなくてやっていけない気がする。

年の離れた上司から怒られたらビビってしまうだろうし、飲み会では気の遣えない奴というレッテルを貼られてしまうかも。

そんなことを考えると転職しにくくなってくしまう。

若い人にとってのメリットが大きいから「平均年齢の若い会社」であり続けるのかもしれない…

平均年齢の若い会社で働くメリットは、その平均年齢に近い若手社員にとってのメリットが大きく、ベテラン社員にとってはややデメリットの方が大きい気がする。

私が10〜20年後に転職するとしたら、平均年齢の若い会社は選択しないだろう。理由は「働きにくいな」と感じる場面が多いだろうから。

でも、若い会社にも経験を積んだベテラン社員が必要なわけで。平均年齢の若い会社で働けているベテランの方々はすごいなと思う。

もしかしたら結婚して子供ができたら、また考え方が変わるのかもしれない。私の勤める会社でも、中途入社の方は既婚者が多い。お子さんなどがいると、若手社員の「成長」を少なからず楽しめるようになるのかも。

 

年齢や経験、将来の展望など様々な要素から会社選びをするかと思うが、この記事がひとつ参考になったのならば幸いである。

もちろん「平均年齢の若い会社=新卒向け」というわけではない。働く中で良さを見出してほしい。

 

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