ゾンビが人の肉を食べる理由は「ウイルスに洗脳されている」から

私の名前はジロギン。

私はゾンビ系映画が結構好きでよく見る。
アメリカのB級映画はなんだかんだでゾンビが登場する作品が多い。

ゾンビとは、きっかけは様々であるが、多くが謎のウイルスに人間が感染したことによって
人間がゾンビとなってしまう場合が多い。

ゾンビに噛みつかれたり引っかかれたりするとウイルスが感染しゾンビ化してしまう。

ゾンビになると体の肉が腐り落ち、意識を失い、食欲に駆られて歩き出し、人間を襲いくらい始める。

ゾンビは基本的に死ぬことがなく、傷つけても何度も起き上がってくる。でも大体頭や首が弱点で、そこを攻撃すれば動かなくなる。。

映画におけるゾンビの設定はこんな感じであることが多い。
しかし「ちょっと待てよ」と思うことがある。

先述の通りゾンビは食欲で動いているわけだが、だとしたら、人間の肉を食べなくてもいいのではないか？
牛肉でも豚肉でも、なんならお腹いっぱいになるのなら寿司とかでもいいのではないかと思うのである。

第一、食欲という本能のままに動いているゾンビが、まず食べたことがないであろう人肉を求めるのはおかしい。
本能のまま動くのであれば、お肉屋さんに行って肉をむさぼるはずだ。
何か理由があるに違いない。

そこで今回は、

何故ゾンビは人肉を食べるのか

その理由を考えてみた！

f:id:g913:20161102152930p:image

1.実は人肉以外に色んな肉を食べている

映画で描かれるのは身近にある肉として人を食べるシーンがほとんどだが、
実はゾンビはカメラの廻っていないところで色んな肉を食べていて、
スーパーの精肉売り場にたむろしている奴もいるのかもしれない。
あるいはローストビーフ的な、ちょっと高級な肉を狙って食べている奴もいるかもしれない。

2.人肉が恋しい

ゾンビの体は肉が腐り落ちてボロボロだ。
そんな体を治すために人肉を食べて補給しているのかもしれない。
ないものを補いたくなるというのは人間の本能らしい。
恋人にも自分にないものを求めるそうだから、
ゾンビも自分にないもの、つまり人肉を求めているのだろう。
ということは、ゾンビは人肉に恋しているというわけか…

3.ウイルスに洗脳されている

感染したウイルスは、ゾンビの脳を「人肉を求める仕様」に変更させてしまうのかもしれない。
ウイルスも生き物である以上、繁殖することが目的だ。
ということは人肉を食うようにゾンビに指令を出し、感染させようとするはずだ。
全てはウイルスのせい。ウイルス以外の原因でゾンビになったら案外人間と仲良く暮らせるかもしれない。
ゾンビが「おはよー！今日の夜お好み焼き食べに行かない？」とか話しかけてくるかもしれない。

4.新しい自分に出会った

ゾンビはだいたい一度死んでいる。
臨死体験をすると自分の価値観が大きく変わることがあると聞いたことがあるが、
ゾンビのも同じことが起きている可能性がある。
ゾンビも死んで蘇ったことで、新しい自分に出会えたのだろう。
「あっ！私、人肉食べたいっ！」って感じで。

5.「お金を払わなければお店のものを食べてはいけない」という本能の方が実は食欲より強い。

私たちは「お店の売り物を手に入れるにはお金を払わなければならない」という
考え方が小さいころから根付いている。「三つ子の魂百まで」ならぬ、
「三つ子の魂ゾンビまで」で、ゾンビになっても幼いころに身に付いた感覚というものは拭い去れないのかもしれない。
だとしたらゾンビはえらい。その代わり人を襲っちゃうけど、締めるところは締めている感じがする。人を襲うのはお金かからないからね。

ゾンビが人肉を食べる理由には、このようなものが考えられる。
私としては5番の理由を推したい。
ゾンビにもいいところが何かあるはずだ。人を襲って食べるし、体が腐ってるし、
意思疎通できなそうだし、死んでも生き返ってくるけど、この世のものには何かしらいいところがあるはずなのだ。
あっ！…ゾンビってこの世のものじゃないや…
じゃあいいところ存在しないかもしれない…

ふざけるのはここまで。一番理由として説得力があるのは3番目の説だろう。
ウイルスが繁殖するためにゾンビに人肉を食わせようとしている。
実際に相手の体に入り込み、宿主を洗脳して操作する寄生虫もいる。
ハリガネムシはカマキリに寄生するのだが、カマキリの腹の中で成長すると、カマキリの脳を操作し、水辺へと連れていき、お尻から外へ逃げ出すそうだ。
人間をゾンビにしてしまうウイルスのなのだから、それくらいできてもいいと思う。
ウイルスも繁殖するために宿主を操作しているのだ！

この2番目の

「ウイルスに洗脳されている」

説をゾンビが人肉を食べる理由として
完結させようと思う。