私の名前はジロギン。
先週行った明治大学博物館の処刑・拷問器具展示に引き続き、
今週は、
目黒寄生虫館
に行ってきた!
JRなど各線「目黒駅」から徒歩15分ほど。
入場料は無料で、月曜日と火曜日が休館日となっている。
2階構造でいろんな種類の寄生虫の展示がされている博物館だ。
まぁまず他では見ることはないであろう寄生虫のホルマリン漬けなどを見ることができる。
それほど寄生虫に詳しくはないが、いくつか写真を撮ってきたので、紹介したい。
結構閲覧注意であることをあらかじめ断っておく。
あと、よく見るとガラスに反射して私の姿が映ってしまっているが・・・
まぁこれくらいでは特定は難しいだろうから気にしない。
こいつは蟯虫!めっちゃ見えにくいけど!
あの小学校の時にお尻にシールを貼って検査するあの蟯虫だ!
寄生虫界ではもっとも有名な寄生虫と言っても過言ではないだろう!
人の腸に住み着き、栄養を奪うのだ。
線虫と呼ばれる細い糸状の寄生虫。
基本的に寄生虫はこういう細長いやつが多い。
キモいし恐ろしい。
こういう群生している奴もいた。
回虫と呼ばれる寄生虫だ。
一見もやしのようではあるが、もやしなんて甘っちょろい、体に巣食う寄生虫なのだ。
ご存知タイノエさんだ。
真鯛の口の中に住んで、栄養を奪う寄生虫。
たまーに、売られているタイの口の中にも潜んでいて出てくることがあるとかないとか・・・
人間のみならず、動物にも寄生する寄生虫についても展示されている。
これが一番衝撃的だったなぁ・・・
日本海裂頭条虫という寄生虫。
実際に人間のお腹の中から取り出されて虫なのだそうだが、長さが8.8メートルにもなったのだとか。
凄まじい・・・9メートル弱くらいある生き物が自分のお腹の中に暮らしているなんて考えられん。
こんなやつがいるくらいなら、小さいおっさんに住まわれていた方がマシだぜ。
寄生虫の研究というのは遡ると平安時代から行われていたそうで、日本最古の医療書「医心方」には、寄生虫症の症状や対処法となる薬草などの記述があるそうだ。
平安時代なんて医療はほとんど進歩してなかった時代だというのに、どうやって寄生虫の存在に気がついたのか・・・うむ、地味に興味深い内容だ。
かなり気持ち悪い展示ではあるものの、間違いなくここでしか見ることのできない展示である。
ただ気持ち悪いと評してしまうのは正直なところもったいない。たくさんの展示は寄生虫と人間の研究という名の勝負の歴史だと思うのだ。非常に価値のある展示だ。
ちなみに、目黒寄生虫館はデートスポットにもなっているそうだ・・・
はっ!まさか、彼女が妊娠する前に、お腹に寄生虫を住まわせて、仮妊婦体験させようなんて考えているんじゃあないよな・・・?
いやいや、私の発想が一番気持ち悪いわ。
目黒駅に訪れた際は、ぜひ足を運んでみてほしい。