私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】センリツはどうやってハンター試験に合格したのか考察してみた!

ハンターハンターの序盤は、主人公のゴンもそうですが、読者の私たちも「プロハンターってすごい連中なんだろう」と思っていました。

その理由には、厳しいハンター試験の存在がありました。

超長距離のランニングやトリックタワーでの囚人たちとの勝負など、常人では到底クリア不可能と思われる試験内容でした。いやいやこんなの無理だぜ、と幼心に思った記憶があります。

 

ただ、会長選挙編でイルミの作り出した針人形を捕まえるために駆り出されたプロを含むハンターたちはイルミとヒソカによってあらかた倒されてしまいました。

さらに1つ星ハンターで賞金首ハンター(ブラックリストハンター)という完全に武闘派っぽいブシドラ=アンビシャスさんは、部隊を率いていたにもかかわらずヒソカ1人に無傷で殲滅されました。

 

なんだかプロハンターの底が知れてしまったような気がしますが、自称最強のヒソカと、そのヒソカが「95点」と評したイルミ相手ですから、負けるのも仕方ないといえば仕方なかったのかも・・・

 

ただやはりハンター試験は相当厳しいものですし、生半可な実力で受けたのではまず死ぬと思うのです。そこで気になるのが、

 

センリツはどうやってハンター試験に合格し、プロハンターになったのか?

 

ということです。

見るからに戦闘タイプでもないし、運動もそんなに得意そうではないセンリツがどうやってハンター試験を突破したのか、今回はその理由を考察してみたいと思います。

 

 

 

 

 

センリツとは?

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とても背が低く、ローブのような全身を覆う服を着ている女性。頭はハゲていますが、これはセンリツが探している「闇のソナタ」を聞いてしまったために発症したようです。服の下はより闇のソナタの影響が色ごく出ている模様。

 

クラピカとは、ノストラードファミリーの採用試験で出会いました。

旧アニメ版だと、それ以前に列車の中で出会っています。

クラピカともにノストラードファミリーに入り、ネオンの護衛を務めますが、個人的に幻影旅団を始末しようとしていたクラピカにも協力します。

ヨークシンシティ編後の行方はわからずじましでしたが、最近の王位継承戦編にて再登場。クラピカとともにノストラードファミリーに残っていたようです。

 

能力は地獄耳の能力。雨の中、遠く離れた人の声や足音を聞き分けることができます。これが念能力によるものなのか、センリツの特異体質なのか不明です。オーラで聴力を強化しているのでしょうか。単行本では抜群の聴力と書いてありますので、どうなのか不明です。放出系の能力としてまとめられてはいますが。

もう一つ、フルートで音を奏でることで他人の疲労を癒すことができます。これは放出系っぽい能力ですね。クラピカたちに対して「野の春」という曲を演奏し、心をリラックスさせていました。

 

 

ハンターたちは強弱あれど、そこそこ戦えるだけの強さは持っています。

しかしセンリツはそんな感じはしませんが、どのようにしてあの厳しいハンター試験を突破したのでしょうか?

 

 

 

 

超ラッキーなレオリオパターン?

 

ゴンの友達レオリオも、ゴンと同様にプロハンターになれました。

しかしレオリオはゴンやキルアのような超人的な身体能力を持っていたわけではなく、おそらく1人で受験していたら脱落していたでしょう。もちろんレオリオが活躍する場面もありましたが、ゴン、キルア、クラピカの助けが大きかった部分は否めません。

正直ハンター試験ではラッキーだった部分の多いレオリオ。もしかしたらセンリツも同期の受験者にめちゃくちゃ強い奴がいて、センリツも一緒に行動していたのかも知れません。それで合格できたと。まぁ運も実力のうちってことで。

 

 

 

 

戦闘関連のテストがなかった?

 

ハンター試験は、毎年試験内容が異なります。試験官によりけりです。

必ずしも体力勝負や戦闘力が左右するテスト内容とは限りません。もっと頭を使ったようなテストや知識を問うテストもあります。センリツが受験した時のハンター試験は、こういった頭を使うテストだけだったのかもしれませんね。センリツは頭は良さそうですから、これなら突破できそうです。

キルアが受験した時なんて、自分以外の受験生を全員気絶させたらハンターライセンスくれたので、かなりガバガバな試験です。

あのレベルのままだったらパリストンのキメラアントが教会に入り込んでた可能性も、ビヨンド=ネテロのスパイが入り込んでいた可能性もあったよな・・・大丈夫なのか?

 

 

 

 

 

実はそこそこ強い?

 

センリツはもしかしたらそこそこ強いのかも知れません。

戦闘描写がなかっただけで、念も使えるわけですし、常人なら基礎だけで仕留められるくらいに戦闘力がある可能性もあります。

センリツもヒソカやイルミ同様、念が使える状態で試験を受けて、念が使えない他の受験生たちに対して俺TUEEEEEしてたのかも知れません。

センリツの念能力は曲を聴いた相手の疲労を取り除くものですが、過剰に曲を聴かせると相手は力が抜けすぎて立てなくなってしまうとかそういう使い方もできるのかも。そうして力が抜けた相手を硬を使ったパンチでボコボコにしていた・・・センリツ恐るべし・・・これなら最終試験の1対1の勝負も切り抜けられそうです。センリツの受験期とゴンの受験期ではテストの内容が違ったとは思いますが。

 

 

 

 

闇のソナタで他の受験者を始末した?

 

センリツの闇のソナタは、聞いたものを死に至らしめる危険な楽曲です。一部分聞いただけで再起不能になってしまうほど体に影響が出ます。

センリツは闇のソナタを演奏することができます。センリツの優しそうな性格からは想像できないですが、自分は耳栓をして聞こえないようにして、闇のソナタを吹きまくり、笛の音が届く範囲の受験者を始末して回った可能性があります。ヒソカもイルミも他の受験生を殺戮しまくってますので、特に試験のルール違反にはならないはずう。これに気がついたセンリツも「試験官ごっこだよ」と称して闇のソナタを吹き荒らした可能性があります。これはもうキメラアントも目じゃないほど危険な厄災レベルですよ。

 

 

 

 

 

思いつくのはこんなところでしょうか。

可能性が高いのは、1番目の誰か強力な仲間がいたパターンか、3番の実はセンリツ強キャラパターンかなと。ただ、センリツは幻影旅団を目撃した時もかなりビビっていたので、そこまで戦闘力は高くないのではないかともいます。となるとやはり1番かな。

意外と、一緒にハンター試験を受けた仲間にナックルとシュートがいたとかで、試験の時から顔見知りとかだったら面白いかも。センリツはクラピカともレオリオとも仲が良かったので、冷静で冷たさのあるシュートと、熱血漢で突っ走りがちのナックルとも仲良くできそうです。

 

 

センリツは現在ブラックホエール号に乗り込み、王子の護衛として暗黒大陸に向かっています。もちろんセンリツの目的はまだ闇のソナタを探すことでしょうから、もしかしたら暗黒大陸に闇のソナタのヒントがあるのかも。全容は明らかになっていませんが、闇のソナタの危険性は五大厄災に匹敵しそうですから、何か関連があるのかも。

意外に謎の多いセンリツさん、暗黒大陸でも活躍するのかな?