ハンターハンターに登場するハンター達。
一概にハンターと言っても「ランク」が存在し、ハンターとしての功績やハンター協会への貢献度などによって「星」が与えられます。この星の数によってハンターとしてのランクが決まるのです。
今回は星持ちのハンターになるための条件や、その他ハンターに関する情報をまとめてみました。
一つ星(シングル)ハンター
一つ星ハンターであり、通常のプロハンターの上位にあたります。
ハンター十ヶ条 其乃五によると
「特定の分野に於いて華々しい業績を残したハンターには星が一つ与えられる」
とあります。
各プロハンターにはハントする対象となるものの分野が存在します。
例えばクラピカは「賞金首ハンター(ブラックリストハンター)」として賞金首、すなわち幻影旅団をハントの対象としています。
それからビスケは「ストーンハンター」として貴重な宝石などを探しています。
こういった各自の分野において華々しい業績を残せばシングルハンターになれます。
華々しい業績と言っても定義が不明確ですので、おそらく、ハンター自身が協会に申請して、協会の上層部がその活躍を認めた場合、星が与えられるのだと思われます。
星持ち=優秀なハンターという評価になりますので、仕事なども受けやすくなるのでしょう。
主なシングルハンター ()内は各ハンターの専門分野
- モラウ=マッカーナーシ(シーハンター)
- ウィング(不明)
- ツェズゲラ(不明)
- イックションペ=カットゥーチャ(ハッカーハンター)
- サンビカ=ノートン(ウイルスハンター)
- ブシドラ=アンビシャス(ブラックリストハンター)
- キューティー=ビューティー(かわ美ハンター)
など。
二つ星(ダブル)ハンター
シングルハンターの上位に当たるハンターです。
ダブルハンターになるための条件は、ハンター十ヶ条 其乃六によると
「五条を満たし且つ上官職に就き、育成に携わった後輩のハンターが星を取得した時 その先輩ハンターには星が与えられる」
とのこと。
簡単に言うと、
「自分が育成した後輩ハンターがシングルハンターになったらダブルハンターになれます」
ということです。
ダブルハンターになるには、ハンターとして功績を上げるというより、優秀なハンターを生み出すという、ハンター協会への貢献度が重視されるようですね。
例えば先ほど例に挙げたビスケはダブルハンターですが、彼女の弟子であるウィングがシングルハンターですので、彼女もダブルハンターになれたようですね。
ということは、ゴンかキルアがシングルハンターになれれば、ウィングもダブルハンターに昇格できるということになりますね。まぁゴンとキルアはビスケの弟子でもありますが。弟子と師匠の関係性も曖昧ですね。
同じくダブルハンターにはゴンの父・ジンがいます。ジンにも弟子のカイトがいますが、カイトがシングルハンターかどうかわわかりません。しかし、カイトの強さやハンターとしての能力などを考えると、シングルハンターでもおかしくないと思います。
主なダブルハンター
- ジン=フリークス(遺跡ハンター)
- ビスケット=クルーガー(ストーンハンター)
- ミザイストム=ナナ(クライムハンター)
- テラデイン=ニュートラル(ヘッドハンター)
- サッチョウ=コバヤカワ(お悩みハンター)
- リンネ=オードブル(グルメハンター)
など。
三つ星(トリプル)ハンター
ハンターの中では最高の地位に値すると思われるのがこのトリプルハンター。三つ星のハンターです。
トリプルハンターになるための条件は、ハンター十ヶ条 其乃七によると
「六条を満たし且つ複数の分野に於いて華々しい業績を残したハンターには星が三つ与えられる」
とありますので、ダブルハンターの人が、さらに多分野で業績を残す必要があるそうです。
基本的にはシングルハンター→ダブルハンター→トリプルハンターの順で昇格していくということですね。
トリプルハンターになれる人はかなり限られていそうです。ハンターの中でも非常に高い能力を持ち、後輩の育成に努めた「ハンターの中のハンター」と言えるでしょう。
ジンはダブルハンターですが、本来ジンがハンターになった目的である遺跡発掘の他にもレイザーのような凶悪な盗賊団の逮捕など、明らかに自分の専門分野外の仕事をしています。
ジンはトリプルハンターになれる条件を満たしているのですが、ジン自身が面倒臭がって申請していない様子。
また、モラウも会長選挙編で、「シングルハンターから一気にトリプルハンターか?」というような評価をされていました。
これはおそらく、モラウは本来「シーハンター」で漁師のような仕事をしているハンターにも関わらず、外来生物の駆除という専門外のキメラ=アント討伐任務に参加し、その功績が認められたため、多分野での業績として認められたのでしょう。
さらに、キメラ=アント討伐にはモラウの弟子であるナックルとシュートも参戦していました。彼らも作戦の中で活躍し、無事に生き残りミッションも達成できたことから、シングルハンターに認められる条件を満たしているということも考えられます。
弟子がシングルハンターになる→モラウはダブルハンターに昇格
キメラアント討伐など専門分野以外での活躍→モラウはトリプルハンター昇格
という感じでしょうね。
主なトリプルハンター
- パリストン=ヒル(不明)
- チードル=ヨークシャー(難病ハンター)
- ボトバイ=ギガンテ(テロリストハンター)
など。
協専ハンター
「協会の斡旋専門ハンター」を揶揄して「協専ハンター」と呼びます。
ハンター協会では、協会が外部の企業などからお金をもらいハンターとしての仕事を請け、協会所属のハンターに斡旋することがあります。
このような仕事は、仕事の成否にかかわらず一定額の報酬が確保されていおり、このような仕事のみを狙っているハンターは同僚のハンター達から「協専ハンター」と揶揄されるのです。
本来ハンターは、ゴンとキルアがグリードアイランドに行くため、ツェズゲラによる念能力の審査を受けたように、仕事を受注するために日々実力を磨き、功績を挙げ、仕事の依頼を受けやすくなるように努力しているものと思われます。
そのような努力をせずに協会からのいわゆるおこぼれをもらっているハンターたちはあまりいい印象を受けておらず、実力も星持ちのハンターには敵わないようです。
この協専ハンターたちに仕事を斡旋していたのが元副会長のパリストンであり、協専ハンターたちはパリストンの言いなりですので、会長選挙編でパリストンは今日専ハンターに指示を出し、選挙をコントロールしようとしていました。
またパリストンはキメラアント討伐時も、モラウなどが推薦したハンターではなく協専ハンターを送り込むことで任務の邪魔をしていました。
主な協専ハンター
- パリストン及びビヨンド=ネテロの部下たち(ウサメーン、クルリ、ゴレムなど 専門分野はいずれも不明)
アマチュアハンター
単純にプロハンターではないハンターです。
プロハンターになればハンターライセンスが与えられ、公共機関をタダで使えたり、立ち入り禁止区域に入ることができたりするので活動の幅が広がり、プロになりたがるのですが、アマチュアでもハンターはできます。
もちろんできることはプロハンターの方が上ですが。
アマチュアハンターでもプロハンターの仕事を手伝うことがあり、プロハンターと同行することで立ち入り禁止区域にも入れるようになると思われます。
主なアマチュアハンター
- ポンズ(不明)
- スクワラ(不明)
- シャッチモーノ=トチーノ(不明)
- カイトの仲間たち(不明)
など。
一概にハンターといっても階級や肩書きはさまざま
ハンターと言っても肩書きは様々ですし、必ずしもみんながトリプルハンターを目指しているというわけでもありません。
結構ハンター協会の体制に対して不満を持っていたり反抗的な態度を取っているキャタクターも多いですからね。
それから、ゴンやキルアもキメラ=アント討伐で活躍してますので、ナックル、シュート諸共シングルハンターに認められても良さそうです。
ちなみに星持ちかどうか不明なプロハンターも多いですが、私なりに想像すると、
- ネテロ(トリプルハンター)
- ノヴ(シングルハンター)
- カイト(シングルハンター)
- 十二支んメンバー(おそらくクラピカとレオリオ以外全員ダブル以上。ギンタあたりはトリプル?)
- イズナビ(シングルハンター)
かなぁと。
他のプロハンターたちは星持ちではない気がします。センリツやバショウも星なしでしょう。
他にもハンターのランクや棲みわけが増えるかもしれませんので、その度に随時更新していこうと思います。