フランス中部にある小さな村、シャトーシノンにて歯医者として働いていた、ヤコーブン・ファンニーロップ被告(51)に禁固8年の判決が下ったそうです。
なぜヤコーブン・ファンニーロップ氏がこのような刑罰を受けることになったか、そこには彼が「恐怖の歯科医」と呼ばれる所以ともなった事件がありました。
ヤコーブン・ファンニーロップ氏は約100名もの患者の健常な歯をあえて抜き、再発性の化膿状態や敗血症に陥れていたとのこと。
また患者やその家族から治療費と称して不当な金額をだまし取っていたともされています。
ヤコーブン・ファンニーロップ氏は、歯を抜かれて痛みに苦しむ患者をみて「楽しんでいた」とされています。
こういうのをサイコパスというのでしょうか?
なかなか普通の人では抱かない感情だと思います。
思想の自由があるとは言え、まさかこれほどとは…と考えさせられてしまいます。
まさに「恐怖の歯科医」。
子供の時、抜け落ちそうな乳歯を抜くのすら痛みがあるのですから、抜ける予定のない永久歯を抜く痛みは想像を絶することでしょう。
気絶するくらい痛いんじゃないですかね?
拷問の一つとしても歯を抜くという行為が採用されていたくらいですから、ありえない痛みだと思います。
そんな患者の苦しむ姿を見て楽しんでいたヤコーブン・ファンニーロップ氏。
こういう危険な医術を行うキャラクターが登場する映画とかマンガとかは見たことがありますが、現実にも存在しているのかよ!と恐ろしくなります。
歯医者さんに行った時のことを思い出せばわかりますが、あの診療台の上では私たちはもう無力ですよね。何もできません。
まな板の上に乗せられた魚も同然です。
仮に歯医者さんに健常な永久歯を抜かれたとしても、私は
「うわっ!超痛ー!でも、これが手術なんや!耐えるんや!」
となんの疑念も抱かず抜かれちゃうでしょうね。わからないですもん。どんな手術が必要なのかとか。
世にも恐ろしい「恐怖の歯科医」皆さんの通う歯医者さんにはいないことを願います。
私もそろそろ歯医者行かないとな。