4月26日夜
南カリフォルニアを中心に、空に緑色の発光体が目撃されました。
それも複数の人が同じ時間に目撃したとして、ちょっとした騒ぎになったとのことです。
こういう謎の発光体を見たらまず考えてしまうのは、
UFOじゃね!?
ってことだと思います。
目撃した人や、このニュースを動画サイトなどで見た人も
UFOじゃね!?
という感想を抱いたそうです。
夜空に緑色の発光体が出現するなんてシチュエーションはまず遭遇することはないでしょうね。非常にレアな体験ですから、UFOと勘違いしてもおかしくはないでしょう。
私もこういう怪現象は大好きなので、「絶対UFOだ!」と決めつけてしまうでしょうね。
しかし、その正体はUFOでありませんでした。
何とも残念でなりません。
この緑色の発光体は「4月こと座流星群」の可能性が高いとNASAが発表しました。
ちょうどこの時期に「4月こと座流星群」が見られるそうで、マグネシウムの燃焼によって緑色に光って見えたのではないかと。
マグネシウムは、たぶん小中学校の理科の時間に燃やした人が多いかと思います。燃やすと緑色の炎を上げるあの黒いネジネジのことです。
でもって、「4月こと座流星群」とはなんぞやと。これは私にもわからないので調べてみました。
…で調べたんですけど、本当に読んで字のごとく4月に見えること座の流星群だそうです。
まぁ流星の一種ってところでしょう。
ちなみに、以前は「こと座流星群」という名前だったそうですが、国際天文学連合により、「4月こと座流星群」に正式名称が決定したそうです。
4月の末ごろが流星群の見えるピークで、時期的にも重なるので、今回の謎の発光体の正体が明らかになりました。
また、グリフィス天文台の発表によると今回の発光体は「宇宙のゴミが燃えたもの」だともされています。
ゴミって…私たちのロマンを返してほしいです!
待てども待てども有力なUFO情報はなかなか出てきません。私もさすがに「もうUFOなんてないんじゃないか?」と思い始めています。
思い始めていますが、こういうニュースを見ると食いついてしまうあたり、まだまだ諦めていないということでしょうかね?