廊下は走るな!
いや先生もさっき走ってましたよね?
遅刻はするな!
いや先生も授業開始5分遅れましたよね?
などなど…
社会に出ると理不尽なことで怒られるなんてこともまぁ少しはありますし、よく考えると先の例も「先生もやっているから怒られる筋合いはない」ということではなく、きちんと怒られる理由があります。
廊下を走るな=転んで怪我をするから
遅刻はするな=時間は1度無駄にすると取り戻せないから
今思うとこれらの理由で怒られていたわけで、とても大切なことなので、必要なことだったと感じます。
しかし、今考えてもイマイチ納得できない先生からのお叱りがあります。
それは…
シャーペンを使うな!
です。
いや良いじゃん!シャーペン使ってもさぁ、良いじゃん!
なぜダメなのか?中学生は良くて小学生はダメな理由は何なんだ?
私自身当時は先生にそのように言われてましたので、中学生になるまでずっと鉛筆を使っていましたが、あまり理由を考えず鵜呑みにしていただけでした。
今回は時を超えて、
なぜか小学生はシャーペンを使ってはいけないのか?その理由を考えてみました!
筆圧が薄くなるから
シャーペンの芯は細くてとても折れやすいです。あまり強い筆圧で書きすぎるとポキポキ折れてしまいます。
小さい頃からそれに慣れてしまうと、筆圧が薄い子に育ってしまいます。すると字が読みにくくなってしまうからシャーペンは禁止。芯が強く折れにくい鉛筆を使わせているという理由。
確かに、当時鉛筆を使っていた私は先生から幾度か「ジロギンくんは筆圧がしっかりしていて字が読みやすい」と言われました。ちょうどクラスメイトの一部がシャーペンを使い始める小学校高学年くらいだったと思います。
あまりにも筆圧が薄いと確かに読みにくいですからね。納得のいく理由かなと思います。
高齢の先生だと特に老眼が始まり、ただでさえ字が読みにくくなってますからね。筆圧が薄いと困るのでしょう。
けど、確かにシャーペンの芯は折れやすいですけど、芯のストックがあるので折れても継続して使い続けることが出来るんですよね。
鉛筆の場合は一度折れると鉛筆削りがないと復活は不可能ですから、一発勝負の世界。
一度失敗するとやり直すことは難しいという日本社会そのもののような鉛筆を使わせることで生徒たちに社会の現実を脳に刷り込むという効果もあるのかもしれませんね。
分解させない
子どもは好奇心の塊です。特に勉強を始め、知識がつき始めた小学生たちは世の中のいろんなことに疑問を持ち始めます。
シャーペンに対しても疑問を持ってしまい「シャーペンはどういう仕組みで出来ているのか?」とシャーペンをバラバラに分解してしまう可能性があります。
残念なことに「シャーペンはどのような仕組みで出来ているか答えなさい」なんてテスト問題は出ません。先生としては、物事に疑問を持ち、それを解決しようとすることは嬉しいですが、授業中は黒板の内容を書き取ることに集中して欲しいはずです。
鉛筆を分解することはまず無理でしょう。糸ノコなどが必要ですからね。
分解しないようにさせ、授業に集中させるためにシャーペンを禁止にするという理由も考えられます。
鉛筆業界との結びつき
もしかしたら私は小学校と鉛筆業界の闇の部分に触れてしまうかもしれません…
社会人になると鉛筆を使う機会なんて殆どなくなります。シャーペンがボールペンを使います。
ということは鉛筆を買い、売上につながるお客さんはかなり限られてくるということになります。
大人の意識を「鉛筆を使うように」と変えることはとても難しいです。
ならばまだ世の中のことを知らない小学生に鉛筆を買わせることで売上につなげようと考え、小学生にとって怖い存在である先生から「鉛筆を使うように」と伝えてもらうという営業戦略をとっているのかもしれません!
しかも鉛筆を使うということは、芯が折れれば鉛筆削りを使って削り、芯を復活させなければなりません。
初めのうちは手でハンドルを回して削るタイプの鉛筆削りでも小学生は楽しくて使いますが、だんだんと億劫になり、高価な電動式の鉛筆削りを使い始めます。
鉛筆を使うことにより鉛筆削りの売上にもなるのです!
鉛筆業界を衰退させないために、小学校の先生を使い小学生に鉛筆を買わせている。
その戦略のうちではシャーペンは邪魔な存在だから使わせない…
もし明日以降当ブログの更新が途絶えたとしたら、私はもうこの世にいないものと思ってください。
今回思いつく理由としてはこんなところでしょうか?少し調子が悪かった気がします。
まとめると、小学校でシャーペンが禁止される理由は
・筆圧が薄くなるから
・授業に集中させるため
・小学校と鉛筆業界との結びつき
といったところです。
今回の件については本当に私の想像に過ぎず、考察の域を出ません。
もし答えを知っている方がいらっしゃいましたら、教えてください!
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