私の名前はジロギン。

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自分改革をしなければならないなと思った話

だいぶ個人的な記事になります。
読者の皆様にはどうでも良いことなのですが、自分としては考えさせられることでしたので、書こうと思います。



昨夜は会社の飲み会で、朝までコースでした。
と言っても、多くの人が向かった2次会からはみ出した一部の仲の良い社員たちのみで飲んでいたのですが、私と同期の1人、そして会社では結構偉い立場にある方の3人でオールしていました。

同期は意識が虚ろで、寝てるんだか起きているんだかわからない状態。
彼が起きるまでは実質その偉い方と私のサシ飲みのようになっていました。

その方、一応ここでは上司と呼びますが、直属の上司というわけではなく、部署が異なる上、普段もそれほど絡みがある上司ではなかったのです。
かなり珍しい組み合わせで、たぶんお酒が入ってなかったら夜通し話すことなんて出来なかっただろうなと思います。




話す中で結構驚いたのが、「部署も違うしそれほど絡みも多くないのに、なぜこの上司は私のことをここまで理解しているんだ?」ということでした。

私は会社の人と会話するときも、「面白い返しをしてやろう」とか、朝礼の挨拶のときも「ちょっと奇をてらったことを言ってやろう」とばかり考えていて、相手が笑ってくれると自分も喜びます。

上司は私のその部分についてこのように言及しました。要約してますがちょっと長いです。
ちなみにその上司の方は関西の方なので、関西弁で書きますね。そっちの方がリアルなんで。



上司「ジロギンくんはな、いつも相手を面白がらせようとしとるやろ?僕もそれは面白いと思うし好きな部分やねん。君のええところでもあると思う。この能力に関しては僕もすごいと思うし、ある種完成された高い能力やと思う。

けどな、時々その面白いことをいうことによって、相手をかわそうとしているんじゃないかなと思うことがあんねん。
君の本質を隠しているようなそんな気がすんねん。

面白いことを言うのはみんな楽しいと思うけど、実は僕を含めてみんなが知りたいのは君のもっと奥にある本音やねん。

しかも、これは僕の予想に過ぎんけれども、その奥にある君の本質とか本音、本気って、面白いことを言うことより何倍も価値があって力のあることなんやないかなと思うねん。

それを知りたくてみんな君に近づくけど、君はかわすやろ?そこがちょっともどかしいとこやねん。

それから、その面白いことを言うのも、他人のために使ってるやろ?今この飲み会が面白くなればなとか、この会話が面白くなればなとか、朝礼が面白くなればなとか。
その考えは大いに正しいし、とてもありがたい。でもな、これだけ高い能力をな、自分のために使わないのは勿体無いで。女口説くとか、女口説くとか、女口説くとかな。」




といった感じでした。
嬉しいような説教されているような不思議な気分になりましたが、確かにこの上司の言っていることは当たっています。

私は他人と交流することに怯えています。
それはその人との関係が切れたり、特に裏切られたりしたら怖いからです。
ある意味嫉妬の裏返しでもあると思います。誰かにその人を取られたりするのが怖い、自分の頼みを蹴って他の人を優先されたりしたら腹がたつみたいな。

そういう煩わしい人間関係なら、最初から持たないで生きていた方が断然楽じゃあないか、そう思うと、今話している相手と深い関係性になる前に自分からシャットアウトしてしまっているなと感じます。
それが「面白いことを言おうとする」という行動として現れているんでしょうね。

あとこういうことも言われました、
「君は普通にコミュニケーションもとれるし、話してたら面白いんやから、自信持ちや。本当の君として接した方がもっと相手楽しませられるで。」
と。

私は極端に怯えていて、自信がない人間です。
確かに自分が相手の1番にならないともう嫌!
関係なんてこれ以上続けないと断ってしまいす。
ただ上司にこう言われたことで、かなり自信が湧いてきました。自分らしく接した方が良い、その自分らしさこそ周りの人たちは知りたがっているんだと。



上司は私を面白いと買ってくれていて、その力を自分のために使えと言っておりました。
自分のためっていうのは相手が喜んで自分も嬉しいということではなく、もっと実利のある使い方をしろということだったようです。
女口説くっていうのは、ある種の欲であり、自分らしさでもある。自分のために能力を使おうと思ったら欲深くなるけれども、そこを見せないと、周りに自分の本質が伝わらない。

そういうことだったようですね。全部巡り巡って同じことでした。

私は自分に嘘をつき過ぎていたようですね。
まぁブログでも妄想とかありもしないこと書いているので、それこそが私の本質のような気もしないでもないですが…やはり嘘は嘘。嘘は何かを隠すためについているわけですからね。



つかみどころのない私を、そんなに接点がないにも関わらず見抜いていた上司に驚愕しましたが、大人になってこうやって自分のことを見てくれる人がいるなんて思ってもなく、ちょっと感動もしちゃいました。泣きはしなかったですけどね。

上司は「あくまで僕の主観やけどな」と言っていましたが、その通りなんですよねぇ。


このようなことは上司に言われただけではなく、中学生くらいからずっと言われてきたことでした。まだ治ってなかったようですね。
これから歳をとったらもっと治りにくくなるんだろうなと思います。

自分改革

まさに今からこれを行おうと思います!
よし、じゃあまずは髪を切りに行くか!




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