私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

ゴキブリ駆除のために生まれた男?ゴキブリバスタージロギン誕生秘話

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ゴキブロガーのジロギンです!
ゴキブロガーというのは「ブロガー」という光の側面と、ゴキブリを抹殺する「ゴキブリバスター」という闇の一面を持つブロガーのことです。それほど多くはないかもしれません。
お仲間さん募集中です!


夏場はブロガーとしての活動と並行して
ゴキブリバスターとしての活動もしなければなりません。
これからは繁忙期です。

ゴキブリバスターは基本的に私の行動範囲に住む知人の家に出向いて、現れたゴキブリを葬り去る、いわばゴキブリの殺し屋です。


そう、私はボランティアで殺し屋やってます。

 

そんなゴキブリバスターである私の家にもゴキブリはのこのこと現れます。
姿を現さなければ生き延びられたものを…ゴキブリはおろかなほどに人前に姿を現します。


何なんでしょうね?なんで姿現しちゃうんでしょうね?
正直人間がいないときとか、目の届かない場所とか、タイミングと場所にさえ気をつければ、
さすがのバスターと言えど積極的に探し出してバスターするような真似はしません。
たぶんアイツは「先遣隊」なんだろうなと思います。


「おまえ様子見て来いよー!」


とゴキブリの偉いやつらに言われて、人がいる時に姿を現し大丈夫かどうか確認する…
そういう一番危険な仕事を背負うゴキブリなのではないかと私は考えています。

 

 

そんなバスターの実家で一時期ゴキブリが大量発生したことがありました。
チャバネゴキブリという小さいゴキブリでしたが、その数が半端じゃない。
一晩で7~8匹は出ていました。毎晩戦争でしたよ。


この原因が私の妹にありました。
妹は私が嫌悪感を抱くほどだらしなく、
部屋を散らかして、ゴミ屋敷状態にします。
食事した食器、食べ終わったお菓子の袋、そういったもの全部をテーブルや床にそのままにしておきます。
そんな環境でゴキブリが出ないわけがないですよね。


この事件のあと妹は両親からひどく叱られ、
部屋を片づけるようになったのですが、
性根は治っておらず、いまだに部屋中を汚くしています。
たぶんもう治らない病気みたいなものですね。

 

事の発端は5月頃。
家にカナブンを小さくした奴がいたるところで目撃されました。
甲虫っぽい風貌で、たぶん赤ちゃんなんですが、歩きもゆっくりなので、まさかそれがゴキブリの赤ん坊だなんて思ってはおりませんでした。


私は嫌な予感がしていて殺していたのですが、妹は


「殺すのはかわいそうだから窓の外から逃がしてあげよう」


とその虫を手でつかみ、逃がしていました。
今考えるとそれはゴキブリを手でつかみ、
社会に解き放つという自他ともに迷惑な行為だったのです。


その小さな虫たちが夏を迎えて成虫になり、大繁殖してしまいました。
あの夏は何匹くらいバスターしたでしょうか…
冗談抜きで50匹はバスターしましたね。

 

先日もその効力を紹介した「ブラックキャップ」を置くことで、ゴキブリたちは全滅しました。
さすがにこれだけの数をバスターが1匹1匹バスターしていったのでは切りがないです。バスターするペースよりも生まれてくるペースの方が早いですからね。


私のバスターとしての実力を上げる一件となりました。

 

 

 


実は私がゴキブリバスターとして目覚めたのは更に時をさかのぼります。


あれは私が5歳くらいの頃でしたかね。
私たち一家4人が暮らしていたアパートのちょうど真下の階にパン屋さんができたのです。
名前はなんでしたかね…「パンドミー」みたいな名前だった気がします。

 

最初はパン屋が近くにできて、おしゃれだわねーみたいな感じでしたが、
悪夢はすぐに襲ってきました。

 


その夏、ゴキブリが大量発生したのです。
しかも今回はチャバネゴキブリではなくおなじみのサイズのやつ!!
朝昼晩問わず、1日7~8匹出現しました。


最初は父と母がバスターしていましたが、
それだけでは手が回らず、私もバスターをしなければならなくなりました。
これこそが私がゴキブリバスターとして生きることになったきっかけです。
ゴキブリが無限に発生するという、『三國無双』みたいな環境で育ったため、
私はゴキブリバスターとしての修業を強制的に積むことになってしまったのです。

 

「ゴキブリ?生まれたときからバスターしてたぜ!家庭の事情でね!」

 

というキルア=ゾルディックさながらの状態だったのです。悲しい過去があったのです。

 

親の仕事の事情で引っ越すことになり、その部屋からでることになったのですが、退居日までゴキブリが出ました。
そのころには私もかなりバスターとしての力を上げていたため、親に頼らずゴキブリに


「感謝するぜ!俺をバスターにしてくれたこれまでのゴキブリに!」


というくらいに最後のゴキブリをバスターしました。
ゴキブリバスターの卒業試験ですね。

 


そうして私は今、知人からゴキブリをバスターしてくれと依頼されるくらいのゴキブリバスターになりました。
もし今お子さんがいる方は、小さいころからゴキブリ退治ににお子さんを同行させることで、
将来立派なゴキブリバスターになれますよ!
ピアノを幼いうちから始めるとプロへの道が近づくのと同じように、
ゴキブリバスターも幼いうちからの訓練が大切です。

 

ゴキブリバスターになったところで何の役に立つかというと…
まぁ私のように夏場は知人からの依頼を受けることで、謎の信頼感を得られることとか、
ゴキブリを退治したときにお金を取るとかですかね(それはそれで嫌われそうですけど)。

 

あと一人暮らししてもゴキブリにおびえないということもありますね。
ゴキブリバスターになって損はないけど、それほど得もないというような、
可もなく不可もない職業、それがゴキブリバスターです。

 


もう少しかっこよく言っておきましょう。
易い報酬でゴキブリの命を奪う、闇の仕事人、
それがゴキブリバスターなのです…

 

 

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