よくアニメとかゲームとか、映画で
殺し屋や殺人鬼がナイフをなめるシーン
がありますよね。
例えば、相手を刺し殺して、その血をなめるようにナイフをなめるのであればなんとなく意味はわかります。
「血をなめる」ことで狂人っぽさを演出するためです。不気味さの演出でもあると思います。
でも、中には使用前の状態のナイフをなめる人もいます。これが意味がわからない。
別にナイフをなめる必要はないです。
それでも樹液をなめるカブトムシのようにベロベロなめます。
このナイフをなめる行為の意味を考えてみましたが、私は「細菌による追加攻撃を与えるため」だと思います。その理由を述べていきます。
実は人間の口の中って汚いんですよね。
歯の間には食べカスのようなものが微量ながら付着しており、その中で菌が繁殖しています。
それが原因で虫歯になります。
そうでなくても口の中は乾燥することでめちゃくちゃ菌が繁殖しやすくなっており、一説には「寝起きの口の中は雑菌がウヨウヨしており、トイレより汚い」とか…
ですので寝起きにすぐ朝ごはんを食べるとこの口の中の雑菌ごとご飯を食べてしまうので、体内に雑菌の侵入を許すことになってしまいます。
起きたら歯は磨かなくても口をゆすぐくらいはした方が良いとされています。
あとキスした際にもお互いの口の中を雑菌が数億匹行き来するとも聞いたことがあります。
このように口にはとてつもない数の雑菌がいて、天然の細菌兵器とも呼ぶべき状態ができているのです。
もちろん口の中から分泌される唾液にも雑菌が乗っています。
その雑菌が乗った唾液をナイフに塗りつけることで、ある種の「毒ナイフ」状態にし、相手の体に刺したと同時に血管内に口内の雑菌を侵入させ、体をめぐり、敵を蝕む…
そのために奴らはナイフをベロベロなめるのだと、私はこのように考えました。
「ただのナイフじゃ一発で致命傷にならない可能性がある…毒ナイフならかすっただけでも効果抜群だろうけど、僕は毒とか詳しくないから作れないよぉ…そうだ!僕の唾液を塗りまくれば、口の中の雑菌が毒の代わりに相手を苦しめるんじゃない!?」
と思いついたのでしょう。
追い込まれた末に編み出された方法だと思います。
だいたいナイフをなめる奴は「考えなしのヒャッハー系殺人中毒者」みたいな奴が多いですが、いろいろ考えてのナイフなめだと思うのです。
体長2〜3mほどの生き物で、まるで恐竜を彷彿とさせる巨大なトカゲです。
こいつらは大型の生き物を狩るときには、あえてその場で狩らずに何ヶ所か噛み付くだけで戦闘を終了することがあります。
これは、噛んだ瞬間に自分の口の中の雑菌が相手の体の中に入っており、毒のように作用し、大きな獲物も数日後には絶命してしまうため、狩りが楽になるのです。
このように口の中の雑菌を毒のように使う生き物はいます。
人間の口の雑菌がどれほどの毒性があるかわかりませんが、やっぱり人の唾液とかって汚いなと感じますからね、それなりに効くんじゃないかなと思います。
ということで、ナイフをなめる理由は
「雑菌による追加攻撃を与えるため」
だと私は思います。あの行為にも意味があるのです!
もしナイフで戦うことがあったら、なめておくことで有利に戦えることでしょう。
…まぁやめてくださいね。迂闊にナイフで戦っちゃダメですよ。逮捕されますから。
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