先日、私がいつも行く、いやヘビーユーザー化しているラーメン屋さんに行きました。
めちゃくちゃ飲んだ翌日でしたが、不思議と二日酔いはなく、スッキリしていました。
飲んだお酒の種類にも依るんですかね。朝起きても「全然よゆー!今から100mをバタフライで泳げるぜ!」ってくらい元気でした。
昼になりお腹が空いてきたので、いつも行くそのラーメン屋さんへ足を運びました。
そのラーメン屋さんは「汁なしラーメン」というラーメンのスープを除いた、
ちょっと焼きそばに近いようなラーメンがお店の売りです。
本当にこのお店の汁なしラーメンは私のソウルフード的存在で、もう大好き過ぎて毎週食べに行きます。
いつもそのお店の汁なしラーメンを「大盛」で注文しているのですが、
その日は更に上の存在、「特盛」を注文しました。
特盛の存在は知っていましたが、どうも頼む勇気がなかったのです。
でもその日はなぜか「イケる!特盛でもまるで冬眠明けのクマのように食える!」
という自信に満ちており、特盛を注文しました。多分まだ酔ってた可能性がありますね。
で食べ始めたのですが、やはりうまい!酒を飲んだ翌朝の体に染み渡る。
この食感、味、まさに私のために作られたんじゃないかってくらい私の体にフィットする!
そんな汁なしラーメンが今回は特盛!いつもより100gも多いんだ!
幸せな気分がいつもより長く味わえるぜ!って感じでした。最初は。
どんどん食べすすめましたが、段々と私の体に起こる異変を感じ始めました。
「あれ…なぜだろう…こんなにおいしいのに…体が拒絶している…」
やはり前日の酒によるダメージは残っていたようです。
「もう食べられないよ…」という感情が込み上げてきたのです。
いや、こみ上げてくるのは感情だけでなく、胃の中のラーメンもでした。
Over my lemit!! 限界を超えてしまい、私は大好きな汁なしラーメンを拒絶するレベルに達してしまったのです。
「食べ過ぎには注意しよう」ってこういうことだったんですね。
以前タレントの関根勤さんが、プリンが大好きでプリンを食べまくっていたら、
ある日突然プリンが食べられなくなるほど嫌いになってしまったという話を聞いたことがあります。
私も同じ症状に陥ってしまったのかもしれません。
各食材ごとに、自分が一生のうちで食べいい限界量ってもんが定められていて、
それを超えるとどんなに好きなものでも「嫌い」になってしまうのかなと思いました。
それはまるで、大好きなもの同士として結婚した夫婦が長年付き添っているうちに互いに嫌いになり離婚してしまうという状況のようです。
適度な距離感があった方が夫婦はうまくいくなんてことを聞きますが、あまりに愛情を受けすぎるとそれが憎しみや嫌悪に変わってしまうのでしょうね。
私は結婚していませんが、今回の汁なしラーメン過剰摂取事件から夫婦関係の難しさに少し触れたような気がしないでもないです。
まぁあの日からもう1週間近く経つんですけど、今ではまた汁なしラーメンが食べたくて仕方がなくなってきています。
たぶん今日行きます。待っててくれぇ~。
ここまでそのラーメン屋さんの紹介は一切なし!
本当にいいものって人に教えたくないですからね。
本当に独占したいほど好きなのですよ。まるで奥さんのようにね。
あ~、汁なしラーメンと結婚しようかなぁ~~~!!
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