私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

「卓球の天才たち」を育てた狂気の練習量と両親の存在

オリンピックが盛り上がってますねぇ〜。
特に今年のリオオリンピックはメダルラッシュで、毎朝起きるとニュースで何らかの競技で日本代表選手がメダルを獲得しているんじゃないかってペースで報道されてますねぇ。凄いことですよ。

 

朝から晩までたくさんの競技が放送されていますが、個人的に注目している競技は「卓球」です!
学生時代やっていたというわけではないのですが、テニスはやっていたので、卓球にもテニスと通じるところがあり、ついつい試合を見てしまいます。
テニスも注目してますよ!もちろん!
ですが、テニスの国際試合って、今回のリオに関わらず海外で試合することが多く、時差の関係で日本だと放送時間が深夜になってしまうため、いつも見逃しちゃうんですよね。WOWWOWとか入ってないし。
それに比べて卓球は、国際試合も日本やアジア諸国で行われることが多いですし、何より室内で行うので夜でも試合が出来ます。海外の試合でも夜の試合なら日本なら昼間に観戦できます。
ということもあって卓球をよく見ます。

 

オリンピックや世界選手権に出る選手は国内屈指の選手たちです。いや今の日本の卓球レベル的に日本代表選手たちは世界屈指のレベルでしょうね。みんな「天才」です。

 

 

 


しかし、そんな天才たちでも「狂気の練習量」を積んで今の実力を手に入れているようです。
テレビのインタビューで少し語っていた選手たちがいました。

 

 


例えば男子代表の「水谷隼」選手!

 

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先日のリオオリンピック男子個人戦では日本人初の銅メダル獲得という偉業中の偉業を成し遂げました!日本人初ですからね!凄まじいことですよ!


水谷隼選手が卓球を始めたのは5歳の頃から。
卓球教室を営むご両親の指導の下メキメキと力を上げていき、小さい頃からあらゆる大会で優勝し、まさに「天才」と呼ばれていたそうです。


しかし水谷選手も「ちょっと卓球やってみたらすぐ大会で優勝出来るレベルになりましたぁ〜」なんてことはなく。血のにじむような狂気の練習量をこなしていたらしく、ご自身曰く「今でも1番怖い存在は両親」と語っていました。
一体どんな練習を積んできたのか…ブルブル…

もちろんご両親が怖いってのは良い意味で怖いってことだと思います。怖い人でも自分のことを思って怖い人でいてくれる人っていませんか?そういう存在なのだと思います。

 

ちなみに水谷選手はもっと注目してほしい選手なのですが、まだまだ取り上げられ方が足りないような気がします。
もう何年も世界ランキングトップ10以内に位置し、中国の怪物みたいな選手たちと戦い続けているめちゃくちゃ強い選手なのに…
今年のオリンピック個人戦準決勝、世界ランキング1位の馬龍選手との試合はベストバウトだったと思います。何なんだよ…馬龍って…フォアハンドにボールを送れば全て必殺ショットになって返ってくる速射砲!守れば生半可な攻撃では崩せない城壁!どうやったら勝てるんだってチートじみた馬龍から2ゲーム奪ったなんて水谷選手も怪物の域に足を踏み入れてましたよ!
なのにイマイチ世の中が注目していない感じ…何でなんだよぉ〜?卓球って昔から「日本は強い」ってイメージがあるからかなぁ…?

 

 

 

 

 

そして女子代表の「伊藤美誠」選手!

 

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まだ高校生ながらすでに代表入りし、すでに中国のエース丁寧選手にも勝利した経験があるという天才中の天才です!
同じく代表の愛ちゃんや石川佳純選手より明らかにパワフルで、非常に攻撃的なプレーが光りますよね!まだ経験では他の選手に及ばない部分があるかもしれませんが、それを補って余りある攻撃力と精神力を持っています。


そんな伊藤美誠選手も幼い頃から練習を積み、テレビでも頻繁に特集されてましたね。
伊藤選手は「小学生の頃にはすでに学校から帰ってきて、家で母親と夜の2時まで卓球の練習をしていた」そうです。
受験生かな?って思ってしまう練習量!しかもそんな練習を小学生の頃、いやもっと前から積んでいたのです!


以前当ブログでも触れたことがありますが、「10000時間の法則」というものがあります。
「10000時間の練習をこなせばその分野で一流になれる」っていう考え方です。
伊藤選手が学校から返ってくるのが15時頃でしょうか?それから夜2時まで練習したとすると、平日は11時間くらい練習していたということになります。これを仮に365日繰り返したとしたら1年での練習時間は4015時間。うん、3年弱で10000時間超えますね!そりゃ一流になるわけだ笑休日はもっと練習していたかもしれませんから、もっと早く10000時間を達成していたかもしれませんね。
もちろん伊藤選手は未だに凄まじい練習量をこなしているわけで、とっくに10000時間なんてら超えているでしょう。天才選手の裏にもとんでもない練習量が存在しているわけです。

 

 

 

 

水谷選手にも伊藤選手にも、そして有名ですが愛ちゃんにも共通しているのが、「幼少期にお父さんあるいはお母さんがコーチであった」ことでしょうね。
幼い頃から一流のコーチに教わった方が良いように思いますが、違うんですよね。遠慮しちゃうんですよ、コーチの方が。
他人の子供に厳しく出来るかどうかって、卓球でオリンピック優勝したからって出来るようになることではないです。ていうかほとんどの人が無理ですよ、他人の子供を厳しく育てるのなんて。ピッコロさんですら御飯に甘かったんですから!


親でなければ自分の子を叱り飛ばせないですし、まだ物心つく前からラケットを握らせ泣こうが喚こうが卓球の練習を何時間もさせるなんてことは出来ません。
ある意味親自身が狂気に身を浸さなければ、天才を育てる教育プログラムは成り立たないと思います。自分の分身とも言える子供だからこそ厳しく出来る。自分の親に教わったという経験が天才選手たちの共通点だと思います。

 


今年のオリンピックは日本卓球団はかなり調子が良さそうですので、この先進んでいく団体戦では男女ともメダルを獲得してほしいですねぇ。

 

 


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