私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】ボマー組と旅団のフィンクス・フェイタン組が遭遇したらどうなっていた?

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久しぶりにハンターハンターの記事です!
もう1ヶ月くらいまともに書いてなかったかも!ということで気合い入れていこうと思います!


先日グリードアイランド編(G.I編)を一気読みしました。面白いっていうか、ここら辺からかなり難解になってきますよね…本格的はハンターハンターって感じです。
そしてゴン、キルア、ビスケ組と、ゲンスルー、サブ、バラたちボマー組との戦いは燃えますよね。

 

グリードアイランドに乗り込んだいろんなチームが敵チームとの駆け引きを行うシーンがあり、敵の出方がわからない中、事実と憶測とで行動していく様子を読むと、めちゃくちゃ脳が刺激されます笑

 

案外、敵であるボマー組の様子も描写されており、ボマー組も警戒しているチームがあることがわかります。
ツェズゲラ組はゴン達より警戒されていましたね。まぁツェズゲラさんは「ボマー組と戦ったら間違いなく負ける」と考えていたため、ボマー組の読み違いとなってしまいましたが。

 


ボマー組が警戒していたチームの中に、幻影旅団のメンバーであるフィンクス、フェイタン組の存在がありました。ゲンスルーは2名を「好戦的」と評価していましたが、ゲンスルーの能力も作中では散々「戦闘のための能力」と言われていました。
そこで気になるのが、ボマー組とフェイタン・フェイたん組がグリードアイランド内で遭遇していたら、一体どんな結果になっていたのか…
今回はそのことについて考えたいと思います。

 

 


まずは各キャラクターの紹介と大まかな実力について(あくまで考察ですが)。
ますばボマー組


ゲンスルー

 

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ボマー組のリーダー。メガネでモヒカン頭が特徴。グリードアイランド内でサブ、バラとともにプレイヤーを殺して、カードを奪っていました。
最初は正体を隠していましたが、その能力などがバレてからは、あらゆるプレイヤーから実力の高さを認められており、グリードアイランド内のプレイヤーでも間違いなく上位に入る実力者でした。
冷静かつ残酷な正確で、サブ、バラ以外のプレイヤーを裏切ったり、利用したりしても何とも思わない性格。その性格もゲンスルー他のプレイヤーから警戒される一因となっていました。


ゲンスルーの能力は2つ。
1つは「一握りの火薬(リトルフラワー)」。手で触れた物を爆破させる能力。人間1人を即死させるほどの火力はないものの、四肢を欠損させたり、当たりどころによっては致命傷にもなえます。
弱点は、リトルフラワーを発動するとき、ゲンスルーは自分の手を爆発から守るため、手に「凝」でオーラを集めなければなりません。その分他の部位のオーラが少なくなり、カウンター攻撃を食らうと大ダメージになってしまいます。


もう1つは「命の音(カウントダウン)」
ゲンスルーが「ボマー」と宣言しつつ相手の体に触れると、その部位に爆弾を仕掛けることができる能力です。
ゲンスルーが爆弾を仕掛けた人間の前でカウントダウンの能力を説明すると、カウントダウンが発動。爆弾が視認できるようになり、数字のメーターが表示されます。、メーターの数字が段々と減り、0になると爆発します。
メーターは対象者の心拍数と連動しており、安静にしていても1時間ほどで爆発、怒ったり、体を動かしたり、心拍数が上がる行動を取るとカウントダウンが早くなります。
爆発力はリトルフラワーの10倍で、爆発すれば相手を即死させられます。


カウントダウンは正確にはゲンスルー、サブ、バラ3人が協力して使う能力です。3人が親指を立てて拳を合わせ「解放(リリース)」と唱えると、カウントダウンが0になる前に全ての爆弾を起爆させることができます。このカウントダウンの能力が故に、ボマーは3人でボマーです。
カウントダウンを解除するためには、ゲンスルーに触れて「ボマー捕まえた」と宣言しなければなりませんが、ゲンスルーは戦闘力も高いので、接近することすら厳しいという厄介な能力でもあります。

 

 

 

サブ

 

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ゲンスルーの仲間でボマーの1人。
細目でボサボサの頭が特徴。よくわからないですが額に変なマークが書いてあります。タトゥーかな?


念能力者ではありますが、独自の「発」を持っているかはわからず、作中ではカウントダウン以外の描写はありませんでした。
キルアと1対1の戦闘になりますが、キルアからは両手をほぼ使えない状態にもかかわらず、「体術は俺の方がやや上」とディスられ、挙句の果てに電撃とヨーヨーを使った戦闘の実験台にされて、負けてしまいます。キルアがガチだったら瞬殺されてたかも…という可哀想なキャラクターです。

 

 

 

 

バラ

 

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サブと同様ゲンスルーの仲間でボマーの1人。黒い長髪の男で、身長176cm。


やはりバラも独自の「発」はありませんでした。しかし、子供姿のビスケに一発食らわせ「あんた強いよ」と言われ(ビスケは本気でやると大抵相手を殺してしまうので記念に一発撃たせることにしているそうですが)、マッチョビスケの顔面パンチを食らっても生きており、「やっぱり強い」と言われているので、そこそこ高い実力はあったかと思われます。

 

 

次はフィンクス・フェイタン組


フィンクス

 

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幻影旅団のメンバー。ジャージ姿にオールバックのような髪型をした男。
グリードアイランドには興味本位でフェイタンと共に入り込みます。序盤はフェイタンと「どっちが多くプレイヤーを殺せるか競争」などをしており、純粋にプレイしていたかというと微妙。
中盤以降は団長がクラピカにかけられた念を外せる除念師がグリードアイランド内にいることがわかり、ゲームそっちのけで除念師探しを始めます。


グリードアイランド時点での実力はわかりませんが、ヨークシンシティではマフィア数人の首を一瞬でへし折り、キメラアント編では、念を込めた通常のパンチが効かない兵隊長に「廻天(リッパーサイクロトロン)」を使い、消しとばしました。体術にかなり自信があるようで、おそらくグリードアイランド時点ではゴン、キルアより実力は上だったと思われます。

 

 

 

 

フェイタン

 

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同じく幻影旅団のメンバー。小柄で口元まで隠れる大きな服を着ています。男です。
グリードアイランド内での動きはほぼフィンクスと同様。プレイヤーを殺害しつつ除念師を探していたと思われます。


残像が見えるほど高速の動きと、傘に仕込んだ剣で戦います。
能力は「許されざる者(ペインバッカー)」で、相手から受けたダメージによって威力が変わるカウンター能力です。キメラアントの師団長・ザザンとの戦闘では放出系の念を喰らい、左腕を折られた状態で発動。物理攻撃が効かないザザンに「太陽に灼かれて(ライジングサン)」で小さい太陽を出現させ、超高熱で焼き殺しました。仲間たちも「見境なく発動するからヤバイ」「前に見物して死にかけた」と言っており、フェイタン自身も「熱が弱めだった」と言っているので、本気で発動したらさらに威力が上がるのでしょう。またいくつか種類があるような発言も見られます。

 

 


各キャラクターの特徴はこんな感じですね。
これを基に考察しようと思います。

 

ボマー組とフィンクス・フェイタン組が出会っていたら…?


結果からいうと、

「戦闘に発展し、フィンクス・フェイタン組がボマー組を惨殺していた」

だろうというのが私の考えです。


サブ・バラに関しては、おそらくゴン、キルア未満の力なので、まずフィンクス・フェイタンの両方に敵わないと思われます。フィンクス・フェイタンの2人はまだ実力不明な点が多いですが、幻影旅団のメンバーの戦闘力が団長以外ほぼイコールだとすると、以前キルアが同じく旅団のノブナガ、マチを「ヒソカが2人いるようなもの」と評していたので、フィンクス、フェイタンもヒソカと同程度の可能性が高いです。ビスケはヒソカを見て積極的に仲間に引き入れようとし、「コイツかなり強い」と言っていたので、サブ・バラより評価は高かったと思います。
さらにグリードアイランドに不法上陸しようとしたフィンクス、フェイタン含む旅団メンバーに対し、ゲームマスターのレイザーが「すごい使い手の集団」と評してました。
このことからもフィンクス、フェイタンにとって発すら持たない可能性のあるサブ・バラは敵ではないでしょう。

 

 


問題はゲンスルー。

個人的にグリードアイランド内での実力の序列は


Sランク
ビスケ、レイザー
Aランク
ヒソカ、フィンクス、フェイタン、ゲンスルー
Bランク
ゴレイヌ、ツェズゲラ、ゴン、キルア
Cランク
サブ、バラ
Dランク
ビノールト


みたいに考えていまして、ゲンスルーに関してはフィンクス、フェイタンと同格くらいではないかなと思います。ですのでフィンクス、フェイタンが負けるとしたらゲンスルーが相手の場合でしょう。
しかし、ゲンスルーには火力不足が問題としてあります。フィンクスのリッパーサイクロトロンはキメラアントを吹き飛ばすくらいまでは威力を上げられます。人間が食らったら死ぬでしょう。ゲンスルーでもまともに食らえば耐えられない気がします。一撃で勝負が決まる可能性が高いです。
ただ、フィンクスとは確実に接近戦になると思いますので、リトルフラワーで攻撃すれば、ゲンスルーもフィンクスに致命傷を与えられる可能性は高いです。


しかし、フェイタン相手だと、即死させられないリトルフラワーでは相性が悪すぎます。攻撃を食らえば食らうほどフェイタンのペインバッカーの威力は上がるので、瞬殺レベルの攻撃が返ってきてしまうでしょう。フェイタン相手にリトルフラワーを使って勝つのはかなり厳しいと思います。
フェイタンを倒すにはカウントダウンで即死させるのが1番ですが、カウントダウンの爆発までは1時間ほどかかりますので、その間フェイタンから逃げ切れるかどうかが鍵です。カードで逃げてしまえば何とかなるかもしれませんが、カードを使えるのはフィンクス、フェイタンも同じですからね。
サブ・バラとリリースを発動すれば即時に爆発させられますが、そんなことやってる間にふの超高速の動きで殺されてしまいそうです。カウントダウンは交渉などに適した能力で、戦闘には不向きな能力ですね。

 

 


ということからボマー組、フィンクス・フェイタン組が戦ったら、フィンクス・フェイタン組が勝つでしょう。
ボマー組が勝つとしたらカードの交換を基本にした交渉を行うのが1番だと思いますが、フィンクス・フェイタンの目的がプレイヤーの殺害だったり除念師探しだったりと、単純なゲームクリアやカード集めではないので、交渉の余地なく戦闘に発展しそうです。旅団は人殺しに躊躇しないですからね。むしろボマー組くらい強い相手だと戦いに燃えちゃいそうです。

 


しかもグリードアイランド後半からはフィンクス、フェイタン以外にシャルナーク、シズク、コルトピ、フランクリン、ノブナガ、マチ、カルトといった旅団の面々も参戦。さらに旅団はヒソカとも繋がっているので、もしボマー組が出会っていたらなおのこと不利、というか負けが確定してましたね。
これは想像ですが、ボマー組はあえてフィンクス、フェイタンや旅団の面々との接触を避けていたと思われます。カード目的ではないヤバイくらい強い奴らと接触するメリットはないですからね。ゲームでいうところの「強制負けイベント」が旅団だったのかもしれません。

 

 

グリードアイランド編は、各チーム同士の交渉も面白いですが、何というか、ハンターハンターが「王道の少年漫画っぽいバトル」をしている最後のストーリーだと思います。
「ハンターハンターは普通の少年漫画とは一線引いた作品」と一般的に思われており、そういう作品が好きな層からの支持が厚いです。でもやっぱり少年漫画が好きな人は、少なからず王道のバトルも好きだと思います。
単行本で一気読みすると、かなり熱中出来ますよ!13〜18巻くらいがグリードアイランド編です!

 

 

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