私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

鋭い歯が特徴のダルマザメ!別名「クッキーカッターシャーク」?

以前このような記事を書きました。

 

 

この記事がですね、どうやら結構検索されているようでして…「イタチザメ」と検索すると7番目に当ブログが表示されます。
イタチザメについて世の中にどの程度調べる人がいるのかわかりませんが、それなりに注目される位置に表示されるようです。
サメ好きな私が戯れに書いた記事なので、読んだ方がどの程度ご満足いただけるのかはわかりませんが。

 

おそらくそれなりに「サメ需要」というものもあるのかなと思います。
こちらも以前書いた記事ですが、

 

 

私は「海のハンター展」に行くほどのサメ好きです。もはやサメです。
サメの好きさを、私の好きなものと比較すると、


サメ>>>ブログ>>>焼きそば>>>いつも行くラーメン屋の汁なしラーメン>>>>>>>麻美ゆまさん>>>>>納豆


といった順番です。
ああ、あと私は麻美ゆまさんのファンなんですよ。そういう方面でのファンじゃなくて、普通にファンです。女性有名人として好きです。

 

 


違う違う!今回はサメの話!
サメ需要があるのなら、サメについての記事を書いていきましょう!
私はあくまで「サメ好き」の範疇ですので、専門的なことはウィキペディアを読んでください。サメのことを私らしく、砕けた感じでお伝えしようと思います。

 

今回は私も大好きなサメ

ダルマザメ


の魅力を紹介します!

 

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ダルマザメはヨロイザメ科のサメです。
サメの中ではちびっ子さんで、体長は30〜50cmほど。モルモットを2〜3匹縦に並べたくらいの大きさってところでしょうかね。
深海3000mほどの光の届かないほど深い海に住む、深海ザメの一種です。写真を見てお分かりかと思いますが、目はあまり良くないようです。


小さく可愛いダルマザメですが、実は全然可愛くない!
この鋭い歯をご覧ください!

 

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ダルマザメはこの歯を駆使して、獲物の肉を食いちぎります。本当に食いちぎるのです。
ダルマザメは大型の生き物を見つけると、その生き物の皮膚にへばりつき、歯を使って肉をちょっとだけ頂いていく習性があります。
これがダルマザメのハンティング。つまみ食いのようなハンティングをするのです。


30〜50cmのダルマサメがお腹いっぱいになる程度の肉の量は、大した量ではないです。
大型の生き物、例えばジンベエザメとか、クジラとかそういう奴らにとってはダルマザメが食いちぎった程度の傷では死ぬことはないですし、「なんかちょっと痛いけど、いいか別に。」くらいなものでしょうから、ダルマザメにボランティアでご飯をあげているようなものなのです。ダルマザメ「ちょいと失礼しますよ、なに、肉をほんの少しもらっていくだけですから。」という感じで食いちぎっていくのでしょうね。

 

ダルマザメが肉を食いちぎった生物には、まーるい傷跡が残ります。

 

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こんな感じです。背中をダルマザメにかじられたイルカです。

その傷跡が「クッキーの生地を切り取ったよう」であることから、ダルマザメCookie-cutter shark(クッキーカッターシャーク)」と呼ばれています。クッキーのあの型を取るやつのことですね。
これについては「海のハンター展」のダルザメの説明文に書かれておらず、何でかなと不思議に思いました。子供たちも覚えやすいのに。


デーモン・ホエール・バイターという愛称もあります。クジラの肉を食いちぎるためです。
悪魔のクジラ噛みつき野郎みたいなニュアンスのあだ名でしょうか?散々な言われようですね。

 

 

 


大型の生物から肉をちょっとだけもらうという方法は、小さいダルマザメにとっては戦闘にもならず、またターゲットを殺すこともないという非常にメリットのあるハンティング方法です。よく考えられたサメだなと思いまして、私はこのダルマザメが好きです。卑怯っちゃ卑怯ですが、自然界は生き残ったもの勝ちですから。


でもたまに大型の生物がイライラしていて、ダルマザメが噛みついた瞬間に、まるで人間が蚊を潰すように「鬱陶しいわっ!」と尾ビレで一蹴するなんてこともあるかも。
ダルマザメさんも生きるのに必死なんですよね。

 

 

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