私の名前はジロギン。
今年は上半期だけで2つの結婚式に参加が決まっている。
結婚するのは両方の式の新郎新婦とも私と同い年だ。
ちょっとだけ先を越されてしまった。ちょっとだけね。
知人の結婚式に行くのは、私がまだ記憶があるかないか分からないくらいの年の頃、
両親の知人の結婚式に参加して以来一度もない。実質初めての結婚式参加となる。
初結婚式だ。結婚式というものがどんなものか見ておかないと。将来のために。
まぁ、結婚できればの話だが。
私も24歳。今年は25歳になる。そろそろ身近な人々が結婚を始める年齢だ。
私の両親も24歳の時に結婚したらしいので、25歳前後は結婚適齢期なのだろう。
だからと言って「ぐやじいぃぃぃっ!!地獄で!地獄で待ってるからなぁ!!」などというひがみは全然なく、むしろ結婚式に参加するのが楽しみで仕方がない!めでたいことなので、心のそこから祝福したいと思っている。
楽しみな反面、現実的なことを言うと「ご祝儀」を渡さなければならない件がある。
さすがに赤ん坊の時にご祝儀は払っていなかったとは思うので、私にとってはご祝儀も初めての経験だ。
ご祝儀の相場は3万円くらいだと聞く。3万円・・・それが2回だから6万円か・・・うん、でもまぁね、お祝いだからそれくらいかかって当然だろう!しかしこれまでブログで稼いだお金の大半が吹き飛んでいくことになりそうだ。
でも、私が好き勝手書いている当ブログから生まれたお金が誰かの役に立つというのならば、とてもうれしいことだ!社会貢献!そう思えば、6万円くらい痛くもかゆくもない。だから、今のうちから頑張ってブログ書かないとなぁ。
普段はあまりしないのだが、せっかくお金の話になったので、ちょっと掘り下げていこうと思う。
現在会社員として働いている私は、正直なところ一人暮らしであるのならば、無駄遣いはできないけれども生活苦に陥ることにはならないレベルには給料を貰えている。
ならブログからの収入なんて得なくてもいいじゃあないかと思われるだろうが、給料だけで充分に貯金までできるかと言うと無理なのである。ブログから生まれたお金はだいぶ私の生活を助けてくれている。
私はすぐにラーメンやつけ麺、油そばを食べに行ってまうから、最近までブログからの収入はほとんど麺類のための貯金、すなわち「ヌードル貯金」になっていた。高いからね、ラーメンとかつけ麺とかは。
だが、身の回りの人が結婚し始めたことで、考え方もガラリと変わった。
結婚式を開くとなると数百万円レベルで費用がかかると聞き、ついつい
「そんなにかかるなら結婚式なんてやるべきじゃあないな。お金がかかるだけで、得られるものが思い出だけじゃあなぁ。思い出はいつもきれいだけど、それだけじゃお腹がすくわ。」
と思ってしまったが、もしもお嫁さんになる人が「どうしても結婚式をしたい」と言いだしたらどうだろう。
やはりやらせてあげたい。そう思うのだ。
まぁ、結婚できればの話だが。
お嫁さんが「ジロギンと結婚したことであまりの貧困具合から理想の結婚生活を妥協した」なんてことがないようにしたい。
それが私の理想だ。
まぁ、結婚できればの話だが。
そのためにはお金がいる。金じゃあ夢は変えないかもしれないが、夢を実現させるには金があるに越したことはない。
結婚式をやるにも金がかかる。
旅行するにも金がかかる。
家を買うにも金がかかる。
良い物を食べるにも金がかかる。
子供を育てるにも金がかかる。
こりゃ今のうちからお金を貯めておかなければ大変だなと、そう思い始めたのである。
まぁ、結婚できればの話だが。
自分の生活もあるし、サラリーマンの給料は簡単に上がらないから、自分の裁量で収入が増えるブログで頑張るしかないのだ。
最近は「ヌードル貯金」が「お嫁さん貯金」に変わってきている。
ブログで貯めたお金は、お嫁さんの理想の実現の為に使いたいのだ。
まぁ、結婚できればの話だが。
「金は天下の回り物」という言葉があるが、お金は使わないと戻ってこないというような考え方には私も賛成だ。ご祝儀に払った分はきちんと戻ってくると思う。
あまりにも「これは俺とお嫁さん(未定)との将来のための金だ!他人様の結婚のために使うくらいなら全額鯉の池に投げ捨てた方がましだよぉ~!!」なんていうふうに守銭奴ぶると、罰が当たって本当に全額失うようなアクシデントが発生しそうだ。
しかも結婚のご祝儀としてお金を使うなら、そういう結婚とか恋愛関連のためのお金が回ってきそうな気がする。ならば喜んで払わせてもらおうじゃあないか!ご祝儀!
お金の話題ばかりして、さも「結婚しようと思えばすぐにでも結婚できるけど、お金がね、ないんだよね。あー!金さえあればすぐ結婚するのになぁ〜!」感を出してきたが、そもそも
相手がいない
んだよね。お金がないだけじゃあないんだよね。
結婚を考える前にまず、彼女を作るところから始めなければならない。今の私は大学受験を乗り越える前に理想のキャンパスライフを思い描いている受験生と同じ。今は貯金しているだけのただの皮算用野郎なのである。
いやだなぁ・・・結婚式で席が、新郎新婦から一番遠い場所にされていて、新郎から、
「お前はよぉ〜!結婚から最も縁遠い男だからよぉ〜!座席も一番俺たちから離れたところにしておいたぜぇ〜!俺とお前との距離こそが、お前と結婚との距離だ!」
とか言われたらどうしよう。泣いて帰るだろうな。でも悔しいことにこれは現実なのだ。
お金云々の前にまず彼女を見つけなければならないわけだが、今回の結婚式、彼女、いやお嫁さん候補を見つけるチャンスはありそうだと私は踏んでいる。
新郎も新婦も同い年だから、例えば女友達などを式に招待すれば私とも同じくらいの年齢の人たちが集まる。そうなれば話も合いやすいし、中には男を求めている女の人もいるだろうから、出会いのチャンスになり得る。もうね、ご祝儀の3万円っていうのは、結婚式という名のコンパの参加費みたいなもんでしょ。なんなら新郎新婦のパパママの女友達でも全然ウェルカム!むしろ「こんな僕をもらってくれてありがとうございます!」というレベルだ!
けどなぁ・・・あくまでも主役は新郎新婦な訳で、私は所詮招待客。そんな男がまるで死肉を漁るハゲワシの様に、式や新郎新婦そっちのけで女の人に話してばかりいたら周りの人々はどう思うだろう?不快なはずだ。裏からスーツ姿の屈強な外国人が出てきてつまみ出されてしまうことだろう。
まぁ、私はそんなガツガツしておらず、ヒョロヒョロしているタイプなので、女の人に話しかけまくるなんてことはしないだろうが、やはり式の雰囲気を壊すようなことはしたくない。おめでとうの気持ちを新郎新婦に伝えることを最優先にしたい。
何にしても結婚式は私にとっていい刺激になりそうだ。
実を言うと、最近モテないことをネタにブログを書くことも多いので、「このままモテなくてもブログのネタがたくさん仕入れられるしいいかなぁ・・・」とか思いかけている部分がある。そうやって妥協しそうな自分を鞭打つのに、結婚式は大いに役立ってくれるはずだ。
せっかく「お嫁さん貯金」をしているのだから、この貯金を使うべき女性に巡り会えるよう諦めないようにしたい。決してこの「お嫁さん貯金」が「マイセルフ貯金」にならないようにせねば。
楽しみだなぁ、結婚式・・・あっ、いつか来る自分の結婚式のことね。