私の名前はジロギン。

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私の「社内の人との接触を避ける隠密生活スタイル」を紹介する!

 

私の名前はジロギン。

 

私は現在営業職として働いているくせに、人とコミュニケーションをとるのがとても苦手だ。人と話すと全く言葉が出なくなってしまうとか、頭が真っ白になってしまうとかそういうわけではないのだが、どうも苦手意識を感じてしまう。特に「相手が何を考えているのか?」ばかりを気にしてしまって、きちんと自分の本心で話すことができなくなってしまうのだ。

たまに、

「君は面白いことを言って笑わせてくれるけど、本心が見えない。」

と言われることもある。本当にその通りで、私は話しかけられたりすると「とりあえず相手が笑ってくれそうなことを言おう」としてしまいその場しのぎの会話をしてしまう。表面的には話好きっぽそうなのだが、むしろ逆で、そうやって人との接触を避けているのだと私自身は感じている。

 

そのくせ私は人一倍寂しがり屋で、話しかけてもらえてりするとめちゃくちゃ嬉しいという厄介な人間なのだ。多分本音をさらけ出すことが恥ずかしいことだと思っているんだと思う。とんだ中二病だ。

長年付き合いのある家族や友人には本音、というか弱音をに吐くことがたまにあるが、今の生活で最も会う頻度が高いはずの会社内の人などには本音や弱音を吐けない自分がいる。むしろ隠密行動をして社内の人との接触を避ける毎日を送っている。社内の人たちが悪いのではなく、自分に対して気を遣って話しかけてくれたりするのが申し訳なくなってしまい、ついつい避けてしまう。

 

とはいえブログはあまり後ろ向きな話題にはしたくない。そこで今回は、私の会社内における

社内の人との接触を避ける隠密生活スタイル

を紹介していこうと思う。会社内での人間関係が苦手な人には参考にしてもらいたい。

 

 

 

誰とも会わない時間に出社

私の勤める会社は、原則朝9時までに出社することになっている。やはり出社時刻ギリギリは人が多い。この時間はオフィスのある階に向かうエレベーターで社内の人とほぼ100%出くわす。私にとっては避けるべき時間だ。

そのため私は毎朝8:39にオフィスに到着するように家を出ている。38分でもダメ、40分でもダメ。39分に着くように行くと、道中もエレベーターの中も誰にも会わずに自分の席に座ることができる。私はこの8:39のことを

「俺だけの時間」

と呼ぶことのしている。 

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(引用:STEEL BALL RUN 23巻100P/荒木飛呂彦)

毎日少しずつ時間をずらして、誰かと出くわす時間帯を避けていった結果、8:39が最も人と会わない時間帯だという統計結果が取れたのだ。しかもこの時間に出社していれば

「ジロギンは朝早く来てすでに仕事の準備をしている真面目な男」

とも評価され、一石二鳥でもあるのだ。まぁ誰とも接触しないようにしているので、そういう評価を聞くこともないけれども。でも本当に20分早く来て仕事の準備をしておくと、他の人より20分早く帰れる。

ただこれは会社によって違うので、必ずしも8:39に出社すれば社内の誰とも会わないわけではない。いろんな時間に出社してみて、皆さんの「俺だけの時間」を見つけ出して欲しい。

 

 

トイレの個室が空いている時間を見つける

最も社内の人と出くわしやすく、気まずい時間を送りがちなのが、社内のトイレだろう。男性ならば分かると思うが、小便器で用を足している最中に隣の便器に誰かが来てしまうと何を話していいのかわからなくなり気まずくなる。「すごい勢いですねぇ〜」などとは言えない。

こういう会話を避けるためには個室に入ってしまうのがベストだ。誰も干渉できない「俺だけの空間」がそこにはある。しかし、個室の数は少ないため、うまく時間を見計らわないと争奪戦になる。そんな時はやはりいろんな時間にトイレに行ってみて、個室が空いている時間の統計を取るのがいい。私は

9:43

11:25

13:07

16:13

これらの時間に個室へ行くことにしている。私の会社ではこの時間が最も個室が空いている可能性が高い。百発百中とはいかないが、80%くらいは個室に入れる。

出社時間と同様に個室の空いている時間も統計を取るといいだろう。感覚的に始業後1時間、昼休憩後1時間は混み合っている可能性が高いので注意が必要だ。

 

 

給湯室は使わない

私が勤める会社では、社内の人の多くは自分のマグカップを持参して、社内の給湯室にあるお茶やコーヒーなどを飲んでいる。ということは給湯室に行くと社内の人と出くわす可能性が高いということだ。

そこで私はマグカップなどは会社に持ってこず(もはや家にもマグカップはない)自らペットボトルの水を持参して飲んでいる。しかし毎朝買うと100円かそこらとはいえばかにならないお金がかかる。そのため私は1本のペットボトルを洗って使いまわし、毎朝家の水道の水を入れ替えることで水筒的な感じで使っている。これなら給湯室も使うことなく、お金もかけることなく、さらにゴミを出さず環境にも優しいという理想的な飲み水の確保の仕方ができるのだ。貧相かもしれないが、それでも人との接触の機会は少なくしたいという執念がそうさせる。

 

 

テレアポをしまくる

営業職の場合、テレアポをしている間は完全に社内の人との交流は断たれる。電話越しの相手との1対1のやり取りになる。しかもテレアポは私のような営業職には仕事をしていることに他ならないので、社内の人と交流を図らなくたって何も咎められることはない。周りからも「あいつ頑張っているなぁ」と思われるし、これも一石二鳥である。

しかし、テレアポは電話先の相手にとっては非常に迷惑なもので、たまにすごーく怒られることもあって心が折れそうになる。まぁ無理のない範囲にしておこう。私もできればテレアポはしたくない。

関連記事:「泥臭さを良しとする風潮」と「テレアポ」が大嫌い! - 私の名前はジロギン。

 

 

外出する

私のような営業職ならば頑張ってアポイントを取って社外に出てしまうというのが最強の社内の人と接しなくて済む方法だろう。私は最近「超真面目な並行世界のジロギン」の力を借りてこのスタイルに切り替えている。

関連記事:私の名前は並行世界から来たジロギン。 - 私の名前はジロギン。

営業は外に出てしまえばあとは自分の裁量で行動できるため、数時間は誰にも気を遣う必要はない。外にいる間は社内の人と関わることはまずない。しかも仕事もしっかりこなしているので評価も営業成績も上がるという最高のスタイルだ。

私は社内の人と接するのは苦手なのだが、社外の人と交流するのは苦にならない。なぜなら社外に出るとそこは「建前の世界」になるからだ。営業における商談などで自分の本音を出して話しているという人は少ないと思う。相手の気を遣い、様子を伺いながら話す。私が人との会話の際にやってしまうことがまかり通るのが商談だ。だから私も気兼ねなく、いつも通り本音を隠しながら話せるのだ。ん?気兼ねなく本音を隠す・・・?まぁいいか。

本当は商談とはいえど相手と腹を割って話せる関係になる方がもっとうまくいくのだろうけれども、私には無理そうだ。

 

 

帰りも誰とも被らないように帰る

帰宅時間も、オフィスを見回し、誰も帰っていない時間に帰ることにしている。もし誰かと被りそうになってしまった時はカバンの中を漁って

「あれ〜?ちゃんと入れたかなアレは(チラッ)。どこいったっけなぁ〜?(チラッ)」

という演技をして出入り口に誰もいなくなるまで時間稼ぎをしてから帰るようにしている。帰りの時間はオフィス内にいる人の動向が大体把握できるので時間をずらすのは容易い。動きに注意すればすんなり帰れるので、問題ないだろう。

ただ、誰とも会いたくないからといって全員帰るまで待つという真似はしない。なぜなら私は家に帰ってブログを書かなければならないからだ。

 

 

 

 

というように私は社内ではコミュ障全開なのである。基本的に隠密行動をしているのである。逆に社内の人たちにとって私は非常に接しにくい存在であることは間違いない。でも私はこういう人間なので仕方がない。気兼ねなく話すということができない人間なのだ。私自身残念で仕方がない。

しかしブロガーさんたちとは不思議と心の底から交流できる。それは多分私がブログに書いていることは本心だからだと思うのだ。「この人は私の本心を知っている」と思うと安心できるからだと思うのだ。

この理屈で言えば「会社の人にも本心を話せばうまく付き合えるようになるんじゃないの?」となるが、そんなことができたら、毎日ブログ書いてない。普段本音を出せないからブログで本音を書いているわけでね。

 

今はまだ「ブログで生きていく」なんていうことができるくらいの収入を得てはいない。会社で働かなければ死んでしまう。そのため「社内のコミュニケーション」という超苦手分野にさらされながら生きていかなければならない。

入社当初こそ、うまく組織で人間関係を気づいていこうと思ったけど・・・無理だった泣 人とのコミュニケーションを全く取らずに生きていくのは無理だけれども、できる限り少なくして生きていきたいなとは思う。慣れないことするもんじゃないね。

 

いやぁ、本当にすごい。サクッとコミュニケーションが取れる人は。なんというか、「自信」が違う。めちゃくちゃ憧れる。もっと気軽にコミュニケーションを取れる人になりたいなと思うのだが、なかなかできない。

まぁ向き不向きあるから、私はもっとこう、ジメッと生きていた方が性に合っているなと思いながら、隠密生活をしている。その分ブログでたくさん自分の考えとか好きなこととかを発信できているし、十分かなと。

 

付け加えると、私は基本的に爪先立ち気味で歩くことで、足音も消している。ただ、生まれた時代が違えば、私は忍者だったかもしれないと考えると今の生活、悪くないなと思ったりもする。

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(引用:HUNTER×HUNTER 4巻150P/冨樫義博)