私の名前はジロギン。
ゴールデンウィーク初日。皆様はいかにお過ごしでしょうか。私はいつも通り独りで過ごす5日間となりそうです。特にこれといった予定もありません。
初日からすっごい暇なので、普段の休日通り布団の中でYouTubeを見ていたのですが、ちょっと面白い遊びを考えてみました。
着想を得たのがですね(というかパクリなんですけど)
バイオハザード7の追加DLCの「21」
というゲームです。
有名ゲームバイオハザードの第7弾における、本編とは別エピソードのミニゲームのようなものです。プレイヤーは捉えられた謎多き人物「クランシー」として、もう一人の捉えられた人物「ホフマン」と数字を使ったカードゲームで戦います。
トランプゲームで「ブラックジャック」というゲームをご存知でしょうか?2人のプレイヤーが互いにカードを引いて、その合計値が「21」に近かったプレイヤーが勝ちというゲームです。
このブラックジャックのようなゲームをバイオハザード7で、かなり残酷な罰ゲームとともに楽しむ?ことができます(かなりグロいです)。
今回はこのバイオハザード7で遊べるブラックジャックに近いゲームを、実際にトランプを使って遊んでみようと思うのです。
もちろん相手はいないので、以前一人でオセロをやった時のように己との戦い、いやファントムジロギンとの戦いになります。でも一人でできるようにゲームを調整したので問題ないです。寂しいことを除けば。
関連記事:無趣味すぎるので「一人オセロ」をやってみた!その実況をします【趣味さがし】 - 私の名前はジロギン。
ルール
使うカードはトランプの1〜11までの数字1セットです。この数字を使って21を作ります。
まず自分は2枚のカードを山札から引きます。ファントムジロギンは1枚は自分に見えないように引き、残り2枚は見えるように引きます。
下の写真のようになった状態からゲームスタートです。写真上段の3枚のカードがファントムジロギンの手札、下段2枚が私の手札です。
自分はカードをさらに2枚まで引くことが可能です。引かなくても構いません。裏返しの1枚のカードが何の数字かを予想しながら引いたカードの数字を足して21を作ります。ファントムは追加でカードを引けません。
21になったプレイヤーが勝利です。双方21にならなければ、21に近いプレイヤーが勝利です。同じ数字になった場合は引き分け(互いに21だった場合も引き分け)。21を超えてしまった場合はドボンとなり無条件で敗北です(互いにドボンだった場合も引き分け)。
先に3回勝利した方が勝ちとなります。運と推測が鍵となるゲームです。
このルールでやっていきたいと思います。
第1戦目
では始めます。第1戦目はこのカード配置からスタート。下が私、上がファントムジロギンです。
私の手札は11と8で合計19、ファントムの手札は判明しているのが2と10で合計12。もし私が負けるとしたら、ファントムの見えない手札が9の場合。ファントムは21になってしまいます。7ではファントムは19でドロー。8は私が持っているので20になることもないです。
一方私は3を引けば21になり負けはなくなりますが、まだ出ていない4、5、6、79を引いた場合21を超えるのでドボンです。
と考えると、このゲームは私はカードを引かずにこのままステイした方がリスクが低く勝てる可能性は高そうです。相手は9を引かない限り勝ちはないですし、7でも引き分けですからね。
ではこのまま勝負してみましょう。ファントムの見えない手札を裏返します。結果は・・・
1!ということはファントムの合計は13!私の合計は19!21に近いのは私!
このゲームに勝ったのは・・・
ジロギン!!
ということで私の1勝です。こんな感じで進めていきますよ!
第2戦目
では2戦目。2戦目はこのような配置から始まります。
私のカードの合計は14です。ファントムの合計はわかっている数字だけで9です。私が21にするためには7を引く必要があります。ただ、もしファントムの伏せてあるカードが7だった場合、ファントムは16、私は14でこのままでは負けます。またファントムは伏せカードが10、9、8、6であった場合も私に勝ちます。私は10、9、8を引いたらドボンですが、7または6を引き、勝率を上げたいところではあります。
また、2回までカードを引けるので、例えば1と3で4を引いても
14+4=18
になり勝率は高くなりますし2と3でも
14+5=19
で、勝てる確率は上がります。ということはここはカードを引いた方が良さそうです。
引いたカードは6!合計20!
こうなるとファントムは伏せたカードが11でなければ私に勝てないことになります。しかし11は私がすでに持っていますので、このゲームは私の勝ちですね。一応めくってみます。
伏せたカードは7!ファントムの合計は16でした。ということでこのゲームに勝ったのは・・・
ジロギン!!
なかなか圧倒しています。前回のオセロは負けましたので、今回は勝ちたいですね。
第3戦目
それでは3戦目。ここで勝てれば私の3勝で完全勝利です!
私の合計は12、ファントムの合計は10。伏せたカードが1ならばこの時点で私の勝ちですが、1でなかった場合2も私の手札にあるので即負けです。今出ていない1以外の数字であった場合私が負けます。
ということはここは確実にカードを引いたほうがいいです。
私が引いた数字は6です!これで合計18。ファントムが私に勝てるとしたら11または9以外の選択肢がなくなりましたね。逆に私は、3がファントムの手元にあるのでもう21は作れません。1を引いて19にしてダメ押す方法もありますが、4、5、7、8、9、11が出た場合私はドボンになります。
ファントムの合計が18以上になり私の合計と引き分け以上に持ち込むためには8、9、11のどれかである必要があります。このことからもこれ以上カードを引くべきではないですね。私がドボンする可能性の方が高いです。
ではこのまま勝負してみましょう!結果は・・・
WOW!!伏せてあったカードは11!といことはファントムの合計値は21!
ということでこのゲームに勝ったのは・・・
ファントムジロギン!!!
なんてこった!勝負を決められなかった!まさか11だとは、劇的な勝利だ!私がやりたかったパターンのやつだぜ!
第4戦目
では4戦目に入っていきます。これ以上ファントムジロギンを調子に乗らせるわけにはいきません。ここでカタをつけます。
私の合計は10。ファントムの現状の合計は18。1は私の手元にありますのでファントムは2、3でなければドボン。ですがまだ小さい数字が出てきていないのと、私も今のままでは勝てないので、ここはカードを引くべきですね。ここで2か3を引ければファントムがドボンしている確率が高くなります。
ちなみに私が21を作るためには11が必要となりますので、ここで11を引いて一気に勝負を決めたいところであります。
引いたカードは6!
うおぉっ!これはわからなくなってきたぞ!これで私の合計は16。ファントムに勝つためにはもう1回カードを引いた方が良さそうです。ファントムがドボンしている可能性もありますがここは引いていくべきでしょう。男だからな!
7、11、を引けばドボン確定。ただ3を引けばファントムがドボンしている確率は高いですし、4ならば20となり勝率アップ。5を引けば21となり負けはないです。
5だ・・・5を引くしかないんんだ・・・俺はこのドローに全てをかけるぜ!城之内くん!!
じょ、城之内くんんんん!!
引いたカードは7!私はドボンしてしまいました・・・しかしファントムの伏せた数字が4以上だった場合、互いにドボンでこの勝負はドローです。見てみましょう。
伏せカードは5!「トラップカード発動!」とはいかなかったようです。ファントムもドボンしてました。
この勝負は引き分け。少なくとももう1戦はしないと決着はつかないようです。
第5戦目
なんだかんだ1時間以上やっているなぁ。なかなかいい暇つぶしだ。今度ツイキャスで実況しながらライブしてみようかな・・・
ということで5戦目の配置はこんな感じ。
私の合計は9。ファントムの合計は16。ファントムは7、9、10だった場合ドボン。2、3、4だった場合かなり有利で私より数が多くなります。理論上ドボンしているか、私より数字が上かは五分五分って感じです。
一方私は、11を作るには12が必要となると2と10を引かなければなりません。または20を作って勝率を上げるか・・・20なら4と7・・・相手のドボンにかけるのもいいですが、ここはデュエリストとしてカードをドローするしかないですよね!
よってドロー!
カードは4!私の合計は13!しかし4を引いたことでファントムがドボンしている確率が上がりました。ファントムは2か3でなければドボンしているということです。
だが俺はデュエリスト。ここで選択する手は決まってるせ・・・
引かない笑
ここはね、やっぱりドボンしている確率の方が高いわけだし。無理に確率の低いほうに賭ける必要はないですよ。本当の強者っていうのは、確率の低いほうに賭けるような真似はしないんです。勝てる選択をし続けるから勝者なのです。
ということでカードをめくります。
ほらね。
ファントムの伏せてあったカードは7。ということで合計は23、ドボンです。よってこのゲームに勝ったのは・・・
ジロギン!!!
そしてこの瞬間3勝1敗1分けで私が先に3勝したことになります・・・
完・全・勝・利!!
オセロで実質的な敗北を喫した私でしたが、今回はファントムジロギンに借りを返すことができました!
そもそも「ブラックジャック」というゲーム自体2人以上でやるものですし、バイオ7のブラックジャックは相手プレイヤーもカードを引けたり、特殊効果を持つカードを使って相手の妨害をしたりできるのですが、なにぶん私は一人ですし、あんまりにも特殊効果を持つカードがあるとなんでもありになってしまうので、今回は一人遊ぶの範疇としてのブラックジャックを楽しんでみました。
結構確率論と言いますか、まぁ運要素が強いんですけど、トランプがあればできる遊びなので、安上がりでかつちょっとは頭を使うと思いますので、暇つぶしには最適です。ブログを書きながらやっていたらなんだかんだ2時間以上時間を潰せました。いやはや、暇すぎだろ!って感じですよね。ええ、暇なのです。
さも私自身がバイオ7をクリアした感じが出てますが、ああいうホラーゲームは超苦手なので出来ないのです。夜一人でトイレにすら行けなくなってしまいます。私は所詮ゲーム実況を見ただけにすぎませんので、今回のゲームはビビリが考えたびびっているゲームなのです。ホラーゲームできる人すごいよなぁ・・・クリアしたら1000万円もらえるとかならやるかもしれないけど・・・いや100万でもやるかな?
超暇で一人でいる時に、身近にトランプがあったらやってみてください。
2人以上でやるときはお互いに1枚だけ相手に見せないカードを用意して、残りの手札は見えるようにして交互にカードを引いて推測しながらやってみると面白いと思います。