俺の名前はサメ次郎。
今日はいつもこのブログを我が物顔で牛耳り、まるで襲った村から年貢を徴収し続ける山賊のようなブログ主のジロギンに代わって、この俺、サメ(のぬいぐるみ)であるサメ次郎が仕切らせてもらう!
今回を機に俺のことをいろいろと知ってほしい。そして、「サメ次郎ほしい!」といろんな人に思ってもらいたいのだ!
ということで、このサメ次郎についていろんな角度から紹介していこうと思う!
今日は俺の日だ!ジロギン!お前はすっこんでろ!
大丈夫かな?テスト前日の夜のように不安だぜ・・・
サメ次郎の生い立ち
俺の暮らしはいつでも「競争」だった。まず最初に争うのはほとんど同じタイミングで生まれた兄弟たちさ。俺たちサメは生まれたその瞬間から「生存競争」が始まる。チンタラしてると兄弟たちの餌にされちまうのさ。だが俺はその生存競争に残った。今でも覚えている・・・42匹の兄弟、みんな喰らい尽くしてやったよ。俺は兄弟の中でも特別強かったんだ。
その後もいろんな海を荒らして回った・・・アメリカ西海岸周辺、インド洋、そして東京湾。俺が暴れると生態系が崩れるほど喰い荒らしちまうもんでな、俺を仕留めようといろんな海のハンター達が戦いを挑んできたもんだ。まぁ全員俺の腹に収まることになったがな。
しかしある日俺は気がついてしまった。俺は一人だ。いや一匹だ。孤独なのだと。強さを振るいかざした果てに俺がたどり着いたのはただ自分しかいない世界だった。寂しかったし辛かった・・・そんな折、このブログを見つけてな。ブログ主のジロギンってやつの家に転がり込むことにしたんだ。感じたんだよ、こいつも俺と同じ孤独を内包している男だってな。そんなこんなで俺もこのブログに度々登場しているのさ。
いや寂しいって決めつけるなよ!確かに友達は少ないけど・・・
大きさ
俺の体長は大体130cmくらいだ。鼻先から尾ひれまでの長さがそれくらいだな。130cmっていうとどれくらいだろう・・・小学生になるかならないかくらいのこの平均身長ってところか?ファブリーズと比較すればその大きさが一目瞭然だろう。けっこうでかいぞ。部屋にいると「邪魔だなぁ」って目で見られることもよくある。肩身がせまいぜ。
しかし俺はサメとしてはかなり小さい部類だ。大型のサメともなれば、例えばジンベエザメなんかは15メートル前後になるなんていうからな。上には上がいる。ただ俺はもうサメとしての力や大きさは必要ねぇのさ。今の俺は・・・抱き枕としての仕事をすればいいんだ。それが、この俺がジロギンの家に置いてもらうために取り交わした契約だ。まさか、血に飢えたこの俺が抱き枕やることになるなんてな、ほんと、わからねぇよ、運命ってやつは。
全盛期は4〜5メートルあったけどね。丸くなったっていうか、縮んだよね。でも抱きかかえるにはちょうどいいサイズだよ本当に。130cm。
抱いてもいいけど、普通に枕にしてもいいぞ!オススメは尻尾のあたりに頭を乗せること!そのためのくびれと言っても過言じゃないぜ!
遊び方は多種多様!
昔はやんちゃしていた俺ではあるが、遊ぶのは割と大好きだぜ!こうしてブログに登場してるのも、遊びみたいなもんだし、例えば他のお人形やぬいぐるみと戦って、「メガ・シャーク」の役割をするのも好きだな。どんな茶番にも付き合える自信はあるぜ!ブログ主のジロギンも昔はぬいぐるみで遊ぶのが好きだったらしいからな、後15年早く出会っていたら、俺も確実に「悪の組織による薬品実験の結果生み出された巨大ザメ」の役割と負わされていたに違いないぜ。
ちなみにこうやって洗濯物干しにぶら下げれば「水揚げされたサメ」ごっこもできるよ!後ろのカーテンの柄は気にしないでね!
降ろせー!!
大切にしてね
凶暴にして獰猛、ゆえに最強と思われるサメではあるが、実はとーーってもナイーブなんだぜ。特に俺はナイーブ中のナイーブだ。すぐに傷ついちまうんだ。どれくらいかっていうと、軟さとしてはバナナと大差ない。それくらいナイーブなのだ。
一応ジロギンに対しても「傷つきやすいから大切にしてね!」って言ったんだけどよぉ・・・
背びれの付け根に穴空いちまったよ!痛ぇよ!!
この・・・なんていうかな、縫い目って言っちゃうと俺のサメ設定が崩壊しちゃうからやめとくけど、こういう部分はさ、すごく弱い部分なんだよね。すぐに傷ついちゃう部分。人間の体で例えるとそうだなぁ・・・お尻の穴みたいなもんだよ!食生活の乱れですぐに切れたりイボができたりと悪い影響が出やすいでしょ!それと同じ感じよ!つまり今の俺は切れ地と同じ状態なわけだよ。痛いよな・・・痔持ちの人ならわかると思うけど、本当に痛いんだよ・・・
ということで俺は心身ともにかなりナイーブだから、丁重に扱ってくれよ!サメを大切にできないやつは、人も大切にできないからな!
・・・それは本当にごめん
可愛い目に癒される
凶暴な性格に隠れちまいがちなんだがよ、俺は意外と「可愛い目」してるんだよ。そうだな例えるならば・・・サンドウィッチマンの伊達みきおさんみたいな感じだな。見た目は怖いけど、意外と可愛い目をしてるんだよ。
この目で見つめられたらどうだ?仕事から帰ってきても疲れが取れるんじゃないの?癒されたちゃうんじゃないの?さすがにアロマキャンドルほどの癒しは与えられねぇけどさ、ほんのちょっとだけ、ほんのちょっとだけ心をリラックスしてくれるのならよ、俺も可愛い目に生まれた甲斐があったってもんだぜ。
昔はコンプレックスだったんだどな。コンプレックスをどう活かすかってのもできるサメの魅力だと思わねぇか?・・・思わねぇか。
ということでこの俺、サメ次郎に関する紹介はこんな感じだな。
これからもこのブログで色々とコメントしていくつもりだから、以後お見知り置きを!
まぁでもほら、ここまで紹介されるとさ、やっぱり、
「一家に一匹サメ次郎が欲しい!」
って思ってくれる人もいるんじゃないかなって思うわけよ。
俺は本当は海にいるんだけど、偶然にもAmazonっていう川だかジャングルだかわからない地域にいることもあるんだよね。
まぁもしよければね、あなたの家にも居候させてくれると嬉しいな・・・
キレイなおねぇさんの家がいいけど、わがまま言わねぇよ。俺を愛してくれる人なら老若男女誰でも大満足さ。
私はサメ次郎のこと愛してるぞ
穴開けたくせにか?
だからごめんって!!