私の名前はジロギン。
昨夜のこと。私は仕事終わりにいつもよく行く「油そば屋さん」に足を運びました(画像はラーメン屋です)。油そば専門店です。そのお店の油そばは完全に私のハートを射抜いており、職場の次くらいの頻度で足繁く通ってます。
昨夜もわずかにワクワクしながら店に入り、券売機で券を買い、店主さんに渡しました。私がいつも頼むのは
油そば特盛!野菜多め!にんにく普通!
このトッピングコンボ!この3連コンボ!
いつものようにこのコンボを私が口にしようとしたその時、店主さんが
「特盛の野菜多め、にんにくは普通・・・ですよね?」
と私よりも先にコンボを口にしたのです。まさか私の顔を覚えているのか・・・そんな不安が頭の中を駆け巡りました。いや、まだわからない、長年の店主の勘みたいなやつで私の頼みたいトッピングをドンピシャで当てたのかもしれない・・・
そんな疑念が確信に変わったのは、お店を出る瞬間でした。
「いつもありがとうございま〜す!」
店主さんの口から私に向けられた去り際のこの言葉・・・
完全に覚えられているじゃあねぇか!
私はなんだか恥ずかしい気分になってしまいました・・・
あまりにも同じお店、私の場合はこの油そば屋さん、 に通い続けると知らないうちに店員さんに顔を覚えられてしまうことがあります。個人経営のお店などは店員さんの面子が毎日変わらないのでより覚えられやすいと思います。同じような経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?気にしなければいいのですが、私は恥ずかしいと感じてしまうのです。
そこで今回は
店員さんに顔を覚えられるのをできるだけ防ぐ6つの方法
を私なりに考えてみました!よろしければ参考にしてみてください!
髪型を変える
髪型が他人に与える印象はかなり大きいと思います。髪型次第でカッコよく見えたり、可愛く見えたりしますよね。また髪が長かった人がバッサリ短くしていたり、逆に髪が短かった人がしばらく会わないうちに長く伸ばしていたりすると、知り合いでも気がつかないほど印象が変わってしまうなんてこともあります。
それを利用して、いつも行くお店に出向く際は、毎回髪型を変えて印象操作してみてはいかがでしょうか。髪を縛ったり、オールバックにしてみたり、ワックスでツンツンにしてみたり、あるいは丸刈りにしてみたり・・・いや丸刈りにするとだいぶ時間がかかるな、次に印象を変えるほど髪型を変化させられるようになるまで。丸刈りは最終手段ですね。
髪型を大幅に変えることで店員さんに
「あれ・・・?いつも来る人だよな・・・?いやでも髪型だいぶ変わっていて自信ないな・・・?別人の可能性もあるから、念のため新規客ってことで接するか」
と思わせましょう。
私の場合は丸刈りにすることでしか、油そば屋さんの店主さんの私に関する記憶をリセットする方法はない気がします。
ちなみにニット帽をかぶってみたけど全然バレたよ!根本、いや、毛根から変えないとダメみたいだね。
頻度を落とす
あまりにも短いスパンで同じお店に通い詰めれば店員さんに覚えられても当然です。むしろ毎日のように来ておいて「私の顔を覚えないで!」なんていうのは無茶です。さすがにハムスターでも覚えてしまいます。
ですので顔を覚えられたくなければお店に行く頻度を落としましょう。ちなみに私は先の油そば屋さんに、ここ3〜4ヶ月間で毎週1回以上は行っていました。参考までに、3〜4ヶ月週1回行けば 覚えられてしまします。でも当然ですよね・・・12回〜16回くらいは行ってることになりますもんね。そりゃ覚えますわ。12回〜16回って言うと、中学校の1学期間に家庭科の先生と会う回数と同じくらいですよ。さすがに先生も生徒もお互いに覚えますよね。週1回はだいぶ多いと思います。
月1回くらいの頻度であれば覚えられないのではないでしょうかね?それでも1年以上通えば覚えられちゃうかもしれませんが、週1回よりは覚えられるまでの時間が稼げると思います。
でも会社で毎日のように会っているのに顔と名前を覚えてくれない人もいる不思議な世の中
曜日や時間をずらす
人間の生活はパターン化しがちで、無意識のうちに「この時間はこれをやる」や「この曜日はこれをやる」などと決まった日時に決まった行動を取ってしまいがちです。あなたがいつもよく行くお店に行く曜日や時間を思い浮かべてみてください。同じようなタイミングで行っていませんか?私は日曜日の昼2時ごろか就業後の夜19時くらいにその油そば屋さんに行っています。
これも店員さんからすれば「19時に来る人だ!」「日曜日に来る人だ!」とお客さんの顔と自身の中にある記憶を紐付ける情報になります。
歴史の授業の時間に先生から、「暗記するときは覚えたいことだけでなくそのことと関連することと紐付けると覚えやすい」などと教わったことはないでしょうか?ないかな?例えば「本能寺の変」だけを覚えるのではなく「1582年 明智光秀が、使えていた織田信長に対して謀反を起こした事件が本能寺の変」と覚えることでより記憶が引っぱり出しやすくなるという感じです。
店に来る曜日や時間が私達の顔と店員さんの記憶を紐付けるきっかけにになってしまいます。それの紐付けを乱すために、店に行くタイミングを普段と変えてみるのも覚えられないようにする一つの手だと思います。
限界はあると思います。覚えられてしまうのは「顔」そのものですから。時間によって顔は変わらないです・・・いや多少むくんだりはするかなぁ
マスクをしていく
マスクをすれば顔の半分くらいが隠れるので、顔も覚えられにくくなると思います。芸能人もマスクをして外出したりするくらいですから、マスクだけでも顔を隠すのは十分です。すでに顔を覚えられたりしていても、マスクをつけることで誤魔化すことはできそうです。
洋服屋さんとかゲーム屋さんとかならば店にいる間中ずっとマスクをしていても問題ないですが、飲食店の場合は食べ物を口にするためマスクを外さなければなりません。こういう場合は・・・
「なるべく早く食べて、お店の人が自分の顔を見る時間を短くする!」
これしかないでしょうね。早食いです。物事を覚えるの場合、単純に長い時間をかけて覚えた方が記憶に残りやすいのは当然ですよね。その時間を短くすることで、お店の人に記憶する時間を出来る限り与えないようにしてみましょう!・・・これだと食べに来てるんだか、「いかに顔を隠しながら食べることができるか挑戦」しに来てるんだかわからなくなりますね。
ガスマスクを装着すれば絶対に顔は覚えられないぜ!ひゃっはっはっ・・・だめだこれじゃ油そば食べられねぇわ
しゃくれさせる
これはですね・・・女優の大地真央さんが実践してるということが漫画『銀魂』に書いてありました。しゃくれる(顎を前の方に突き出す)ことで別人っぽく演じるのだそうです。確か大地真央さんが、テレビで言ってたんですよね・・・何の番組だったけなぁ・・・?石橋貴明さんと中居正広さんが出演していた「うたばん」だったっけなぁ・・・結構前に私もテレビで見てました。
しゃくれる・・・でも99.8%くらい自分の顔ですからね。それでもしゃくれればバレないのかな?それとも大地真央さんがテレビ用のコメントとして言っただけなのか・・・
これに関しては私は試したことないです。だってたぶんバレるから!顔を覚えられてしまったとしても顎のしゃくれ具合だけでごまかせるほど世の中簡単ではない気がします・・・いや、店員さんとのファーストインプレッションの時点で顎をしゃくれさせておくことで、以降お店に行った際は顎を通常の位置に戻して
「あれ?この人もっと顎しゃくれてたような・・・?双子かな?」
と錯覚させることもできる・・・いや無理だなこれは。
元気があれば、店員さんに顔を覚えられなくなる、バカヤローッ!
メイクをしたりしなかったり
これはあまり言うべきではないことかもしれませんが、女性はメイクをした時としてない時とではだいぶお顔の印象が異なるなんてことを聞きます。聞くだけですよ。本当のところは、私はよくわかりません。
もしこの噂が本当なのであれば、メイクをする、またはしないことによって顔の印象が変わり、この二つの顔を使い分けることで店員さんにも覚えられなくなるのではないでしょうか。もし噂が本当ならばですが。まぁ私は世のお美しい女性たちがそんなメイクひとつで変わるなんてことはないんじゃないかと思っていますがね。
男性の場合はなかなかお化粧をする機会がないので、例えば、メイクはメイクでもちょっと派手なメイクをしてみて、そのメイクに店員さんの意識を集中させることで顔の印象を薄れさせるなんていう方法もありますね。そう、こんな感じに・・・
(引用:HUNTER×HUNTER 4巻19P/冨樫義博)
良い子も悪い子も真似しないように!
店員さんに顔を覚えられると恥ずかしいかもしれませんが、実際のところ喜ぶべきことなのではないかとも思います。なんと言いますか、「お店の人公認のお客さん」みたいな、常連客って感じですからね。顔を覚えられたことによってあからさまに店員さんが態度を変えて自分に対して敵意みたいなものを向けていない限りは、全くもって気にしなくていいと思います。私がよく行く油そば屋さんの店主さんも、私が来たからといって
「また来やがったのかテメェこの野郎!さっさと出て行って外で水たまりの水でも舐めてろ!」
みたいなことは言われません。むしろ「いつもありがとうございます」なんて言ってくれるのであれば、楽観的に捉えれば、歓迎してくれているってことになりますもんね。私が過剰に気にしすぎているだけなのです。自意識過剰というやつですね。
でもやはり接客業をやっている方って伊達じゃないですよね。お客さんの顔とか特徴とかをしっかり覚えてますもん。1日に何十人ってお客さんと接するのに、それでも覚えているのはさすがその道のプロです。もう「人の顔を覚えるプロ」だと思います。そんなプロを相手に小手先で人相を誤魔化したところで限界があります。どうしても覚えられてしまうと思います。
ここは考え方を変えいきましょう!顔を覚えてもらえるくらい自分もそのお店を愛し、「いつもありがとうございます」といつまでも言ってもらえるようにその店の商品を買うことで金銭的な援助をしていけばいいのです。私たち店員さんに顔を覚えられたは客はそのお店公認のパトロンです。
今日も行っちゃおうかなぁ、油そば屋さん!
「顔」の前に「体」に気を遣った方がいいんじゃないかい?