私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】遅刻が多そうなキャラクターランキングベスト6

 

小さい頃によく「5分前行動をしなさい」なんてことを親や学校の先生から教わったという方は多いと思います。この理由としては「遅刻しないようにする」でしたり、「不慮の事態に陥っても余裕を持って対応できるようにする」といった考えを子供の頃から持たせるためですね。

私も幼少の頃からこの教えをかなり厳しく教え込まれまして、電車の遅延がない限り遅刻はほぼしない人間になりました。ただ、世の中にはなかなか遅刻癖が抜けない人って結構いますよね・・・

実は、ハンターハンターのキャラクターの中にも遅刻が多そうなキャラクターが結構いるのです。そこで今回は

遅刻が多そうなキャラクターランキングベスト6

を考えてみました!

 

今回のランキングは、やはり私個人の偏見で決めている部分がありますが、実際に作中で遅刻してくるような描写があったキャラクターをもとに決めました!

 

 

 

第6位 パリストン

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(引用:HUNTER×HUNTER 30巻172P/冨樫義博)

第6位はパリストンです。初登場からいきなり十二支んの集まりに遅刻し、メンバーたちを苛立たせていましたね。ただ、パリストンの遅刻には、待ち合わせの約束を寝坊時などで守らないというより「仕事が忙しくてスケジュール通り行動できない」という理由がありそうです。元々ハンター協会の副会長でしたから、かなりの案件を抱えてそうですし、協専ハンター(ハンター協会から紹介された仕事を中心にこなすハンターたちのこと)の管理もパリストンが行っていたようですので、仕事量はとても多そうです。そのため優先度の低いと思われる待ち合わせに関しては、多少時間をオーバーしてやってくることが多そうだなと思いました。まぁ仕事はね、仕方ないですよね・・・人それぞれ考え方は違いますが。

 

 

第5位 シズク

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻68P/冨樫義博)

5位はシズクです。流星街に侵攻したキメラアントのザザンたちを討伐する際に、シズクとフェイタン、フィンクス、シャルナーク、ボノレノフ、カルトが集合していました。その時にシズクが一番最後にやってきて「おまたせー」と他のメンバーを待たせていた描写がありました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 22巻9P/冨樫義博)

他のメンバーが待ち合わせ時間のはるか前に集まっており、シズクは待ち合わせ時間ちょうどくらいに来た可能性もあります。が、待ち合わせの時間って結構流動的で、居酒屋に行くとか、それくらいの約束の時は参加者が全員集まった時点で「じゃあちょっと早いけど行くか」となることが多いです。確かに時間には間に合ってもそれ以前に集まっていた人からすると「遅い」という印象を抱かれてしまうことも。待ち合わせって難しいですね。

さらにシズクは作中で、数日前にゴンと腕相撲をしたことをすっかり忘れており、というより「してない」と言い張るくらい物忘れが激しいです。幻影旅団の集合時間なども忘れて位しまうことがあってもおかしくなさそうです。ということで遅刻が多そうだなと判断しました。

 

 

同率3位 ノブナガ&フランクリン

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(引用:HUNTER×HUNTER 10巻156P/冨樫義博)

同じくらい遅刻してそうだなぁ〜という2人、ノブナガと、フランクリンを同率3位にしました。根拠はノブナガのセリフからです。ゴンとノブナガが腕相撲をしていたシーンで、ノブナガはゴンにウボォーギンの性格などを語り始めました。その中で「ウボォーギンは時間にうるさく、遅刻が原因でオレ(ノブナガ)やフランクリンとよく喧嘩になった」と言っていました。ノブナガが自分と並べて例にあげるほどということは、フランクリンもノブナガと同じくらい遅刻していたのではないかと思います。そしてウボォーギンとよく喧嘩していたということは、同じ幻影旅団メンバーのシズクや、他のメンバー以上に遅刻が多かったのがノブナガとフランクリンなのではないかとも思います。

そういえば、ノブナガとフランクリンの初登場時は、マチとフェイタンと一緒に登場してましたね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 8巻149P/冨樫義博)

もしかしたらこれは、マチとフェイタンがクロロから「あの2人は遅刻してくる可能性があるから連れてきてあげて」と命令されたからかもしれませんね。

しかし、旅団にはノブナガとフランクリンの比較にならないほど遅刻をしていると思われる男がいます。

 

 

 

第2位 ヒソカ

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻23P/冨樫義博)

第2位はヒソカ!「気まぐれな奇術師」的な雰囲気を漂わせており、それを大義名分にしているのか遅刻は日常茶飯事・・・いや、遅刻というよりは「バックレ」というさらに上をいく行動をしています。そもそも約束の時間に来ないというね。来ないというのも「無限の時間の遅刻」という意味では遅刻と考えることができます。やって来るのを待っている人はいるはずですからね(無理矢理かな?)。

幻影旅団の活動の時もバックレまくっているようで、マチが釘を刺しにくるほどでした。クロロが制裁に乗り出すと脅していましたね(ヒソカとしてはむしろ望み通りの展開ですが)。

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(引用:HUNTER×HUNTER 7巻22P/冨樫義博)

また天空闘技場でも、対戦指定時間にやってこないことが多々あったようです。ヒソカは対戦すれば無敗とのことでしたが、戦績を見ると3回敗北していたことから、これは少なくとも試合を3回はバックレていたということですね。

これだけバックレまくっているヒソカですから、普段の待ち合わせなどに遅刻してきても何らおかしくない気がします。でも、ハンター試験だと44番のプレートを付けており(プレートの番号は先着順に渡され、44番はかなり早い方です)、以外と早く来てい点ですよね。「気まぐれ」なので、遅刻するのみしないのも気まぐれみたいです。

しかしまだまだ、上には上がいます。

 

 

第1位 ジン

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(引用:HUNTER×HUNTER 32巻15P/冨樫義博)

栄えある1位はゴンの父・ジン=フリークスです!ジンはヒソカの比にならないくらいのバックレ屋で、十二支んのサイユウにも指摘されていました。さらに言うと、ジンはバックレすぎてハンター協会の行方不明者の中に2年に1度含まれてしまうほどなのだそうです。バックレすぎて消息不明になってしまうのです。

ジンは超がつくほどの面倒くさがり屋だと思うので、自分の目的以外のこととなると全部後回しにしてしまうんでしょうね。その性格が故か実の息子であるゴンも育児放棄・・・いや何でもないです。

選挙編でも、選挙でベスト8に入れなかった候補者のインタービューでもバックレていて、パンダのぬいぐるみが置いてあるだけでした。

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(引用:HUNTER×HUNTER 31巻172P/冨樫義博)

もはや清々しいくらいのバックレ屋です。「変に連絡が取れるからこそ待ち合わせている人たちを待たせてしまうので、行くつもりもないのに人を待たせるくらいならバックレて、さらに行方不明になってしまうことで音信不通にし、待つのを諦めさせる。」これがジンの、自身の遅刻癖に対して人様に迷惑をかけない方法なのかもしれません・・・いやいや、ちゃんと約束通りに来るのが一番ですよもちろん。

 

 

 

ランキングを見返すと、今回挙げたキャラクターはみんな十二支んか幻影旅団のメンバーですね。まぁ仕方がないことです。12〜13人の人間が集まればそのうち2〜3人くらいは遅刻してきますよね。なんかもう、待ち合わせをすると一定の割合で遅刻者が出るというのは、「地球は太陽の周りを回っている」のと同じような不変の定理なのではないかと思います。

またハンターハンターという作品の特徴としても、基本的に個人で活動する「ハンター」を中心に描いているので、「遅刻」を描くとなるとどうしても集団で動いているキャラクターたちの中でくらいしか描けないと思います。だとすると十二支んや幻影旅団などの集団で動いているキャラクターに遅刻してもらうしかないですよね。

 

遅刻するキャラクターがいると、それだけで読者としては「あるある」と共感できるんですよね。遅刻した経験、された経験は誰でもありますし、先述の通り、複数名で待ち合わせて時間通りに全員集合することなんてほぼ稀ですからね。やはり遅刻するキャラクターというのは作品に欠かせないと思います。

・・・だからと言って現実世界ではダメですよ!遅刻することは!遅刻の原因は寝坊やド忘れなど自分次第のものだけではなく、天候や交通手段など外的な要因もあるかと思います。それでもなるべく遅刻しないように努めなければなりませんね。