私の名前はジロギン。
先週の土日は「このままだと何もしないで2日間終わってしまう!」という謎の危機感に襲われてしまったため、少しでも有意義な土日にしようとブログ記事のネタを考えていました。
過去に私は休日を使って漫画に登場する武器や道具を実際に作ってみたことがあります。ハンターハンターに登場するクロロが持っていたベンズナイフと、
同じくハンターハンターのネテロ会長が着ていた「心」Tシャツを作りました。
この休日も改めて漫画に登場する武器をダンボールで作ることに挑戦したのです。この度作ったのは何かと言いますと、
「NARUTO」の猿飛アスマが使う武器「アイアンナックル」
です!
猿飛アスマとは?
(引用:NARUTO/岸本斉史/集英社)
主人公・うずまきナルトが暮らす木の葉の里の上忍です。もみあげからアゴまでつながるヒゲと、いつも吸っているタバコが特徴的です。ナルトの同期である奈良シカマル、秋道チョウジ、山中いのが所属していた第10班の班長でもありました。
三代目火影・猿飛ヒルゼンの息子でもあり、大名を護衛する「守護忍十二士」の一人でもあるという、実はエリート中のエリートでもあったアスマさん。作中ではチャクラ刀「アイアンナックル」を武器に戦いました。アイアンナックルは持ち主のチャクラ性質を吸収してその効果を反映する金属でできています。アスマの「風」の性質のチャクラを吸収することでアイアンナックルは切れ味の鋭い刀にもなりました(シカマルが使った場合、「影真似の術」のような相手の動きを止める効果を発揮しました)。
今回はアスマが使うこの「アイアンナックル」をダンボールで作ってみました。
材料
まずは必要な材料からです。以下のものをご用意ください。それほどお金はかかりませんので安心です。
ダンボール・・・大きい目のもの1枚
カッター・・・1つ
銀色のポスカ・・・1本
黒のマジック・・・2本あると安心
段ボールについては、我が家に大量にあるAmazonさんで注文した段ボールを使います!本当にこれは多すぎて困ってますので、こうして少しずつ使っていきます。
銀色のポスカはなかなか家に置いてないと思いますので、買いに行くしかないですね。私は以前ベンズナイフを作った余りがあったのでそれを使っています。こう言った刃物系の武器を再現するときには銀色のポスカがほぼマストで必要になります。
一応ポスカのリンクも貼っておきますね。
作り方
まずはダンボールにアイアンナックルを切り抜くための下書きを書いていきます。アイアンナックルは指にはめ込んで使う、いわゆる「メリケンサック」のような武器です。なので自分の拳のサイズにあった大きさにしなければうまく指にはまりません。
まずは大まかな拳のサイズと各指の位置をダンボールに下書きします。拳の幅くらいの持ち手、指の位置に指が通るくらいの穴を開けるので、それほど厳密である必要はありませんが、なんとなく「こんなもんかな?」くらいの位置取りをしておきます。
かなり見えにくいですが、下書きはこんな感じです。
指を通す穴は4つです。親指以外の指が通るようにします。左側は長く尖らせてナイフのようにし、右側は短めに尖らせます。また指の穴に合わせてトゲトゲのサイドと、持ち手側のまっすぐなサイドを作ったら下書きは完成です。まぁ、画像の通りに下書きすれば大丈夫だと思います。ただ指の穴の大きさだけは個人差があるので大きさに注意してください。
あとは下書きに合わせてカッターで切り抜いていきます。指を通す穴の部分をキレーに丸く切ることはかなり難しいですが、ある程度丸くできれば指は通りますので、まん丸にしなくても大丈夫です。ただ見た目としてまん丸の方がリアリティが増しますので、できる限り丸くすることにはこだわってみてください。
あとは手を切らないように注意しましょう。小さなお子さんはお父さんかお母さんにやってもらいましょうね。
はいこんな感じで切り抜くことができればひとまずOKです!なんとなくもう完成形が見えてますが、色をつけることでより本格的になります・・・っとその前に!アスマのアイアンナックルは2つで1つです。ということでちょっと面倒ですがもう1個同じ切り抜きを作ります。この切り取ったものを型にしてダンボールに下書きをすれば、ほぼ同じ大きさの切る抜きができますよ。
この型を作るのが一番面倒な作業です。ただここを超えればあとは色を塗るだけです。出来上がった2つのアイアンナックルの方を両面とも塗っていきます。
まずは黒のマジックで色を塗っていきます。ここで注意点は、床にインクが付かないようにすることです。新聞紙などを敷いて書くことをお勧めします。私は大丈夫。今年で25歳になる大人ですからね。
もう一つは、アイアンナックルのギザギザになっている側は0.5cmくらいを黒く塗らずに残しておいてください。この部分は後ほど銀色のマジックで塗って刃物の切れる部分を再現するために使います。
はい塗れました!2つとも、両面とも塗ってください!ムラなく塗るとよりリアルな出来になりますので、面倒くさがらず塗りまくってください。塗れたら少し乾かしましょう。
では最後の作業です!先ほど塗らないでおいた0.5cmほどのスペースを銀色のポスカで塗っていきます。2つとも、両面とも塗ってください。この銀色を塗ることでもう完全なるアイアンナックルになります。アイアンナックルは簡単ですし、塗り方次第でいくらでもリアリティが出せる、コスパのいい工作品忍具です。
はい完成〜!お疲れ様でした!!
どうでしょうか?いいアイアンナックルが作れましたでしょうか?私のアイアンナックルは・・・かなり良くないっすか?
この記事が初見の方からすらするとおそらく「クソみたいに劣悪な出来だな!」と思われるかもしれませんが、これまでに私が作ってきたアイテムたちをご覧いただいている方ならば、かなり進歩したことをご理解いただけるのではないでしょうか?
・・・えっ?そうでもない?いやいやご冗談を・・・
ということで作業時間はだいたい40分くらいかな?割と簡単に、かつ安価で作れる工作です。で、これを学校につけていけばみんなから「かっこいい!」と言われること間違い無し!そして先生に没収されること間違い無しの逸品が完成しますよ!
装着!
それでは、完成したこのハイクオリティ・アイアンナックルと装着してみます。
えっ!?これはすごくない!?
アスマだよ!私アスマになってるよ!
これならば第10班の班長として猪鹿蝶トリオを引っ張っていくこともできそうです。もちろんダンボールで出来たハリボテなので耐久力はまさに紙同然なのですが、一見すると本物の金属のようじゃないですか?やっぱり銀色の刃の部分がリアリティを促進している気がするんですよね。これがあるかないかで全然違いますよ!
裏から見るとこんな感じです。ちゃんと穴に指が通っています。
少し穴が窮屈だったので、自分が考えているより3割り増しくらいで大きな穴を開けた方がいいかもしれません。
しかし残念なのが、撮影の都合上、両手でアイアンナックルを装着している状態が取れないという点です。やっぱりアスマのように両方つけないとなぁ・・・かっこよさ半減ですよね。くそぉ、そこまで考えてなかった・・・
縦から見ると完全にダンボールですね。安っぽさが出てしまいます。まぁこの安っぽさが手作りのいいところですよ。欠点までも愛してあげてこそのほんとうの愛とかなんとかよく言いますし、多少はね、仕方ないですよね。
試しに私の「風」の性質のチャクラを練ってみました。確かに、アイアンナックルはチャクラ性質を吸収して効果を発揮するようです。チャクラを練れない方はまず「忍者学校(アカデミー)」に通うことをお勧めします。
このアイアンナックルで切れるものは何があるだろうか・・・うん、何もないですね。私もまだまだ忍として未熟なのです。
ということで休日の「何かしなくちゃな」という危機感から逃れるために、猿飛アスマさんのアイアンナックルを作ってみました!
いやはや・・・他にやるべきことたくさんあったなぁ。
掃除とか、買い物とか、散髪とか・・・ですが、この記事を読んで少しでも「面白かった」とか「作ってみたい」とか思ってくださる人がいるのであれば、私としてはその方が嬉しいし、有意義だったと感じるので、これでいいのです。うん。これでOK!いい休日でした!
まさか25歳になる年にこんなにも活動的に、小学校の図工の時間を下回るような工作をするとは思ってもみませんでした。しかし家にはまだまだAmazonで注文したものが入っていたダンボールがたくさんあるので、武器の製作はこれから先も続きそうです。目指せ武器職人!?