私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】ヒソカとクロロに利用されすぎて天空闘技場の審判が可哀想な件

ヒソカが待ち望んでいたクロロとの一戦は、天空闘技場にて行われました。

本来、天空闘技場での試合には審判がついており、攻撃によるダメージや戦術の組み立て方などを審判が評価し、各選手にポイントが入る形で勝敗をつけます。

先に10ポイント獲得したほうが勝ちです(一人の審判のみの判断によって点数が入るガバガバルールですが)。

 

クロロとヒソカの一戦は、クロロの提案したデスマッチにヒソカが応じたため、何ポイント獲得しようがどちらかが死ぬまで終わらない、実質審判が必要ない試合となってしまいました。

それもあってか、クロロやヒソカは審判を使ってやりたい放題、利用しまくっていて、もう審判がかわいそうで仕方がないのです。

開始早々にアンテナで操作される

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(引用:HUNTER×HUNTER 34巻13P/冨樫義博)

試合開始の宣言をした途端、クロロに「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」のアンテナを刺され操作されてしまった審判。

この戦いはヒソカとクロロ2人の間での因縁なのにもかかわらず、この時点で審判も完全に巻き込まれてしまいました。

「なんか近くにいたからこいつを使おう」みたいな感覚でクロロに操作されちゃってます。

 

クロロが審判を操作した目的は、

「操作系能力で一撃で勝負を決められることを匂わせることで、ヒソカに警戒態勢を持続させ心理的に追い込む」こと

「これから使う能力を実演して見せてヒソカをミスリードさせる」こと

でした。

特別審判を操る必要もなかったのですが、近くにいたのが運の尽きでした・・・って仕方ないですよね、仕事ですから。

ヒソカにも利用される

早速クロロのおもちゃ同然となってしまった審判。

この後も、まるでクロロの念能力を披露するためのアシスタントかのように使われてしまうのですが、ヒソカにも利用されてしまいます。

「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」が発動した時点で審判の意識はないとはいえ、端から見てるととても哀れでなりません。

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(引用:HUNTER×HUNTER 34巻15P/冨樫義博)

クロロの操作によってヒソカに襲いかかった審判ですが、顎にヒソカのカウンターキックがクリーンヒット。天空闘技場の試合ならば一発で5ポイントくらい入りそうなほど会心の一撃をもらってしまいました。

 

ヒソカは身長187cm、体重91kg(身長は190c超えてるらしい)という素晴らしいフィジカルをしており、蹴りで数トンはありそうな天空闘技場床の石板を数十メートル離れた客席まで飛ばす脚力をしています。

そんなヒソカの蹴りを食らえば、死ぬか再起不能になるでしょう・・・が、審判はクロロに操られているのでお構いないしに使われ続けてしまいます。

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(引用:HUNTER×HUNTER 34巻17P/冨樫義博)

その後、自身を足蹴にして動きを封じているクロロに一撃を加えるべく、ヒソカは「伸縮自在の愛(バンジーガム)」で審判を引き寄せ、クロロにぶつけようとします。

もはや審判は、普段ヒソカが飛ばしているトランプなどの物同然の扱いです。

確かに審判は操作されていて意識はないですし、蹴りも食らって正直助かるかどうかわからない状態。それでも審判もきちんとした人です。ものとして扱うのは良くないことです。

ですがヒソカとクロロにとっては審判の命などそれほど重要ではないみたいですね。

さっすが幻影旅団の団長と、休みがちな死神!・・・って褒められたことではないか。

「番いの破壊者(サンアンドムーン)」で爆死

ここまで散々いいように扱われてきた審判さん。ですがついに、完全に命を落とす瞬間がやってきてしまいます。

 

クロロは「番いの破壊者(サンアンドムーン)」をヒソカに実演するにあたり、審判の左腕と背中に刻印を押し、胴体を爆破させました。

胴体には心臓や肺など重要な臓器が詰まっていますので、この一撃で審判は完全に絶命したものともわれます。爆死というやつですね。

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(引用:HUNTER×HUNTER 34巻20P/冨樫義博)

操られて、蹴られて、ゴムで引っ張られて、挙げ句の果てに爆破されて死ぬなんて・・・もし自分が審判だとしたらめちゃくちゃ恨みますよ。死後の念でクロロとヒソカに一矢報いようとしますよ。それくらい凄惨なる結果をむかえてしまいました。

審判にも家族がいて、友達がいて、恋人がいて・・・って考えると涙が出てきてしまいます。

 

しかし!これで終わると思ったら大間違い!クロロは死んだ審判をまだまだ弄び続けるのでした。

死後も利用される

「番いの破壊者(サンアンドムーン)」によって爆死した審判。これでお役御免かと思いきや、クロロは審判の死体を「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」でコピー。

さらに「人間の証明(オーダースタンプ)」を使って死んだ審判のコピーをさらに操作し始めました。

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(引用:HUNTER×HUNTER 34巻30P/冨樫義博)

クロロとしては、「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」と「人間の証明(オーダースタンプ)」の能力説明もしておかなければ、ヒソカをミスリードさせられないので、実演モデルとして審判にはまだまだ働いてもらう必要がありました。

審判本体は死んでいるので活用されていませんが、死後も亡骸がコピーされ、そのコピーが利用されるという事態に。なんかもうしゃぶり尽くされている感じがすごいですね。死んでコピーされてなお使われるなんて。悪意のリサイクルです。

 

もし審判のお母さんがこの試合を見に来てたら、なんて思うのでしょうか。

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(引用:HUNTER×HUNTER 34巻32P/冨樫義博)

コピー人形は最終的にヒソカに首を捩じ切られ、動きを止めました(「人間の証明(オーダスタンプ)」の前の持ち主にとって人形とそうでなくなったものとの差は頭部と胴体がつながっているか否かであったため、首が切れると能力が停止するようです)。

コピー人形まで無残な最期を迎えた審判さん。異常なまでにそっくりに再現された人形だったので、まるで二度死んだかのうような状態です。不運過ぎるぜ、審判さん・・・

天空闘技場の審判の給料は?

ヒソカVSクロロの審判のみならず、天空闘技場の審判は常に危険にさらされていると思われます。

低層階の、ただの格闘自慢たち同士の戦いであれば、現実世界でいうボクシングのレフェリーみたいなものだと思いますので、危険は少ないでしょう。

しかし高層階になると念能力者がうじゃうじゃいるようですので、今回のように能力に巻き込まれて死んでしまう審判も多いのではないでしょうか。

死が伴う職業というわけですね。

 

いやはや、これだけ危険な職業ならば相当な給料もらわなければやりませんよ。

これで月25万とかだったら誰も応募すらしません。最低でも月200万くらいは欲しいですね。いや、もっともらっていいはず。

まぁ、再就職もできずに、どうしても就職先が天空闘技場の審判しかなかったらやりますけどね。ハイリスクハイリターン・・・審判団はハンターより大変な生活送ってそうです。

 

ハンターハンタークイズ!

最後はハンターハンタークイズで締めくくります!

前回のクイズの答えは

A.第13王子・マラヤーム

でした!

www.g913-jiro.com

では今回の問題!今回は「天空闘技場でのヒソカ」に関するクイズです!

 

Q.ヒソカは200階クラスで全て試合をサボったことによる不戦敗ですが敗北を喫しています。その回数は何回でしたでしょうか?

難易度:星2(ダブル)

 

ヒントはハンターハンター6巻!

 

答えは次回!それでは〜!