私の名前はジロギン。
私が薄毛に悩んでいることは当ブログでも触れてきた通りである。
薄毛であることにより私生活にも弊害が多々発生している。
何とかして髪の毛をモッサモサにしたいと心より願っているのだが、なかなかうまくいかない。
残念なことにハゲは馬鹿にされがちである。
私は大学時代の後輩からですらハゲいじりをされることがある。
ジロギンさんヤバイですよ!ハゲかけてるじゃないですか!
はぁ?そんなわけないだ・・・おいおいおい俺の頭頂部の髪ないじゃないか!?どこいった?
という感じだ。
私は先輩ぶるのがとても苦手なので、後輩たちにいじる隙を大いに与えている。
私も後輩たちのいじりに対して怒ることはまずない。ハゲいじりに関してもちょっと嫌な顔をするくらいで受け流している。
しかしつい1ヶ月前、後輩のハゲいじりに対して「もうどんどんハゲをネタにしていった方が面白いかもな」と改めて思う出来事があったのだ。
その後輩と私は夜ご飯に焼肉を食べていた。
後輩は私がプロハンターかつ念能力者、そしてものすごくハンターハンターが好きなことを知っている。
そのため、ハンターハンターのネタを交えてハゲをいじってくることを学んでしまっていたのだった。
ジロギンさん、何で頭頂部に「円」使ってるんですか?
いや「円」じゃないんだよこれ。つむじなんだよ。人より髪の量が少ないからさ、つむじが目立ってるだけで「円」じゃないんだよ
「円」とはハンターハンターに登場する念能力の一つ。
念の源になるオーラを円形に広げることで、円内にある物の形や場所を正確に捉えることができるという技術である。
頭頂部に「円」を使う必要は特にない。
確かに頭頂部は死角だけれども、日本で生活していて何者かに頭頂部あたりを攻撃されることなんてほぼない。
頭頂部にあるのは「円」ではなくつむじなのだと説明した。
が、その後しばらくして、後輩のハゲいじりがまたやってきた。
ジロギンさん、髪が「絶」使ってますよ
いや「絶」使ってないんだよ。本当にないんだよ。髪が気配絶ってるとかじゃなくて、本当はあるはずの髪がないの。
「絶」もハンターハンターに登場する念能力の一つ。
体から溢れ出るオーラを絶つことで、気配を消し、自分の居場所を察知しにくくする技術だ。
私の髪は気配を絶っているから薄いのではない。あるはずの場所にないのだ。
あるんだったら「絶」を使う意味ない。
とこんな感じのいじりをされていた。
しかし私としては、これは「良いものを得たな」と思ってしまったのだ。
ハゲネタは凄まじく応用が利く。
まさかハンターハンターにまで応用できるとは思わなかった。これは後輩のいじりから学んだことだ。
そして「ハゲ」というだけでなぜか面白い。一定の面白さを常に含んでいる。
これは私のブログで是非とも生やして、いや生かしていくべきだと思ったのだ。
正直この時だけは「薄毛でよかったぜ!」と思ってしまった。
薄毛に関するブログやサイトも多いのだが、どうも後ろ向きな内容のものが多い気がする。
私も後ろ向きになてしまう気持ちはよくわかる。確かにハゲや薄毛は辛いことだ。人目が気になってしまう。
だがそうやって後ろ向きになってしまうことこそストレスとなり、ハゲを進行させてしまうとも思うのだ。
前向きになればハゲが治るかというと、そんなことはないと思うが、少なくとも進行を遅らせることはできるかもしれない。
だから私はあえてブログでハゲをネタにすることで、不快に思う方もいるかもしれないが、お読みいただいた方とともに前向きになろうと思ったのだ。
ありがとう、後輩よ。
また私は一つブログネタのヒントを得た気がするよ。
そしてブログで稼いだ金で高額な薄毛治療受けて、お前がハゲ出した頃にバカにしまくってやるからな!
ヒャハハハハハハハッ!