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【ハンターハンター】第1王子私設兵・ヒュリコフの強さや能力、目的を考察してみた!

また休載が確定してしまったハンターハンター・・・

年内に1度再開すると冨樫先生本人のコメントがありましたが果たしてどうでしょうかね・・・

ただ待つしかないようです。

 

さて休載前最後もまた気になる展開で終わることになりました・・・

クラピカのもとに集まり念を教わりにきた各王子の護衛たち。

その中には今後の動向が気になるヒュリコフも参加しています。

 

今回は、わかっている限りではありますが、ヒュリコフの強さや能力について考察してみようと思います。

 

ヒュリコフとは?

f:id:g913:20170905191359j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ35号/冨樫義博)

カキン帝国第1王子・ベンジャミンの私設兵の一人です。もみあげから顎にかけてヒゲのようなものが生えています。

クラピカの所に派遣された、同じく第1王子私設兵のバビマイナがクラピカの能力などを把握したのち、ヒュリコフが、おそらく暗殺の実行部隊として派遣される予定でした。

運良くクラピカが他の王子たちの護衛を招く機会を設けたので、ヒュリコフも参加することになりました。

ヒュリコフも念能力者ですが、まだ能力は明らかになっていません。

ヒュリコフの目的は?

おそらくヒュリコフは、全王子の護衛の中で最も頭が切れ、最も厄介なクラピカを暗殺することが目的だと思います。

 

しかし、クラピカのもとに集まった護衛の中には念能力を使えることを隠している者もいて、すでに能力を使って護衛の暗殺を開始し、かく乱と同時にクラピカの暗殺も狙っているようです。

関連記事:【ハンターハンター】「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力考察! - 私の名前はジロギン。

 

ヒュリコフは念を使ってクラピカ、および他の護衛たちの暗殺、ヒュリコフ自身の目的の邪魔を企てる者に対して「防衛権(という名の暗殺権限)」を行使しようとしています。

f:id:g913:20170905191538j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ39号/冨樫義博)

あくまでヒュリコフはクラピカの命を狙っているようですが、場合によっては他の護衛たちの暗殺もしかねないようです。

ヒュリコフの強さや能力は?

ヒュリコフも軍人なので、もともとの体術は常人と比較にならないほど強いでしょう。さらに念も加われば、かなりの強さになるはず。ただ、相手が同じく念能力者だった場合、その限りではありませんが。

そしてヒュリコフは異常に念能力者の特徴を見極める知識に長けていました。

 

・念能力者を横から見ると眼球周辺に揺らぎが生じる

・クラピカが銃を利き腕と逆の手で構えたことから具現化か操作系と見積もる

・クラピカの右手の「纏」が強いことから、能力の発動に関係しているものと判断し、具現化系と見切る

・強化系・変化系は手練れほど攻撃部位の「纏」が弱く(静かに)なる

・放出系・操作系は「纏」で覆うオーラの体積が多くなりやすく、意図的に縮めようとするとオーラの色が濃くなる

 

など、これまでにないほどの念の知識量でした。

これだけの心得があるということは、念能力者としてもかなりの手練れのはず。

おそらく服毒自殺したビンセントよりは厄介な相手になりそうですね。

関連記事:【ハンターハンター】ビンセントという新しい咬ませ犬キャラの魅力を語る! - 私の名前はジロギン。

 

こういううんちくを垂れるあたり、ヒュリコフは、変化、操作、特質系くさいですね。

変化系のヒソカも戦闘中でもうんちくを垂れますし、操作系は総じて理屈屋、特質系のクロロもヒソカ戦では(かく乱目的でもありましたが)能力の説明を全てしていましたからね。ヒュリコフもこんな気配がします。

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ヒュリコフがクラピカの暗殺に乗り出したということは、攻撃的な能力ながらも変化、操作、特質ならではなの搦め手系の能力を使いそうです。

 

私は最初「11人いる!(サイレントマジョリティー)」がヒュリコフの能力かと思っていましたが違います。

ヒュリコフは「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の座敷人形(黒ぼっこ)の存在を把握していなかったので。

f:id:g913:20170905191843j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

ヒュリコフの能力も気になります。

 

クラピカとヒュリコフの共闘もあり得る?

クラピカは「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力を見て、招集した護衛の中に暗殺者がいることを見抜きました。

同じくヒュリコフも、念を使えるのに隠している者たちの存在に気づいており、自分の任務の邪魔をする場合は「防衛権を使う」と決めていました。

 

となると、「潜んでいる暗殺者を探し出す」という意味では、クラピカとヒュリコフの利害が一致するんですよね。共闘するかもしれません。

バビマイナはだいぶクラピカに肩入れしているようですので、バビマイナが説得すればヒュリコフも一時的にクラピカの見方をする可能性はあります。

意外と、敵だと思っていたベンジャミン側の勢力がクラピカの味方になるかも・・・?

ヒュリコフは「あの人」を彷彿とさせる

ヒュリコフのセリフにこんなものがありました。

「オレだから気付けるくらいの違いだがな・・・」

f:id:g913:20170905192004j:plain(引用:HUNTER×HUNTER 週刊少年ジャンプ40号/冨樫義博)

あれ?これと似たようなセリフを聞いたことがあるような、ないような・・・

 

・・・なきゃ見逃しちゃうね・・・

 

 

レでなきゃみのがしちゃうね・・・

 

 

恐ろしく早い手刀、オレでなきゃ見逃しちゃうね

 

そう、団長の手刀を見逃さなかった人と同じこと言ってるよヒュリコフさん!

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この妙な自信は、ハンターハンターだと死亡フラグなんですよねぇ・・・

咬ませ犬の匂いがプンプンするヒュリコフさん。

もしかしたらヒュリコフさんは第2の団長の手刀を見逃さなかった人になるかもしれません。

だとしたらこれからも色々と考察しがいがありそうです。

 

ヒュリコフの行く末がとてもとても気になります。

冨樫先生、早く戻ってきてくれぇ!