今回はワンピースの考察をしたいと思います!
東の海(イーストブルー)編では、悪魔の実の能力者はかなり珍しく、ルフィ、バギー、アルビダ、スモーカーくらいでした。
どちらかというと、自分の素の力で戦っていたキャラが多かったです。
魚人族で人間の10倍のパワーを持つアーロンたちや、ルフィの仲間であるゾロ、サンジあたりを除くと、フィジカルを活かして戦っていたキャラで強かったなと思うのは,
クロネコ海賊団元船長・クロとクリーク海賊団戦闘総隊長・ギン。この2人かなと思うのです(クリークも能力者ではありませんでしたが、めちゃくちゃ武装していたので、省きました)
そこで今回はフィジカル強者のキャプテン・クロとギンが戦ったらどちらが強いのかを考察してみました。
キャプテン・クロについて
(引用:ONE PIECE 4巻147P/尾田栄一郎)
まずはキャプテン・クロについて簡単に説明します。かつてクロネコ海賊団の船長を務めていた男です。非常に頭がキレる海賊でした。
しかし、海軍や賞金首に追われれる生活に嫌気がさし、海賊を引退。
クロは自分の身代わりを海軍に引き渡し、処刑させ、世間的にキャプテン・クロは死んだことにしました。
その後、ウソップの住む村にある屋敷で執事をしていたクロ。
目的は屋敷の財産を奪うことでしたが、偶然やってきたルフィたちと戦闘になり、敗北しました。
キャプテン・クロは10本のサーベルがついたグローブ「猫の手」と、肉眼では捉えられないスピード(100mを4秒で走る化け物じみた速度)で移動する「抜き足」を使い、一瞬のうちに敵を切り裂きます。
必殺技の「杓死(しゃくし)」は自分でも何を斬っているかわからないほど速いスピードで周囲を斬りつけ、味方もろとも敵を殲滅する、人間離れした技です。
ギンについて
(引用:ONE PIECE 7巻157P/尾田栄一郎)
ギンは、クリーク海賊団の戦闘総隊長で、実質的なナンバー2にあたります。
「鬼人」の異名を持ち、相手が泣こうが叫ぼうが、両手に携えたトンファーで殴り殺す残虐非道な男と言われていました。クリークですらギンの戦闘力には一目置いており、絶大な信頼を寄せていた様子。
しかし、実はギンは情にもろく、サンジと戦った際にはあと一撃で仕留められるところまで追い込みましたが、餓死しそうなところをサンジに救われたことに恩義を感じ、トドメを刺せませんでした。
ギンはクリークに猛毒ガスを撃ち込まれながらもギリギリのところで生き延び、仲間とともに撤退。その後の行方は分かっていません。
鉄球のついたトンファーで繰り出す攻撃は、サンジの蹴りでも破れなかった鉄壁のパールの盾を一発で砕くほどの破壊力を持ちます。
ギンは必殺技や特殊な能力は持っていませんでしたが、当時から魚人を倒せる力を持っていたサンジを追い詰めた実力は本物です。
キャプテン・クロとギンが戦ったらどちらが強いのか?
では、クロとギン、戦ったらどちらが強かったのか考えてみます。
2人とも本気の強さはわからない
作中ではクロもギンも戦闘シーンがありましたが、実際のところ両者とも全力を出せていないんですよね。
クロは海賊船を降りてから、約3年間屋敷で執事をしていました。その期間は全くと言っていいほど戦闘をしていません。
そのため作中でルフィと戦ったときには全盛期ほどの力はなかったと思われます。
本人も「体にナマリを感じる」と言っていましたので(それでも異常なスピードで動いてましたが)。
(引用:ONE PIECE 4巻137P/尾田栄一郎)
一方のギンは、数日前まで餓死寸前。サンジが作したチャーハンを一皿食べましたが、多分お腹いっぱいにはなっていないでしょう。
しかも、ギンはサンジとの戦いの前にクリークに右肩の骨を折られています。そのため全力は出せていないはずです。
その上でギンはサンジに対しても恩義を感じていたので、かなり手を抜いて戦っていました(サンジもパールの攻撃を受けていましたし、ギンを殺す気は無かったでしょうから、全力では無かったと思いますが)。
(引用:ONE PIECE 6巻45P/尾田栄一郎)
クロもギンも事情により全力ではなかったと思います。
ですので、本当の強さはわかりませんが、作中の描写のみで勝敗を予想したいと思います。
クロが超人すぎる
ギンはかなり強いです。
バラティエでルフィの仲間になり、その後すぐに魚人のクロオビとの実戦で、勝ってしまう化け物・サンジを、両者手負いの状態ではありましたが、殺す寸前まで追い込みました。
ギンも十分超人の域なのですが、クロはさらに超人なんですよね。
3年間のブランクがあるにもかかわらず、クロの移動速度はルフィでさえも見切れませんでした。
移動速度に関してはCP9が使う六式の1つ「剃(ソル)」に近いスピードだと思います。CP9は幼い頃から暗殺の訓練を積んできた超人たちで、「剃(ソル)」は移動する直前に地面を10回以上蹴って、その勢いで移動するという理屈があって生み出せる速度でした。
でもクロの移動速度って、原理が不明なんですよね。クロは「よくわからないけどただめちゃくちゃ足が速い人」なんです。超人すぎます。悪魔の実の能力者クラスです。
なんなら、能力者や魚人、巨人など特殊なキャラクターたちを除けば、クロはフィジカルだけでルフィを追い詰めましたからね。
ルフィがゴムゴムの実を食べてなかったら、勝てたかわかりません。
このクロのスピードを、ギンでは捉えることが無理なのではないかと思います。
ルフィは腕や足を伸ばして遠距離かつ範囲攻撃もできましたから、クロのスピードにも対処できました。
しかし、ギンの鉄球つきトンファーでは間合いが狭すぎて、クロの速度に合わせるのは厳しそうです。何度か攻撃を受ければカウンターで合わせることもできるでしょうが、クロは一瞬で背後に回り込んでくるので、そこから即死攻撃を仕掛けてくるでしょう。
何度も攻撃を受けて、タイミングをはかるチャンスはないと思われます。
ただクロは耐久力がそれほどなさそうなので、ギンが闇雲にトンファーを振り回せば、攻撃が当たり、勝機があるかもしれません。
しかし、クロも戦い慣れしてないわけではないので、まぐれヒットが期待できるかというと微妙ですね。
持ち前のフイジカルの差で、クロが勝つと思います。
結論:クロがヤバすぎる
ということで、キャプテン・クロとギンが戦ったら、キャプテン・クロが勝つと私は考えました。
多分クリークみたいにだまし討ちばかりして、武器に頼りっぱなしな人間の下につかなければ、ギンはもっと強くなれたと思うんですよね。
手を抜いていてもサンジを追い詰めた力は伊達じゃないと思います。
グランドラインでも通用する実力者になっていたかもしれません。
でもクロ・・・クラハドールさん強すぎるよぉ・・・
3年間も戦ってなかったのにルフィと互角にやり合うとか何者なんだよ・・・
あんたこそ海賊続けてた方が良かったはずだよ・・・
てか、もし海軍入ってたらかなり昇進したんじゃないのかな?コビーとヘルメッポもだいぶ昇格したし。
クロは見た目こそ派手ではなく、スーツにう◯こも描いてあるキャラですが、よく考えると超人すぎる男なのでした。ギンでは倒せないかな・・・