私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】ハンター試験中に土の中で寝ていたイルミが試験終了時間に気づけたのは何故か?

 

主人公のゴンが受験した第287期ハンター試験。その第四次試験はゼビル島という無人島でのサバイバルでした。

受験生たちは自分のターゲットとなった他の受験生のナンバープレートを奪って、1週間以内に規定の点数である6点を稼がなければ、不合格となってしまいまうルールでしたね。

もちろんターゲットを殺害するのもあり。非常に危険な試験でした。

 

当時、受験生の中で「この2人に会ったらまず死ぬ」くらい他の受験生と強さに差があったイルミとヒソカも試験を受けていました。

ただ、イルミに関しては、自分の点数が稼げた途端、タイムリミットが来るまで眠り始めちゃったんですよね。だから他の受験生の多くはイルミと遭遇せずに済んだはずです。イルミは寝てましたので・・・土の中で!

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 3183P/冨樫義博)

 

でも、よく考えると、

イルミは土の中で眠りながら、どうやって試験終了時間に気がつけたんでしょうかね?

目が覚めても土の中だったら朝か夜かもわかりません。

ちょっと気になったので、考察してみました!

 

 

 

 

イルミ=ゾルディックとは?

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(引用:HUNTER×HUNTER 3182P/冨樫義博)

 

暗殺一家・ゾルディック家の一員で、キルアの兄にあたります。ハンター試験を受けていたのは、「仕事でハンターライセンスが必要になったため」とのことで、本気でプロハンターになりたかったわけではありません。仕事の詳細は分かりませんが、片手間でプロハンターになった感じでした。

 

イルミは自分の顔を針で変え、「ギタラクル」という偽名で試験に参加していました。これには同じく試験を受けていたキルアでさえ、変装を解くまでイルミだと全く気付きませんでした。完璧な変装だったんでしょうね(今のキルアなら念を使えるので、オーラの質からイルミであることはわかると思います)。

 

 

試験中は、念能力を使っていたのかわかりませんが、他の受験生が勝てる可能性0の、強制負けイベントみたいな強さでした。試験を受けていたのは念の存在すら知らない人たちばかりなので仕方なかったですね。

同じく念能力者であり、圧倒的強さだったヒソカとは試験中に出会い、その後もやり取りをしています。

 

そんなに長い時間眠り続けられるのか?

イルミが眠りについたのは、試験開始から2日半以上たった時でした。3日目の夕方頃ですかね。

ゴンが島に入ってから、丸2日間ヒソカのプレートを奪う練習をし、3日目にヒソカの尾行を開始。その夕方にイルミは眠り始めました。

 

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(引用:HUNTER×HUNTER 3149P/冨樫義博)

 

試験期間は1週間。イルミは期日まで眠っていたということは4日間近く眠っていたことになりますね。4日・・・そんなに長い時間眠り続けられるものなのでしょうか?

 

めっちゃ疲れていた

イルミはゾルディック家の一員として、暗殺の仕事をこなしています。作中でも幾度かその姿が垣間見れましたね。

 

当時のゾルディック家は、イルミ同様、暗殺の仕事をこなしていたキルアが家出してしまい、人手不足になっていたと思います。ミルキとアルカは仕事ができない(しない)し、カルトはできたかもしれませんが、まだ小さいですし、マハは家族のことに関して基本ノータッチですし・・・

と考えると、シルバ、ゼノ、イルミで仕事を回さなければなりません。相当忙しかったと思います。

その状況下でハンター試験を受けていたイルミ。めちゃくちゃ疲れがたまっていて、4日くらいなら余裕で眠れちゃったのかもしれません。

 

針で仮死状態にしていた

イルミは針で人を殺害できるくらい人体の構造を知り尽くしていると思われます。

だとしたら、殺さないまでも仮死状態にできる体のツボみたいなものも心得ていたのではないでしょうか?

自分の意思と関係なく体を眠らせ、今後の試験に備えるために、仮死状態になっていたのかも・・・でもこれだと本当に試験終了時間がわからないですよね・・・

 

超ロングスリーパー

これはもう「イルミの体質」と思うほかないでしょう。イルミは超ロングスリーパーで、「仕事がある時以外はずっと眠っている」ってくらい普段は寝ているのでしょうね!忙しいサラリーマンと同じです。

何度か目覚めてる可能性もありますけど、それでもまた寝たら十数時間眠ってしまうような感じで、期日まで眠っていたのではないでしょうか。

 

どうやって目覚めたのか?

どうやって4日間も寝ていたのかも気になるところですが、とりあえずイルミはどうやって目覚めたのか考えてみましょう。

 

念で4日後に起きるよう自分を操作した

これは可能性としてあると思います。4日後まで眠り、期日が来たら起きるように念で自分を操作していた!

イルミは針を刺した他人を念で操れます。おそらく精神と身体をコントロールすることに関しては得意分野でしょう。

同じようなことを自分にもできると考えれば、それくらいの操作は余裕そうなものです。

 

・・・まぁハンターハンターの世界って、不可思議なことは全部「念能力」で解決できちゃいますからね・・・これだとちょっと答えとしてはイマイチですね。

っていうか、起きるだけなら念を使う必要もないですし。オーラとメモリの無駄遣いですね。

 

ヒソカからのモーニングコール

これも可能性として捨て切れません!ヒソカに期日が来たらモーニングコールをしてもらう!

ヒソカとイルミは、試験中にケータイを持ち込んでおり、離れたところでも連絡を取り合っていました(完全に協力していたわけではありませんが、お互い脱落しない程度に情報を共有していました)。

 

ただ、よく読み返すと、ヒソカがイルミに情報提供することはほとんどなく、イルミから情報をもらうばっかりだったんですよね。

 

・一次試験のマラソンでは、雑魚狩りをして遅れたヒソカをイルミがゴールまで誘導した

・四次試験序盤で、ターゲットのわからなかったヒソカにイルミが教えようとした(ヒソカは断った)

 

ヒソカとしてはイルミに借りがあると思うので、ケータイでモーニングコールくらいしてあげて欲しいところですよね。

 

でも、自分がイルミだとして、ヒソカにモーニングコールを頼むかというと・・・絶対しないですね!

だってヒソカは「気まぐれで嘘つき」な変化系を体現したような人物ですからね。

モーニングコールを頼んでも「ごめん、忘れちゃったよ♣︎」とかいってすっぽかされそうです。

 

イルミは仕事でハンターライセンスが必要でしたから、合格しないわけにはいかないはず。仕事が絡んでいるのなら、なおさらヒソカに任せるのは危険そうです(実際にイルミは寝る前に、ヒソカに「起こして」とは頼んでいませんからね)。

 

アラームをかけていた

これでしょうね!やっぱり!4日後の試験終了時間前までに起きられるようアラームをかけていた!

先ほど書いた通り、イルミはケータイを試験に持ち込んでいました。ということは、ケータイのアラーム機能が使えたはずです。

 

4日後まで充電がもつのかわからないですが、全く使っていなければ、もつ・・・んじゃないかな?当時はガラケーでしたので、スマホみたいに激しく充電がなくなることもなかったと思います。

使わなければ1週間くらい充電がもつケータイとかありましたよね?イルミのケータイがその機種だったとしたら・・・アラームも使えたと思います。

 

アラームの音がなって居場所がバレれば、試験ギリギリで合格を狙っていた受験生に狙われる危険性もありましたが、それでも負けないくらいイルミは強かったので、問題なしです。

・・・暗殺者としてのプライドが、居場所がバレるということ自体を許さなそうでもありますが・・・

 

 

 

まとめ

ということで、土の中で眠っていたイルミが、試験終了までに起きられた理由は

ケータイのアラーム機能を使った

からだと思います!・・・まぁ普通ですね。

 

ほら、クラピカの師匠・イズナビも

「よく切れる刀を念で具現化するくらいなら、名刀を買ったほうがいい」

って言ってましたから、同じ理屈で

「目覚めるための念を使うくらいなら、ケータイのアラームを使ったほうがいい」

って感じで、イルミも念を使わずに目覚めたのでしょう。

 

イルミが寝坊で試験落ちてたら様になりませんね。キルアにめっちゃバカにされそうで、兄貴のメンツ丸つぶれです泣

とりあえずヒソカにモーニングコールを頼まなかったのは正解だったと思います。