本日2月2日(金)!ついに発売されましたね!
ハンターハンター35巻!
出典:HUNTER×HUNTER 35巻/冨樫義博
表紙は、前回の連載再開時にジャンプのセンターカラーだったイラストですね。
今週は連載再開だったり35巻発売だったりで冨樫先生も忙しかったでしょうから、表紙のイラストを新たに描き下ろすのはなかなか厳しかったのでしょう。
前回から今回までの休載期間が約4ヶ月と短かったので、単行本を読み返すと、すごく最近のストーリーだなぁという印象を受けます(感覚が麻痺してるのかな?)
今回はハンターハンター35巻のレビューと、気になった点について考察していこうと思います!
収録されているストーリー
35巻収録分のストーリーは、10話分全てがクラピカとカキン帝国王子達との駆け引きのお話です。
第12王子・モモゼの念獣に操られたサイールドが、仲間の護衛達を殺害した後からですね。
【ハンターハンター】モモゼ王子の「おヒマ?」の念獣は可愛いけど能力は微妙・・・
早々に味方を失ったクラピカ。唯一生き残ったハンター協会員のビルと2人で第1王子・ベンジャミンの刺客と戦ったり、その他の王子達との交渉に臨みます。
クラピカがかなり無理をしてしまう場面の連続ですが、それでも的確に行動するあたり・・・
ヨークシンシティ編からクラピカの出番ってろくになかったんですけど、ゴンやキルアと比べても見劣りしないどころか、もっと優秀になってるんじゃないかってくらいクラピカの能力が大活躍します。
35巻の見所
クラピカの人指し指の能力が発動!
もう何年間放って置かれてたのでしょうかね・・・ついにクラピカの人指し指の能力が明らかになります。
出典:HUNTER×HUNTER 35巻12P/冨樫義博
ヨークシンシティ編にてクラピカの鎖の親指、中指、薬指、小指の能力は明らかになりましたが、人指し指の能力は謎のままでした。ついに能力が明らかになりますが、かなり強力な能力です。
なぜクラピカは人指し指の能力を隠したままだったのか、その理由も明らかになります。
第4王子・ツェリードニヒの念獣
クラピカの同胞であるクルタ族の緋の眼を所有し、悪逆の限りを尽くしているとみられる第4王子・ツェリードニヒ!
各王子にはそれぞれ「念獣」が憑いていますが、ツェリードニヒに取り憑いた念獣の姿も明らかになります!
醜悪なその姿は、ツェリードニヒの悪意をそのまま反映したかのよう!
ツェリード様の念獣登場は衝撃的なシーンなので、ぜひ35巻を買って確かめてみてください!
第1王子の刺客・ビンセントとの死闘?
クラピカが護衛する第14王子・ワブルのもとに、第1王子・ベンジャミンの護衛であるビンセントが刺客としてやってきます。
出典:HUNTER×HUNTER 35巻87P/冨樫義博
まぁ・・・もうね、見るからにかませ犬なんですけれども、私はハンターハンターをはじめとする、漫画のかませ犬キャラは大好物なもんで!見所としました!
ビンセントにもかませ犬レーダーが反応しちゃいましたね・・・ええ ええ・・・
ビンセントは負けるんですけど、死ぬんですけど、彼の勇姿をぜひその目に焼き付けてください!
【ハンターハンター】ビンセントという新しい咬ませ犬キャラの魅力を語る!
クロロ登場!
天空闘技場でヒソカとの戦いを終えた幻影旅団の団長・クロロは、「カキン帝国王子達のお宝を狙う」と団員のシャルナークに宣言し、姿を消していました。
その後、シャルナークとコルトピはヒソカによって殺害され、その後のストーリーは語られぬままでした・・・
しかし!ついにクロロが姿を現します!
出典:HUNTER×HUNTER 35巻127P/冨樫義博
クロロは宣言通り、王子達の宝を盗むべくブラックホエール1号内に潜伏しているようです!
しかしその顔は「今にも誰か殺しそうな顔」をしています。
誰かって、誰のことなんだろうね♣︎
クロロはこの後どんな行動を起こすのか?
他の団員はどこにいるのか?
そしてヒソカの行方は・・・?
カキン帝国のストーリーだけでなく、幻影旅団とヒソカの争いからも目が離せません!!
ゴキブリがカギを握る?
まずはこのシーンをご覧いただきましょう!
出典:HUNTER×HUNTER 35巻143P/冨樫義博
(お食事中の方は申し訳ございません!冨樫先生の絵が上手すぎるのです!)
その場にいる人物たち全員がゴキブリの方を注目しています!
これももちろん「念」が関係しています!果たしてこのゴキブリはなんなのでしょうか?
たかがゴキブリですが、意外な活躍を見せてくれます!
11人いる!(サイレントマジョリティー)
35巻の後半では、王子の護衛が使っていると思われる能力
11人いる!(サイレントマジョリティー)
が発動します!
出典:HUNTER×HUNTER 35巻201P/冨樫義博
・・・冨樫先生、欅坂46好きなんですね(私も「サイレントマジョリティー」という曲は好き!)
この能力により犠牲者も出ましたが、まだ誰が発動した能力なのかが一切分かりません。
クラピカはこの謎の能力「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の解析と、犯人の特定を目指します!
【ハンターハンター】「11人いる!(サイレントマジョリティー)」の能力考察!
個人的には、ここら辺が35巻の見所ですね!
気になっていたところ
実は、ジャンプ本誌掲載時点で気になっていたところがありまして、それがコミックスではどう修正されているか確かめたかったのです。
何かというと、キャラクターの名前です。2人います!
バルサミコ?マイト?
まずは、第1王子・ベンジャミンを護衛する私設兵の兵隊長の名前です。
ベンジャミンは彼のことを「バルサミコ」と呼んでいましたが、ワブル王子とオイト王妃の付き人であるシマヌが彼を読んだ時は「マイト曹長」と呼んでいたんですよね。
バルサミコとマイト・・・話の流れからすると同じ人物なのですが、名前が違う・・・
コミックスで修正され、どちらかに統一されているのではないかと思い、確認してみると・・・
出典:HUNTER×HUNTER 35巻56P/冨樫義博
出典:HUNTER×HUNTER 35巻97P/冨樫義博
修正されてませんでした!
もしかして別人なのかな・・・?バルサミコとマイトは?
でも、各王子の護衛は15人までと決められてますので、そんな少人数をまとめるために兵隊長が2人もいるのはちょっと違和感があります。
しかも、ベンジャミンの私設兵はカキン帝国の国王軍、すなわち軍人なので、15人程度1人でまとめあげるのは余裕かと思います。小隊レベルですからね。
これはまだ情報が足りないので、ジャンプ本誌での進展を待つしかないですね。
シマノ?シマヌ?
先ほどバルサミコなのかマイトなのか撹乱させた張本人であるシマヌ。
彼女もジャンプに連載された時点では、シマノと呼ばれていたりシマヌと呼ばれていたり安定していませんでした。
これも統一されているかなと思ったのですが・・・
出典:HUNTER×HUNTER 35巻99P/冨樫義博
出典:HUNTER×HUNTER 35巻131P/冨樫義博
出典:HUNTER×HUNTER 35巻96P/冨樫義博
やはり修正なしですね・・・う〜んどっちなんだろう?
一応、「シマノ」と呼んでいるのはクラピカだけで、他の人は「シマヌ」と呼んでいるので、「シマヌ」が正しそうなんですよね。
でも、クラピカも心の中では「シマヌ」って呼んでるし・・・
あ〜!!どっちなんだ!あなたはシマノなのかシマヌなのかどっちなんだよ〜!?
出典:HUNTER×HUNTER 35巻92P/冨樫義博
いや何か答えてよ!!
おまけページ
今回は、ストーリーの間にあるおまけページもかなりカオスなことになっています!
ジャンプの企画で、ストーリーの中にひっそりと「麦わら帽子」を紛れ込ませる企画があり、その答えがおまけページになっています。
さらに冨樫先生の遊び心で、ページの吹き出し部分がストーリーと別のセリフになっているのですが・・・
出典:HUNTER×HUNTER 35巻88P/冨樫義博
!?
出典:HUNTER×HUNTER 35巻48P/冨樫義博
!!?
出典:HUNTER×HUNTER 35巻109P/冨樫義博
!!??
こんな感じで「冨樫ワールド」が炸裂しています!
この他にもまだまだおまけページはたくさんあるので、35巻はストーリー以外の部分も楽しめます!(個人的には澤部って言われて怒るベンジャミンが好き)
まとめ
ついに発売された35巻!今週の連載再開の直前話まで収録されています!
まぁ時間はかかるのはいつものこととして、半年に1回くらいのペースでいいので単行本が出てくれると、私たちファンとしてはありがたいですね〜
35巻は駆け引きのシーンが多く、登場キャラクターも多いので、とにかく読み応えが半端じゃないです!並みの漫画の3冊分くらあるかも?
1回読んだだけではわかりにくい部分もありますし、謎もまだまだ残っているので、当ブログでも考察をしていきたいと思います!
今回はハンターハンター35巻の紹介でした!
それでは〜