私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】クロロとヒソカが体術だけで戦ったらどちらが強いのか?

 

2018年1月29日より再開したハンターハンターでしたが、いつもの通り、10週の連載を終えて、再度休載となりました。

冨樫先生、お疲れ様でございました。

再開時期は未定のようですが、お待ちしております。

 

休載になってしまいましたが、私のハンターハンター考察は続けていきます!

今回はクロロとヒソカの体術についてです!

 

天空闘技場でサシでの戦いを行ったクロロとヒソカ。

両者とも、肉弾戦を基本として戦うことが多いです(クロロはベンズナイフなどの武器を使いますが、基本は接近戦主体の様子)。

 

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出典:HUNTER×HUNTER 34巻53P/冨樫義博

 

天空闘技場でも、双方が体術で戦うシーンがありましたが、クロロが操っている人形などが邪魔をして、どちらが体術で上なのか、比較することは難しかったです。

 

でも、できる限りの情報を使って、

クロロとヒソカが体術だけで戦ったらどちらが強いのか

を考察してみたいと思います!

 

 

 

 

クロロ=ルシルフルとは

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出典:HUNTER×HUNTER 34巻34P/冨樫義博

 

幻影旅団の団長を務める男性です。額に十字のイレズミを入れ、背中に逆十字が入ったコートを着ています。

 

幻影旅団に復讐を考えていたクラピカによって、一時的に念を一切使えない状態にされてしまったクロロ。

クロロは自分とサシで勝負することを条件に、ヒソカにクラピカの念を解除できる除念師を探させました。

 

見事クロロの除念は成功(除念した張本人のアベンガネはどうなったか不明)。すぐにヒソカと戦いをしたのかと思いきや、クロロは逃走していたようです。

理由は、ヒソカを倒すための念能力を集めるためだったとのこと。

やや約束違反な感じもしますが、天空闘技場で晴れて決闘を行いました。

 

結果はクロロの圧勝。ヒソカがほとんど手も足も出ないような作戦を練り、一時死亡まで追い込みました。

 

クロロの念能力は「盗賊の極意(スキルハンター)」。特質系の能力です。

条件を満たすことで、相手の念能力を盗むことができます。

この「盗賊の極意(スキルハンター)」でヒソカを倒すために必要な能力を集めていました。

 

 

ヒソカ=モローとは

 

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出典:HUNTER×HUNTER 34巻90P/冨樫義博

 

作中時間で、約5年以上クロロのことを狙っていた男性です。クロロと戦うために幻影旅団に潜伏し、機会を狙っていました。

 

しかし、クロロは旅団の活動時には、必ず2人以上の団員がそばにいて、活動が終わると消息不明になってしまうので、ヒソカはずっと戦えずにいました。

 

ヒソカがどういうきっかけでクロロに興味を抱くようになったのかは不明です。

幻影旅団の噂を聞きつけて、その団長はさぞ強いと思って接触してみたら想像以上だった・・・みたいな過去があるのかもしれません。

ここら辺も描いて欲しいですね。

 

ヒソカの武器はトランプですが、肉弾戦も得意です。

幻影旅団内でもトップクラスのパワーを誇っていました。

念能力は「伸縮自在の愛(バンジーガム)」や「薄っぺらな嘘(ドッキリテクスチャー)」といった、サポート系の能力です。

体術とトランプによる斬撃で戦います。

 

 

今回の考察では、双方「発」は使わない。

ナイフやトランプなどの武器も使わない想定で戦うこととします。

 

 

 

クロロの体術はかなり評価が高い

クロロの体術は、作中でいろんなところでほめられています。ていうか、ヒソカ自身もほめちゃってます。

 

ヒソカがクロロの体術をほめたのは、天空闘技場で戦っている最中ですね。

空中でヒソカの左脇腹を、左手でパンチしてきたクロロ。ヒソカは見切ってガードしようとしましたが、クロロは攻撃を修正して、右足でヒソカの後頭部を攻撃しました。

 

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出典:HUNTER×HUNTER 34巻54P/冨樫義博

 

身動きの取れない空中で瞬時に体制を切り替え、攻撃方法を変えてきたクロロ。

さすがのヒソカも大興奮でした。

 

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出典:HUNTER×HUNTER 34巻56P/冨樫義博

 

ヨークシンシティ編では、クロロとゼノの戦いで、スキを伺っていたシルバがクロロの体術を評価。

 

その時点から約3年前にクロロとシルバは戦ったことがあるようです。

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その時よりも体術はさらに向上していたとのことでした。

3年前にシルバと戦い、少なくとも死なずにすんでいるクロロ。シルバは最強の暗殺一家ゾルディック家の当主ですから、めちゃくちゃ強いはずです。

 

クロロの体術についてはヒソカ自身も含め、超一流の使い手たちからしても、とてもすばらしいもののようです。

 

 

 パワーならヒソカの方が上

肉弾戦においては、攻撃力に直結するパワー。非常に重要な要素ですね。

一発のパンチで勝負が決まることもあります。

 

パワーにおいてはクロロよりヒソカの方が上と考えていいでしょう。

旅団の腕相撲ランキングでもヒソカが3位、クロロが7位でした。

 

またヒソカは蹴りで、数トンはありそうな天空闘技場の石板を観客席まで飛ばしています。

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出典:HUNTER×HUNTER 7巻160P/冨樫義博

 

「伸縮自在の愛(バンジーガム)」で大人5人(推定300kg以上)を片手で振り回したりしていました。

(ハンターハンターの世界では、念を使えないレオリオでも重さ4トンの扉を開けられてしまいます。300kgを振り回したところであまり自慢にはなりませんね)

 

もし接近戦を行った時、一発で与えるダメージはヒソカの方が上でしょう。

クロロとしては、ヒソカに致命的な一打を加えられないようにしなければなりません。

 

 

身のこなしではクロロが断然上

ヒソカ自身も評価していたように、クロロの身のこなしは異常なレベルです。

足場のない空中で体勢を変えられるという超人技を平気でやってのけます。

 

シルバも、正確に言うとクロロの体術による攻撃力ではなく、身のこなしについて評価していたように見えます。

クロロはゼノの「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」をかわしまくってましたね。

 

一方でヒソカは攻撃受けまくりです。

避けるということほぼしない人ですね。

あえてダメージを食らって相手の力量を測ったり、戦いを楽しんでいる節はあります。

 

ヒソカが舐めプしていたとはいえ、まだ念を学んで間もない(というか完全に習得しきれていない)ゴンの攻撃も食らってましたね。

ヒソカはパワーはあるけど、身のこなしについてはイマイチなのかもしれません。

 

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出典:HUNTER×HUNTER 7巻176P/冨樫義博

 

攻撃を避けて反撃したり、相手のスキをついて確実に攻撃を当てる能力はクロロの方が上でしょうね。

 

しかし天空闘技場で、クロロはヒソカに体術でダメージを与えてましたがKOするには至ってませんでした。

 

このことからも、パワーはヒソカ、身のこなしやスピードはクロロの方が上という感じだと思います(バンジーを使ったヒソカのスピードはクロロでも捉えられないでしょうが、通常状態でのヒソカは異常なスピードで動くタイプではないです)。

 

 

 

体術はクロロの方が上

残念なことに、「どんなに威力のある攻撃でも、当たらなければ無意味」です。

これは陰獣の豪猪の言葉ですね。

 弱くても確実に攻撃を当てていけば、そのうち相手は戦えなくなります。

 

ヒソカが一発威力のある攻撃を当てるよりも、クロロの攻撃がヒットし続ければ、ヒソカも戦えなくなる時がくると思います。

 

確実に攻撃を与え、身のこなしが軽やかで、相手の攻撃も避けることができる・・・この点からすると、クロロの体術が上だと思います。

 

まぁヒソカがクロロの空中での攻撃修正を見て「そんなこともできるんだね」と言ってましたからね。

これはヒソカにはできないような芸当を、クロロができちゃってるとも捉えられます。

体術はヒソカよりクロロの方が上ということは、ヒソカも認めざるをえないのかもしれません。

 

ヒソカの体術は「伸縮自在の愛(バンジーガム)」による弾力を利用してこそ生きてくると思います。

ヒソカに足りない身のこなしを補うのが「伸縮自在の愛(バンジーガム)」の役割の一つなのでしょう。

 

 

コートを着ていたらクロロは負ける

ただですね、あのクロロの中二病コート!

あのコートを着ていたらヒソカ相手でもクロロは負けます!

 

私もあのコートを幾度となく着てきました。だからわかります・・・

 

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めちゃくちゃ動きにくい!!

 

コートは足元まで伸びていますし、首元や手首のあたりにモサモサが付いていて、かゆくなってきます。戦いどころじゃありません。

クロロのコートを着たからこそ、あのコートを着て戦うことがいかに難しいかがわかります。

 

ヒソカ戦の序盤ではクロロはコートを着ながら体術で戦っていました。

無慈悲のスタンプ連打の時ですね。

 

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出典:HUNTER×HUNTER 34巻16P/冨樫義博

 

戦えるじゃん!って思いますが、あの動きくらいしか無理なんです笑

コートが邪魔して、もっと足を広げたり、全速力で走ったりするのは無理なんです!

足踏みくらいがせいぜいなんですよ!

 

そのあとのクロロは、ジャージみたいな、動きやすそうな服に着替えて戦ってしたからね。やっぱり動きにくかったんだと思いますよ。

 

さすがにあのコートを着たまま、体術でヒソカ相手に優位に立ちつづけるのは難しかったでしょう。

ヒソカも決して肉弾戦が苦手なわけではないので。クロロのレベルが高すぎるだけで、ヒソカの体術もとても強いです。

 

ヒソカの体術は「伸縮自在の愛(バンジーガム)」と合わせることで本当の強さを発揮します。クロロはそれをわかっていて、天空闘技場では人海戦術+遠距離戦でヒソカを倒そうとしたわけです。

 

単純に殴り合いをするのであれば、あんなややこしい戦術は練らなかったと思います。

 

 

 

まとめ

ではまとめます。クロロとヒソカ、どちらの体術が強いかというと、

クロロ

だと思います。

しかし、クロロのコート着たままヒソカと体術で戦ったら、さすがにヒソカが勝つという感じでしょうね。

 

いやはや、なんであのコートをクロロは着ているのでしょうかね。

かっこいいですけど、動きにくいったらありゃしないです。かっこいいですけど。

 

やはりクロロの体術は相当高いレベルと見ていいでしょう。

ゼノとシルバ2人相手に、様子見とはいえ渡り合える時点で、かなり強いですよね。

 

クロロの素晴らしい体術については別の記事でも考察しています!

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