懐かしきヨークシンシティ編の考察をしようと思います。
マフィア主催のオークションからお宝を盗み出した幻影旅団。
クロロが打ち立てた当初の目的は達成しましたが、ノブナガが、
「鎖野郎をぶっ殺してウボォーギンの仇を取ってねぇ」
と駄々をこね始めたのをきっかけとし、鎖野郎(=クラピカ)を探しを始めました。
鎖野郎が緋の眼を追っていることに気がついたクロロは、コルトピの能力を使って緋の眼のコピーがある位置を特定。その場に急行しました。
この時移動した旅団メンバーは
クロロ、ノブナガ、マチ、シズク、コルトピ、パクノダ
の6名。そして移動手段として電車(地下鉄)を使っていたんですね。
(出典:HUNTER×HUNTER 12巻103P/冨樫義博/集英社)
ここで疑問が。
プロハンターですら恐れる盗賊・幻影旅団のみなさんは
お金を払って電車に乗ったのでしょうか?
考察したいと思います。
幻影旅団はお金を持たない?
考察にあたり、 もう一つ思い出しておきたいシーンがあります。
クラピカの居場所を突き止めるべく行動していたウボォーギンとシャルナークの会話です。
この時ウボォーギンは「金は持たない。欲しいものは盗む」と言っていましたね。
(出典:HUNTER×HUNTER 9巻115P/冨樫義博/集英社)
この発言を見ると、「幻影旅団は盗賊だから、お金を払って何かするなんてもってのほか」というような印象を受けます。
旅団員の中にはウボォーギンと同じような考え方をしている者もいるでしょう。
ただ、ウボォーギンの発言を受けたシャルナークが「盗賊の鑑」と言っている点や、ハンターライセンスの便利性を説明しているシーンを見ると、シャルナークはお金を持ち歩いてるように思えます。
幻影旅団にも「お金を持たない派」と「お金を持つ派」がいるようですね。
クロロ、マチはお金を持っている
では、ヨークシンで電車に乗っていたメンバーはどうでしょう?
ノブナガ、パクノダ、コルトピについては描写がないので不明です。
しかし、クロロ、マチはお金を持っていると思えるシーンがあります。
クロロはマフィアンコミュニティーのボス・十老頭暗殺をイルミに依頼していました。
その時イルミから「約束の口座に入金(成功報酬)よろしく」と言われていましたね。
クロロのお金の出所や入金額は不明ですが、少なからずお金を所持しているものと思われます。
マチは天空闘技場でのヒソカとカストロの試合を観戦していたようです。旧アニ版だと観客席に入っています。
ということはお金を払ってヒソカVSカストロの試合チケットを買ったのでしょう(旧アニ版なので原作とは違う設定ですが)。
また、ヒソカの腕を治療した時に「右腕5,000万、左腕2,000万よこせ」と言っていたことからも、日常的にお金を使っているものと思われます。
地下鉄に乗った6人のうち、少なくとも2人は「欲しいものは何でも盗む」ではなく「お金を払って対価を得る」というような考え方をしていると見ていいでしょう。
あの場に全体のリーダーであるクロロがいたことを考えると、電車賃くらいなら払って乗っている可能性が高いですね(余計な事件に発展させたくもないでしょうし)。
チケットを買う幻影旅団(図説あり)
もし旅団メンバーが、きちんと電車のチケットを買って電車に乗っていたとしたらどんな感じになるのでしょうか?
ちょっと想像してみましょう(ガバガバ図説あり)。
今回出演するのは、
クロロ
なぜ突然、図説を付け加えるようになったのか聞きたいか?
動機の言語化か・・・あまり好きじゃないな。
ノブナガ
36巻で冨樫先生によっておちょくられた表情にされてしまったノブナガさん
(この表情描くのめっちゃ難しかった)
マチ
マチちゃんは新アニと旧アニで全然色が違うから、今回の色は適当・・・(だなんて言えない)
シズク
キメラ=アント編のシズクにお世話になった男性陣は多いはず!
正直に言ってごらん!怒らないから!
コルトピ
・・・ただの怪物になっちゃった、う○コルトピさん
パクノダ
パクノダさんの名シーンは「ミャー」なんです!
「信じて受け止めてくれる?」じゃないくて「ミャー」なんです!
では考えてみましょう。
彼らは券売機に並び、順番にチケットを買っていたということは・・・
こんな感じ!!
クロロを筆頭に、遠足気分!・・・シュールだなぁ
コルトピがいれば電車賃は1人分?
よく考えたら、コルトピが一人いれば、「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」でチケット1枚をコピーしちゃえばいいんですよね。
チケットを全員分コピーするくらい、コルトピさんのオーラ量なら余裕でしょう。
電車賃を払っていなかった場合の幻影旅団(図説あり)
私の考えとしては、旅団はお金を払って電車に乗っていると思います。
追跡していたキルアとセンリツが何も問題なく同じ電車に乗っていたことから、違法行為をせず、穏便に乗ったと予想できます。
少なくともコルトピ1枚分は買ったはず!
でも、せっかくなので旅団がチケットを買わずに電車に乗っていたとしたらどんな方法を使ったのかも考えてみましょうか!
高速で改札を通り抜ける
幻影旅団、というより鍛えた念能力者の移動スピードは常人離れしています。
例えば、NGLでカイト、ゴン、キルアは馬をも驚くスピードで走っていました。
一般的に、馬は時速40〜60kmほどで走れるそうです。競走馬になると時速77kmほどになるのだとか。
カイトたちが乗っていた馬は競走馬ではなかったので、時速50km前後は出せると考えましょう。それが驚くということは、カイトたちは車並みのスピードで移動していたんでしょうね。
旅団も壁を走るという異常なスピードを見せていましたので、同じくらいの速度で走れると思われます。
このスピードで改札を通り抜けたらどうでしょう・・・?
改札が閉じるより早く向こう側にいけるんじゃないでしょうかね?
クロロの手刀で駅員を気絶させる
やはりここは団長の出番!
クロロがご自慢の「恐ろしく速い手刀」で駅員を全員眠らせる。
その隙に団員たちは高速で改札を通り抜ける・・・
これぞ完璧な作戦!
さすがに駅員の中に、クロロの手刀を見切れる奴はいないと思いますが・・・
個人的にはコルトピ説
いろいろと考えてきましたが、私個人としては「コルトピ説」を推したいですね。
コルトピがチケットを1枚買って、手元で5枚コピー。1人分のチケットで5人乗れますね。
コルトピのコピーは本物とそっくりになるので、改札も問題なく通れると思われます。
しかも、派手な動きは全くないので、騒動にはならない・・・
一番合理的じゃないですか?
やっぱりコルトピの能力超便利ですね・・・
普段から旅団は電車移動の際、コルトピを連れて行ってそうです(経費削減!)