私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】緋の眼を持っていた塾講師って何者なの?

 

ゴンの友人の一人であるクラピカ。彼がプロハンターを目指した理由は、奪われたクルタ族の「緋の眼」を回収することでした。

 

ヨークシンシティ編以降、王位継承戦編までほとんど出番がなかったクラピカですが、地道に緋の眼を回収し、残すところはツェリードニヒ王子が所有するものだけになったようです。

 

様々な職種の人間から回収したことが作中で言及されていましたが、その中に「塾講師」が含まれていました。

 

緋の眼は超高額で一般人が手にするのはまず困難な代物。それを普通の塾講師が持っていたとは、ちょっと信じられません。

 

そこで今回は、

緋の眼を持っていた塾講師は何者なのか?

考察していきます。

 

 

緋の眼についておさらい

考察を始める前に、まずは緋の眼がどれほど入手困難なものか、簡単におさらいしていきます。

 

「ぼくはクラピカ並みに緋の眼について知り尽くしているぜ!」という方は、読み飛ばしていただいても問題ありません。

 

クルタ族のみに見られる特異体質

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緋の眼はお宝の俗称などではなく、文字通り「眼球」です。

 

ルクソ地方に住む少数民族「クルタ族」は、怒りなどによって感情が高ぶると瞳の色が緋色になります。

 

これが緋の眼と呼ばれ、世界七大美色の一つに数えられています。

 

緋の眼に変わって死んだクルタ族の眼は、死後もなおその色が定着することで知られ、人体収集家の間で超レアな逸品として取引されているようです。

 

緋の眼を手に入れる方法は、激昂させたクルタ族を殺害し、その眼をえぐり取るという残忍なもの。

 

緋の目だけでも高額で取引されていますが、眼の持ち主の頭部とセットだとさらに価値が高まります。

 

入手方法の残忍さや市場にほとんど出回っていないことから、緋の眼の入手は非常に困難。クラピカがノストラード組に入る条件として出題された収集物のリストでは「入手難度A」とされていました。

 

幻影旅団やツェリードニヒが狙うほどのお宝

クラピカが緋の眼を探すきっかけとなったのは、幻影旅団です。

 

緋の眼を狙った旅団が、クルタ族の集落を襲撃しクラピカ以外を殺害。緋の眼を奪っていきました。

 

その後、緋の眼はクロロによって売り払われ、以来闇の市場に出回るようになったと思われます。

 

幻影旅団だけでなく、緋の眼はカキン帝国第4王子・ツェリードニヒの手にも渡っています。

 

闇の世界で生きる者たちにとって、緋の眼はどうしても手に入れたいほど魅力的に映るのでしょう。

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関連記事:【ハンターハンター386】ハルケンブルグ、クラピカ、ツェリードニヒの不可解な点について考察

 

億単位の価格で取引される

緋の眼は、まず一般人でh手が届かないであろう価格で取引されています。

 

ヨークシンシティで開催されたオークションにて緋の眼が出品された際、クラピカは29億ジェニーで落札しました(結局ニセモノでしたが)。

 

ここまで値段がつり上がったのは、クラピカが所属するノストラード組をライバル視していたゼンジが、あえて対抗してきたためです。

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しかし、ゼンジが競りに参加する前の時点で、クラピカは緋の眼を5億ジェニーで競り落とそうとしていました。

 

少なく見積もっても億単位の価値があると思われる緋の眼。一流のプロハンターならまだしも、一般人がこの価格の物を買うのはまず無理でしょう。

 

クラピカが緋の眼を回収した人たちの職業

では本題の考察に移ります。

 

クラピカはヨークシンシティ編以降、幻影旅団への復讐ではなく仲間の眼の回収に注力していた様子。

 

作中の描写では、以下のような人たちから緋の眼を回収したとのことでした。

 

・マフィアの娘(ネオン)

・塾講師

・弁護士

・音楽家

・投資家

・牧師

・医師

・詐欺師

・複数の企業役員

・複数の資産家

・教祖

・政治家

・芸術家

 

現実の職業でも高給取りが多そうな職種が並んでいます。

 

その中で、個人的に異色を放っていると感じたのが塾講師。

 

「塾の先生の収入で緋の眼を手に入れらるのか?」と疑問に感じてしまったのです(牧師さんもちょっと異色ですが)。

 

塾講師だけで億単位の収入を得るのはシビア

クラピカが緋の眼を回収した塾講師が、どんな分野について教えている人かまではわかりません。

 

仮に、学生が通うような学習塾の講師だとしましょう。

 

ただの学習塾の講師に緋の眼を買えるだけの収入があるかというと…まずそれはないと思われます。

 

こちらのサイトによると、日本の塾講師の平均年収は425万〜450万円ほど。

 

ハンターハンターの世界のお金の価値と日本円の価値はあまり変わらなそうなので、もし現実の日本に緋の眼があったとしても、最低数億円なければ購入は不可能でしょう。

 

塾講師の収入では、億単位のお金を用意するのは難しそうです。

 

有名な講師になれば年収800〜900万円に達することもあるようですが、それでも数億円も用意できる余裕はないでしょう。

 

講師だけでなく塾の母体となる企業の社長とかならあるいは…でもその場合はクラピカの言う「企業役員」に含まれますよね。

 

何とかしてお金を工面すればいける?

お金を用意する手段は、自分で稼ぐことだけではありません。金融機関から借り入れもできます。

 

もしクラピカが緋の眼を回収した塾講師がプロハンターライセンスを持っていたとしたら、銀行から大企業並みの融資を受けることも可能です。

 

…でもそうだとしたら、塾講師ではなく「プロハンター」と呼んだ方が良さそうな気がします。

 

ハンターライセンスを取ってから売った可能性もありそうですが…7代遊んで暮らせるほどのお金が入ってきたら、塾講師をやるでしょうか?遊んで暮らしちゃう気がします。

 

クラピカがわざわざ「塾講師」と言っているということは、その肩書をメインに活動している人なのでしょう。

 

普通の塾講師が、銀行や消費者金融で数億円借りる…お金についてはあまり詳しくないのですが、やはり難しいのではないでしょうか?

 

関連記事:リアルハンター試験を受験してきた!『ハンター試験からの脱出』感想

 

子供を有名校に進学させたい親からの差し入れ?

他に考えられる可能性は、塾講師が教えている生徒の親からの差し入れという線ですかね。

 

自分の子供をどうしても有名校に進学させたい親。そんな思いを知ってかしらずか、子供は勉強のやる気を見せず、テストでは赤点続き…

 

最終手段として、息子が通う塾講師へ、自宅にあった緋の眼を差し入れ!お金の力で息子の学力を何としてでもあげてもらう作戦に出た!

 

…なんてことを考えましたが、お金の力で進学させたいなら、緋の眼を売ったお金を学校側に払って、裏口入学させた方が早いですよね。

 

わざわざ塾講師に差し入れしたところで、あまり意味はないという結論に至りました。

 

塾講師だけが収入源じゃない売れっ子では?

残された可能性は、テレビやネット、雑誌、書籍などあらゆるメディアで活躍する「塾講師タレント」であること!

 

塾講師として人気を集め、勤め先の塾で仕事をこなしつつ、バラエティ番組に出演したり、多数の本を出版していたりする人物…

 

こんな塾講師ならば、緋の眼を購入するだけのお金を稼げるかもしれません!

 

…いやぁ、でもこんな塾講師いるのかなぁ…?

 

本当にわからない…全然目星がつきません!

 

緋の眼を持っていた塾講師…一体どんな人なのだろう…

 

なんて考えていたら、もう3,000字以上書いてました。そろそろ読むのもツラくなってくる頃ですよね。

 

今回の考察、明確な答えは出ませんでしたが、終わらせるタイミングは…

 

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