私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター 】8歳のキルアといい勝負しそうなキャラを考察

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287期ハンター試験でトップクラスの強さを誇っていたキルア。

その理由の1つは、彼がゾルディック家の生まれだから。

ゾルディック家に生まれた者は幼い頃からさまざまな修行を積まされ、一流の殺し屋に仕立て上げられるのです。

 

キルアは10歳に満たない時から強かったようで、6歳で天空闘技場に修行として放り込まれ、2年後の8歳のときに200階まで到達しました。

今でこそ、私たち読者からすると「天空闘技場の強さレベルって微妙じゃないか?」と感じてしまいますが、小学1〜2年生くらいの子供が勝ち上がれるような環境でないことは確かです。

 

当時のキルアはどれくらいの強さだったのか、ちょっと気になります。

そこで、ハンターハンター作中に登場するキャラで、当時のキルアといい勝負しそうなキャラは誰なのか、考察してみました。

8歳のキルアの強さを考察

まずは作中でのキルアの発言から、8歳のキルアがどれくらいの強さだったのか考察してみましょう。

天空闘技場の200階まで到達

6歳のとき、シルバによって天空闘技場に放りこまれたキルア。

シルバからは「200階まで行って帰ってこい」と言われてたそう。

6歳の子供に与える試練としては、SSSSS級の難度ですね。

 

12歳のキルアは、あっという間に200階まで到達しましたが、幼いときはかなり時間がかかったそう。

200階に到達したのは、2年後の8歳になったときでした(それでも150階には、初挑戦から2ヶ月くらいで到達しているキルアさん…怪物…)。

f:id:g913:20220705190220j:image出典:HUNTER×HUNTER 6巻31P/冨樫義博/集英社

8歳のキルアは、すでに超人クラスの強さだったことでしょう。

並の使い手(特に非念能力者)では、当時のキルアに勝てないと思います。

200階クラスでは戦っていない(戦えない?)

シルバの要求は「200階まで行くこと」だったため、8歳のキルアは200階クラスで試合はしていない様子。

おそらくシルバは、200階からは念能力がゴロゴロいることを知っていて、あえてキルアに200階クラスは挑戦させなかったのでしょう。

 

念の技術を身につけていない状態でオーラを込めた一撃をもらえば、体を欠損するほどの致命傷を負いかねません。

シルバは、才能あふれるキルアを修行として挑戦させた天空闘技場で失わないために、200階までで帰ってくるよう指示したのだと思われます。

パパ優しい……いや、天空闘技場に息子放りこんでいる時点で優しくないか……

さすがのキルアといえど、8歳のときは200階クラスで試合をしても勝ち目はほぼなかったと思われます。

12歳に成長したキルアも、念が使えないことを理由にヒソカに門前払いを食らってますからね。

ダーツを極めている

あと、8歳のキルアの強さが分かる発言といえば……オロソ兄妹と戦ったときの

「(ダーツは)6歳で極めた。修行の初歩だね(7歳だったかな?まぁいいや)」

という発言でしょうか。

 

8歳の時点で、キルアは達人級のダーツの使い手だったことは間違いないようです。

キルアがダーツをしていた描写は作中でわずかしかありませんが、無敵に近いオロソ兄妹の能力「死亡遊戯(ダツDEダーツ)」を看破したダーツの知識を考えると、キルアがいかにダーツを得意としているかが分かります。

 

現在のキルアの戦闘スタイルを考えると、ダーツのスキルは強さとあまり関係ないように思われます。

でも、もしかしたら6〜8歳ごろのキルアはダーツのスキルを使って、何か物を投げる戦い方をしていたかもしれませんね。

だとしたら、ダーツ(投擲能力)も戦闘力に関係するのかな…と(今回の考察ではあまり重要ではないかな?)。

ダーツ……針のついたものを投げる……あれ?針を投げる人がキルアの関係者にいたような……この点はまた別の機会に考察します!

8歳のキルアといい勝負しそうなキャラの条件

ここまでに挙げた8歳のキルアの強さから、当時のキルアといい勝負しそうなキャラの「条件」を考えていこうと思います。

念は使えない or 習得していても未熟

まずは念を使えないキャラであることが条件になりそうです。

念は基本の四大行を身につけるだけでも超人的な力を発揮できます。

しかも、ウイングさんいわく強化系の念能力者は必殺技(発)が要らないとのこと。

つまり、強化系能力者は基本四大行とその応用技だけで「発」をマスターした能力者と戦えるレベルになれると考えて良いでしょう。

 

もしそんな相手が、まだ戦闘経験も少なく念も使えないキルアと戦ったら、勝敗は火を見るより明らか。

さすがのキルアといえど、命はないかもしれません。

 

ただ、念能力者を相手にしたら非能力者は問答無用で勝てないかというとそうでもありません。

実際にキルアは念を使えない状態で、念の修行中だったズシを圧倒しています(ノックアウトはできませんでしたが)。

8歳のキルアが身体能力だけで上回れるような未熟な念能力者であれば、キルアにも勝ち目はあるかもしれません。

かなり高いレベルの戦闘スキルは持っている

今回の考察は、8歳のキルアと同じくらいの強さを持つキャラを挙げることが目的です。

作中のキルアvsズシや、キルアvsジョネスほど圧倒的な力の差ができてしまうと「同じくらいの強さ」とは言えないでしょう。

つまり、生半可な実力者を挙げたのでは、本考察の目的を達成できないということになります。

 

今しがた例に挙げたズシは念能力者といえど、まだまだ半人前。

作中では200階クラスに到達できていなかったことを考えると、8歳のキルアにも及んでいなかった可能性があります(今はどうなっているんでしょうね)。

 

またジョネスはキルアいわく「アマチュア(殺人鬼)」。

プロの殺し屋として訓練を積んできたキルアとは実力に雲泥の差があり、ジョネスは8歳時点のキルアに勝てたかすら怪しいところです。

ジョネスは弱い者を一方的に惨殺していただけで、「強くなりたい」みたいな精神を持ち合わせてないのも、キルアに勝てない要因かもしれませんね。

 

キルアは8歳の時点で天空闘技場の200階に到達できるほどの戦闘スキルがありました。

この時点で、戦闘のために念を鍛えた能力者には数歩及ばないものの、「ちょっと腕に自信がある格闘家」程度が勝てるレベルではなかったでしょう。

少なくとも、格闘技の世界トップランカーや、ハンター試験の後半まで生き残れる腕っぷしの強さがある者でなければ、当時のキルアと渡り合えないのではないか…と、私は予想します。

 

このように考えていくと、なんとなく8歳のキルアの強さと、それと同等くらいの強さのキャラが見えてきそうです。

結論:8歳のキルアといい勝負しそうなキャラは…?

  • 念は使えない or 習得していても未熟
  • それでいてかなりの戦闘スキルを持っている

この2つの条件に当てはまり、8歳のキルアといい勝負しそうなキャラそれは…

私は次の2名を挙げたいと思います!

ハンター試験時のクラピカ(緋の目)

まずはハンター試験受験時のクラピカです。

当時のクラピカの強さはハッキリしない部分が多いものの、いくつかの描写から予想することはできます。

 

まず、最終試験でクラピカと戦ったヒソカが出血しています(クラピカの返り血の可能性もあり)。

f:id:g913:20220705190236j:image出典:HUNTER×HUNTER 5巻37P/冨樫義博/集英社

少なくともヒソカとクラピカは戦闘を行っており、クラピカはそこそこ渡り合った可能性が考えられます(試験後も大きな怪我をしていなかったことを考えると、ヒソカのから致命傷は喰らっていない)。

 

また緋の目状態のクラピカはオーラの絶対量が増えるだけでなく、身体能力も大きく向上している様子。

マジタニと戦った時、マジタニの顔面を殴りながら地面にヒビを入れていました(無意識に念を使っていたのかも?)。

 

ヒソカとそこそこ渡り合うことができ、念はまだ未修得ながらも能力者さながらの力を見せたクラピカ(緋の目状態)は、8歳のキルアとかなり良い勝負をしたのではないしょうか?

クラピカは12歳時点のキルアの強さに「味方のうちは頼りになる(けど敵になったらヤバそう)」と少し恐れを抱いていましたが、緋の目状態なら12歳のキルアとも互角に戦えたかもしれませんね。

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団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいた刺青の人

もう一人が、団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいた刺青の人です。

彼はクラピカから、ゼノとシルバに何とか対抗できそうな殺し屋の一人に数えられていました。

マフィアンコミュニティに招集された他の殺し屋たちに比べたらレベルは高かったのでしょうが、実際のところゼノ・シルバのような超一流の足元にも及ばないレベルだったことは想像に難くありません。

 

また、クラピカに「ゼノ・シルバになんとか対抗できそう」と言われたもう一人、団長の手刀を見逃さなかった人と比べても、団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいた刺青の人は実力的に劣る可能性があります。

 

理由は、クロロの力に気が付いたか否か。

団長の手刀を見逃さなかった人は、監視カメラ越しでも恐ろしく速い手刀を見抜き、血の道標も嗅ぎ当ててクロロに接触しました。

これらは団長の手刀を見逃さなかった人の実力の高さを示していると思われます。

 

特にクロロは、血の道標を嗅ぎ当てる人物とは罠を仕掛けず正面から1対1で戦おうと考えていました。

つまり血の道標を嗅ぎ当てられる人物=かなりの強者と考えていたということでしょう。

団長の手刀を見逃さなかった人の方が、団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいた刺青の人よりも早く血の道標に気づいたことを踏まえると、2人には実力差があったように思えます。

 

団長の手刀を見逃さなかった人はクロロがサシで戦いたいと思うくらいには強く、原作を見るとオーラを纏っている、つまり念能力者だった可能性があります。

8歳のキルアが戦うには、ややレベルが高い相手ではないでしょうか。

そんな団長の手刀を見逃さなかった人に1歩か2歩劣るものの、並の殺し屋よりは強い団長の手刀を見逃さなかった人の隣にいた刺青の人ならば、8歳のキルアと互角に渡り合えそうな気がします。

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正直なところ、この2人が8歳のキルアといい勝負をするかどうかは私の主観による部分も多く、全然正確な考察ではないと思います。

「キルアと互角だといいな」という願望も込められていると思います。

 

もっと他に8歳のキルアといい勝負をしそうなキャラがいるかもしれません。

ぜひ、あなたが考える「8歳のキルアといい勝負をしそう」なキャラを教えてください。