私の名前はジロギン。
ずっ〜と前から気になっていたのですが、近くに行く機会がなく足を運べていなかったスポットに行ってきました。
それが、東京・蒲田駅から歩いて10分ほどの場所にあるタイヤ公園こと西六郷公園。
「西六郷公園」が正式な名前だと思いますが、公園の看板を見ると「タイヤ公園」の方が大きく記載されています。
正式名称が愛称に食われてしまっている感じです。
タイヤ公園の方がシンプルで分かりやすいからね、しょうがないね
なぜ西六郷公園がタイヤ公園と呼ばれているのか?
それは、園内に無数のタイヤと、タイヤで作られたアート?が設置されているから!
入口から遠目で見ても分かるとおり、至るところにタイヤタイヤ&タイヤ。
写真内の黒く見えるものは、全てタイヤです。
お花もタイヤでできた植木鉢で育てられていました。
徹底したタイヤ主義。
全てのタイヤを見ていくと、ハムスターが生まれてから死ぬくらいまでの時間がかかりそうなので、個人的に見どころさんだと感じたタイヤアート&遊具を紹介していきます!
タイヤロボット
公園に入ってまず目に入ったのが、こちらのタイヤアート。
両腕と両足を開き大の字を描く、露出狂のようなポーズをした……ロボットですかね?顔つきや手がロボットのそれっぽいです。
「オレのボディを見てくれよベイベー」と言わんばかりのポージング。
身長は3メートル以上あったと思います。デカいです。足の半分が地面に埋められているため、本当の身長は5メートルを超えるかもしれません。
5メートル身長を誇る者が露出狂のようにアソコを見せびらかしたら……その巨大さに並の人間では意識を保つことすら難しいでしょう。
もちろんアソコとは、おへその穴のことです。
タイヤロケット
露出狂ロボットと同じ砂場に、タイヤでできたロケットもありました。
ロボットにロケット……作った人はどんなイメージをして、これらのアートを生み出したのでしょうか。
私なりに解釈するとしたら……そうですねぇ……露出狂のようなポーズを取るロボットの近くに天に上るようなロケットがある……すなわちこのロケットは、本来ロボットの股ぐらに装着するアタッチメントとして作られたのではないでしょうか?
大きさ的にも、あのロボットのアレにふさわしそうです。
ロケットだから発射することもできる。合点がいきますな。
しかし実際にロボットに装着すると、タイヤ公園で遊ぶ純粋無垢な児童たちの真っ白な心に黒いインクを落としてしまう可能性があることを危惧し、別々に置いた……って感じでしょうか。
ロケットがナニをモチーフにしているかまでは言及しませんが
人間サイズのタイヤ
アーチ状の鉄棒にチェーンで吊るされたタイヤ。
とにかくそのデカさに圧倒されました。
大きさを比較するものがなく画像では伝わりにくいかもしれませんが、直径はおよそ150〜160cmくらいあったと思います。
元々は工事現場などで使われる重機などのタイヤだったんでしょうね。
ただこの遊具をどうやって使うのか、そもそも遊具なのか、よく分かりません。
真ん中の穴がヒントになりそうだな、穴が
タイヤ牢屋
ジャングルジムにタイヤが取り込まれています。
「こんな狭苦しいところにまでタイヤを設置しなくてもいいんじゃないか?」と思ってしまいますが、この徹底っぷりこそ西六郷公園がタイヤ公園と呼ばれる所以でしょう。
まるでタイヤを閉じ込めておく牢屋のようです。
タイヤにも調教が必要なのだよ!調教が!
タイヤドラゴン
公園の奥へ進むと、何らかの生き物をモチーフにしたタイヤアートがありました。
最初このアートを見たとき私は、ほぼ実在するといわれているUMA「モンゴリアンデスワーム」かと思いましたが、よく見ると腕や足がついています。
モンゴリアンデスワームはその名の通り「ワーム(ミミズのような細長い虫)」ですので、腕・足はありません。
つまりこのアートはモンゴリアンデスワーム以外の生物をモチーフにしていることは間違いありません。
ドラゴン?恐竜?そんなところでしょうか。
でも何だろう、こんな感じの生物を知っているような気がする…
タイヤゴ●ラ
タイヤ公園の目玉といってもいいでしょう。
高さ8メートルにもおよぶ巨大タイヤアート!
これは……間違いない!!あの有名な怪獣ゴ●ラですよね!?
放射熱戦を吐き出しそうな口!
4本の指!
ゴツゴツした背中!
これはゴ●ラとしか思えません。
ところどころ赤い塗装が施されていることから、庵野秀明監督の映画『シン・ゴ●ラ』に登場したゴ●ラが元ネタですかね!?
……いや、考え過ぎかな?
どこにも「シン・ゴ●ラをモチーフにしています」なんて書かれていないし、顔も本物と似つかわしくないくらい可愛らしいし、ゴ●ラがタイヤ公園の怪獣を元に生み出されたのかもしれないし。
疑わしきは罰せず。ゴ●ラをパクっ…モチーフにしたとは断定できませんな
タイヤシン・ゴ●ラ第二形態(蒲田くん)
前言撤回。これは確定ですね。
シン・ゴ●ラ第二形態です。
海から上がり、徐々に進化していったゴ●ラの途中段階。
這っている姿勢といい、赤いエラといい、これは見まごうことなき第二形態です。
ということは、最初に私がモンゴリアンデスワームだと勘違いしたのはシン・ゴ●ラ第三形態、一番デカいのがシン・ゴ●ラ第四形態ってことかな……?
そういえば、シン・ゴ●ラ第二形態は作中で蒲田に現れたことから「蒲田くん」という愛称がついていましたね。
タイヤ公園があるのも蒲田…これは偶然ではない!!
タイヤ公園で最小のタイヤ
最後におまけ。
園内で写真を撮っている途中で見つけたダンプカーのオモチャ。
このオモチャについているタイヤこそ、タイヤ公園内で最小のタイヤでしょう。
当ブログを読んで落とした人のもとに、このオモチャが届くことを祈ります。
悲しいかな、このブログにそこまでの影響力はNoting
ちょっと奇妙なタイヤ公園にぜひ行ってみてね
ちょっと奇妙で珍しいタイヤ公園。
その珍奇さゆえ、さまざまなWebサイトで取り上げられる有名な公園で、土日はかなり混雑するという話も聞きます。
私が行ったのは平日の朝6時半ごろだったのでほとんど人もおらず、じっくり写真を撮ることができました。が、曜日や時間が違えばそうはいかなかったかもしれません。
園内をゆっくり見たい方は平日の早朝に行くのがおすすめです!(でも無理はしないでね)。
絶対に楽しい!とは言い切りませんが、話のネタになることは間違いないので、ぜひ行ってみてください!