私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、ウォーキング(散歩)の記録などを書いている趣味ブログです!

【ハンターハンター】No.404『思惑』感想!ややこしい第3王子と第9王子の能力

文字モリモリのハンターハンター。今週のお話も文字数が凄まじい上にめちゃくちゃ複雑でしたね。

私自身、正しく理解できているか正直怪しいところ……その上で感想を書いていきますが、「ここは間違ってるよ」という部分があったらコメント欄で教えてくださいませ!

それではNo.404『思惑』の感想です。

※ジャンプ本紙の画像は貼っておりませんがネタバレを含みますので、ぜひ本紙を先にお読みください。

第3王子チョウライの守護霊獣の念能力(推定)

1003号室に来たクラピカが、第3王子チョウライの守護霊獣の能力を推察する場面からスタート。

ずーっと謎なままで、第3王子がいくら考えてもわからなかったコインの詳細が、クラピカの分析と検証によって少し明らかになりました。

404話以前までにわかっていたことはこんな感じ。

  • コインは守護霊獣から1日1枚吐き出される
  • 吐き出されたコインには「1」の数字が刻まれ、10日経つと「10」になりデザインが変わる
  • ただのコインであり、人に渡しても目に見えた効力なし

そして404話のクラピカによる分析と、それを踏まえた検証によってわかったことが以下の通り。

  • コインの所有者を民衆に変えることで物質化できる枚数限度を大幅に増やしている(第3王子のオーラではなく、渡した人のオーラで具現化を維持する)
  • 人の手に渡ったコインはデザインが変わるため、所有者ごとに発現する効力も異なる可能性あり
  • 数字が増えたコインの所有者が変わると、数字が「1」にリセットされる
  • 人に渡したコインが第3王子に戻ると、デザインは第3王子のものに変わる(数字はリセットされたまま)
  • 具現化系蓄積型の能力で、流通(人の手に渡っていく)が基本のコインを所持し続けることを制約に、所有者ごとに異なる能力が発動
  • およそ半年ほどでコインの所有者は念能力が使える状態になる

簡単にまとめると、第3王子の守護霊獣の能力は、

「第3王子が刻印されたコインを長期間持っていると念能力者になれる」

という感じでしょうかね。

 

ただこれらはクラピカの推測であり、確証はありません。後述する「第3王子ヨイショ」をして関係性を保ちつつ、1003号室にいる第1王子私設兵コベントバに危険性が低い能力であることを示唆するブラフという側面もあります。

もちろんテキトーな分析をすれば第3王子に反逆したものとみなされ、クラピカたちが攻撃対象になってしまう可能性も。そのためクラピカは、現状わかっている範囲で確度の高い推測をしているとは思われます。

しかし実際に第3王子のコインを所有し続けるとどうなるかは……持ち続けないとわからないというのが実情。

 

もし本当に半年以上経たないと効力が生じない場合、第3王子の守護霊獣の能力は継承戦を勝ち残るためのメリットはほぼ無いと言えるでしょう。

クラピカも第3王子自身も予想していたとおり、王位継承戦で生き残り、王になったあとに役立つ能力……自身の部下や国民たちを念能力者に変えられる能力といったところでしょうか。

第3王子は「王になるべくして生まれた能力」みたいに前向きに考えていますが、他の王子の守護霊獣や念能力を持つ私設兵の存在を考えると、目先の継承戦を生き残ることのほうが先決だと思いますが……そういう短期的な勝利を見据えた能力の開発は、部下の私設兵にまかせるのでしょうかね。第3王子の私設兵は全員非能力者なので、念の開発は自由度高く行えるでしょうから。

能力の危険性を隠しつつ第3王子チョウライのヨイショを忘れないクラピカ

コベントバの目の前で第3王子の守護霊獣の能力を話すのを遠慮したクラピカ。

理由は、もし能力が第1王子にとって脅威だと認識された場合、コベントバ経由で第3王子の能力が第1王子に伝わり、第3王子が最優先の攻撃対象になってしまう可能性がある。すると、警護の兵をお裾分けしてもらっているクラピカたち(第14王子ワブル)にも危険が及びかねないため。

しかし第3王子はクラピカに能力を話す許可を与えます。このことからクラピカは「第1王子に危険が及ばない能力だと思わせる範囲でなら話して良い」のだと判断しました。

 

実のところ、クラピカは第3王子の守護霊獣の能力に危険性(攻撃性)があることも察しています。それが、コインを所有し続けることで第3王子への半強制的な忠誠(操作)が起きるかもしれないということ。

念能力の開花と引き換えに、第3王子に操作されている状態になってしまうということですね。

継承戦中に操作系の能力が発動しないとしても、部下が他の王子に操作される危険性があることを良しとする王子はいないでしょう。コベントバ経由で第1王子に能力が伝われば、第3王子が攻撃される可能性があります。そのためクラピカは半強制的な忠誠については言及しませんでした。

相変わらずやりますねぇ、クラピカくん。

 

さらに「10の64乗(不可思議)になると能力が発動するかもしれない」という、第3王子のドラクエギャグにあわせた推測をし、「蓄積型の能力は計画性が高く理知に富んだ能力者に多く見られる」と、遠回しに第3王子は頭が切れると評価したクラピカくん。

めっちゃヨイショしてますね。第3王子もまんざらではない様子。

第3王子との軋轢を避けるためのヨイショ。クラピカくんがノストラード組の若頭にまで出世した理由がうかがえます。

 

しかし全てがクラピカの『思惑』どおりにいったかというと、そうではありません。

クラピカは半強制型の操作系能力が発動する可能性を危惧し、第3王子のコインを受け取ろうとはしませんでした。しかし「計画性が高く理知に富んだ」第3王子は、自身を信奉する私設兵以外がコインを所有した場合どのような効果が発現するのか調べるという名目で、クラピカにコインを所有し続けるよう命じます。

さすがのクラピカもこの申し出は断れません。断れば第3王子が違う意味でキレちゃうかもしれませんからね。

第1王子私設兵コベントバを利用するクラピカ

第3王子の守護霊獣の能力に関して、クラピカはもう1つ見抜いていることがあります。それは、コベントバがコインを隠し持っていること。このことにも言及しませんでした。

理由はコベントバを泳がせ、第3王子のコインを所有し続けることでどのような効果が現れるのか確認するため。クラピカは半強制型の操作系能力が発動すると推測しています。その確証を得るためにコベントバを利用しようとしているのです。

コベントバが隠し持ったコインを捨てないようにすることも、半強制型の操作系能力について言及しなかった理由の一つ。

 

もしクラピカの推測通りコベントバが半強制型の操作系能力にかかった場合、第3王子が不利になることはありませんが、第3王子は「お前、正しく推測できてないやんけ!信頼ならん!」と怒ることが考えられます。が、そうなったとしてもクラピカは「コベントバがコインを隠し持っていたことを知らず、操作系能力の発動条件を正しく推測できなかった」と言い訳することが可能。

コインを隠し持っていることが有利に働きそうだったコベントバくんですが、むしろ危険な状況に足を踏み入れちゃってますね。

エイ=イ一家を潰すことには第4王子ツェリードニヒの殺害も含まれる?

ここまでに書いてきたような念能力の情報と引き換えに、クラピカ(というより第14王子)は第3王子に守られている状態を維持できます。

第14王子の部屋である1014号室には「11にいる!(サイレントマジョリティー)」の能力者がいるため、このまま1003号室でかくまってもらうのもありでは?と思えますが、第3王子と密接に結びついていることは、第14王子にとって実は非常にリスキー。

第3王子はカキン帝国マフィアのシュウ=ウ一家のケツモチをしています。カキンマフィアはブラックホエール1号内に多数乗船中。均衡(バランス)を大切にする彼らですが、その均衡が何らかの理由で崩れれば、マフィア同士の全面戦争になる可能性大。

この可能性を第1王子が利用して、特殊戒厳令を出す事態をクラピカは懸念しています。

 

実質的にマフィアを取り仕切っているケツモチの王子(第3・第4・第7の誰か)を第1王子(の私設兵)が暗殺し、敵対するマフィアの仕業に仕立てる

→マフィア同士の全面戦争が発生

→全面戦争の発生(ケツモチ王子の暗殺)を理由に第1王子が特殊戒厳令を出して司法省を牛耳る

→司法省の権限を利用して反逆者を次々に裁判にかけて処刑する(他の王子や私設兵を殺す)

 

こんな感じでしょうね。

第3王子は第1王子に、「特殊戒厳令発動のためのきっかけ」として狙われるリスクが高く、それに第14王子が巻き込まれる危険性をクラピカは心配しているのです。

現にブラックホエール1号の下層ではエイ=イ一家による虐殺が始まっており、シュウ=ウ・シャ=ア一家との均衡は崩壊。まだ全面戦争にはなっていませんが、シュウ=ウとシャ=アは結託し、幻影旅団にエイ=イ一家の抹殺を依頼しています。水面下ですでに争いが発生しているわけです。いつ全面戦争になってもおかしくないでしょう。

 

それから、旅団がシュウ=ウ・シャ=アから持ちかけられた「エイ=イ一家の抹殺」には、エイ=イ一家のケツモチで実質的なボスである第4王子ツェリードニヒが含まれるのかも気になるところ。

その場合、旅団は下層で暴れるエイ=イ一家の組員と組長のモレナだけでなく、第1層にいる第4王子を殺すことまでミッションに含まれそうですが、そうなれば第1王子が特殊戒厳令を発動する大義名分ができてしまうわけで……

でも、もし旅団が第1層に来る前に第1王子が殺害された場合、誰も特殊戒厳令を発動できなくなりますね。

いや、そもそも旅団は第1層に行けば王子たちの宝を盗むために、第4王子だけでなく全員皆殺しにするでしょうから、特殊戒厳令なんて意味を成さなくなりますか……

第9王子ハルケンブルグの念能力、ややこしい!

場面は移り、第9王子ハルケンブルグが憑依したバルサミルコへ。同時にハルケンブルグの念能力「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」の詳細も明らかになりました。

この能力説明、本当にややこしくて1回読んだだけでは理解できませんでした……が、たぶんこんな感じだと思います。

 

  • 第9王子が矢として放った人(Aさん)の意思と、矢で射られた人(Bさん)の意思が入れ替わる
  • 矢がヒットすると、Bさんの体に入ったAさんは自由に動け、Aさんの体に入ったBさんは眠る
  • Bさんの体に入ったAさんが死ぬ(肉体的に死ぬ)と、Aさんの体に入ったBさんが目を覚ます
  • Aさんの意思は元の体に戻るが、主導権はBさんになる

 

う〜ん、わかりにくい。モヤモヤしますが、第9王子がバルサミルコに矢を放ち、第9王子の体を毒殺したという一連の行動の結果だけを書くと、

「現在バルサミルコの体には第9王子の意思とバルサミルコの意思の両方が入っている」

二重人格みたいになってるのではないかと。

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毒で苦しんだバルサミルコ

「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」で、一時的に意思が入れ替わっていた第9王子とバルサミルコ。ということは第9王子の体に入っていたのはバルサミルコであり、毒で苦しんでいたのはバルサミルコだったということになります。

自分で用意した毒で苦しみながら死ぬとは、何とも皮肉……

 

第9王子(バルサミルコ)の体を医務室に運んだのは、久しぶりに登場したチードルとレオリオら、ハンター協会の医師たち。しかし第1王子が王国軍医と軍医の医療チームを派遣し、チードルたちを追い出してしまいました。

もしかしたらチードルらは念能力による特殊な医療処置ができたかもしれません。が、一般人であろう王国軍医と軍医の医療チームは念での治療はできないわけで……バルサミルコは第9王子の体の中で苦しむことに。

というか、王国軍医と軍医の医療チームは第1王子の息がかかっており、第9王子が死ぬまで何の処置もしませんでした。第1王子としては余計な処置をされて第9王子が助かってしまう事態を避けたいでしょうからね。何も処置せず死を確認するよう指示していたのでしょう。

結果、第1王子に見放されるような形で、毒で苦しんだバルサミルコ……災難ですね。

 

第9王子が肉体的に死ぬのは自身の作戦。バルサミルコの暗殺計画が成功したように第1王子に思わせることが狙いです。

だから真面目に治療し、解剖して死因などを確かめてしまうであろうハンター協会の医師たちを追い出すことも第9王子が画策していたことでした。

睡眠剤でバルサミルコの意思を抑え込む

「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」で射られ、第9王子の体に入り毒で苦しんだバルサミルコですが、肉体的に死んだことでその精神は元のバルサミルコの体に戻ってきています。

つまり現在、バルサミルコの体の中にはバルサミルコ自身の意思と第9王子の意思が両方入っているということ。二重人格状態ですね。

この場合、バルサミルコの意思が体の主導権を握り、第9王子の意思は眠ってしまうはずです。が、睡眠剤を飲むことでバルサミルコを眠らせ、第9王子が体の主導権を維持しています。

 

ここもわかりにくい部分ですね……バルサミルコの体で睡眠剤を飲んだのに、眠るのはバルサミルコの意思だけで、代わりに第9王子の意思が起きたままバルサミルコの体を操れる……バルサミルコの体は薬を使っても眠れないわけです。24時間体制で誰かが操り続けます。地味に恐ろしい……

 

睡眠剤の効果はおよそ10時間。ということは第9王子がバルサミルコの意思を抑え込み、引き続き自由に行動できるのは10時間後まで。その間に次の手を打とうとしている模様。

第1王子の暗殺に乗り出すのか、あるいは別の誰かに憑依し直すのか。憑依し直す場合、バルサミルコの体で「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」は使えるのか。憑依し直したら誰の意思が体の主導権を握るのか……まだ不明確な部分が多く予想がつきませんね。

異常な速度で「絶」のスピードを上げていく第4王子ツェリードニヒ

念能力の修行を続ける第4王子。「絶」になるまでのスピードはすでに3秒台になり、急激な速度でスキルアップしています。

そんな第4王子にビビりまくる私設兵のサルコフ。「絶」になるまでのスピードが1秒切ったら、この超天才と手合わせしないといけないことに危機感を覚えています。

 

サルコフ、第4王子との手合わせで死んじゃうんじゃないでしょうか……そしてサルコフはビヨンド=ネテロの実子で、ビヨンドが王子暗殺のために仕込んだ詛贄者である可能性が高い。

第4王子との手合わせで偶然サルコフが死に、死後の念で呪いが発動。無関係の王子が死んでしまう……みたいなパターン、ありえるかも?

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第2王子カミーラの私設兵がクラピカ講習会に参加表明

クラピカによる念講習第2回目が間近に迫っています。次回からの講習会には新たに、第2王子カミーラの私設兵が参加を表明しているとのこと。

第2王子の私設兵は全員が念能力者で、わざわざ講習を受ける必要はありません。ということは、念の習得以外の目的があってクラピカに接触しようとしているということ。

 

第2王子の狙いが何か予想することは現状ほぼ不可能。しかし直情的な第2王子の性格を考えるなら第14王子の暗殺が目的のように思えます。

しかも、第2王子私設兵たちの能力「つじつま合わせに生まれた僕等(ヨモツヘグイ)」は、呪う対象となる人物の近くで発動するほど力が強くなります。となると第14王子の近くで私設兵が能力を発動するために講習会に参加するのだと思われますが……果たして真の目的とは?

第9王子ハルケンブルグの遺体を私設兵が運ぶ

毒で肉体的に死んだ第9王子。その遺体は第3層から2層、そして1層へと私設兵たちの手で運ばれるそう。そして第9王子の支持者たちへ、見送りに列席するようアナウンスが流されました。これは第1王子なりの配慮です。支持者たちの怒りが自身に向かないよう第9王子の意向を汲むというパフォーマンスの意味合いも含まれているようですが。

 

この手引きをしているのはバルサミルコに入った第9王子本人。ということは、自分の遺体を私設兵に運ばせたり、支持者に見送らせたりするのも作戦の一部なのでしょう。

少なくとも私設兵は遺体を運ぶために第1層へ戻ってきますから、そこに第9王子が合流して再び「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」の発動条件を満たすことはできそうです(バルサミルコの体にいながら発動できるかはわかりませんが)。

ただ、「少年は残酷な弓を射る(グリマル・レ・ディソナンス)」は発動と同時に大きな鳴動が起きるので、使えば第9王子が生きていることが他の王子にバレ、一気に怪しまれます。使えるとしたらあと1回が限度でしょうか……

性格が一貫しているノブナガ

第9王子の遺体お見送りのアナウンスが第3層内で流され、その内容をノブナガ、フェイタン、フィンクスも聞いていました。しかし第9王子はカキンマフィアのケツモチではないことを確認すると、アナウンスを無視。第2層にあるエイ=イ一家のアジトに向かうべく、一度下層におりてシャ=ア一家の隠し通路を利用し上層に行こうとしています。

 

その前に、シュウ=ウとシャ=アに確認したいことがあると言うノブナガ。エイ=イ一家の潰し方に関わる重要なことだそうですが、何の確認なのでしょうかね?

ノブナガ本人も「杞憂に越したことはない」と言っていますが、それでも確認したい様子。

 

最後のコマでフィンクスが、ノブナガについて「敵に惚れて妄想力高めるのマジでキメェ」と言っていましたが、このあたりはヨークシンシティ編のころから変わっていませんね。

ヒソカの「伸縮自在の愛(バンジーガム)」を警戒したり、ゴンとキルアを気に入って入団させようとしたり、鎖野郎の始末にこだわったり……良くも悪くも他者を強く意識する、それが敵であっても。ノブナガのそんな性格は一貫しています。

次回は幻影旅団&マフィアパート?

404話は大部分を、第3王子の守護霊獣と第9王子の能力説明に割かれる形となりました。

次回の予告には「旅団も動き始める‼」とありますので、405話は幻影旅団&マフィアパートでしょうかね?

 

シュウ=ウ一家若頭のヒンリギが仕掛けた生牡蠣(発信器)により、エイ=イ一家のアジトは第2層にあることがほぼ確定。あとはノブナガ、フェイタン、フィンクス(もしかしたらフランクリンも)がアジトを襲撃してエイ=イ一家を抹殺すれば終了ですが、そう簡単にはいかないのでしょうね……

ノブナガが確認したいことや、まだ判明していないエイ=イ一家の能力者。スムーズに運ぶとは思えません。

今回の連載再開で、どこまで進展するのでしょうか……