私の名前はジロギン。

HUNTER×HUNTERなどの漫画考察や、怪談・オカルト・都市伝説の考察、短編小説、裁判傍聴のレポートなどを書いている趣味ブログです!

テレアポをしていないのにしているように見せる2つの方法

 

私の名前はジロギン。


私が日中、営業職のサラリーマンとして働いていることは幾度か当ブログで触れてきた。
だが営業職のサラリーマンというのはあくまで、悪魔である私の世を忍ぶ仮の姿に過ぎない。私は地獄から地上に留学しに来た悪魔だということはあまり知られていない。


主な仕事は新規開拓営業。飛び込み営業をさせられることはないが、1日中「テレアポ」をしなければならない。
しかし、


私はテレアポという営業手法が大嫌いだ。


テレアポから契約につながることなんて数百本に1本あるかないか。悪魔との契約を取る方が余程確率が高い。
その上仕事中の相手の時間や集中力を奪う、邪魔でしかない営業電話をかけなければならないなんて、苦痛で仕方がない。
以前こういう記事も書いている。

 

 

www.g913-jiro.com


ほぼ無意味。電話代の無駄。時間の無駄。なのに「テレアポをしろ」という会社の方針。
そして電話した数が多い方が評価されるという謎の価値観。
これが嫌で、私は社内でスキを見てはブログの記事を書いていたのだが、余りにも私がテレアポをしていないということで、
上の方の人たちから

「テレアポ1日50本以上」

というノルマを言い渡されてしまった。


害悪同然のテレアポを50本?ふざけるんじゃあねーぜ!この地上ごと火の海にしてやろうか!?私が口から火を吐ければの話ではあるが。
電話の相手に怒られることもあるし、それは嫌なのだが、それ以上に相手に迷惑をかけているという罪悪感が心苦しい。

 

私と同様にテレアポをしなければならない状況に置かれている人たち、悪魔たちも多いだろう。
こんな迷惑行為しない方が世の中のためになるに決まっている。
テレアポは地獄の魔王も嫌悪する悪魔の所業だ!こんなことやりたくなんてない!!

 


ということで私は昨日、


テレアポをしていないのにしているように見せる方法を2つ編み出した!!


あくまでこれらは悪魔の業だ。あまり乱用しない方が身のためではあるが、ここの解禁する!
自己責任で試してほしい。

 

 

1つ目の方法 

 

1つは、すでにやっている人も多いかもしれないが、


電話番号廃番になっている企業にかけ、テレアポしているふりをする。


電話番号が廃番になっていると


「おかけになったお電話番号は現在使われておりません」


というアナウンスが流れる。このアナウンスが流れている間に

 

ジロギン
「お世話になっております。地獄株式会社のジロギンと申します。弊社は・・・」


と営業トークをしてしまうのだ。出来れば相手に「いらない」と断られた時のように

 

「弊社は『血の池地獄』を専門とした・・・あっ、かしこまりました、失礼致します・・・」

 

と言って演技してから終話しよう。

余計なことを口にするとボロが出るし、アナウンス音が周りに人に聞こえてしまうかもしれないから、すぐに終話しよう。
出来れば電話の音量を最小にしておくと良い。地獄耳の悪魔しか聞こえないほど、音量を小さくしてやるのだ!

 

 

 

 

2つ目の方法


2つ目は、

自動アナウンスとお話をする

という方法だ!


企業によっては、自動アナウンスで休日であることをお知らせしてくれる。
このアナウンスと会話することでテレアポしている感じを出すのだ。


自動アナウンス
「お電話ありがとうございます。煉獄株式会社でございます。」

 

ジロギン
「お世話になっております。地獄株式会社のジロギンと申します。」

 

自動アナウンス
「弊社では土曜日、月曜日は定休日となっております。」


ジロギン
「弊社が・・・あっ、本日はお休みなんですね!かしこまりました!」

 

自動アナウンス
「御用の方は、土曜日、月曜日を除く曜日にお電話ください。」


ジロギン
「それでは日を改めて、明日火曜日にご連絡させて頂きます。失礼致します。」

 


これをやるのだ。自動音声との会話を自然な形でこなそう。
頭がイかれている?何を言っているんだ?
迷惑な電話をあらゆる企業にかける方がイかれているとは思わないか?悪魔より数段イかれた行為だぜ!
これをやることでまた1社テレアポの被害に遭う企業が減るんだよ。

 

 

注意点としては、2番目の自動音声と会話をするのは、あくまで電話はつながっているから、同じ番号に何度もかければ、もしかしたら先方の企業の履歴に残ってしまう可能性がある。
これもまた迷惑千万恥ずべき行為であるため、自動音声との会話は、そういう企業にかけてしまったらにしよう。
「自分の業務時間から1社分テレアポする時間を減らす」位に考えるのだ。
何度も電話するのはもちろん迷惑だ。

 

 

 

 

 

「テレアポ万歳企業」は世の中に多く存在している。
百歩譲ってテレアポという営業手法を採用しているのはいいのだが、
「電話をかけた回数で評価が上がる」というのは意味が分からない。
無意味な作業をすればするほど評価が上がる。
会社の同僚と話していたのだが、この状況を例えると、


ハムスターが滑車を回しているのを褒めているようなものだ。
ハムスターは一歩も進んでいない。唯の時間つぶしも同然だ。


いや、滑車はハムスターの運動不足解消になる。少しは役に立っている。
テレアポは何の役にも立たない。時間と精神の浪費だ。
これをいつまでもやっていてはいけない。
他の企業もさることながら、自分が哀れになってくる。
地獄に落ちたような気分だ。

 

 

おかしいよなぁ・・・1日のうち8時間ずっと無意味な電話をかけ続けて。
それに対して「よくできましたねぇ~」って追われる生活を、このまま何年も続けるなんて。
こんな状況に自分を置き続けていることも相当愚かなことだ。
早く独立できるように頑張ろうと思う。
そして地獄に帰ろう。